翔 「こんばんわ」からころと鈴(?)を鳴らして入ってきます クウ 「こんばんわっぶっ!?」閉じたドアに顔激突。(笑) 翔  カウンターへまっしぐら。席確保 翔  でもって、ダウンジャケットの中に隠していた猫を出します クウ 「痛い・・・」鼻をさすりながら中へ。(う〜、最近ここに来ると毎回痛いような気が・・・) クウ 「こんばんわ」改めて挨拶します。>翔さん 薫 (からころん)「こんばんは」(いつもの黒づくめで、少しおどおどしつつ) 翔 「おう」片手挙げて挨拶>クウ 薫 (……飯島さん、いない……) 翔 「よぉ!」片手挙げて挨拶>薫さん 薫  微妙に安堵した様子。 薫 「こんばんわ」(微笑)>翔 クウ 「マスター、抹茶ミルクスパゲッティください!」元気よく手を上げて注文します。 薫  端の方の席へ。 薫 「えっと……はじめまして、ですね」>クウ クウ 「え?あ、はじめまして、クウと言います。あなたは?」ほわっとした笑顔でたずね返します。 薫 「<星>の若槻薫といいます。よろしくお願いします」ぺこりと一礼>クウ 翔 「コーヒー下さい」>マスター クウ 「こちらこそ。<教皇>の騎士です」ぺこっと一礼。 薫  片手に気がついて少し驚く。 薫 (……) 薫 「……あ、ダージリンください」注文していなかったのに気がつく>マスター 薫  ふと思い立って、携帯でトリスタン掲示板をチェックしてみる。 クウ 「・・・あ、これですか?なんででしょうね、コレ?」と左手をしげしげと 薫  (総帥の書き込みを見て)「………」思わず手に力がこもり、みし、と携帯が音を立てる(笑) クウ  と、そこに来た抹茶ミルクスパを食べ 翔 「そう言えば、自己紹介まだだよな」>クウ クウ 「・・・甘い〜」 クウ 「あ、すいません、クウと名乗ってます。よろしく」 翔 「俺は<悪魔>の樹神 翔。ヨロシク」握手に手を差し出します>クウ クウ 「」 クウ 「えと、いいんですか・・・?」と戸惑いながら左手で握手。 翔 「おっと…」小声で言って、左手を差し出します 薫 (どこまでふざけたことを……)罵言が喉のあたりまでせりあがってくるが、黙って携帯をしまい、紅茶を飲んでいる。 クウ (うーん、左手で握手って、確か喧嘩を売ってるって聞いた事が・・・) クウ 「翔さん、喧嘩はダメです!」 クウ 意味不明である。 薫 「?」二人の様子を見ている。 翔 「はぁ?」怪訝な顔 クウ 「はれ?・・・あ、あははははは」笑ってごまかそうとする。 クウ 「んと、あれです。喧嘩は痛いですから、僕は痛いの嫌ですし、痛いの好きな人もいるらしいですけど、でもダメです」支離滅裂です。 薫 「……」(よくわからない人だ……<クウ) クウ 「あ、でも本気じゃない喧嘩は別にいいと思います。親子喧嘩とか・・・」 薫  足元に猫が寄ってきたので抱き上げる。 翔 「ん〜…それってさ、右利きの人は何かあった時の為に握手するときは左手でするってやつじゃねーの?」>クウ クウ 「え?そうなんですか・・・」顔がちょっと赤い。恥ずかしいらしい。 クウ 「でも、僕も多分右利きだったんですよね。憶えてませんけど、なんか使いにくいですし」と左腕をぷらぷら 薫  猫を撫でながら二人の話を聞いている。 翔 「今回は別に良いんじゃね−の?」>クウ クウ 「そですね・・・あ、猫」ふっと気付く。 薫  気持ち顔がおだやかになっているらしい。 クウ 「わあ・・・」ふらふら〜と猫に近付く。他のものは目に入らないらしい。 薫 「クウさんの猫じゃないんですか?じゃあ、樹神さんの猫ですか、この子?」まだ抱いている(笑) クウ 「可愛いですね、猫さん」抱かれてる猫のあごの下を指でゴロゴロと。 翔 「あ、あぁ。