薫 (からん)「こんばんわ……」 薫  うっすらと日に焼けている。 薫  てとてとと奥の席へ。 _2_薫 「セイロンティをください。ストレートで」>マスター _2_薫 「った……」日焼けをぶつけたらしい(笑) _2_薫 「日焼け止め、塗ってたんですけどね」塗り直し忘れたらしい(笑) _2_薫 「……これで、もうほとんど三年生は引退ですね。……ちょっと、さみしいかな」かなしげな微笑を浮かべつつお茶でまったりー _2_薫 (あと期末まで三週間か……来週も、漢字検定があるし……) _2_薫 (『やらなきゃいけないことは、どんなに重荷でも誰にも預けることができない』、か……)さみしげな、懐かしげな微笑に _2_薫 (それに、この重荷は自分で選んだのだから。)失ったものをいとおしむような表情に  _2_薫 「…………」なにやら左手を見つめていたり。手首にはなにやら銀色のバングルが。 _2_薫  ふっと表情が緩むとバングルに指を絡める。ぐにゃりとバングル変形(笑) _2_薫  指の間をうねうねと動き回るナナキ(笑) _2_薫  やがて一本の指に絡みつき、指輪に姿を変える(笑) _2_薫  指輪を抜き取り、握りしめる。……次に手を開いた時には指輪はない _2_薫 「さて、……そろそろ失礼します」 _2_薫 「しばらくこちらに来られないと思いますが……」受験生だし。 _2_薫 「はい。がんばります」マスターに激励されたらしい。 _2_薫 「ごちそうさまでした。おやすみなさい。」なにやら決意に満ちた表情で退店。