流依 「こんばんは〜……っと、誰もいないか……」 流依 「マスター、とりあえず紅茶でも、あ、ブランデー落としてね」と、カウンターで物思いに耽ってましょう 洸  (カランコロン♪)扉を開けて入店する。 流依 「とりあえず、この人と……あ、この人もかな。この子は除外、か」何か書類みながら、考え事をば 流依 「おや、こんばんは」>洸 流依  書類を仕舞い込みましょう 洸 「こんばんは、学校の仕事ですか?」>流依 流依 「いや、ごく個人的なことだよ」>洸 洸 「烏龍茶をいただけますか?」>マスター 流依 「そうそう、もう新学期だねぇ。大丈夫かい……なんて、聞くまでも無いか」微笑>洸 洸 「ええ。夏休み中の模試の結果では、ですけどね」(苦笑)<大丈夫 洸 「それにしても、今日は人が少ないんですね」店内を見回して>流依 流依 「そうかい。それは良いことだね。学業を疎かにしてたら、騎士の活動なんかやってる場合じゃない、なんて言われそうだからね。色んな人に、さ」>洸 流依 「そうだね、学生諸君は忙しいのかもしれないね」<少ない>洸 洸 「誰かに言われたことでも?」 流依 「いや、残念ながら一度も。でも、我孫子先生や御剣先生なら、言ってくれると思うよ」微笑>洸 洸 「丹宮さんは?」 流依 「僕は、君には言わないよ。そんな必要も無いだろうし、君はどうせ戦わなければならないのだからね」 洸 「……ええ」苦笑をかすかに浮かべる>流依 流依 「おそらく、君にとっては学生であるよりも騎士であることの方が本分なのだろう?でも、そうじゃない者たちもいる。僕が言うのはそういう者に対して、さ」>洸 洸 「どちらも大切ですよ。騎士の自分も、学生の自分も、どちらも自分に違いはないんですから」>流依 流依 「本心、だろうな……でも、本当にそうかな?どちらかを捨てなければならない時が来たら、君はどちらを選ぶ?そんな時が来ないとは限らないだろう?」>洸 洸 「そのときが来ないと分かりませんね……。ただ、僕は欲張りなんですよ」途中から微笑>流依 流依 「……おそらく、殆ど全ての騎士は、両方捨てないとか、騎士の方を選ぶとか、君みたいに、分からないと言うだろう。だけど、日常の自分を平気で捨てられる者とそうでない者の差は、ある。僕は、平気だ」微笑>洸 洸 「丹宮さんは……、強いのかもしれませんね……」>流依 流依 「さあね。ただ、他の選択肢が眼に入って無いだけなのかも知れないよ」>洸 洸 「どんな人だって、あらゆる可能性全てを認識は出来ないですよ。だからこそ、悩むんですしね」 流依 「認識できたって、悩むことに変わりないと、思うけどね」笑>洸 霧亥  カララン♪ 颯爽と店の中に入ってくる。さっと手を振って「や、こんばんわ(^^」>ALL 洸 「それもそうですね」苦笑>流依 流依 「やあ、こんばんは、霧亥」>霧亥 洸 「こんばんは」会釈>霧亥 霧亥 「やっぱりここにいたのか、流依。それにしても、今日は人が少ないね」言いながら席につく 霧亥 「マスター、ブラッディメアリーを」と注文 流依 「ああ、新学期に備えて夜遊びしてる不良学生と、歓談してたのさ」笑>霧亥 洸 「不良ってのはひどいなぁ」苦笑しつつ>流依&霧亥 霧亥 「あぁ、そうか2人は同じ学校だったな。」 洸 「ええ。教師と生徒、ですけどね」<同じ学校>霧亥 流依 「まあ、霧亥は元より久遠くんになら、少々キツイ話もできるし人数が少ないのも、たまには良いさ」>霧亥 霧亥 「夜遊びね。まぁ、今のうちに遊びまくっておいたほうが良いよ。生真面目に勉強しているくらいなら(笑)」>洸くん 洸 「ええ。充分遊んでますよ。受験生とは思えないくらい」(苦笑) 霧亥 「と、流依の前でこんな事言ったら、まずいかな(^^」 流依 「いや、いいさ。僕もさっき、学生としては適当で良い、なんて意味のこと言ってたし」微笑>霧亥 霧亥 「へぇ、、、学生としては、か。」