虎白  静かに扉が開いて、少々雰囲気の変わった虎白君入店。 虎白 (ロック系のファッションにイメチェンで。背も伸びて大人っぽくなりました(笑)) 犬太郎  (相変わらず飾り気の無い服装で犬を連れて入店) 犬太郎 「おや?御久しぶりです」(微笑)>虎白君 虎白  寂しそうな笑いを浮かべて、久し振りにカウンターの一席へ。 翔 「こんばんわ〜」ギター担いで入ってきます 京 (からんからん)「うへー、ちかれたー」半ヘルメット片手に、だぼだぼの革ジャンで首にゴーグルと言う姿で入店 犬太郎 「皆様今晩は」(微笑) 虎白 「……久し振り」←ちょっと嫌そう(苦笑) 虎白 >犬太郎 京 「やほ♪」>ALL 翔 「よ、久しぶり」虎白君中心に皆に呼びかけます 虎白 「……久し振り(ちょっと目を細めて微笑う)」>翔&京 京 「うん、久しぶり。虎白君(^^)」 犬太郎 「ほら、八房も」(ハスキー大の犬が手をなめる)>虎白君 虎白 (ぴくんっ)「……やめてくれる?」>犬太郎 京 「あ、そだ。お土産もってきたんだ♪」虎白の隣の席に座って、ナップザックごそごそ 翔 「……変わったな、お前」優しいお兄さんのような微笑を浮かべて虎白君の隣へ座ります 犬太郎 「おや。お嫌いでしたか(微苦笑)」(八房は犬太郎の足元で寝そべる)>虎白君 虎白 「……そっか。ヨーロッパ行くって言ってたもんな」 虎白 「……そうかもね。背、伸びたし」>翔 虎白 (笑った頬が削げてて、子供っぽさが抜けてより色っぽく(笑)) 京 「はい、これ」中身はそれぞれ欲しいもので決めてくれ。イギリス土産なんて知らんし(爆) 京 >ALL 犬太郎 「あ、有り難うございますね(微笑)」(金属製のタワーブリッジの置物を手に取る) 虎白 「さんきゅ。楽しかった?」(紅茶の缶を受け取って) 京 「うんっ♪」 犬太郎 「そうだ。今日学校でクッキーもらったので皆で食べませんか?」>ALL 虎白 「紅茶ってことは……イギリス?どーだった?」 京 「……痛かった……」 虎白 「………は?」 虎白 「………何が?」 京 「にゃ、にゃは、にゃははははははは、えっと、無し無し(^^;;;;」 虎白 「………………(じーっ)」 犬太郎 「なにか・・・・やったんですか」>京さん 翔 「じゃ、俺これにしよっかな…」紅茶クッキーをひょいっと取ります<京ちゃんのお土産 虎白 「………なんかさ、変わった、よな?」>京 京 「あー、えーと、これ、これ美味しいんだ(^^;;;」紅茶クッキーに話題逸らし(笑) 犬太郎 「・・・右手に指輪・・・」(笑)>京さん 京 「ん。大人になるんだ」真剣な目>虎白 翔 「で、なれたのか?」>京ちゃん 虎白 「………(眼差しにどきりとして、目を逸らす)そっか」 京 「んー、まだ。だってガッコも出てないもん」>翔 虎白 「………翔っバカっ(ぽかり)」←真っ赤(笑) 京 「今できること、できるだけやって、大人になるんだ」 京 「……虎白君も、そーでしょ?かわったの」<子供じゃいられない>虎白 犬太郎 「子供ですか…何をもって大人とするかですねぇ・・・」 翔 「学校出てなくても、心が大人なら良いんじゃないか?」虎白君は今は無視>京ちゃん 虎白 「……え?学校?あ、あぁ……そういうこと?(更に赤面)」 虎白 「………(どっちの意味で?汗)」<虎白君も 京 「んー、大人って難しいんだ。だから、子供じゃないって実感欲しいの」<学校 虎白 「………俺は、少し、違うかも(ぼそ)」 犬太郎 (カウンターでレポート作成作業をはじめる) 虎白 「……なぁ、京……」 虎白 「………幸せ?」 翔 「ふ〜ん……」<学校 京 「うん」今までと違う笑み 犬太郎 「まぁ、一種のコミュニケーションを学ぶ場所でもありますからね」(レポートから顔を外さず)<学校 虎白 「………おめでと」(笑顔) 翔 「…なら良いんじゃないか」微笑を浮かべます<幸せ>京 翔 「で?虎白はどうしたんだ?」 虎白 (笑った顔から、ぽろ、と涙が零れる) 虎白 「……え?おれ?(ぽろぽろと涙が止まらない)」 虎白 「………おれは………」 虎白 「………おれはさ、京とは、違うよ、やっぱ……」 虎白 「……形だけ変わっても、何にも、前に進んでな………」 翔  泣かれて思わず動揺。