アート 「ますたーこんばんわー」 アート と、入ってくるアート。だが、マスターの顔は険しい。 アート そう。数日前にアートがドアを食い破ったために修理することになったのだ。 薫 大きめの箱を抱えて入ってくる薫 アート 「あぅ。修理代……うぅ……」と、お金をマスターに払う。 薫 「こんばんわ……と」アートに気がつく アート 「あ……ええと、こんばんわ」アートも気が付く。 薫 「確か……アートさんでしたっけ」 薫 (ちょうどいいかな) アート 「うん、アートです。悪魔です」文法が変だ。 薫 (悪魔、アートね……あとで公開データを見ておこう) 薫  ごそごそ箱を開ける。中にあるのはブッシュドノエルである。 アート 「ますたー、お腹減ったから何か」 薫 「お皿、貸してもらえます?」>マスター アート 「お皿頂戴ー食べる」 薫  ブッシュドノエルを切り分けてお皿に盛る 真一 (カランコロン)「こんばんはぁっ!!」 アート には断りを入れるマスター。そりゃそうだ。 薫 「あ、こんばんわ」>真一 アート 「こんばん     わ」>真一 薫 「お二人とも、いかがですか?」とケーキを進める>アート&真一 真一  合掌(核爆)>薫ちゃん アート 「をを!いいの?全部?お皿も?」>薫 真一 「頂きます」(涙>薫ちゃん 薫 「お皿はやめておいた方が……(汗)」>アート 薫 「どうぞ」>真一 アート 「いただきまー」真一が手を付ける前に、大口を開けて机ごと食べようとする 真一 「させるかぁっ!!」横から張り手>アート アート 「ぶぎゃ」転ける。 薫 「…………」(だいぶこの騒ぎにも慣れてきたな……) アート 「何をー!食べるぞぉ?」>真一 亜矢 「こんばんわぁ〜」 薫 (亜矢に気づく)「こんばんわ……」>亜矢 真一 「ほぉ……?」歪んだ笑いを浮かべながら>アート 薫 「ケーキ、食べますか?」>亜矢 アート 「体内で食べたものを錬成して……」 アート 「プル何とか作ってりんかいりょうに達し……達し……ええと……」 アート 「―――やばいかな?」 真一 「……斬るぞ?あぁ!?」抜刀>アート 亜矢 「いいんですか?頂きます♪」>薫  アート 「……美味しそうな人斬り包丁ー」 アート >真一 薫 (……とりあえず、背後のことは無視しよう。放射能汚染されない程度なら……) 亜矢 「にぎやかですねぇ」>薫 薫 「ええ。……だいぶ、慣れました(少し引きつりぎみの笑み)」>亜矢 真一  アート君の腕を飛ばす。切り口は氷結 アート 「ぎゃぅ!?」 アート 「あぅあぅあぅ……」慌てて切れた手を追いかける。 亜矢 「・・・」楽しそうにアートを観ている 薫 「?!」さすがにアートの悲鳴にはふりかえる アート 「……」残った手で腕を掴み。「……」カプ。食べた。 真一  顔を寄せて「わりぃけどこちとら気が立ってんだ。刺激せんでくれ。」刀を納める>アート 薫 「…………(頭痛が痛いらしい)」 亜矢 「持てない男ってさみし」ボソッっと 真一 (…………) アート 「(むにむに)」頬張るアート。自分の手を。 真一 (はっきりいうなぁぁぁぁぁ!!(号泣もの))>亜矢 亜矢 (確信犯) アート の歯の間からアートの指が覗いている。 総帥 「元気なのはいいが、あまり乱暴なことはしてはいけないよ」忽然と登場。 アート の腕が再生していく。 薫 「……っ」総帥を見て表情がこわばる アート 「?」 亜矢  微妙に距離を取り始める<総帥 真一 「頂きます……」頬をひくひくさせながらケーキを取る>薫ちゃん 総帥 「ここは、騎士同士の交流のための場所だからねえ、仲良くなるのならともかく、いがみあっては困るよ」(苦笑) アート 「うぅ……残り全部食べていい? あと、お皿と机も」>ケーキ 薫 「……え、あ、どうぞ」>真一 総帥に気をとられていて、真一にそれまで気づかなかったらしい 真一 「……悪かった。」