薫 (カラコロン)「こんばんは」いつものミラーシェイドに黒づくめである。すこし雰囲気が落ち着いている。 薫  カウンター直行。「ダージリンください」>マスター 薫 (そろそろ学年末テストも近いな……。) 薫 (それが終わったら……春休みには……)遠い目 薫  胸のロケットをそっと握りしめる。 薫  その表情は、いつもの苦々しさが薄れている。 翔 「こんばんわー」サファリを肩に乗せて登場 薫  ふりむいて「こんばんわ」(微笑)>翔 翔 「こんばんわ」挨拶を返して薫ちゃんのお隣に座ります 薫 「サファリちゃんも、こんばんわ」(微笑)手を伸ばしてサファリちゃんの頭を撫でます  翔 「…そーだな…ジンジャーエールでももらえる?」>マスター 薫  紅茶を飲みながら、カウンターづたいにやってきたサファリちゃんを撫でてます。 翔  そんな薫サンとサファリを見ながらジンジャーエール飲んでます 薫 「五月女さん、お元気ですか?」>翔 翔 「ああ…進級試験の事考えずに遊びまくってる」ちょっと苦い顔>薫 薫 「それは……」(苦笑)>翔 翔 「今ごろは友達に教えてもらってるハズだけどな」(苦笑)>薫 薫 「私も、もうじきテストがあるんですよね。勉強しないと」(苦笑)>翔 翔 「じゃ、こんな時間にふらふらしてるの、良くないんじゃねーの?」ちょっと気遣う響きが見られます>薫 薫 「でも、あと二週間ぐらいありますから……、なんとか、します」>翔 翔 「今日一夜漬けで頑張ろうとしてる誰かとは違うな。ヤッパ」何やら思い当たるらしい顔で納得していたり。 薫 「頑張るのは自分の意思ですから……」(微笑) 翔 「蕾も1割ぐらいは勉強のこと考えりゃ良いのに…」独り言 薫 (とうさんとかあさんのために力を尽くすのは私の、自分の意思。三年間の感謝と謝罪はしてもしつくせないものだけれど) 薫  サファリちゃんに頬ずりしている。 翔  そんな薫サンの様子をまた見てます 薫 「あ」サファリちゃんの前足がロケットにひっかかったらしい。 薫 「ちょっと……動かないで」爪に鎖が絡んでいるのをほどいている。 薫 「……」ほどきにくいらしい(笑) 翔  そっとサファリを抱えて動かない様に抱いてます 薫 「あ、ありがとう」>翔 ロケットをはずしてほどくことにしたようである。 薫  ようやくほどけた。 薫  首に大切そうにかけなおす。 翔  サファリをそっと床におろしながら、薫サンがロケットを掛けなおすのを見てます 翔 「そのロケット……大切なモノなのか?…」なんとなく話題に触れにくそうです 薫 「中身が、ですね<大切なもの」(微笑) 薫  再び首から外して、そっとロケットを開く「……見ます?」>翔 薫 #中身は両親の写真です 翔 「俺が見ても良い物なら」そう言って薫サンからロケットを受け取ります 薫 「どうぞ」 翔  ロケットのなかの写真を確認。その様子から(薫サンの両親かな?)と想像 翔 「サンキュ」言って薫サンに返します 薫 「私の、両親です……」 薫 (いや、『でした』か) 薫  ロケットを受け取って、また首にかけます。 翔 「そう……か……」(ロケットに写真……もう無くなってるのか?薫サンの親は…) 薫  膝にすりすりしているサファリちゃんを撫でている。 翔  無言でジンジャーエールを飲みます一口 翔 訂正 ジンジャーエールを一口飲みます 薫 (もし、二人に出会っていなかったら、とうさんもかあさんもまだ生きていたかもしれない。) 薫 (研究を楽しみ、発掘を楽しみ……) 薫 (でも、『もし』を言うことは……三人の三年間を否定すること。だから私はもう言わない。逃げない) 薫  ふたたび表情が硬くなってゆく。 翔  薫サンの顔が暗くなったのに気がついて、何か気をきかせようと考える 薫 「わ?」サファリちゃんの尻尾に顔を叩かれてびっくり(笑) 翔 「サファリも気にしてるのか、薫サンのこと…」直接言う言葉が無かったのでサファリに向かって言ってみたり 薫  ちょっと照れ笑い&苦笑い。 薫 「……ありがとう<気にしてくれて」>翔 翔  ありがとうと言われて照れたりしてます(笑) 薫  微笑しながらサファリちゃんを撫でてます。 翔 「何があったのか知らないし、聞き出す気も無いけど…。薫サンは笑ってた方が良い」何やら照れてそっぽを向いたり・・・ 翔 「だからって、無理に笑わせたりするつもりなんか微塵も無いけどな」 薫 「やさしいですね、樹神さん……本当に」 薫  ほのぼのした気持ちになっているらしい。 翔 「……そんなことないけどな」照れてかしかしと頭を書きます 薫 「やさしいじゃないですか。私にも、クウさんにも、蕾ちゃんにも」(微笑) 翔 「蕾に優しいのは当たり前だ。他のヤツの事は知らない 翔  照れているため言い方も言葉もぶっきらぼう 薫 「……」黙って微笑している。 翔  ぢゅ〜っ、とストローでジンジャーエールを飲み干します 薫 「小皿に、ミルクもらえますか?」サファリちゃんがミルクポットに興味津々なので、サファリちゃん用に 薫  サファリちゃんの前に小皿を置いて、自分も冷めた紅茶を飲んでいます。 翔  再び薫サンとサファリの様子を見ながら、ちらりと時計を気にします 薫  「もう、こんな時間ですね」翔くんの様子を見て、自分も時計を見てみたり。 翔 「そうだな…。いい加減に出ないと」言って肩をすくめて見たり… 薫  「そうですね」ちょっと名残惜しさを感じつつも。 薫 「それじゃ、……ごちそうさまでした」>マスター 薫 「おやすみなさい」(微笑)>翔 薫  サファリちゃんの頭を撫でて、出ていきます。 翔 「ごちそーさん」>マスター 翔  サファリを抱き上げ、そっと出て行きます