__エル BARの表で空気の弾けるような音が響く __エル 静かな音を立てドアを開き「こんばんは〜」/ _4_エル 「ますたー、アッサムとクッキーを」/ _4_エル 「あ、どうも」出された紅茶を、ゆったりと飲みつつ周りを見渡し「今日は静かですね〜」/ _4_エル 紅茶片手にクッキー摘みつつ 物思いにふける/ __シキ (ここに来るのも久しぶりだ。どうしても空の事が気になって中々離れられないし…未練がましいな、本当に) __シキ 「…ん?」(子供、か?とは言え外見はあてにならないからな、ここは。いい事なのか悪い事なのか)自分だって若作り(?)の癖に(笑) _4_エル 「あ、こんばんは(初めての人ですね〜)」クッキー摘みつつ小笑み/ _5_シキ 「今晩は。はじめまして、ですよね?」にこ、と怖がらせないように微笑みながら挨拶。 _5_シキ 「シキ、と呼んでください。あ、茶と菓子を何かお願いします」自己紹介と注文を同時に/ _4_エル 「はい、初めましてですよ。 月詠・エル・ファーニルです、魔術師やってます。」/ _5_シキ 「魔術師…」数少ない知識を総動員中。意外とそういう事は知らなかったりする/ _4_エル 「魔術師が何か?」小首を傾げ/ _5_シキ 「恥ずかしながらそういう事には疎くて。いや、昔は知ってたかもしれないんですが、なにぶん年なもので思い出すのも一苦労なんですよ」苦笑/ _5_シキ 「えーと、失礼ですがお年は…?」/ _4_エル 「9歳ですよ、今年で10歳になりますけど。」何故そんなことを聞くのかと不思議そうに小首傾げ/ _5_シキ 「そう、ですか。いや…はは。一応、一人の大人として不甲斐ないなと思ってしまったりするんですよ。子供に命を賭けさせているのは」/ _4_エル 「そうなんですか〜。気にする必要は無いですよ、私がしたいから命かけてるんですから」紅茶を飲みつつ小さく笑む/ _5_シキ (それなりの覚悟はある。ここにいる以上当然と言えば当然、なのか) _4_エル 美味しそうに頬を緩めクッキーをはむはむ/ _5_シキ 「それでも…やはり不甲斐ないものは不甲斐ない、か。軟弱と言われても仕方ないな、本当に」独り言/ _6_真一 (カランコロン)「……。」/ _6_真一 「クウ……!?」クウの死亡は知っている方向で。/ _6_真一 ずかずかとシキの方に歩み寄って、両肩に手を置く。/ _6_真一 「おい、クウか!?」/ _4_エル 「あ、真一さん こんばんは・・・」クッキーを咥えたまま、不思議そうに二人をキョロキョロ>シキさん、真一さん/ _5_シキ びっくう! _5_シキ 「な・・・あっ・・・」クウ、と聞かれ動揺。 _6_真一 「あ、でも、腕が……!?」<隻腕じゃない/ _5_シキ 「…もしかして、飯島真一さん、ですか?」顔を見て/ _T2_真一 肩に手を置いたまま、黙って頷く。こちらも困っている。<飯島さん?/ _5_シキ 「僕は・・・」大きく深呼吸して落ち着く。 _4_エル 「(クウって人の名前ですよねぇ・・・?)」疑問符を浮かべつつ眺める。(この間もクッキーは食べてます(笑)/ _5_シキ 「僕はクウじゃありません。シキと言います。クウは…今、その、眠っています」 _5_シキ (しまった…真一さんや悠騎さんにどう説明するか考えていなかった。クウの事を気にしてくれていたのに)と悔やむ/ _T2_真一 「クウは……死んだと聞いてる。それは実際のところ、どうなんだ?」>シキ/ _4_エル 「(そういえば、クウって名前 どこかで聞いたような気が)」むぅーと唸りはじめる/ _5_シキ 「…話せば長くなるんですけどね。まあ、真一さんにだったら話しても…いや、話さなければいけないか」 _5_シキ 「よく聞いてください、真一さん」/ _T2_真一 こくり、と一つ頷く。/ __那智 からん、と鐘の音を鳴らせて店に入ってくる。今日も涼しそうな格好。 __那智 「こんばんは」/ _5_シキ 「そもそもクウと言うのは、シキという存在…つまりは僕が眠りに付く際に造り出す、擬似人格のようなもの、です。