真一 (カランコロン)「こんばんはぁ……」 真一 (もしも若槻が来たら……、ふざけすぎはマズいよな……。) 薫 (からころん)「こんばん、わ……」真一くんに気づいて一瞬固まる。 真一  意図的に無表情で顔を向ける。(ニヤつくな……ニヤつくな……。)>薫ちゃん 真一 (さぁ……話しかけてこい……。)目を向けてすぐ、そっぽを向く 薫  ミラーシェイドのまま、ちょっと頭を下げる。 薫 (どうしよう……。やっぱり、まずかったかな……。人間じゃないなんて、ばらしてしまわないほうがよかったんだろうか……) 真一 (………『お人形が気安く話しかけるな』だ。うん。)薫ちゃんに意地悪するイメージトレーニング 犬太郎  単車の止まる音。30秒ほどのブランクの後扉を開ける 薫 微妙に真一くんをよけて隅の席へ。 真一 (あ……別の人……。) 犬太郎 「ん?・・・こんばんは(微笑)」 真一 「こんばんは。」普通の、緊張が緩んだ顔。 薫 「こんばんわ」と、少しぎこちない微笑を向ける>犬太郎 真一 (だめだ……)意地悪するのにやっぱり罪悪感。 犬太郎 「ああ、先日はお疲れ様です(微笑)」>真一君 真一 「ども。」>相沢さん 薫 (先日……?) 犬太郎 「あれ?どうかなさいました?」>薫さん 真一 「さて……、」薫ちゃんの隣に行く 薫 「いえ、なんでも……」>犬太郎さん 薫  真一くんが隣に来たのでちょっとびくっとする。 犬太郎 (二人とはなれた席に座り)「サンドリオンを(微笑)」 真一 「わりぃ。」右手を拝むように掲げて>薫ちゃん 薫 「え、なにがですか?」>真一さん 薫  指が少しふるえているのを、見えないように握りしめている。 真一  もう完全に顔を緩めて「ちぃっとからかうつもりだったんだが……やめた。」>薫ちゃん 薫 「?」首をかしげる。<からかう 真一 「悪かった。」それ以上は言わないで、肩をポンポンと『叩く』>薫ちゃん 犬太郎  様子を微笑みながら見ている 薫 「……」ゆっくりと顔に理解の色が広がる。 真一 「あとなぁ……」 深雪 「こんばんわ」静かに入店してくる。 犬太郎 「こんばんは(微笑)」 薫 「なんですか?」>真一 真一 「あんまり俺をナメるなよ。俺だって一応丸二年騎士やってるんだ。若槻の目がどうなってるか知らんけど、そんなのよりはよっぽどグロテスクな奴がいくらでもいるだろ?」>薫ちゃん 真一  会釈>五十嵐さん 薫  一礼>五十嵐さん 深雪 (……?)犬太郎くんに近づき「お二人ともどうかされたのですか?」(小声で) 犬太郎 (小声で)「仲直りの最中ですからもう少し見ていようと思っています(微笑)」>深雪さん 薫 「……」(なぐさめてくれているのが嬉しい)>真一さん 深雪 「そうですか……何事もないのでしたらいいです」と、そのまま席につく 薫  うつむいたまま、「……ありがとう」(小声)>真一さん 深雪 「マスター、ミルクティーをください」 犬太郎 「平和が一番ですからねェ…」(微笑)>深雪さん 深雪  二人の様子を見ながら「そうですね……」>犬太郎くん 真一 「100メートル5秒フラットの男に全身以上胃袋男、治療=解剖の変態な医者、それと若槻、どれが一番ヘンだと思う?ん?」>薫ちゃん 犬太郎 「全部微妙…(ぼそっと)」 犬太郎 「ええ。・・・・彼も吹っ切れたようで良かったです」(微笑)>深雪さん 深雪 「それは……」何ともいえない表情で微苦笑<全部微妙 薫  真一と犬太郎の言葉に、思わず軽く吹き出す 真一  詰問するような表情を崩さないまま(これでいい……。) 深雪 「そうですか……飯島さんも、また前へ進んだんですね」>犬太郎くん 深雪 (私は……どうなんだろう……)自問しながらミルクティーを啜る 薫  ようやく真一の顔をまともに見上げて、頬の傷に気づく。 真一  ポンポンと薫ちゃんの背中を叩いて、カウンターに向き直る。「紅茶下さい。」>マスター 犬太郎 「ええ。少しでも前に進めたらそれが一番ですよねぇ…(微笑)」>深雪さん 薫  表情がいつもに戻る。「頬、どうしたんですか?」