_0_暁生 静かへとバーへと続く階段を降り、バーの扉の前に立つ _0_暁生 濃いグレーのシャツにくろに近いボルドーの革ボツムとワークブーツ。 _0_暁生 扉を開き、殆ど音を立てることなく店内へと入っていく。 _0_暁生 マスターの挨拶に軽く目顔で会釈を返し、店の最奥のカウンター席へと落ち着く _0_暁生 オーダーを取りに来たマスターにジンのストレートをオーダーし、壁にもたれる様にして、僅かに体の緊張を緩める。/ _0_暁生 グラスを差し出されたのをきっかけに体を起こし、マスターに微笑を浮かべて頷くとグラスを取り上げる。 _0_暁生 革ボツム→革ボトム _0_暁生 最初の一口は唇を湿らせる程度で慎重に口に流し込むが、二口目は注がれた半分ほどまでを一気に飲み干す。 _0_暁生 酒の芳香をはらんだ息を僅かに吐くと、グラスを置き、グラスの表面に浮かんだ水滴を指で辿る。/ _0_暁生 指についた水滴を気に留める様子もなく、疲れを感じさせる仕草でサングラスを取り、カウンターテーブルに置く。 _3_那智  「こんばんは」扉を開くのとほぼ同時に声かけて店内に。生成りの麻のサマージャケットに薄い水色のシャツ、ジャケットと同色のスラックス、な格好 _3_那智 「久しぶり、葛城君」>暁生 「マスター、IWハーパー」>マスター _3_那智 / _0_暁生 (ドアの開閉の音と続く挨拶に、顔を出入り口へと向け、無言のまま頭を下げる)>那智/ _3_那智  マスターからロックのグラスを受け取りつつ _3_那智 「営業時間延長したんだな。前を通りかかったついでに覗いたら開いていたから顔を出してみたんだが……。清水さん、よくOK出したな」苦笑>マスター/ _0_暁生 (那智から視線を外し、サングラスを掛けなおすと、再びグラスを取り上げ、唇を濡らす。ゆっくりと液体を干し、空のグラスを置く。ボトムのポケットから煙草を取り出し、底を指で弾いて一本を取り出し、唇に咥える。マスターと那智のやり取りを聞くでもない風で関心を見せない)/ _3_那智  マスターと軽く会話を交わしたあとはちびちびとグラス傾けている/ _0_暁生 (ライターを取り出し、火をつけようとするが何度も硬い金属音を立てるのみで、空しく火花が散るのみ。息を吐き、僅かに首を竦める)/ _3_那智  内ポケットからマッチ箱を取り出し暁生の方に滑らせる。 「これでも」<マッチ>暁生/ _0_暁生  (カウンターを滑ってくるマッチに気づき、手で止め、那智の方へと視線を向ける)「ありがとう」(手で空調の風から火を庇いつつ、マッチをつけると煙草に火を移す。煙草をふかしながら、無造作にマッチの火を指先でもみ消し灰皿に軸を捨てる)「助かりました」(片手で煙草を持ち、燻らせながら、マッチを手を伸ばして那智へと差し出す)>那智/ _3_那智 「いや」<助かった  自分も吸おうかと懐から取り出すが空箱。 _3_那智 「ん?空だったか……」/ _3_那智 「マスター、何か置いてるか?」<たばこ>マスター/ _0_暁生 「どうぞ」(カウンターに乗せたままの煙草のパッケージを手に取り、パッケージごと那智の手元に置く)「お口の合えばですが」/ _3_那智 「特にこだわりはないから大丈夫だろう」<口に合えば 「ありがとう」一本取り出しつつ>暁生 _3_那智  マスターにはもういいと身振りで。そのあと返ってきたマッチでたばこに火をつけ一服。 _3_那智 「……ん、意外と」<たばこの感想/ _0_暁生 (紫煙を深く吸い込み、マスターに御代わりをオーダーする。那智の礼に軽く首を振りつつ、取り出そうとする手にパッケージを押し付ける)「どうぞ…これで、充分ですから。」(唇から煙草を指にとり差し上げてみせる)>那智 _0_暁生  「意外に何ですか?」(口元に笑みを浮かべ、僅かに体をひねって那智の方を向いて、問いかける)/ _3_那智 「口に合うな、とな」口の端を軽くあげ>暁生/ _0_暁生  「それなら良かった」(那智に頷き、吸いかけの煙草を灰皿に置くと、お代わりのグラスを取り上げて口元へと運ぶ)>那智/ _3_那智  たばこをくゆらせながら、空になっていた箱をしみじみ眺めて、苦笑/ _3_那智 「……確か、今朝開けた奴だよな……」独り言/ _0_暁生  (きつい酒の入ったグラスを静かに干し、再び、煙草を口元へと運ぶ)「吸い始めると止まらなくなるものですね。」(自嘲めいた言葉でこちらも呟き、吸い終わった煙草を灰皿で揉み消す)/ _3_那智 「いつの間にか減っている。そうヘビースモーカーになった覚えはないんだがなぁ」自分にあきれているように一言。たばこはきっちりフィルター間際まで吸ってからもみ消し。/ _0_暁生 「自覚のあるうちは、多いとは言えないでしょう?」(喉で笑うと、スツールから降りる)「…お先に」>那智 _0_暁生 / _3_那智  氷が溶けて水割りになりかけなグラスを空ける _3_那智 「ま、確かに。お休みなさい」<自覚が〜>暁生/ _0_暁生 「…おやすみなさい…。またいずれ」(通りすがりに会釈すると那智の後ろの通路を通り過ぎ、出入り口へと向かい、そのまま店を後にする)>那智/ _3_那智 「双方とも生きていたら、な」聞こえないぐらいの小声<またいずれ>暁生/ _3_那智 「たまにはくるものだな。久しい相手と顔を合わす」さっき押しつけられていったたばこを眺める _3_那智 「マスターのお薦めをショットで」 _3_那智  グラスを受け取り、一口。美味しそうに目を細め、半分空ける _3_那智 「旨いな」しみじみ _3_那智  マスターの背後の棚の酒類を眺め「よくこんなに揃えたものだなぁ」 残り半分を空けてグラスを置く _3_那智  チェイサーを一口。「僕も帰るよ、ごちそうさま」 席を立ち店を出て行く/