ちと小声で 洸  意味ありげに霧亥の呟きに対し、視線を送る。>霧亥 流依 (僕が期待しているのは、騎士として、魔獣と戦う道士としての、久遠くんだからね)と、心の中で思って、意味ありげな視線を送っておこう>洸 洸 「ん? 何かついてます?」視線に気付いて 洸 >流依 霧亥  一瞬だけ洸に目線を返して、「まぁ、ここにいるのは、お互いシンプルな人生を送っていない奴らばかりだからな。もっとも、自分のやることに迷っているようだと、困るときもあるけれど。」と、グラスを煽る 流依 「ん、色々ついてるよ。しがらみだとか、周囲の期待だとか、魔獣の怨念だとか、ね」笑いながら>洸 霧亥 「マスター、同じのを」と、もう一杯ブラッディメアリ注文 洸 「そこらへんはけっこう気にしない性質なんですよ」>流依 流依 「そうなのか。じゃあ、君の中の別の君がついてる、ってのは、どうだい?」微笑>洸 流依 「困る時もある……霧亥にも、あるのかい?」微笑>霧亥 洸  笑みを浮かべてはぐらかす<別の自分>流依 霧亥 「僕に? そりゃまぁね。まずは来月の生活費をどうやって稼ぐかが最大の悩みさ(笑)」>流依 流依 「そうなのかい?貸してあげようか?利子はとっても高いけどね」微笑<生活費>霧亥 霧亥 「まだしばらくは、いいよ。流依に借りたら、本当に後が怖い(笑)」 流依 「なんだ。じゃあ、必要になったら、言ってくれよ。なんなら終身雇用してあげても、良いけどね」微笑>霧亥 霧亥 「報酬次第。あと、お前が僕を使いこなせるか、だ」ゆっくりと微笑みの形を顔に描いて>流依 洸  二人の会話を笑みを浮かべつつ見ている。 流依 「うん、わかってるよ。まあ、人手がいるようになるのは、もう少し先だから、話はまた今度、ね」>霧亥 流依 「あ、久遠くんにも、その時には声をかけさせてもらおうかな。君は必要条件を満たしているようだし」微笑>洸 霧亥 「ところで、洸、、、面白いのかい?」<笑みを浮かべつつ>洸くん 洸 「いや、仲が良いなぁと思って」意味ありげな目で>霧亥&流依 洸 「僕でよければ、付き合いますよ」>流依 流依 「まあ、返事は話を聞いてからの方が良いよ。まだ、先の話だしね」微笑>洸 霧亥 「なんだ、そういうことか・・・。」<意味ありげ 洸 「ええ。そのときはここに連絡して下さい」携帯番号を書いて渡す>流依&霧亥 流依 「どうも。あ、僕が人手を必要としてるのは、内緒で頼むよ。知られたくない人も、いるからさ」番号受けとって>洸 洸 「分かりました」 洸 「そろそろ閉店時間みたいですけど、このあとどうします?」>流依&霧亥 霧亥 「まぁ、夜遊びしたくなったら、流依に一言言えば、いくらでもいい場所教えてもらえるんじゃないかな(笑)」携帯に1回着信を返して 流依 「んー、どうする?霧亥、また飲みにでも行くかい?」>霧亥 洸 「ええ。そのときはよろしくお願いしますね」<夜遊びの誘い>霧亥 霧亥 「いや、今日はやめておくよ。」 霧亥 「ここだけの話し、最近酒に弱くなってね(^^;」 流依 「そうか、じゃあ、ここでお開きにしようか。じゃあ、お先に」と、出て行こうとして 流依 「そうそう、仲が良いっていってたけど、あたりまえさ。霧亥は騎士団、いや世界中で一番、僕の『秘密』を知ってるんだから」振り帰って微笑で>洸 流依 「じゃあ、お休み」出て行きます 洸 「秘密、ですか……」一瞬笑みを消してから、改めて微笑して店を出て行く流依に挨拶を返す。 霧亥 「おいおい、いくら、、だからって、ここで言うことは無いだろう」苦笑しつつ 洸 「それじゃ、僕もそろそろ失礼しますね」>霧亥 霧亥 「おやすみ。できたら、今流依が言ったことも忘れておいてくれ」>洸 洸 「ええ。僕は何も聞きませんでしたよ」とぼけた表情で言いつつ、店を出てゆく。>霧亥 霧亥 「さて、僕は夜空の散歩と洒落込もうとしようか」と、店を出て行く。