__透子 「ばんわ〜」と言いながら扉開けて入ってくる。 _5_鏡也 「おや、透子君か。こんばんわ」入ってくるなり一言。 _7_透子 「おっちゃん、熱燗な」座りながら>マスター _7_透子 「ばんわ、鏡也」 _5_鏡也 「うむ」挨拶に答えつつ、椅子に座って腕組みして考え事中。 _7_透子  ぼ〜っと呑みながら物思い中 _5_鏡也 (さて、腹立たしい事に置き去りの過去が追い付き始めているわけだが…だからといって先へ進むほどの力があるわけでもなく、ただ停滞が纏わりついてくるのか。厄介と言えば厄介だが…) _5_鏡也 (かくて滅びは遠ざかり、緩慢な死が墓を掘り続けるのみ。ああ、何と悲劇的、何と喜劇的な) _5_鏡也 (…であるが故に…裂かれたと…見えるものか…最期たる…)並列思考を行っているため何を考えたいのかが不明。 _7_透子 (実行しようとするのに、躊躇が残ってるなんて……)「意外と情があったんやろか……」途中で小声で漏れていたり。 __流依 「こんばんは」と入店。席順を見て何やら逡巡中。 _7_透子 「……ん?ばんわ、流依」ふいと視線を向けて _5_鏡也 「おや流依君。よく来たな。さあ、どうぞ」と6番の席を薦めてみたり(笑) _9_流依  もちろん、薦めには従わないw _5_鏡也 「何ともな…もう少し私の予想から外れても良いとも思うのだが…いや、それこそが違う、という事か?」空を仰ぎつつ。 _9_流依 「マスター、コーヒー」と、注文、ゆっくりいただきながら、何やら思考 _7_透子  視線を銚子付近に戻して考え中。能面のように表情の出てない顔つき _5_鏡也 (思い通り、とは結局の所望みと言う矛盾の処理における妥協点、その揺らぎに存在する仮定…) _9_流依 (一つの事柄が振り出しに戻ったからと言って、それに付随した全てがまた戻るわけでは無い、か。そもそも、戻ったのかまた進んだのか) _7_透子 (実際やるにしても、もっと器用に使わんとバレるしなぁ……。) _7_透子 (まだ、やれるだけの制御が身に付いてないって事に、まだ時間がかかるって事に、妙に安堵を感じてるんやから)表情のない顔に微かな苦笑が _9_流依 (ただ消化されるだけの……それを積重ねることで。しかし、決して敗れることが出来ないというのも……) _5_鏡也 (楽しむ、が予定調和となってしまえばもはや私の理由の大半が潰える。とすればむしろ魔獣が存在する方が都合が良いのだが…) _9_流依 (お為ごかしと言われても、少なくとも一つの……いや、一つ程の理由、踏ん切りにはなる、か) _5_鏡也 (永遠の荒野、朽ち果てた十字架。暗喩としては安直で、単純。故に逃れ様もなく我が夢、その具象として現実に存在する事を許している怠惰) _9_流依 (戦うと戦えると戦わなければと戦ってしまう。そして勝つに勝てるに勝たなければに勝ってしまう。その差異は決定的なのか、そうでないのか) _9_流依 「ふう、止めだ。くだらないことを考えてる暇があるなら、コーヒーをゆっくり味わおう」と、小さく口に出して、コーヒーを一口 _5_鏡也 (滅ぼし、滅ぼされ、尚飽きずに存在する…否、存在させられる苦痛を、他の誰でもない私が与える、と?性質の悪い冗談ですらないという事に嫌悪を覚える) _7_透子 (意外と嫌ってはいても、憎悪はしてへん……。うちには幻さんほど毅ないみたいや)微苦笑を酒と共に呑み込んでいる _5_鏡也 「もっとも、そうでなければ仮想たるこの私が時に本体と感じられるという錯覚が起きようもない、か…何と下らん結論か」と吐き捨てたり。 _7_透子 「それでも、やると決めたんやから」自分に言い聞かせるように _9_流依 「二人とも、詮の無い考え事は終わりかな?」>鏡也、とーこさん _5_鏡也 「…たまには昔の気分に浸るか。マスター、ロゼの適当な物を」 _5_鏡也 「おやおや、君が最初に抜けたのか。それは意外だ」軽い皮肉?>流依 _9_流依 「途中でやめただけだがね」>鏡也 _7_透子 「どうやろ。でも、今のとこは終わり、にしとこか」にこりと<詮のないのない>流依 _5_鏡也 「はん。今出ないのならば途中だろうと何だろうと大して変わらん。何か別の要素が加わるか剥落しない限りはな」自嘲含み。 _9_流依 「まあ、答えが出るなど、自分でも期待してない考え事だから、本当に大して変わらないか」笑 _5_鏡也 「ふむ。確かこんな時の言いまわしが一つあったな…そうそう、『考えるだけ無駄』だったかな?」微妙…(笑) _7_透子 「やけど、全く考えへんのと比べてみたら、どやろ?」