>アート 薫 「他の人の分以外ならあげますよ。お皿と机はやめておいたほうが……」>アート 亜矢  能力を使って俊敏に動いて総帥の後ろにダッシュ 真一 (疾いな……)ケーキもごもごしながら<亜矢 アート 「?」>真一  斬られたという事を気にしてない様子。というか、未だ自分の腕食べてる最中。 亜矢  即座に総帥の首元に手をのばす 薫  総帥をばりばりに警戒 体中の毛を逆立てている猫のようである 総帥 神力1 空間歪曲、一定の距離以上は「 薫 「??!」>亜矢&総帥 アート 「頂きまーす〜」>薫 総帥 神力1 空間歪曲、一定の距離以上は近づけない、すぐそばにあるのに手はどうしてもとどかない。 アート は、机ごと喰いそうな勢い……だが、マスターが睨んでいる。 総帥 で、総帥は亜矢を無視。 薫  総帥を鏡眼で観察 アート マスターは、無言で“喰ったら出入り禁止だよ”と言っている…… 真一 「うわ……」>総帥 亜矢  「へぇー、余裕じゃん」 暗器 袖箭 発射(当たらないのは分かってる) 総帥 涼しい顔で、鏡眼が壊れそうなくらいの力が放出されている。 アート 「……あぅ」泣きながら一人分の切ったケーキを口に入れるアート。 総帥 「マスター、例のものをだしたまえ」 マスター 「わかりました」 薫 「……っく」目を押さえて鏡眼は停止したものの、なおも総帥を見ている マスター 奥から、2メートルくらいあるウェディングケーキ(全部本物)がでてくる。 亜矢 「洒落のわかんない人」つまらなそうに 総帥 「ここで、こんな言葉がいうのものあれだが、私のおごりだ、食べてくれ」>アート 真一 「くりすますけーき……じゃねぇの?」 亜矢 「…非常識」<ケーキ 総帥 「いっただろ、私は小心者だし、あらそいごとはきらいなんだ」 真一 「ええと………失礼ですが……」>総帥 薫  さすがに視界に入ったウェディングケーキに驚く 総帥 「君もそう思うだろう。か・お・る」隣の椅子に座って、親しげに微笑む。 アート (このけーき美味しいな)ブッシュドノエルを泣きながら食っているところに、ウェディングケーキが目に飛び込んでくる。 真一 「どなたさまで?」(騎士とも違いすぎる……)こいつは知らないに違いない>総帥  アート 「いいの?いいの?ひょっとして全部??」 亜矢 「あそびじゃん」聞こえるように独り言>総帥 薫 「正確に言うなら、自分のためにならない争いは、でしょう」>総帥 でも総帥から椅子ごととおざかっている(笑) アート 「全部食べるよ?全部。……ひょっとしてこの店も?」マスターがグラス投げつけてくるが、食べ受ける。 総帥 「どうぞ、全部食べてくれ、アートくん。そうか、ウェディングケーキか、薫が結婚するときは私も涙を流してスピーチしなくてはいけないんだな。」涙をふくマネをする。 真一 「お父さん?」ぼそり(んなわきゃねぇけどな……)>薫ちゃん 亜矢 「悪党…」<総帥 薫 「寒い事を。……言うなというのは無駄でしょうが、ね」>総帥 アート (グラスをばりばり)「では、頂きマース」大口を開ける―――能力4。 薫 「…………」ミラーシェイドごしに睨んだらしい>真一 アート 解説:アート能力4。“この世の総てを食べて消化”……空間ごと抉り食うため、空気の間隙が発生。それを埋めるために周りの空気が流れ込む。 真一 「……俺はどう受けとればいいんかな?」>薫ちゃん 真一 <睨み アート ちょっとした突風と共に、一のみにされる巨大なケーキ。 総帥 「ああ、君は私のことを知らなかったんだね、<戦車>の騎士飯島真一くん、私は円卓の騎士総帥マーリン、いちおう、代表という身分で、薫の義理の父親でもある。なかなかなついてくれなくて、哀しいがね」 亜矢 「この人が父親じゃ 亜矢 ねぇ」 アート 「……ゲフ。お兄さん、有り難うーむー……マスター、ご飯ー」未だ食うのかコイツ。 