_9_俊也  普通にこつこつとバー入店、ちなみにいつもの帽子はかぶってません。コートだけ。 _9_俊也 「こんばんは・・えと、そうですね、お水を」>マスター注文して入り口に近い席に着席 _9_俊也 でてきたものを半分ぐらいのみほし大きなため息「・・・わたしは今までここではあまり飲み食いしていませんでしたね」苦笑 _9_俊也 「酔いたいような・・いや、明日も父さんのところにいかねばならないし、やめておきます。」 _9_俊也 「いや、お義父さんたちは麗子が帰ってきたって喜んでくれたんですけど・・うちの父は(ため息)」 _9_俊也 「頑固者というか・・まあ、あの頃から変わってませんがね。」麗子が死んだ頃を思い出してみたり _9_俊也 「別にわたしはいいんですけど・・妻がうちの両親ともちゃんとしたいって言いましてね」水を飲みながら世間話(笑)俊也の雰囲気は今までよりずいぶんやわらかい。 _9_俊也 「そういえば、今日は珍しいですね。この時間、いつもならにぎわっているのに・・」がらがらの席を見渡して _9_俊也 「たまにはこういう日もある、ですか・・たしかにそうですね。いつもより落ち着いていて私にはちょうどいいです」 _9_俊也 惚気まじりつつの世間話からふと思い出し「こうやって話せるのもあの二人のおかげなのですね。」 _9_俊也 「・・・いや、四人ですか。魔獣王の意思、なのでしょうか・・わたしに生きろ、と」 _9_俊也 「ちゃんとお礼を言いたくてきたのですが、なかなか思うようにはいきませんね。」空になったグラスを見て「一杯ぐらいならいいかな。なにか甘いものをお願いします」 _9_俊也 ちびっと口にして「やはりおいしい。もっと前から気付くべき味ですね。」 _9_俊也 ちびちび飲みながらぼそりと「久遠さんはどう思うでしょうね。わたしはまだ戦うつもりですけど・・」 _9_俊也 「わたしが動かなければ世界が危ないというわけでもないんですけどね・・・駒は多いほうがいいにきまっています・・・妻は心配するんですけどね。(苦笑)」 _9_俊也 いつのまにかグラスは空になり「ふむ、どうしましょうかね。」氷をグラスの中で弄びながら思案。 _9_俊也 そこへぶるるとマナーモードの携帯が「あ、失礼します」隅にいってとる。 _9_俊也 妙にやわらかい声で話したあと戻ってきて「妻に叱られてしまいました。明日のことをもっと細かく作戦を立てろと」叱られた割りに嬉しそうな笑顔 _9_俊也 「今日はこのへんで失礼しますね。ごちそうさまでした。」 _9_俊也 足取りも軽く退店