_2_紡生 今日はピンクのニットにデニムのジーンズ姿。少々疲れた足どりで店に入る。 _2_紡生 「こんばんわぁ。フルーツパフェください〜」 _2_紡生 へろへろと歩きながら、適当な席に _2_紡生 「はぁ、疲れたぁ…」くたりん _2_紡生 「昨日仕事してきたって言ったのに、翔子さんってばこんな時間まで手伝わせるんだもの…」 _2_紡生 「でも、愚痴言っても仕方ないよね。がんばらなくちゃ」 _2_紡生 そしてパフェをぱくぱく(ぇ かのか 「こんばんわ(…人が居ないですね)」 _9_かのか 「マスター珈琲をお願いします」 _2_紡生 「あ、こんばんわ、かのかちゃん」 _2_紡生 かのかちゃん>かのかさん _9_かのか 「紡生さん、先日はお疲れ様でした…」 _2_紡生  てけてけとパフェを持って席移動 _8_紡生 「かのかさんもおつかれさま。楽しかったよ^^」 _8_紡生 「来年も行ってみたくなっちゃった^^」 _9_かのか 「来年そうですね。今回ので色々規制が出来た風ですが…」(珈琲を呑みながら _8_紡生 「そうなんだぁ……もしかして、その規制って私たちに関係あり?」 _9_かのか 「私達は、何もしてないじゃ無いですか。だから、余所の方ですね」 _8_紡生 「そう? よかった^^」 _9_かのか 「ともかく、特に気にする程じゃないですよ。抜け道は幾らでも有ります、無ければ創るまでです。」 _8_紡生  安心したらしく、パフェをぱくっ _8_紡生 「抜け道を作って……やりたいことは絶対通しちゃうんだね(笑」 _8_紡生 「そういうの、楽しそうだなぁ」くすくす(ぇ _9_かのか 「それは当然ですよ。学生で居られる期間なんて、ほんの数年じゃないですか」 _8_紡生 「だから、やりたいこと、やった者勝ち?」 _9_かのか 「そうですよ。人生は概ねそんなモノらしいですから…」 _9_かのか 「とりあえず、学祭が終わったので…次の目標は生徒会の役員選挙ですね」(うんうん) _8_紡生 「役員選挙…立候補するの?」 _9_かのか 「しますよ。1生徒だと、行動に限界があるのを痛感しました、上を目指します。」 _8_紡生 「立候補するんだ…かのかさんって、行動力あるね。すごい」 _9_かのか 「そうですか?将来独立してブランドを立ち上げるより、遙かに簡単だと思いますけど?」 _8_紡生 「そうかな…私は、そうできたらいいな〜って勉強しているだけで、次にどうするかとか、まだ考えていないから…」 _8_紡生 「う〜ん、私、ちょっと弱気になっちゃっているかも」自分のほっぺたをぺんぺん _8_紡生  そして、パフェをぱくぱく(ぇ _9_かのか 「…今できる事を、やって損は無いですからね、後から出来ない事は特に」(珈琲が胃に重いかな?) _8_紡生 「うん。そうだね」ぱくぱく(ぇ _9_かのか 「…とか言いつつ、期末の試験勉強してないです」(苦笑 _8_紡生 「むぐ……」フルーツが喉に詰まったらしい _8_紡生 「う〜……やなこと思い出させないでよう。ぼくも全然勉強できてないんだから(;;」 _9_かのか 「…意外…ですね」 _8_紡生 「家じゃ弟が邪魔するし…この時期は、アルバイトも忙しいし;;」 _8_紡生 「パフェでも食べなきゃやってらんないっ」ぱくぱくぱく(ぇ _9_かのか 「糖分は頭の回転に必要ですからね…」 _8_紡生 「美味しいよ。食べる?」と、パフェを一口差し出してみる(ぇ _9_かのか 「ご免なさい、この時間に甘いのもはちょっと…」 _8_紡生 「そう? 