今日、俺の猫連れてきたんだよ」猫が人気で嬉しい 薫 「名前、なんていうんですか?」>翔さん 翔 「『サファリ』」>薫 クウ  猫が気持ちよさそうにしてるのを見て何となく幸せそうな顔です。 薫 「『サファリ』?珍しい名前ですね」(微笑)>翔さん クウ 「サファリさん、ですか。よろしくお願いします」前肢を握って握手。 翔 「まぁ、色々考えたけどな〜」<名前>薫 薫 「……あ」腕の中からサファリちゃんが抜け出ていったらしい。 クウ 「猫になりたい〜言葉は儚い〜消えないように傷つけてあげるよ〜♪」何故か歌い出す。 クウ  サファリさんの後を一瞬追おうとしますが、踏みとどまる。 翔  サファリはお店の隅っこで毛繕いなど クウ 「猫は猫でいる事が、人は人でいる事が幸福である、かな・・・」何かを思い出したのか少し寂しそう。 翔  サファリを見ながらため息一つ 薫 (人は人でいるときが、か……) クウ 「僕は・・・一体何なんだろうかなあ・・・」(人間・・・なのか、それとも・・・?) 薫 (この人も……) 翔 「猫の幸せは猫にしかわからない。人の幸せも、その人にしかわからない」クウさんに張り合ってみました クウ 「・・・あ、やっぱ違いますね」いきなりなにかに納得。 薫 (人間でいたくないと嘆いた人の苦しみも、人ならざる私の悩みも、か……<その人にしかわからない) クウ 「よく考えたら人だろうと猫だろうと『自分が自分である事』が一番ですね、よし、それに決まりっと!」拳を突き上げ力説 薫  黙って微笑する。少し悲しげ。 クウ 「うんうん、翔さんのいう通りですね。自分が幸せだと思うのなら幸せなんですよね」 クウ (もっとも、僕は自分が何なのかすら解らない中途半端なところで悩んでますけど・・・) 翔 「サファリと暮し始めて七年…むこうの父さんの別れの餞別か」何やら遠い思い出を辿っているらしい 薫 (私は……人間でありたい。でも……) 薫  自分の手のひらをじっと見つめている。 翔  口笛でサファリを呼ぶ クウ 「父さん、ですか・・・」(そう言えば、僕の家族っているのかな・・・世界中捜してもらってもまだ見つからないって事は・・・) 翔 「でも、今大切なのは、俺がここにいることだよな!」膝にサファリを乗せ、撫で撫で クウ 「・・・良いですね。例えどんな人でも、家族が、その想い出があるって言うのは」 薫 「……」クウの言葉にそっとうなずく。 薫  その指が、また胸のロケットに触れている。 翔 「……家族居ないのか?」>お二人に 薫 「去年……亡くなりました。父も、母も」>翔 クウ 「・・・忘れちゃいました、全部。騎士団に入る前の僕がどんなだったのかとかも、ホントに全部」 翔 「ふぅ…ん……」二人の話を聞いて何やら思案 クウ 「僕が、一体誰なのか。人間なのかそうじゃないのか。この力は何なのか、とかもなーんにも解らないままですからね。おかげで携帯も使えないです」最後はわざと冗談で締める。 翔 「……二人とも、居ないなら作ろうとか思わないのか?」 薫 (もうじき、桜の季節……。母さんの命日も……) 翔 「人じゃなくても、こういう風に動物とか…」言ってサファリを撫で撫で 薫 「今は、アパート暮らしですから……。でも、そうできたら、いいですね」(微笑)>翔 クウ 「そうですね。それも良いかも・・・っつ!?」突如頭に激痛。左腕も僅かに痙攣している。 翔 「そーか…そう言えばアパートだったな……」今ごろ気がつく 薫 「?!」クウの様子の変化に気づく「どうしました?」>クウ 翔 「?どうした?」サファリが膝から降りて足元ですりすり>クウ クウ (ヤメロ・・・殺スナ・・・『お前が殺した』・・・)頭の中でさまざまな言葉がまわる。本人にも理解できていない。 クウ 「くっ・・・近付かないでくださいっ!」