_9_俊也 「こんばんは」コートを脱ぎながら静かに入店。 _9_俊也 「あけましておめでとうございます。今年もお世話になります。」年始のご挨拶>マスター _9_俊也 席に座りながら「お水・・ではなく、軽いお酒をもらえますか?せっかくの(稀な)いい雰囲気に水では失礼ですものね。」微笑みながら音楽に耳を傾ける _9_俊也 軽くグラスを傾けながら(総帥と女王との因縁は結局わからずじまい・・・まあ、わたしに直接関係があるわけでもないし・・・優先度は低いかな)遠くを見ながら物思いにふける _9_俊也 (丹宮さんの魔剣・・・なかなか面倒な要求をしてくれるが・・・今作っているあれのシステムを応用すれば意思どおりに動く部分はクリアできる・・か?術的動作部分をもっと解析する必要があるか) _9_俊也 (グラスはいつもマスターが磨いてるが、店内もきれいだな・・・これなら大掃除も楽だったろうに・・・) _9_俊也 (いつも騒ぐBARも人がいなければずいぶんと雰囲気が変わるものだな) _9_俊也 カランと氷が解ける音でグラスが空になっていたことに気付く。「ついもの思いにふけっていましたね・・もう一杯もらえますか?」>マスター _9_俊也 (そういえば去年は若槻さんに学業成就やら中川さんに恋愛成就やら送ったものだな・・・懐かしい) _9_俊也 (今年は死者がでないといいが・・・そのためにもがんばらねば) _9_俊也 ふと時計に気付き「ああ、すいません」ぺこぺこ _9_俊也 「ごちそうさまでした。マスターもお体気をつけてくださいね。失礼します。」来たときと同様に静かに退店