マスター キュッキュッとグラスを磨いております/ _3_龍樹 (からん)「今晩は。」いつも通りの黒いコート姿で、ふらりと店内に。 _3_龍樹 どこかよれっとした雰囲気を纏いつつ、3番席へ。/ マスター 「いらっしゃいませ、体調が少々悪いようですが、なにがよろしいですか?」/ _3_龍樹 はは、と苦笑いして「そう見えます…? いやはや、仕事にまだ慣れないものですから。」少し考えてから「そうですね、カルアミルクを頂けますか?」/ マスター 「かしこまりました。なかなか最初の頃は、どんな仕事でも大変なものですからね」/ _3_龍樹 「慣れてくればなんとかなる、とは思うのですけど。まだ他の人の癖も分かりませんしね。 _3_龍樹 「何より覚えなくてはならないことが多いですし。」/ マスター 「たしかに。慣れれば、だいたいのことはできるのですけどね」といって手馴れた手つきでカルアミルクを渡す。 マスター / _3_龍樹 「ありがとうございます。」軽く頭を下げて受け取り。「マスターはこの仕事、かなり長いのですよね? やはり、慣れない時期とかあったのでしょうか。」/ マスター 「もちろんです。私もこの姿のまま産まれたわけではありませんからね、最初の頃は、苦労しましたよ。ですが、まあ、今ではある程度はできるようになりましたよ。ある程度ですがね」/ _3_龍樹 「完璧には、なかなかたどり着けませんか。それでも並みの熟練ではないですよね。まぁ…ここに来る人もまた一癖二癖ありますし、余計にですかね。」誰を思い出したのか、くつりと笑い。/ マスター 「しかし、結局は、苦労した最初の頃に得た技術が、今でも大切なものなんですよ、結局、基本がなによりも大事ですからね、応用は基本ができていないと、不可能ですから。まあ、ここにくる人は素養があるので、基本がおろそかな場合もあるようですが」/ _3_龍樹 積み上げるものをきちっと乗せることができませんし。…あー、でも少し耳が痛いですね。仕事のことではなく別のことで基本が殆ど身についてないもので。 _3_龍樹 …あー、でも少し耳が痛いですね。仕事のことではなく別のことで基本が殆ど身についてないもので。 _3_龍樹 「そうですね、基本的には土台がないと。上に無茶に積み上げても良いことはありませんし。」 _3_龍樹 「…でも少々耳が痛いですね。仕事のことではないのですが、他の事で基本が抜け落ちているもので。」少し遠い目をして苦笑い/ マスター 「今からでもいいから、基本を学んでいけばいいのでは?」/ _3_龍樹 「えぇ…努力はしているのですが…。なかなか他の人間との距離感というものは難しくて。」溜息。/ マスター 「難しいですよね、距離感をほんの少しあやまるだけで、とんでもないことになってしまいますからね」(昔を懐かしむような目をします)/ _3_龍樹 「少し踏み込みが近すぎるきらいがあるので、意識して距離を置くと今度は遠すぎると…。おや、マスターも、何かそういうトラブルにあったことがあるみたいですね。」懐かしんでいるような様子を見て。/ マスター 「人生を長く生きていれば、一つや二つくらいはありますよ。あまり思い出したくはありませんが。十六夜さんも、1つや2つはありませんか?」/ _3_龍樹 「えぇ、まぁ。恥ずかしながら、距離感誤ったお陰で性格ねじれたクチですから。」微苦笑して。/ マスター 「そうですか?」 マスター 「こちらに来る方々に比べれば、素直なほうかと思いますが」/ _3_龍樹 「いやいや、結構意地悪いですよ、これでも。人の心を黙って読んでるってのは、十分にそうだと思いますけど。」冗談めかした口調。/ マスター 「いや、ここには何千年も生きていた方がいますからね。ああ、そういえば、性格がねじれたというか、意固地になりすぎて、捻くれたように見える人もいますねえ」/ _3_龍樹 「ふむ。まぁ、そこまでいくともうここの大半の人が素直に見えてくるレベルではないでしょうか。意固地になりすぎると、性格が本当にそれで固まってしまいますしねぇ…。」/ マスター 「まあ、その人は戻りようがないでしょうけどね、それで神に近い存在になってしまったようですから」/ _3_龍樹 「……意思というのは、時にとんでもないところまで持ち主を連れて行きますからね。」