何故そうなるのかは僕自身でもよく解らないのですが」真一にのみ聞こえるような大きさの声で/ _4_エル 「こんばんは〜」片手上げ挨拶>那智さん/ _T2_真一 那智さんの登場にも気を散らさず、シキの方を向いている。 _T2_真一 / _5_シキ 「そしてその擬似人格のようなものは僕が眠りから覚める時に、消滅します。死ぬとかそんな次元ではなく、消え去るんです、本当に」 _5_シキ 「ただ、今回のクウだけは…まあ、その、昔の友人と言うか何と言うか…ええと、まあ、そんなような何かが助けてくれて、今は眠ってます」そこら辺はぼかします/ _6_那智 真剣な話をしていそうなので、後ろを通らず(通れず?)席に座る。 _6_那智 「マスター、アーリーを」座ると同時に注文/ _5_シキ ちなみに那智さんにはまだ気付いてません。隣にいるのに(笑)/ _T2_真一 「一応、あんたの……シキの頭のどこかに存在は残っている、ってことでいいのか?」/ _4_エル 「(声潜められても、空気震動で普通に聞こえちゃうんですけどねぇ)」小さく苦笑しつつ>シキさん/ _6_那智 気付いてないシキに微苦笑浮かべてる/ _5_シキ 「あー…いや、その、別の所、です。これ以上は…すいません。クウ自身があなたに会いに行く時まで、話す事は出来ません」/ _T2_真一 「会いに……?」/ _T2_真一 「……分かった。それで納得しておくよ。」ゆっくり、ゆっくりと言葉を紡ぐ/ _5_シキ 「ええ。真一さんが生きている限り、きっと会いに行きますよ、そ…じゃないクウは。そういう子だって事は…よく、知ってます」苦笑/ _6_那智 シキと真一の会話は気にせずちびちびと呑み/ _5_シキ 「…真一さん。僕はまだ死ぬわけにはいきませんが、それ以外なら何をしてもいいですよ」いきなり何を言い出すのか>真一/ _T2_真一 「身体を共有、ってわけじゃなさそうだけどな。」ちゃんと両方ある(ありますよね?)腕を見つつ。/ _T2_真一 「……俺がシキに何をするって?」<何をしてもいい/ _5_シキ 「…そもそもこの体自体、実体があってないようなものですからね。クウもそうですけど」 _5_シキ 「結果的に僕がクウを無理矢理眠りにつかせてしまった事に対しての、謝罪のようなものです」いい気はしないだろうとは解っていても>真一/ _T2_真一 頭をぼりぼりと掻く。/ _T2_真一 「謝罪、謝罪ねぇ……」/ _4_エル 紅茶をもう一口・・・「あれ?」カップを覗けば中は空っぽ「ますたー、お代わりお願いします」微苦笑/ _T2_真一 「マスター、ウイスキー。」/ _T2_真一 もらったウイスキーを、一気にあおる。あんまり美味しそうじゃない。/ _5_シキ (こんな形で押し付けられても迷惑だっていうのは解っているが…嫌な性格だな、俺は)/ _6_那智 「……シキ?」微妙落ち込み中に見えるので話しかけてみたり>シキ/ _T2_真一 「頭を冷やしてから、煮るなり焼くなり考えるわ。」>シキ/ _5_シキ 「な、那智!?いつの間に。穏行か?」んなわきゃーない/ _3_真一 席につく。/ _5_シキ 「…すいません、嫌なお願い、でしたね」最後に>真一/ _3_真一 (ああ、そういえば仰木さん無視してたな。挨拶……いいや。)/ _6_那智 「いや、一応店に入るときはあいさつをしたぞ?飯島君との話しか見えてなかったみたいだが。」くすっと笑って>シキ/ _5_シキ (ああ…自己嫌悪物だ、これは。温くなり過ぎているのか) _3_真一 「まったくだ。あれしか情報を寄越さないで、『好きなように罰してくれ』とか言うなよ。何をどうすべきか判断できないだろ。」>シキ/ _3_真一 <嫌なお願い/ _4_エル クッキー頬張りつつ、こくこく頷く <入る時のあいさつ/ _5_シキ 「・・・仕方が、ないだろう。謝らなければいけない相手だ。詳細を話せるわけもなく、かと言って何も言わない訳にはいかない」 _5_シキ 「…覚悟が足りないのは、自分だったか」頭を抱えてやっちまったーって感じで突っ伏します/ _3_真一 (あ〜、頭ぐらぐらしてきた。)無理して飲むから。/ _6_那智 「ほのぼのするなぁ」シキの浮き沈み見てぼそっと(笑)/ _4_エル 小さく笑いつつ頭をなでなで(笑)>シキさん/ _6_那智 エルがなでてるシキ見てて、なごんでいる(笑)/ _3_真一 「マスター、日本酒。