と壁が出現。勝手に異形化した腕を抑えこんでいる。 薫 「な…?」 翔 「サファリ!」とサファリを呼び寄せ何かあったときに対処できる様に身構えます 薫  少し距離をとりつつも、鏡眼が起動している。気の歪みを感知。 クウ 「こ・・・のっ!」二の腕の辺りを噛み千切り、無理矢理活動を止めさせようとする。 翔  薫さんと同じく気を感知 クウ (『そうだな。契約通りに事を運ぶ事としよう』・・・落チ着ケ・・・)何とか気を沈めます。 クウ 「あ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」異形化も収まり荒い息をついている。 翔  マスターにお水をもらって差し出します>クウ 薫 「大丈夫ですか?」少し躊躇しつつも、手を貸して座らせる。 クウ 「あ・・・すいません」無理矢理出した笑顔で水を受け取ろうとする。が、左腕が上手く動かない。 クウ 「あ・・・ごめん、なさい。翔さん、薫さん、サファリさん」思いっきり落ち込んでます。 翔 「俺は別に?」何でもない様に肩をすくめます。サファリさんもクウさんの足元ですりすりしてます 薫 「ええ」なだめるように微笑する クウ 「でも・・・僕は」(またお前が・・・貴様の所為で・・・バケモノめ・・・)頭の中には未だ謎の言葉が。 クウ 「サファリさん・・・」擦り寄ってくるサファリさんを見てちょっとほっとします。 クウ 「・・・ありがとう、皆さん」そっとサファリさんの頭を動かない左腕を無理矢理動かして撫でながら。 翔 「俺自身、暴走だのなんだのかんだのしてたからさ。サファリは慣れてんだよ」お礼言われて照れてるらしく、ぷいとどっか向きながらの言葉です>クウ 薫 「私は何もしてませんから」(微笑)>クウ クウ 「ありがとう、ございます」涙が・・・ クウ 「あ、あはは、でも、変ですね。こんな事これまで無かったのに・・・なんでだろう?」ごしごしと顔をぬぐう。 翔 「昔の事、少しでも思い出したんじゃね−の?」相変わらずどっか向きながら 薫 「記憶が戻ってきているのかも、しれませんね」>クウ クウ 「・・・ええ。多分、そうだと思います」(・・・思い出してはいけない記憶、忘れたかった記憶なのかもしれないけど、僕は・・・) 薫 「それで自分が取り戻せるなら……」(小声)(幸せなことかもしれない……) クウ 「どんなに幸せじゃない記憶でも、どんなに嫌な自分でも、いつか絶対に全部取り戻して・・・そして僕のままでいつづけます。きっと」 薫 (つよいな、この人も……) 翔 「そうしたいとあんたが思ってるなら、それが一番良いんだろうな」やっとクウさんの顔見ました>クウ クウ 「はい!」やっと良い笑顔を見せられます。 クウ 「だからその日のためにその一!2度とこんな事が無いように精神修行してきますっ!では!!」と凄い勢いでお辞儀、その後ダッシュで出て行きます。その後 クウ 「あっと・・・翔さん、薫さん、サファリさん。今日は本当にごめんなさい。そして、本当にありがとう。じゃあ、また会いましょうね!」と手を振って再び出て行きます。 翔 「またな…」勢いに押されてちょっとびっくり>クウ 薫 「………」ちょっと茫然ぎみの微笑>クウ 翔 「面白い奴だな…」微笑 翔  サファリはとことこと薫さんのトコへ… 薫  翔の言葉に笑いながら、サファリちゃんを抱き上げる。 薫 「そろそろ、帰りましょうか」 翔 「そうだな…」薫さんにサファリを預けたまま立ちあがります 薫 「それじゃ、……ごちそうさまでした」>マスター 翔 「ごちそうさん」>マスター 薫 (自分、か……) 薫  翔の後ろから、サファリちゃん抱いたまま退店。 翔  薫さんをさり気なくエスコートしながら退店します