誰のことを言っているのか引っかかるような引っかからないような。/ マスター 「ええ、それで真の世界最強たる存在になってしまうというのも、凄い話なんでしょうが。哀れなのかもしれませんね」/ _3_龍樹 「……あの人の背負っているものは、今となっては容易に他者には背負えないほどに重いものになってますし。何がそこまでさせたのでしょうね。」ようやく思い当たり。/ マスター 「さて? なんせ、私がまだ産まれるかなり前の話ですからね。その執念だけはわかる気がしますが、その背景までは」/ _3_龍樹 「ふむ…分かるのは、恐ろしく昔の話ということ、そしてそれがあの人の道を決定付けたことくらい、ですか。」/ _3_龍樹 「それにしても…円卓の騎士の関係者というのは、外見だけでは歳が分からない人が多いですね。」/ マスター 「まったくです。一応、私は本部のリストはもらっていますが、緊張しますよ」/ _3_龍樹 「いちいち外見変わってくる人も、たまにいるみたいですしねぇ。」くすりと笑い。/ マスター 「まったくです。私も見極めれないから、こまったもんです」/ _3_龍樹 「まだ本人の面影があれば何とかなるのですが。あー、でも、あまりに変わらなさ過ぎるのも、少し妙ですけどね。」自分のことは棚に上げている。/ マスター 「まあ、外見だけで人を判断するのはあきらめました」(笑)/ _3_龍樹 「はは、接する人が接する人ですしね。普通という感覚が崩れていきそうで危ない。」/ マスター 「まあ、でも、普段、接する人は普通の方ばかりですからね、線引きは簡単では? いや、最近の新聞を見ると、普通の境界線が微妙ではありますね」/ _3_龍樹 「そうですね…えぇ、大半は普通の人なのですが。どうもここ最近…そう、新聞見てても思うのですけど、少し歪みが目立つようになっては来てる気がします。」肩を軽くすくめる。/ マスター 「最近、猟奇的な犯罪が多いですな。それに悲惨な事故も・・・・・・」/ _3_龍樹 「……えぇ、そう…ですね。随分と多くなったというか、目立つようになったというか…。 _3_龍樹 」/ マスター 「これだけ平和な時代なんですけどね」/ _4_哀 (カランコロン)「こんばんは……。」/ マスター 「いらっしゃいませ」/ _3_龍樹 「平和ですが、人の心は荒れていくかもしれませんよ。平和すぎて感覚が鈍っているのかもしれません。 _3_龍樹 「今晩は。」軽く会釈。>哀/ _4_哀 「柏餅と、お茶下さいな。」(あと、二日……。)/ マスター 「かしこまりました」/ _4_哀 「初めまして。神原哀と申します。」/ _3_龍樹 「…これはご丁寧にどうも。私は十六夜龍樹と申します。位階は<恋人>です。」/ _4_哀 「あ、〈皇帝〉です。」(召還者……。)/ _4_哀 失礼、と会釈してから、むに〜っと、柏餅を頂きます。/ _3_龍樹 「えぇ、まぁ。召喚者の端くれですね。微妙に亜流のような気もしますが。」微苦笑。/ _4_哀 「?」(……あ。読心?)素直に、ちょっと嫌だな、と思う。<召喚者/ _3_龍樹 「あ。」またやってしまった、な感じで一度口を押さえてから溜息をついて。「…すみません。なるべくやらないように気をつけているのですが。」肩を落とす。/ _4_哀 「大変ですね。」同情。嘘じゃないよ。/ _3_龍樹 「人の間で生活するには必要なことですから。自分を戒めていかないと。」(でも初対面でやってしまうとなるとなぁ。)苦笑い。/ _4_哀 「そうですね。やっぱりあんまりいい気持ちじゃありませんから。」同意。/ _4_哀 「自分でも鬱陶しそうですしね。」/ マスター 「そろそろ閉店の時間です」/ _3_龍樹 「えぇ。自分が鬱陶しいより前に、周囲から避けられるのは辛いものですし。」 _3_龍樹 「っと、珍しく長居をしてしまったな…。」ごちそうさま、と席を立つ。/ _4_哀 「ごちそうさまでした。」こちらも席を立つ>マスター/ _3_龍樹 「また、お会いしましょう。」>哀/ _4_哀 「はい。」にっこり。/ _3_龍樹 一礼して、店から出て行く。/ _4_哀 (どうしたもんかな。)<読心能力者への対応/ _4_哀 「それじゃあ、失礼しますね。」>マスター/ _4_哀 出ていきます。/ マスター 「おやすみなさいませ」/