_2_真一 (カランコロン)「……。」 _2_真一 「日本酒を。つまみは……なんかいいのあります?」>マスター/ _2_真一 「あ、そうですね。熱燗。」/ _2_真一 ちびちび。/ _2_真一 何かの刺身をつまんでいる。/ _2_真一 ため息一つ。 _2_真一 「ほんっと、人がいませんね。」>マスター/ _4_透子 「ばんわー。おっちゃん、お奨めいっぱい〜」駆け込んできて/ _4_透子 「真一、ばんわ〜」酒もらって口つけて/ _2_真一 「お、こんばんは。」杯を上げて挨拶。/ _2_真一 「人いなくって寂しかったんですよ。」にこりと笑う。/ _4_透子 「酒場で一人、イイ男(予定)か?絵になりそうやな」にっ<人いない/ _2_真一 「絵にはなっても腹の足しにはなりませんわな。」/ _4_透子 「あかんでぇ、酒場は腹の足しにするんやなく、心の足しにするとこやで」くぴくぴ呑んでにやり/ _2_真一 「足らないなぁ。」/ _2_真一 「安心して酔っぱらえるの、ホントにここだけなんですよね。」/ _2_真一 「なのにせっかく来ても人がいないから……。」/ _4_透子 「ええやん。酔えるだけ……。うちなんか、ここやないとまともに呑まれへんねんもん」ちょっとむくれ? _2_真一 「どうなんですか? 体調。」この前聞いたりしてませんよね?/ _4_透子 「んー、順調に衰弱?」聞かれてなかった気がするなぁ/ _2_真一 「あちゃあ。」/ _2_真一 「養生してやって下さいよ。」/ _2_真一 「また『お母さん』がいなくなったら、若槻が可哀想だ。」/ _4_透子 「や、養生したから、余命告知よりまだ生きてるんやけどな」苦笑 _4_透子 「……それ言われるのも、わかってても結構キツいなぁ」/ _2_真一 「騎士も所詮はモータルですか。」/ _4_透子 「空のことも、シキのこともあるし……」ふぅ、溜息/ _2_真一 「クウ……?」/ _4_透子 「そら。子供の名前や」にこり/ _2_真一 「はぁ……。」/ _4_透子 「騎士や言うたかて、うちは一応人間やし?」おどけた風に<所詮モータル _4_透子 「死ぬときゃ、死ぬて」飲み干し/ _2_真一 「まぁ、あれですわ。」お猪口を置く。/ _2_真一 透子さんの肩に手を置いて「傷は深いし望みもないが、諦めるな。」/ _2_真一 「あ、時間だ。」/ _4_透子 「言われんでも、最後まであがくつもりや」微笑 _4_透子 「そやな。じゃ、あまり遅なったら……って、もうだいぶ遅いけど心配してるやろうから帰るわ」 _4_透子 「ごちそうさま。おっちゃん。じゃ、おやすみ、真一、おっちゃん」退店/ _2_真一 「ごちそうさまでした。」>マスター _2_真一 「んじゃ、お大事に。」>透子さん _2_真一 退店/