__AkiO> 黒の革製ロングコート。サングラスに手袋。キャメルのハイネックセーターに革のボトムとキャメルのハーフブーツ。焦げ茶のサドルバッグ。/ __那智 扉を開けて店内に入り、そのままおさえている。グレーのセーターに黒のスラックス。それに薄いグレーのコートという格好。/ __那智 「こんばんは」店内に一応あいさつ。 「向こうよりは暖かいとはいえ冷えるな」>暁生/ __AkiO> 扉を押さえている那智に微笑で頷き、先を促すように自分で扉に手を当てる。マスターにむかって笑顔のまま会釈する。 __AkiO> 「いきなり冬が来たみたいですね」>那智/ __那智 「紅葉もあっという間だったしな」<いきなり>暁生/ __AkiO> 「雪がちらついてきてましたから…戻る頃には積もっているかなぁ」表情を綻ばせて頷き、席へと視線を流し促す>那智/ _1_那智 「山間だから、少しは積もっているだろうな。雪景色が好きなのか?」席に座りながら>暁生 「マスター、カプチーノを」/ _0_暁生 「山育ちなので…小さい頃は祖父と雪遊びをしました」席に腰を降ろす。>那智。那智がノンアルコールなのに少し考え込むが、照れくさそうに笑いながらオーダーする「アイリッシュカフェを」>マスター/ _1_那智 「お祖父さんが居たのか……。そう言えば、あまりそう言う話はしてなかったな」ふと気が付いた風に/ _0_暁生 「育ての親です」柔らかに表情を和ませるが、タイミングよく置かれたホットカクテルのグラスに視線を落として、淡く笑う「……必要がなかったですから」>那智/ _1_那智 「どんな人なんだ?」コーヒーを軽くかき混ぜながら<祖父 必要なかったには微苦笑を>暁生/ _0_暁生 「元気で厳しくて…ご馳走と般若湯が大好きな生臭坊主で…」微笑しながら目の縁を滲ませ、それを隠すようにグラスを取り上げる。「……僕には甘かったように思います。」>那智/ _1_那智 「周りは振り回されていそうだが、君にはいいお祖父さんなんだな」目元和ませてコーヒー飲んでいる。「戻ったときに積もっていたら遊ぼうか」>暁生/ _0_暁生 「…僕以外の学僧や退魔師の先達は…往生していましたね。頑固ですし」先日の退魔を思い出し、声を抑えて笑う。「この年齢で?雪遊びですか?」笑いを混ぜた声で返してから一口カクテルをすると、少しぼんやりとした表情で壁にもたれる>那智/ _1_那智 「それほどになのか……大変……かな?」後半口の中で。「やるなら付き合うぞ?」<雪遊び>暁生/ _1_那智 「疲れたのか?」ぼんやりとした表情に>暁生/ _0_暁生 「その頑固さのお陰でこうやって僕がここにいるのですが」薄く笑い、カクテルのグラスをカウンターに置く「雪ウサギや雪だるまを作ったり?かまくらで火鉢に当たったりですか?麻生君が喜びそうだ」声を漏らして笑う。那智の指摘に壁から体を起こす「…大丈夫です…」サングラスを外して、滲んだ瞼を拭い、目頭を揉む>那智/ _1_那智 「それは素直に感謝しようか」軽く笑って<こうやってここに 直樹の名前が出てちょこっとだけ眉間に皺>暁生/ _0_暁生 「早計では?」顔を上げ、感謝の言葉に混ぜ返すように答えて、笑いかける。「?…また、合流するでしょう?」当然のように返し、那智の表情に首を傾げる>那智/ _1_那智 「直樹が居るとのんびり出来ないだろう?」まだ皺よっている>暁生/ _0_暁生 「賑やかですね…でも仰木さんも退屈しないでいいのでは?」皺と茶化すように右手で眉間を指差す>那智/ _1_那智 「二人でも、退屈しないぞ?」右手の人差し指と中指で皺伸ばそうとしながら>暁生/ _0_暁生 「僕は不調法ですから」那智の仕草に声を漏らして笑う。「…仕事はいいのですか?もうギブスも外れましたから。リハリビも身の回りのことも自分で出来ます」温くなったカクテルを干す「…やっぱり苦いな」深い息を吐く>那智/ _1_那智 「それほどでもないと思うんだがなぁ」伸ばすの止めてちょっと首かしげ<不調法  「もともと積極的に仕事を取ってる訳じゃないからな。暇は作れる。……居たら、邪魔か?」>暁生/ _0_暁生 「麻生君に比べたら、退屈だと思います。」再びぼんやりと壁に凭れる。「これ以上迷惑は掛けられませんから。…」邪魔の言葉にはゆっくりと首を振る>那智/ _1_那智 「四六時中、直樹と居ると疲れるんだ。それに、たまにはのんびりしたいしな」迷惑じゃないと笑って。横に振られた首にちょっと嬉しそうに笑ってから「僕も骨休めしたいんだ、いいだろう?」>暁生/ _0_暁生 「酷いな」笑いを抑えながら疲れるの言葉に反応する。「仰木さんがいいなら」目を伏せて、呟くように答え、空いたグラスを指で撫でる>那智/ _1_那智 「結局僕が尻ぬぐいすることが多いからなぁ」溜息一つ<疲れる 「行きたいから行くんだからな」微苦笑してカップを空に>暁生/ _1_那智 「マスター、次はアメリカンを」ソーサーに戻したカップを押しやって次の注文/ _0_暁生 「それでバランスが成り立っているように見えます」溜息に微笑を浮かべる「……仰木さんの骨休めになるなら。それで」また、深く息を吐く。「……今夜は荷物を取りに家に戻ります。仰木さんは?どうしますか?」マスターにご馳走様と告げてスツールから降りる>那智/ _1_那智 「これを飲んでから、知人の所にな。時間指定が2時半だから」帰宅時間が遅い相手だからなとぼやきながらコーヒー飲む。  _1_那智 「その後に、そっちに寄らせてもらうよ」笑いかけて>暁生/ _T1_暁生 「…ありがとう…」しみじみと呟き、那智の背に額を触れさせる。「…なにもかも…ごめんなさい」>那智/ _1_那智 「謝られるようなことはされてないしやってないぞ?」微苦笑して左肩越しに右手で頭ぽむと撫でる>暁生/ _T1_暁生 「……」肩口へと額を寄せ、頭を撫でる手に手を添える。「…ごめん」搾り出すように呟き、指先を震えさせながら那智の手を握り締める。>那智/ _1_那智 当分暁生の好きにさせて、その間にコーヒー飲み干す。飲んだ後に「そろそろ、行くか?」背後は見ずに>暁生/ _T1_暁生 「………」握り締めていた手を離し、ゆっくりと体を離す。「閉店時間ですね」表情を隠すようにサングラスを掛け、言葉に頷く>那智/ _T1_暁生 マスターに会釈をして、挨拶をすると静かに那智から離れ出入り口へとむかう/ _T1_暁生 「お先に…」出入り口で振り返り、那智へと笑いかけるとそのままバーを後にする。/ _1_那智 「マスター、ごちそうさま」立ち上がる。「後で」暁生に返してから自分も出入り口に。ふりむいて「おやすみなさい」マスターにあいさつしてから出て行く/