薫 「一つ訂正しておくと、なついてない、ではなく、嫌い、なだけです」 薫 >おうる 総帥 「ひどいいわれようだね、じゃあ、どうすればいいのかな? どうもこの世のことは慣れていなくてね」>亜矢 真一 「なるほどね。」額に手を当てて<嫌い 亜矢 「私も世に出たばかりなので礼儀しらずですみません♪」>総帥 総帥 「ああ、そういえば、そっちの君とは久しぶりだね、1000年とちょっとぶりだったかな?」 薫  話の流れを全く無視してカウンターに寄っていく 薫  コーヒーカップを手に戻ってくる 亜矢 「あんまり公の場で女性の年齢言わないで欲しいです。」>総帥 真一 「………」 真一 (1000歳!?) アート 「俺何歳だろー」首を傾げる 薫  さりげなく、コーヒーカップを卓の上に置く 総帥 「ああ、すまなかった。私としたことが失礼した。許してくれ」 真一 (異常人……年齢不詳の溜まり場……)いつもの調子が戻ってきた(笑 薫 (やっぱり、この人も見かけ通りではなかったか……<千歳発言聞いて>亜矢) アート 「気が付いたら白かったからなー」 薫 (……白かった?>アート) アート 「むー……あの白いの(壁)はおいしかったー覚えてないけど」 亜矢 (ああ、また調子のった) 真一と薫の反応を観て 真一 (聞くまい……どうせまともな答えは来ないはず……)<白かった 亜矢 (しかも確信犯っぽい)<総帥 薫 「…………」(考え込みながらカップを口もとまで運びかけて……飲むのやめる」 アート 「お腹減った……質量をほかんしてー巨大化……んで、食べる……えっと駄目かなー……ブツブツ……」 真一 「……マスター………」 真一 「紅茶下さい………」(なんかどっと疲れた……) マスター 「なんでしょうか?」 マスター 「かしこまりました。」 アート 「自重で潰れるかなー……」 薫  さりげにカップが総帥との間に押しやられている アート 「……ご飯ご飯ご飯巨大化巨大化巨大化」マスターに出されたものを、片っ端から食べ始める。 総帥 「ところで真一君、 真一 「はい?」(……なに聞かれるんだろ……) 総帥 「私と手合わせしてみないかね、そちらで」といってステージをさす 亜矢 「がんばれー」>真一 薫 「……」(何を考えている?>総帥) 真一 「手加減してくれます?」 総帥 「ああ、3本勝負だ、わたしから2本とれれば勝ちだ。」 アート 「巨大化巨大化巨大化……巨大化すると→食べる→怪獣と間違えられる→軍隊登場?→食べる……ブツブツ」 真一 「……いいですよ?」木刀出す 真一 「得物はありますか?」 真一 「っつうか、得物なんて要りますか?」 真一  実力差がすごいであろうことは分かっている 総帥 「ああ、全力でかかってきたまえ」 真一 「……」木刀を納め、刀(竹刀はさっき外した)を取る 真一 「殺さないで下さいよ?」>総帥 真一 「生きてるけど再起不能とかもなしで。」注文が多い(笑 総帥 「手合わせだ、ひどい怪我はさせないよ」(微笑) 薫  無意識にロケットをまさぐっている 真一 (この人は……全力出しても殺せない。大丈夫だ……) 亜矢  楽しそう アート 「?食べ合い?共食い?」 真一  フゥッと一息。呼吸を整える。抜刀せず。 薫  色があせるほど、唇を噛みしめている 真一  全力で肉薄!抜き打ちを狙う! 真一 「閃!」 総帥 「いい、打ち込みだ。」頭上に跳躍し、回避、宙で一回転するとなぜかスノーボードをはいており、その下に力を集結して急降下する。 真一 「あ……」明らかに動きが鈍る 真一 (う……)無様な格好で飛びのく 真一 あとの判断は水無月さんにお任せします(PL) 総帥 その隙に接近して寸止め「まず、一本」 総帥  「つづけていくよ」左手に水滴型の球が現れ、跳躍します。 真一 「クッ………」(何やってんだよ……俺は……) 総帥 投げつける前に破壊しないと、自分も爆発に巻き込まれると直感できます/ 真一 「ガァッ!!」