_4_栞  (カランカラン) _4_栞 「ほう……珍しい。この時間帯で人がいないとは」中を見渡して _4_栞  今日は珍しく私服姿。白いワンピースを着ています _4_栞 「とりあえず、バニラのアイスクリームをもらえるか?」真ん中辺りのイスによじ登って座りながら>マスター _9_崇  からん _9_崇  紺色のサマージャケットを着た男が入ってくる _9_崇  何も言わず隅の席へ座り _4_栞 「ん? やっと二人目か」チラっとだけ、入って来た人物の方を見ながら _9_崇 「マスター、カミュを・・・」 _9_崇 >マスター _9_崇 、渡された琥珀色の液体が入ったグラスを傾ける _4_栞 「っと、マスター。ウエハースをもう少しつけてくれないか? あれにアイスをつけながら食べるのが楽しみなんだが」出てきたアイスの器を受け取りながら _4_栞  追加してもらったウエハースでアイスをすくいながら食べている _9_崇 (ここへ来れば何かわかると思ったが・・・今日は人が少ないな・・・)ちらっと小学生のほうを見る _9_崇 (若いな・・) _m_マスター 「今日は静かですが、最近は賑やかなんですよ」崇 _9_崇 「そうか・・・。」>マスターへの返事 _m_マスター 「賑やかなより、こちらのほうがよろしいですか?」 _9_崇 「酒は静かに飲むものと決めているんでね」>マスターへ返事 _4_栞 「ん、マスター。美味しかったぞ。ごちそうさま」器を返しながら>マスター _4_栞 「それから、悪いが、熱い日本茶をもらえるか? できれば湯呑みで」>マスター _m_マスター 「かしこまりました」 _4_栞 「うん。すまないな」出てきた湯呑みを受け取り>マスター _9_崇  グラスの氷が音を立てる _4_栞  熱い湯呑みをポンポンと手のひらで温度を確かめてから、両手で挟むように持ち、ズズズズっとお茶をすする _9_崇 「アルカナと呼ばれる者たちについて何かしらないか?」>マスター _m_マスター 「魔獣を創り出す集団ですな。そこのお嬢さんもその一人にあっているはずですよ」 _9_崇 「やはり騎士なのか?」小学生を指して>マスター _m_マスター 「もちろんですよ」 _9_崇 (情報は欲しい。しかし・・・) _4_栞 「ん? 何か言ったか?」<そこのお嬢さんという言葉を聞きつけて>マスター _9_崇 「子どもは苦手だ・・・」 _m_マスター 「こちらの方が、アルカナの話を聞きたいそうです」栞 _T_栞 「よっと」椅子から滑り降りるように、床に立つ _T_栞  そのままトコトコと崇の近くまでよって行く _9_崇  (汗) _T_栞 「ふむ。アルカナの事か……たいした事は知らないぞ? 私も、出会った後で教えられて、初めてアレがそうと知ったからな」>崇 _9_崇 「謎の存在か・・・」 _8_栞  そう言って、湯呑みをテーブルの上を滑らせて持ってきて、崇の隣の席によじ登って座る _9_崇 「・・・」 _9_崇  グラスに口をつける・・・ _8_栞 「ちょうど、この前の魔獣討伐の時に、黒犬魔獣のそばに女が居てな。見るからに怪しそうな奴だと思ったが、どうやらそいつがアルカナの一人のメデューサという奴だったらしい」お茶をすすりながら>崇 _9_崇 「俺はインドラと言う男に会った・・・」 _8_栞 「ほう。それはどんな奴だったんだ?」<インドラ>崇 _9_崇 「分からない。やつは遠くから見ているだけだった・・・」 _9_崇 (あの屈辱・・・) _9_崇  グラスを開ける _9_崇 「マスター、もう一杯。」>マスター _8_栞 「まぁ。何があったかは知らないが、倒せなかったからと言って気に病む事でもあるまい」>崇 _8_栞 「アルカナの全てがメデューサと同等かそれ以上なのなら、その力は騎士クラスだ。調子の良い時にやったとしても、勝率は良くて五分だろう。それなら、魔獣討伐に全力を傾けている時に出会ったとしても、勝つのは無理な話だ」>崇 _6_那智  カラン、と鐘の音と共に入ってくる。水色シャツにジーパンで、旅行帰りな様子。 _6_那智 「こんばんわ」言いながら真ん中あたりの席へ>ALL _9_崇 (いや、次は必ず・・・) _8_栞  鐘の音に反応して、振り向いて那智の方を見る。