で、とりあえずあったかいミルクとハンカチを差し出します>虎白君 犬太郎 「進んでないと思っているうちは前に進めませんよ」(レポートの為眼鏡をかけた顔を上げて)>虎白君 京 「虎白君、いっしょ動こうよ。なんかしよ。なんかしなきゃ、薦めるものも進めないよ」 京 <進めるものも 翔 「……俺は十分前に進んでると思うぞ」 翔 「とりあえず、泣ける時に泣いといた方が良い」言いながらぽんぽんと頭を叩きます>虎白君 虎白 「……それ、やっぱ子供扱いじゃんか(苦笑)」>翔 虎白 「……置いてかれて、泣きじゃくる、子供なんだよ、俺は(ぼそ)」 犬太郎 「『大人』になると子供が恋しくなるんですよ(微笑)」>虎白君 京 「痛い思いして、それでも前に進みたいんだよね?」自分の右手首のえぐれた傷(痛かったの原因 笑)をチラッと見てから、虎白に向き直って 翔 「…ふーん、じゃ、置いていっても良いのか?」ちょっと表情が硬くなります 虎白 「……っいやだっ!!!」 虎白 「………強く、なるから・……一緒に行けるくらい、強く、なるから……(うわごとみたくぶつぶつと)」 犬太郎 「・・・貴方はどうしたいんですか?自分の意志を持って・・・」>虎白君 京 「(ぱちん←両手で虎白の頬をはさむように叩く)虎白君、聞こえる?」 虎白 「………(涙に濡れた瞳で、京をじっと見る)」 虎白 「………ごめん。」 京 「虎白君、諦める気ないんだよね?」 虎白 「………うん」 犬太郎 「さて・・・・そろそろ帰りましょうか。」(立ちあがり) 京 「自分のできること、全部した?」 翔 「『待って』って言えば待ってやるから。止まりたいときは止まれば良い」相変わらずポンポンと頭を叩きます>虎白君 犬太郎 「おやすみなさい。良い夢を」(微笑つつ退店) 翔 虎白 「………待ってくれない奴も、いるんだよ(ぼそ)」>翔 翔 「おう!」視線を送って挨拶します>犬太郎君 虎白 「……俺にさ、できることって何だよ?(ふい)」 翔 「待たない奴は行かせとけば良い。少なくとも俺は待つし」 虎白 「……ごめん。今日はもう帰る」 京 「追っかける」 翔 「バカ、追っかけようとして無理するんだぞ、こいつは」>京 虎白 「勝手なこと言うなよっ!!」 京 「泣くくらいなら、行ったらいいじゃん!」 虎白 「追いかけて……追いかけたに、決まってんだろっ」 京 「だって、虎白君、今ここにいるじゃん!」 翔 「………じゃ、訂正する。少なくとも、俺はお前が無理してぼろぼろになる姿なんぞ見たくないからな」 虎白 「……お前はさ、それで、捕まえた?」 虎白 >京 京 「ボクは……きっと、まだ捕まえてない……」 京 「だから、今できることするんだ。捕まえるために。隣にいるのがふさわしくなるために」 虎白 「……だから、大人になりたい?」 虎白 「………」 京 「今の虎白君、泣いてるばっかで何もしてないじゃんか」 翔 「さーてと、俺もそろそろ帰るか」よっとギターを担ぎ上げます 翔 「お前は今まで人に合わせてばかりいたんだろ?今度はお前が人に合わせさせる番なんだよ」 京 「ボクは、胸はって隣にいれるために、できること全部することにしたんだ。ボクにだってできるんだ、虎白君にできないはずないでしょ?ボクより大人なんだもん」 翔  虎白君の肩にポンと手を置いてから出ていきます 虎白 「………勝手なこと、言うなよ………(ぼそ)」 京 「ボクが間違ってると思ったら、いつでも殴りに来ていいよ。今の虎白君、だいっきらいだっ!」ドア叩きつけるようにして出てく 虎白 「・……」 虎白 「……どうしろっていうんだよ……」 虎白 (俺は、何をしたらいい?) 虎白 (おれは、どうすれば……) 虎白  真っ暗になるまで一人ぽつねんと椅子に座り、 虎白  やがて、うなだれて退場。 ソルレイズ 少し遅れてバーの扉の外から聞こえる声・・・ ソルレイズ 「(がんがんがん)おぃ、どーなってんだよ、しまってんじゃねぇか!」 ソルレイズ 「ちぃ、安彦のやろー嘘教えやがったのかよ、ぶっ飛ばしてやる(たったったった(遠のいてく足音)」