美味しいのに…」残念そうだ(ぇ _9_かのか 「そう言えば…」(メモ帳を見ながら) _8_紡生 「……なに?」 _9_かのか 「もうじきクリスマスですね…」 _8_紡生 「うん。そうだね…かのかさんは、クリスマスはどうするの?」 _9_かのか 「どうとは?」 _8_紡生 「友達と遊びに行くとか、デートとか」 _9_かのか 「あー、そう言う事ですか?、それなら逃走でしょうか?国外に逃亡してると思います」 _8_紡生 「えっ?……逃走って…どうして?」びっくりびっくり _9_かのか 「冗談ですよ。半分は本気ですけど。」 _9_かのか 「21日が今年最後のサバトなんで、アイルランドに行くので、戻って来れないんですよ」 _8_紡生 「サバト?(@@ よくわかんないけれど、忙しいんだね」 _9_かのか 「忙しいです。学園で行われるでハズの祭典に等、出る暇も無いほど忙しいです」 _8_紡生 「大変なんだぁ(@@」 _8_紡生 「私は、アルバイトは休んで、弟とパーティーかな〜」 _9_かのか 「なるほど。弟思いなんですね…」 _8_紡生 「去年は失敗しちゃったから、今年はケーキ、きちんと作るんだ」 _9_かのか 「………ところで、パーティーって二人切りでですか?」 _8_紡生 「ん……そうなるのかな。いつも困らされてばっかりなんだけど(^^;」<弟思い _8_紡生 「キャメロットの人たちがどうするか聞いていないけれど、2人きりになりそう」 _9_かのか 「お菓子作りは、なかなかシビアですけど、市販のモノで代用すれば簡単にできますよね」 _9_かのか 「あそこの住人達は…お祭り事好きそうだから、呼べば来ると思いますよ」 _8_紡生 「去年失敗したのが悔しかったから、絶対自分で作るの」<市販のもので _8_紡生 「……そうかな?」<呼べば〜 _9_かのか 「…いや、まずは簡単なモノからやった方が、失敗は少ないですよ」 _8_紡生 「大丈夫。成せば成るからっ」<失敗は〜 _9_かのか 「市販のスポンジ生地買うだけでも、全然手間が違いますし…」 _8_紡生 「んんんん……」 _9_かのか 「何より…時間が惜しいですよ、慣れてるのなら、時間は掛かりませんけど。」 _9_かのか 「どのみち、作るのはケーキだけでは無いのでしょ?」 _8_紡生 「クリスマスプレゼントは手抜きしちゃうから、ケーキはきちんと作りたいの。がんばる」 _8_紡生 「他のものは……市販のもので……^^;」 _9_かのか 「そうですか。其処までの意気込みが有るのでしたら、頑張りましょう。」 _9_かのか 「オーブンレンジだと、ドアの開閉は最低限で手早く行わないと、一瞬で温度が下がるので生地が膨らみにくくなりますので、注意が必要です…」 _9_かのか 「予防策として、余熱温度を高めに設定しておけば、多少は何とか凌げますよ」 _8_紡生 「え…う…そうなんだ」 _8_紡生 「余熱を高めに…と」めもめも _8_紡生 「よーし、がんばるぞー」一人で張り切ってみる(ぇ _9_かのか 「まぁ、お祭りなので、頑張って下さい」 _8_紡生 「うん^^」 _8_紡生 「それじゃぁ、ぼくはもう帰るね。今日はありがとう^^」 _9_かのか 「(魔女的に、キリストの誕生日なんかは、祝うに値しないんですけど…祭りでも何でも無いのに)」 _9_かのか 「お疲れ様でした…」 _8_紡生 「じゃぁ、おやすみなさい。またね^^」 _8_紡生  てけてけと軽やかな足取りで、店を出て行きます _9_かのか 「さて、あたしも帰りましょう…」 _9_かのか 「ご馳走様でした」