そして、真ん中辺りの席に座るまでは見ている _6_那智 「旅行の土産です。旅行先の民芸品と、お菓子なので皆と分けてください」持っていた紙袋マスターに渡す。なぜか生八つ橋まで入ってる(笑)>マスター _8_栞  土産と聞いて、何となく面白そうなので、マスターに渡った紙袋の方を見る _9_崇 「俺はそろそろ・・・」席を立つ _9_崇 はバーから出た _8_栞 「そうか。それじゃあ、またな」>崇 _6_那智 「おやすみなさい、深剣君」>崇 _8_栞 「さてと……」崇が出て行くまで見送っていたが、ドアが閉まるのを確認すると、また席を滑り落ちる _7_栞  そして、何故か隣の席にまたよじのぼって座る _6_那智  紙袋の中には色々クッキーやらチョコレートやらが入っている。それに混じって色々中国や、タイ、イタリアあたりの民芸品っぽいのが覗いている _7_栞 「で……これは、どこのお土産なんだ?」紙袋の方を見ながら>那智 _6_那智 「マスター、アーリータイムズ、ロックで」>マスター _7_栞  実はさっきから、土産が気になっていたらしい _7_栞 「初見だが、ここに居るという事は、お前も騎士なのだろう?」紙袋の中を覗き込みながら>那智 _6_那智 「中国から大体海岸線に沿って地中海へ行った各国の土産、色々ですよ」<どこの?>栞 _6_那智 「あぁ、まだ名乗ってなかったな。<女教皇の仰木那智です。よろしく」<初見>栞 _7_栞 「各国という事は、陸伝いの旅か? でなければ、こんな風な土産にはならないだろう?」>那智 _7_栞 「っと、すまない。こちらも名乗るのを忘れていたな。<悪魔>の二条栞だ。まぁ、比較的新しく騎士になった者だ」>那智 _7_栞 「……で。開けて良いか?」何故か真剣な目で聞く栞の手には生八つ橋の包みが>那智 _6_那智 「海岸線に沿ってと言っても、間隔はあいてます(苦笑)。どうぞ、開けてください」>栞 _7_栞 「そうか。悪いな。では遠慮無くもらうぞ」どこか少しだけ嬉しそうに、包装紙から中身を引っ張り出す _6_那智 「まぁ、生八つ橋は日持ちしないからなぁ」嬉しそうな様子を見ながら苦笑 _7_栞 「それで、何の旅だったんだ? 差し支えなければ教えて欲しいのだが。ただの観光か?」とりあえず一つ目を手にとって、アムアムと齧り。モゴモゴさせていた口の中身を全て飲み込んでから _7_栞  お茶のお代わりをマスターに要求しつつ、すでに二つ目を手に取っている _6_那智 「昔を振り返りながら、預けていた物を引き取りに行ったんです」軽く目を伏せて>栞 _8_幻一郎 「今晩はなのですぅ」(^^) _7_栞 「そうか……。興味本位に聞く内容でも無さそうだな。すまなかった」手には生八つ橋を持ちながらも>那智 _6_那智 「こんばんわ、お久しぶりです」挨拶だけしとく>幻さん _8_幻一郎 「あ、お元気でしたかあ?夏休みの宿題はもう終えました?」(爆)>栞さん _7_栞 「うむ。幻一郎か。久しぶりだな」後を振り向いて _7_栞 「もちろんだとも。観察系以外の宿題なら、すでに夏休みの前半で終わらせたぞ」ちょっとだけ胸をはって>幻一郎 _8_幻一郎 「あー、八つ橋ですぅ。食べたいので下さい栞さん」(^^)>栞さん _8_幻一郎 「観察系の宿題って面倒ですよねえ。昔観察日記用の朝顔を枯らして鏡二郎君に怒られたことがありましたよー」(爆) _7_栞 「良いぞ。これは那智の土産だから、食べる時には那智に感謝をしながら食べると、きっと那智も嬉しいと思うぞ」容器を幻一郎の方にずらしつつ>幻一郎 _8_幻一郎 「わーい、ありがとうございますー」(^^)那智にお礼を言ってから食べる<八つ橋 _6_那智 「たまたま帰りに京都寄っただけですから」苦笑<感謝>栞 _8_幻一郎 「京都ですかあ…旅行行くのも良さそうですねえ」(^^) _7_栞 「京都には2度ほどしか行ったことが無いな。鹿に煎餅をやるのと、仏像を見て回るのがなかなか楽しかった記憶があるが」 _8_幻一郎 「京都にも鹿さんいるんですかあ?」>栞さん _6_那智 「京都に、鹿?」>栞 _7_栞 「…………すまん。