鏡也 「おや?今日は誰も居ないのか・・・まあ、忙しい時期だろうがな」そう言う自分も忙しい時期だ。 鏡也 「ああ、マスター。今日はダージリンを。ストレートで何も加えずに頼むよ」 鏡也 (ふん・・・こんな事だろうとは思っていたが。結局は全てそうなるのか?つまらないような気もするがな・・・) 鏡也 (もっとも、それはそれで楽しめないわけではない。が、やはり要素は多いほうが良いと思っているのでね) 鏡也  携帯をチェック中・・・・・・ 鏡也 「ほう、花見か。風流だな・・・」 鏡也 「『芸』か・・・『芸』ね。ふむ・・・」思考中・・・ 鏡也 (生半可なものでは大した反応はおこせんな。やはり意表を突くか?) 鏡也 (意表を突く・・・いきなり脱いで見るか?いや、それでは余りにも・・・) 鏡也 (逆転の発想として誰か剥く、と言うのは?いやしかし、それは芸ではないような気も・・・何より反撃があるな) 鏡也 (何よりも私一人でやった方が周りに被害は及ばない。騎士ならば多少のことでは死にはしないだろうが、桜が散ってしまうのは無粋だからな) 鏡也 「むう・・・」首を捻りながら芸を考える。この男にしては珍しい光景かもしれない・・・ 鏡也 (いずれにしろ、健康診断のデータも改竄せねばならんから、それほど準備に時間をかける訳にもいかんし・・・) 鏡也 (『アレ』をやるか?寒くはなるだろうが、酒さえ飲んでいれば些細な事だが・・・) 鏡也 (しかし、酒を飲んで鈍った頭でやると、最悪の場合爆発するかもしれんが・・・それも『芸』か)と何やら納得 鏡也 「しかし、今日は本当に誰もこないのか?だとすると・・・ククククク。面白い」 鏡也 (賭け、だな。とりあえず保険は何も無いが、楽しむためには我慢するしかないか) 鏡也  何やら色々計算をはじめている。 鏡也 (さて、どうするか・・・ややこしい事になる前にさっさと終わらせるべきか、それとも様子を見ながらか・・・) 鏡也 (それ以前に誰が参加するのかも解らんがな・・・) 鏡也 (少々、シミュレートしてみるか・・・) 鏡也 (無礼講か。無礼講、無礼講・・・楽しそうだな。クックック)邪笑 鏡也 (しかし、地の雨は降らせるわけには・・・いや、それはそれで風流と言える・・・かもしれんか?) 鏡也  ぼんやりしながら紅茶を飲んではまたぼんやりと。 鏡也 (咲いているのならば散らしてみるのもまた一興。さて、どうするかな?) 鏡也 (まあ、いい・・・その日まで楽しみに取っておくとしよう・・・)と退出〜