抜き身だった刀を一閃。牙を発射します。 真一 とりあえず照準にブレは無し。/ 真一 あ、 総帥 ならば爆発します。当然巻き込まれるが、総帥は傷一つなし「一対一か、では、3本目いこうか」 真一 爆弾めがけてです。/ 真一 「フッ!」一息。気持ちもたて直す。/ 総帥 総帥のまわりにおもちゃの兵隊があらわれ、総帥自身の手にも力が集まってきて、一斉に兵隊の銃と衝撃波が襲い掛かります。本気になればかわせる程度ですけど/ 真一  肉薄! 真一 (俺は……まだ殺したいのか?) 真一 (この人も殺したいのか!?) 真一 雑念が入って攻撃できず。しかし全力でかわす。/ 真一 あとはマスターの判断で。/ 総帥 「どうしたのかな、それでは戦場で君は負け、世界は破滅に導かれるぞ、君だけではなく、君の知り合いすべてが死ぬはめになる。」総帥のとなりに、腰ぐらいまでの大きさの爆雷鳥と雪走騎が現れる。 総帥 「さあ、どうするかな?」といいながら、一斉に攻撃、全力ならば負けない勢いで。/ 真一 「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」全力攻撃。(畜生!畜生!畜生ォォ!!)/ 真一 (殺ってやる。ああ殺ってやるよ!!)/ 総帥  氷影の刃を指2本で受けとめる「君の勝ちだ。私は君に期待しているのだよ、もう一皮むけることを」 総帥 「君には過酷な仕掛けだということは、わかっている。そして、私を恨むことを。だが、私は期待している、君の今の気持ちがかわらないことを、そして君の殺意の気持ちが消えることを」 真一  「グッ……」喉が鳴る。刀に込める力を抜けない。力いっぱい歯を食いしばっている。 総帥 「マスター失礼するよ、時間をとってもうしわけなかった。では、みなさん、そして愛しい我が義娘よ、さようなら」再び忽然と消える。/ 真一  刀を納めず、胡座をかく形で座り込む。 薫  ようやく金縛りがとけたかのように、真一に近づいていく。 薫 「……大丈夫、ですか?」>真一 真一  荒い息をついている アート は食べ物を口に頬張っている。 亜矢 「じゃ、見るもんみたし帰るねぇ。さよならー」場違いに明るく、うれしそうに 亜矢 >all 真一 「へへ……」>薫ちゃん 真一 「受験生にするこっちゃ……ねぇよなぁ……。」 真一 カウンターに歩こうとして、一回崩れこむ 薫 「!」とっさに支える  真一 「ど〜も。」 アート 「……飯マズイや」といって、席を立つ。 真一  態勢を立て直し、カウンターまで歩く。 薫  無言でカウンターまでつきそう。 真一  口惜しそうに右手を噛む(馬鹿野郎!何震えてんだ!) 薫 「…………」かける言葉を持たない薫。 真一 「ありゃ嫌いにもなるやねぇ。」興奮冷めやらぬ声で>薫ちゃん 薫  無言で頷く>真一 真一 「紅茶,もう一杯貰えます?」必死に笑いを貼りつけて>マスター 薫 (私は……もう一度、総帥に全力でたちむかえるだろうか) マスター 「どうぞ」 真一 「……ども。」 薫 (今日の立ち会いを見ていてさえ、総帥が恐い。抗うことすらも恐ろしく感じる。それでも、また総帥と戦う日はくる……) 真一  熱い紅茶を一気飲み。もう少し落ち着いていればゆっくり、自分を落ち着かせるように飲みたかったはずなのだが。 薫 (悩みながらも戦うことを選んだ彼のように……私は強く、ならねばならない。それが、私の選んだことなのだから) 薫 「おやすみなさい」>真一 真一 「じゃ、帰るか……」 真一 「そうだ」>薫ちゃん 真一 「ささえてくれて、ありがと。でも、もうしない方がいい。」 真一 「血、つくから。」 薫 「そう、ですか」>真一 真一  荷物をまとめ、それだけ言って出て行く 薫 (私もすでに血にまみれているのに……) 薫 (私が剱なら、いつか総帥をも貫くほど強い剱になろう。操る者を自分が選ぶような)