薫 (から……)「こんばんわ」ちょっと上気した顔で入店。 _9_薫 「桜、満開ですね……」>マスター/ __真一 入り口で人の気配。しかし、すぐには入ってこない。/ __真一 二十秒ほど困った後、入ってくる。「よ。」>薫ちゃん/ _9_薫 「…」凝固。/ _9_薫 立ち上がると深々と頭を下げる>真一くん/ _8_真一 「あー……。」席の前で困っている。 _8_真一 「ひさしぶり。」/ _9_薫 「…ごめんなさい…」顔があげられない。/ _8_真一 席について、薫ちゃんを後目に「日本酒。冷やで。刺身適当に盛り合わせて下さい。」>マスター/ _8_真一 「……」(あれは忘れてくれた方が気が楽なんだがなぁ……。)薫ちゃんに声もかけられず、かるく顔を引きつらせている。/ _8_真一 「飲めるんだっけ?」苦し紛れに聞いてみる>薫ちゃん/ _9_薫 「…あんまり…」真一君の様子に話をそらそうとのってみる>真一くん/ _9_薫 でも顔は上げられないまま/ _8_真一 「そか。」薫ちゃんが何も頼んでいないようなので「ウーロン茶下さい。」勝手に注文>マスター/ _9_薫 「すみません」とぺこり。/ _8_真一 ため息を一つ。<顔を上げられない _8_真一 「生きてて良かったよ。お互い。」ネガティブな言葉は口に出さないぞと心に決め/ _9_薫 「本当に、そうですね」色々報告書の内容を思い返したり/ _9_薫 「飯島さんも、怪我は……?」/ _9_薫 まだ視線が合わせられない/ _8_真一 「背が縮んだ。」即答。<童殺鬼参照/ _9_薫 「それは…」ちらっと見上げたり。/ _8_真一 気まずく刺身をつまんでいる。/ _8_真一 「このくらいに。」親指と人差し指で、15センチ位を示す。<縮んだ/ _9_薫 「元に戻ってよかったですね…」ほっとしたような笑み/ _8_真一 「あの身長じゃ、残りの人生真っ暗だからな。」なんともないように言う。/ _9_薫 「……」15センチな真一君を想像しているらしい。/ _8_真一 「あー、服は着てたぞ。一緒に縮んでたから。」いらんことを承知で言ってみる。/ _9_薫 「え?…いえ、そんなことっ」何を慌てる(笑)/ _8_真一 クククと笑って、「ごちそうさんでした。」>マスター _8_真一 「じゃ、また。」出口へ。/ _9_薫 「え、え、ともうこんな時間ですねっ」 _9_薫 「おやすみなさい」深々と頭を下げる>真一君 _9_薫 「それじゃ、私も _9_薫 おやすみなさい」>マスター/