洸  カランコロン♪(扉を開いて入店) マスター 「いらっしゃいませ」 洸 「この前(先週のBAR)はどうも」苦笑しながら。 薫 (からころん)「こんばんわ」少し春らしく薄着にはなっているが、やっぱり黒づくめにミラーシェイドである(笑) 洸  先週、洸は大学のサークルの勧誘で予想以上に飲まされて、BARで転寝をしてます(^_^;) 洸 「あ、こんばんは」>薫 薫  洸に気づいてぺこりと頭を下げる。 薫 「八重桜も散りはじめましたね……」>マスター 薫  端の席へ。「アールグレイください」>マスター 洸 「そろそろ花見のシーズンも終わりなんだね」>薫 マスター 「ええ、でもお義父さんは明日の花見のために桜を一本確保しているようですよ」薫 薫  マスターの言葉にぴく、と表情がこわばる(笑)。 洸 (確保、って・・・) 薫 「……明日の花見、って……」警戒気味におそるおそる尋ねる(笑)>マスター マスター 「明日、騎士のみなさんでの花見を用意しているそうですよ、薫さんもいってみればいいのでは?」 薫 「明日、ですか……」お義父さんうんぬんは聞かなかったことにして(笑)どう避けようか思案する 洸 「明日、大学の関係でちょっと用事があるんで、都合がついたら顔だけ出してみます」>マスター 薫 「明日はちょっと……」言葉を濁す 薫 (予定……今から入れられるかな……) 薫  あれこれと考えながら紅茶を飲んでます。 洸  ジャケットのポケットから携帯電話を取り出し、画面を確認する。 洸 「あ、ごめんなさい。ちょっと呼び出しのメールが来たんで、今日はそろそろ帰ります」>マスター 洸 「若槻さんも、大変そうだね」苦笑しながら、薫に一言。 洸  そのまま立ち上がり、挨拶を残して退出。 薫 「……」曖昧に微笑みで紛らわします>洸 薫 「おやすみなさい」>洸 薫  所在なげな様子である。 薫 (一人だと落ち着かないな……。) 薫  自分の手を見つめている。 那智  いつもなスーツでふらっと入ってくる。 那智 「こんばんわ」 薫  那智に気がつく。「こんばんわ」(ぺこり) 那智 「前の時は飯島君とばかり話してすいませんね」ちょっと済まなさげ>薫 薫 「いえ。私こそ、ちょっと気がそれてて……」>那智 薫 「飯島さんと仲がいいんですね」(微笑) 那智 「気にしていなかったら、こちらも気が楽です」(微笑) 那智 「彼の初陣の時に一緒に戦ったのでね」<仲良い 薫 「そうなんですか?」以前見た魔獣報告書を思い返してみる。 那智 「2年ぐらい前ですけれどね」<一緒 薫 「長いですね……」 那智 「僕の今生の参戦も3年前ですからね・・・。経ってしまえばあっという間ですよ」(笑)<長い 薫  三年前という言葉に微妙に反応したり。 那智 (三年前に何かあったのかな?)微妙な反応見て 那智 「三年前に何かあったのですか?触れられたくないのならもう触れませんが」ちょっとマジ顔 薫  こく。「ごめんなさい……」(小声) 薫  無意識に胸のロケットをにぎりしめている。 那智 「まあ、言えないことの1つや2つや3つ生きていたら軽くありますからね。僕なんか、記憶に残っているのなら百や二百じゃ効きませんから」穏やかに笑いながら 那岐  店内の様子を感じ静かに入店 薫  うつむいたまま。なので、那岐さんの入店には気づかない。 那智 「こんばんわ、久しぶりですね」>那岐 那岐 「あ、こんばんわ那智さん。本当にお久しぶりです」>那智さん 那岐 那智さんの隣の席に着きます 薫  那智の声に、顔を 薫  あげて、那岐さんに会釈。 那智 「こちら、<星>の騎士の若槻君」薫を示して>那岐 薫 「初めまして。…よろしくお願いします」ふたたびぺこり>那岐 那智 「こちらは、<正義>の騎士の風間君」那岐を示して(勝手に紹介(笑))>薫 那岐  薫さんに会釈を返し「風間那岐です。こちらこそ宜しくお願いします」 那岐 「那智さんの言うとおり<正義>の騎士です」>若槻さん 那岐 「お二人はお知り合いで?」