熱燗で二合。」まだ飲むのか。/ _5_シキ 「あ…」頭を撫でられてはっ、とこちらの世界に戻ってくる。しかし撫でている相手を見てなんとも言いようのない顔に/ _5_シキ (情けない…と言うかここで一番の子供は自分か)/ _6_那智 わしわし、と急にシキの頭を撫でる/ _4_エル 那智さんに撫でなでを譲り、クッキーはむはむ/ _5_シキ 「こ、こら、何を…」那智には反論/ _3_真一 結局何が起きていて、どう判断すべきなのか。精一杯頭を動かす酔っぱらい。/ _6_那智 「いや、何となく」<何を 「たまに直樹やリューが僕にやるような事を、僕なりにシキにやってみたんだが?まぁ、やってる事は違うが」<行動理由>シキ/ _5_シキ 「はぁ…まあ、多分慰めてくれた事にはありがとう、月詠さん、那智」ぱん、と自分の頬を張って気分を変える/ _5_シキ 「…じゃあとーこさんが那智にやるような事は?」ちょっとだけ反撃/ _6_那智 「慰めというか、思考転換か?」自分でも疑問系(笑)>シキ/ _3_真一 (殺さない程度……、この前麻生に食らわしたのより、まだ少し行ける訳か。)やっていいことの許容範囲を考察。/ _4_エル 「いえいえ、お勤めの一環のようなものですから」小笑み>シキさん/ _6_那智 「……意味合い的には似たようなもの、だろうな。だいぶと過激で暴力的だが」苦笑<とーこさんのは?>シキ/ _5_シキ 「はは…違いない。正直、クウが真似しないか心配だったりするんだがな」同じく苦笑/ _5_シキ クウ→空 です _6_那智 「真似する以前に、対象がいなくなったら出来ないだろう?」さらりという 「まぁ、他の人間相手にって可能性はないとは言えないが」苦笑<空が真似する>シキ/ _3_真一 「う゛〜……」突っ伏す。主に酒のせい。/ _5_シキ 「…少なくとも直樹の料理だけは真似しないでもらいたい」心の底から/ _6_那智 「あの、不必要にあふれすぎているチャレンジ精神を、なぁ」苦笑<直樹料理まねる>シキ/ _5_シキ 「と、そろそろ時間か。そろそろ仕事をしないと、な…機会があり次第、出るか」とふと左の方を見て _4_エル 「一気に飲みすぎですよ〜」少し苦笑してから「ますたー、冷水ください」>真一さん/ _5_シキ (真一さん…いや、今日はやめておこう、か) _3_真一 ぐっ! と身を起こして _4_エル 「はい、冷水です。これ飲んで自力で回復してください」真一さんの前に冷水置き>真一さん/ _6_那智 「そうだな。じゃぁかえるか」グラス空けてカウンターに置き、立ち上がる/ _3_真一 「シキ!」/ _5_シキ 「!」名前を呼ばれてびっくり。 _5_シキ 「ええと、何か?」>真一/ _3_真一 水をやはり一気に飲み込んで一息つき、 _3_真一 「何年先だかしらんが、クウは、俺に会いに来られるんだな?」/ _5_シキ 「…ええ、きっと。少なくとも自分で動ける様になるまで、僕が絶対に護りますよ」/ _3_真一 「任せた。それなら謝罪は必要ない。クウを、しっかり頼む。」/ _3_真一 それだけ言って「お?」くらり。「マスター、もう一杯。」<水/ _5_シキ 「…約束します」深く肯きながら席を立ち、出て行きます/ _6_那智 「子守、大変だな」ちょっと笑って出て行く背に<護る>シキ _3_真一 カウンターに肘を付いて顔を支え、一見悲しそうにも見える表情を浮かべる。/ _3_真一 実のところ、それは一種の安堵の表情。/ _3_真一 (ますます死ねなくなったな……。)/ _6_那智 「またな、シキ」>シキ 「それじゃ、おやすみなさい」店を出て行く>ALL/ _3_真一 「ごちそうさまでした。」マスター 席を立って、壁で身体を支える。/ _4_エル 「さて、私も帰りましょう」席を立ってドアの方へ/ _3_真一 「水、ありがとな。」>L/ _3_真一 ゆっくりと足下の感覚を確かめながら、歩いて出ていきます。/ _4_エル 「いえ、気にしないでください。」ドアを開け出て行く寸前で「あ、ますたー、次ぎ来たときは、リゼお願いしますね〜」そして退店/