奈良の話だな。少し混乱していたようだ」 _7_栞 「一緒に行った友人が、買った煎餅を一度に全部取られてな……取り戻すのに苦労した……」遠い目をしながら _8_幻一郎 「それは可愛そうですねえ」(涙)<一度に全部取られ _6_那智 「いえ、僕もたまに記憶が混乱しますから」<鹿>栞 _8_幻一郎 「銘菓に旨いもの無しっていうのは本当なんでしょうかねえ?どうなんでしょう?」八つ橋食べながら>栞さん _7_栞 「手強い鹿だった……捕まえようとしても、微妙に存在次元をずらして逃げ回ってな。見た目は普通に歩いているようにしか見えなくとも、普通の人間には絶対に触らせようとしなかった」<煎餅を取った鹿 _6_那智 (奈良の方は今世行ったかなぁ……)カラン、とグラスの氷鳴らしながら _8_幻一郎 「素早い鹿さんなんですねえ」(^^;<手強い _7_栞 「どうだろう……赤福とかなら私も好きなんだが、あれは銘菓にはなるんだろうか?」<美味い物無し>幻一郎 _8_幻一郎 「あれは銘菓じゃないんですかあ?何処かの名物だったような…」<赤福>栞さん _t_真一 (カランコロン)「ぃっす……。」 _8_幻一郎 「今晩はー」(^^) _6_那智 「こんばんわ。」>真一 _t_真一 (見たこと無い顔……じゃあないか……。)<栞ちゃん _7_栞 「まさか友人の前で能力を全開にするわけにも行かなかったからな。煎餅を取り戻すだけのために、熾烈な小技争いをするはめになったんだぞ」<鹿との戦い _8_幻一郎 「私は鹿さんにソフトクリームを取られた事があるのですぅ。お気持ち良くわかるのですぅ」(涙)>栞さん _t_真一 「奈良公園?」 _7_栞 「あれも銘菓になるのか。なら、銘菓の中ではあれが一番好きだな。あまり食べた事が無いからなおさらだが」<赤福>幻一郎 _8_幻一郎 「私も大好きですよお。赤福。おはぎっぽくて良いのですっ」(うっとり)>栞さん _7_栞 「ん、そうだ。奈良公園に居る鹿との遭遇戦の話だよ」椅子を回して真一の方を見つつ>真一 _t_真一 「ふ〜ん……。で……」<鹿 _t_真一 「ニジョウシオリ?」>栞ちゃん _7_栞 「そうだ。たしか……一度会った事がなかったか?」<名前>真一 _8_幻一郎 「鹿は見た目ほど可愛い動物ではないのですっ、餌を無理矢理ねだる凶暴な動物なのですぅ!」(おい)>真一さん _t_真一 「あるけど、名前聞いてないんでな。」<栞ちゃん _t_真一 「うんうん。奈良の鹿は図々しいことこの上ない……。」真顔で納得>幻さん _8_幻一郎 「真一さんも被害にあったのですかあ?」<鹿 _7_栞 「ふむ。そうか。それはすまなかった。では改めて名乗ろう。私の名は二条栞。<悪魔>の騎士とタロットでされている」>真一 _t_真一 「煎餅をばらまき終わって歩き出そうとしたらつついてきやがった _t_真一 「煎餅をばらまき終わって歩き出そうとしたらつついてきやがった……。」<鹿 _t_真一 「飯島真一。位階は〈戦車〉。よろしく。」 _t_真一 「あとな、ありがとう。」>栞ちゃん _8_幻一郎 「痛そうですねえ」(^^;;<つつかれ _7_栞 「……ん? 何かお礼を言われるような事をしたか?」首をかしげつつ>真一 _t_真一 「まぁ、な。」<礼を言われること _7_栞 「ふむ……。私の方には記憶が無いが。そう言うのならば受け取っておこう」>真一 _8_幻一郎 (んー、今日は静かですねえ)辺り見回し _t_真一 「そうしといてくれ。」>栞ちゃん _6_那智 「それじゃ、僕はこれで。」席を立ちつつ「マスター、ごちそうさま。」>マスター _6_那智 「おやすみなさい」手を振って出ていきながら>ALL _t_真一 「ども〜」>那智さん _7_栞 「ああ、生八つ橋美味しかったぞ。それじゃあな」出て行く那智に手を振って>那智 _8_幻一郎 「私も帰りますぅ。ではではー」(^^) 皆に手を振って出て行く _7_栞 「そうだな……そろそろ時間か」椅子から降りて床に立ち _t_真一 「行くか……。」 _7_栞 「そろそろ私も帰るぞ。二人とも、またな」手を振って、出て行く _t_真一   _t_真一 「ん。それじゃあな。」出ていきます