苦笑<考えるだけ無駄>鏡也 _9_流依 「私の方は、考えるだけ無駄というよりも、マイナスな気もするがな」笑<考えるだけ無駄 _5_鏡也 「思考と思索は別だが。もっとも、透子君や流依君の場合は…」ちらりと横目で見て、深い溜息(何) _7_透子 「?」キョトリとした表情<ため息>鏡也 _5_鏡也 「ダメだ。君達では特殊過ぎてカウンセリングの練習台にはならんな」そっぽ向きつつ(爆) _9_流依 「練習台になり得たとしても、こちらからお断りだがな」笑 _7_透子 「なんや?練習台にするつもりやったん」クスクス>鏡也 _5_鏡也 「そういう事にしておいた方が私の精神衛生上何かと都合がいいのでね」<するつもり _7_透子 「そんなに特殊な悩みなんやろか?うちのって」首ひねってたり(笑) _5_鏡也 「一般人でも殺すの殺さないのと本気で考えるのはそれほど少なくはないが、かと言って日常的に考えるのは特殊だな」 _9_流依 「確かに。まあ、ここでこうしていること自体、一般人からすれば日常的で無いだろうがね」 _5_鏡也 「…つまり、アレだ。君らは普通じゃない」くつくつと笑いつつ。 _7_透子 「ん、まぁ、血族廃人にするかどうかってのは確かに特殊やな」くすりと _7_透子 「大丈夫、鏡也と類友やかっら」くすくす<君らは普通じゃない>鏡也 _7_透子 訂正 やかっら→やから _9_流依 「私は普通よりも、特別・独特の方がマシだと思うがね」笑 _5_鏡也 「類友、ね…」苦笑 _5_鏡也 「…面白い。やはり君らは特に面白いな」苦笑しつつも楽しそうにワインを飲んでいる。 _7_透子 「そう言う鏡也見てるのも楽しいって」クスクス _9_流依 「まあ、他の有象無象よりは、存外楽しいかも知れないな」妙に迂遠なw _5_鏡也 「まったく、色々と打ち砕いてくれる。これでも長い時間をかけて築いてきているのだがな」苦笑が濃くなったり、更に楽しげだったり。 _7_透子 「騎士になって一番得したんは、鏡也や流依やらと知り合えたことなんかもなぁ」クスクス 「魔獣と戦う楽しさよりもなぁ」クスクス笑いが深くなってたり _9_流依 「まあ、たまに言うじゃないか『築くのは打ち砕くためだ』と」誰がそんなこと言ったw _5_鏡也 「ふむ。それについては限定的ではあるが同感だ」<知り合えた事 _7_透子 「そんじゃ、うちらはクラッシャー?」(爆)<打ち砕く _5_鏡也 「ほう、道理だな。覚えておこう」<打ち砕くため(ヲイ) _9_流依 「知り合えたこと、ねぇ。まあ、肯定しておこうかな、ここは」 _5_鏡也 「…適任だな」ちら、と視線を送りつつ<クラッシャー _7_透子 「熊野からあまり出られへんときから比べると、段違いやし」しみじみと<知り合えたことが一番 _7_透子 「ま。うちは修羅を飼(こ)うてるからな」クスクス<適任 _9_流依 「それでも、二人は何かを創り出す性も持っているから、良いのではないかな?」>鏡也、とーこさん _7_透子 「創っては壊し、創っては壊し、かもしれへんで?」くすくす>流依 _5_鏡也 「よく言う…君が創れないなどと言い出しても私には通じんぞ?」>流依 _9_流依 「それでも、壊すだけよりはマシでしょう。壊すだけのモノは、他者の創りだしたモノを侵食せずにはいられない」>とーこさん _9_流依 「おや、そうなのか。私に何が創れるのやら」軽い感じで(笑>鏡也 _7_透子 「やけど、創るには、壊さなあかんしなぁ」にこり>類 _7_透子 類→流依 _7_透子 「うちは何もないところからは創られへんから」 _5_鏡也 「おやおや。君自身を形作るものがすべて君の物で無いとしたら、君は誰になるのかな?」軽くお返し〜 _9_流依 「さあ?それは私が聞きたい。そういえば、今は全て私自身か」鏡也の言葉を受けて _5_鏡也 「別に産み出す事が創り出す事ではないさ。金属塊に君が創った何かを加えねば刀にはならん」グラスに残るワインを飲み干しつつ。 _9_流依 「それでもやはり、壊すことの方が得意なのだろうな……」と、コーヒー飲みほし、席を立つ _5_鏡也 「さて…久しぶりに気が抜けた。たまには寝る事にしよう」 _7_透子 「破壊も破壊というなの創造なんかもしれんし〜」謡うように言って立ち上がる。 _9_流依 「では、また。こういった日もたまには良いかもしれないな」と、出て行こう _7_透子 「んじゃ、おやすみ〜」店を出て行く>ALL _5_鏡也 「では…ふむ。透子君も流依君も、たまには良い夢でも見てゆっくり休みたまえ」と欠伸しつつ出て行きます。