>真一さん 真一 (俺は生きる。悩むことも、生きることも放棄はしない……。それでいいんだよな……?) 深雪 「失礼ですが、相沢さんは……これまで何かに足踏みしてしまったような経験はおありでしょうか?」>犬太郎くん 真一 「ん?」頬を撫でる 真一 「あ、これか……。喧嘩……か?」(魔獣じゃないし……) 犬太郎 「ほとんどでしょうねェ・・・騎士と言われた時然り、『彼』の記憶が理解で来た時然り・・・」(微苦笑を浮かべカクテルで口を湿らす)>深雪さん 薫 「喧嘩……ですか?」(騎士が傷を負うような……?)首傾げる  深雪 「『彼』……?」>犬太郎くん 犬太郎 「・・・私・・・自分が死んだ記憶があるのですよ」(微笑)>深雪さん 真一 「まぁ、その段階でヘロヘロだったからなぁ……。」大体の疑問は察したらしい。>薫ちゃん 深雪 「……そうなんですか……」何といっていいか分からない状態>犬太郎くん 薫  「そうだったんですか」前後の状況がよくわからないままに相づちをうつ>真一さん 薫  (戦うだけでなく、誰かを癒すことに使えるのなら……)ナナキから与えられた自分の力の使い方の一つを思い出す。 薫 「ちょっと、すみません」真一さんの傷にそっと指を当てる。 犬太郎 「まぁ、記憶が室町時代ですので歴史の授業以外に役に立ちませんが(微笑)」>深雪さん 真一 「ん?」ちょっと身を固くする 深雪 「それが前世記憶と呼ばれるものなんですね」 薫  ミラーシェイドをしたまま鏡眼起動。気を「見」て、あるべき無傷の状態を「幻視」ることによって怪我を癒す。(胸の傷も一緒に) 犬太郎 「ええ。・・・時代が時代なので人を切った記憶とかも逢って怖かったですよ(微笑)」>深雪さん 深雪 「私にも前世ってあったんでしょうかね……」(微笑) 真一 (?) 犬太郎 「有ったのではないでしょうか?・・・ただ、思い出せないだけで」(微笑) 深雪 「私の前世も今生と何らかの関わりがあるんでしょうか……」>犬太郎くん 薫 「お礼、です」(微笑)>真一さん 真一 (傷……見てたのか?)わかってない。 犬太郎 「宗教的に言えば『有る』となりましょうが・・・。この人生は「深雪さん」だけの物ですよ(微笑)」>深雪さん 深雪 「………そうですよね」 深雪 「今の私の人生は、私が築いていくしかないんですから……」 深雪 (でも、それはあの人をこの世界へ連れ戻すまでの間……) 深雪  また、一口ミルクティーを啜る 犬太郎 「まぁ、不思議なことって色々有りますからね(微笑)」 真一 (!)傷のあたりを引っかき回してみる 犬太郎  くすくすと笑い「引っかき傷できますよ(微笑)」>真一君 薫 「あ、カモミールティください」>マスター 真一 「治したん?」>薫ちゃん 薫  うなずく 真一 「ほォォォ……」感心感心 薫 「傷、頬のだけじゃなかったんですね」>真一さん 薫 (喧嘩にしては、大きすぎる……か) 真一 「ああ、こっちは魔獣。」軽く胸を叩く<頬のじゃない傷 薫 「戦ったんですか?」>真一さん 薫 「そうですか……悩みから、抜けたんですね」(微笑)>真一さん 真一 「まぁ、な。」 真一 「抜けきっちゃ、いけないんだけどな。」 深雪 「早いですけれども、今夜はそろそろ失礼します。お休みなさい」と席を立ち、ドアを出る 真一 「ども。」>五十嵐さん 薫 「おやすみなさい」(誰だったんだろう?)>五十嵐さん 犬太郎 「ん・・・おやすみなさい(微笑)」 真一 「……、てな感じで、まぁ大丈夫だから。」 薫 「よかった……」(微笑)>真一さん 犬太郎 「いやぁ、それは良かった。(微笑)」>真一君 真一 「あとは受験戦争を勝ち抜くのみ!!」 犬太郎 「・・・・魔獣戦よりきついかもしれませんね」(笑) 薫  小さく笑い出す。(よかった……、本当に) 真一 (可愛いなぁ)とか思ってみたり 犬太郎  真一の耳元でぼそりと「・・・・恋…ですね」(爆)>真一君 真一 「あ、それは違いますね。」今回は非常に冷静。