二人の雰囲気を見ながら 薫 「先週、ここで初めてお会いしました」 那智 「前に1回ここでね」>那岐 薫 (<正義>……たしか、水野、だったろうか?同じ位階ということは……魔剣?)鏡眼が反応しないので少しとまどっていたり 那岐  少し笑いつつ「なるほど。何か昔からの知り合いかのように見えましたから」 那岐  戸惑った様子に気づき「どうかしましたか?」>若槻さん 那智 「今生では、初めてですよ。ずっと過去世(むかし)なら会ってもおかしくないですね」<昔からの知り合い>那岐 薫 「いえ……、前にお会いした<正義>の騎士の方と、ずいぶん印象が違うなと思って」>那岐 薫 (転生者なのか<那智) 那岐 「今生で、ですか・・・なんか深いですね」>那智さん 那智 「騎士にも色々いますからね。それに風間君は唯一の会社員なのだから、雰囲気は違うでしょう」<印象>薫 薫 「唯一?」 那岐 「(誰の事かな?)あ、そうなんですか」>若槻さん 那智 「あぁ、もう憶えてないくらい昔から魔獣との戦いには絡んでいるんですよ」穏やかな笑い<那岐 那智 「多かったのが学生ですし、何をして生活しているかわからない方々も多いんですよ」<唯一>薫 薫 「なるほど……」 那岐 「そうですか・・・もしかしたら『朧』も見たことあるかもしれませんね」>那智さん 薫 (「私と 薫 会っていても不思議はないかもしれないな……) 那智 「そうかもしれませんね。あまり古い記憶はなかなか思い出せませんから、どこかで一緒に在った事があるかもしれませんね」<朧>那岐 那智 「でも、今思い出せる分だけでも、三千年くらい前までが精々なんですよ。」苦笑しつつ>那岐 薫 「すごいですね……」 那岐 「えっと・・・三千年って・・・凄いですね・・・想像出来ませんよ」苦笑しつつ>那智さん 薫 「人でないものは、転生できないんでしょうか…」>那智 那智 「実質は2千年ぐらいですけれどね。それに1度の生で長くても35行くか行かないかで死にますから」からっと笑って<すごい>那岐 那智 「どうなのでしょうね・・・『魂』が残るのなら転生すると思いますよ。まだあったことはないですけれどね」<人外の転生>薫 那岐 「・・・・・・」静観してます 薫 「魂ですか……」 薫 (私に魂はあるのだろうか。……とうさんやかあさんと同じところへ行けるのか……) 那智 「『想い』と言い換えても良いかもしれませんけれどね。」 薫 「…転生を起こすほどに強い『想い』ですか…」 薫 「仰木さんの『想い』は、なんですか?」 那智 「あまりにも古すぎて、思い出せないんですよ」ちょっと遠い目「大体『いつ』転生をはじめたのかがきちっと憶えてないぐらいなのですから」苦笑しつつ>薫 那智 「魔獣と戦うことが魂に刻み込まれてるような感じですし」>薫 薫 「そう、ですか……」 薫 (強い『想い』……戦う理由……) 那智 「何か、ちょっと恥ずかしいですね。こんな古いことを話すなんて」ちょっと照れて 那岐 「転生を起こすほどの強い『想い』・・・私にあるのでしょうか?」少し考え込みつつ呟く 薫 「……」重い吐息をこぼしながら、ロケットを握りしめている。 那智 「転生の原因は人によって違いますからね。それだけが方法ではないでしょうからね。」呟き聴きつつ>二人 那智  席を立ちつつ「さて、明日も、警視庁の猛者たちに揉まれてきましょうか」 那智 「二人ともおやすみなさい」>二人 薫 「おやすみなさい……」>那智 那岐 「時間ですか・・・お休みなさい」>那智さん 那智  からん、と扉を開けて出ていく 薫 「もう、こんな時間ですね。私も帰ります」>那岐 那岐 「ええ、では私も帰るとしましょう」>若槻さん 薫 「ごちそうさまでした」>マスター 薫 「おやすみなさい」(ぺこりとお辞儀)>那岐 那岐 「はい、お休みなさい」>若槻さん 薫 (今は、今やれることをやるしかない。それが今の私の……) 薫  退店します。 那岐 「では、マスターごちそうさまでした。また来ますね」 那岐 (先程のこともう少し考えてみますか・・・) 那岐  退店