<恋 犬太郎 「おやそれは残念」すすすとそのままの姿勢で下がる>真一君 真一  といいつつ妄想に入りかけ……、(緩むな、緩むな……) 犬太郎  定規を手に「・・・10cm・・・」(ぼそと嘘を言う) 薫  思い出したように「そういえば……、この前、<皇帝>の神原さんが、BARにいらしてましたよ」>真一さん 真一  ギックゥ!{なぜだ?} 真一 「はぁ、それで、どうした?」動揺動揺。必死に隠す。 薫 「飯島さんを探してられたみたいですけど……会われました?」>真一さん 真一 「あ。うん。会った。うん。」 犬太郎 「…自宅でですか?(微笑)」>真一君 真一 真一 「向こうの……」俯き、決まり悪そうに<自宅 犬太郎  (爆笑中) 薫 「?」犬太郎の爆笑にきょとんとしている 真一 「…………」何も言えない。 犬太郎  息も絶え絶えに「は・・・は・・・お・・・お幸せに・・・」(爆笑継続中)>真一君 真一 「………どうも………」目を背けて、真っ赤。 犬太郎  「な・・・何か飲まれますか?」>真一君 真一 「いえ……結構……。」目は合わせられない。 薫  首をかしげながら二人の様子を見ている。 真一 (こんな話を神原が振られてたら………どのツラ下げて会えばいいんだ……) 犬太郎  クスクスと薫の耳元でぼそぼそと簡易に説明>薫 真一 「………」(遊ばれてる……これは完全に遊ばれてる………) 薫 (哀さん、それで心配してたのか……)(爆) 真一 (どうする……?ああ!?どうする!?) 犬太郎 「・・・・何頭抱えて唸っているのですか(微笑」>真一君 真一  真っ赤な顔で恨めしそうに見る>相沢さん 犬太郎  口笛を吹いてそっぽを向く>真一君 真一 (おに………) 薫  よくわからないので、ハーブティを飲みながら二人の様子を静かに見ている。 犬太郎 「まぁ・・・平和が一番でしょう」(微笑) 真一 「〜〜〜〜〜」(この人はこの人はこの人はァッ!!!) 薫 「?」さらに二人の様子にわけがわからなくなっている(笑) 犬太郎  オレンジジュースが注がれたグラスを真一の前に置く「まぁまぁ(微笑)」>真一君 真一 (どういう顔すればいいんだ……) 薫 「??」首をかしげながら見ている 真一 (思えばあのフラフラ状態が一番楽だったな……余計なこと考える体力が無くて……) 犬太郎 「まぁ、元気そうで良かったですよ。正直ね」真一の傍に座り微笑>真一君 真一  もうどうやって口を開いていいやら。{PLもわかりません} 犬太郎 「ん?俺が心配するのが不思議ですか?」(微苦笑) 真一 「………」(心配はどうでもいいんですがね……)弓野さん状態(笑 犬太郎 「ん?ではなにか?」(笑)>真一君 真一 「………」 犬太郎 「ん・・・まぁ・・・どうでもいいことですね(微笑)」 真一 (落ち着け……いつも通り、全ていつも通りだ……)すーはーすーはー 薫 「飯島さんは、あとどれくらいあるんですか?<受験する大学」>真一さん 真一 「1つ……。」(助かった……) 薫 「うまくいくといいですね」(微笑)「悩むのは、きっと、その後でもできますよ」>真一さん 真一 「サンキュ。」 真一 (トーダイは……無理だなぁ……) 犬太郎 「ん・・・そろそろ失礼しましょう」立ちあがってポケットから鍵を取り出す。 犬太郎 「では又逢いましょう」(微笑み外へ・・・1分後走り去るエンジン音が響く) 薫 「おやすみなさい」(微笑)>犬太郎さん 真一  頭だけ下げる 真一 「あぁ……辛かった……。」 薫 「?」首傾げ 真一 「神原にいらんこと言うなよ?」 薫 「いらないこと?」わかっていない(笑) 真一 「いいや……」 真一 「じゃ、俺もそろそろ出るわ。」 真一 「ご馳走様でした……」 薫 「おやすみなさい。……がんばって、くださいね」 真一  出ていきます 薫 (悩むのは後でもできる、か……) 薫 (何の後にだろう。私は後回しにできるんだろうか) 薫 (それでも、人間として受け入れてくれる人が、いてくれた……) 薫  帰り支度をはじめる。 薫 「ごちそうさまでした」>マスター 薫  かすかな笑みをうかべながら、退店。