__東護 静かにBARの扉を開け、店内へと足を踏み入れる「こんばんは。今日は私が最初の客かな」マスターに挨拶しながらそう言って、適当な席に腰掛ける/ _5_東護 本日の服装は濃紺のスーツにベージュのコート。革靴はいつもの物で、コートは脱がない/ _5_東護 「ジントニックを頼むよ」穏やかにマスターへと声を掛けると、ゆったりと寛ぐ為に曲げた左肘をカウンターに軽く掛ける/ _5_東護 「あっと言う間に師走だが、騎士と学業を一緒にこなしている者は大変だろうな…」ふと思い付いた事を呟いて。僅かに目を細める/ _5_東護 やがて出来上がり、差し出されるグラスを受け取ると手元へと引き寄せ、緩い動きで口へと運ぶと一口飲む/ _5_東護 その調子でゆったりと二口、三口とグラスを傾け、グラスの中身が半分程減った所で一度グラスをカウンターに置く/ _5_東護 ふと、何かを考える様に空いた左手で口元に触れ。「…さて、私は実家に帰るべきか帰らぬべきか…」と呟いた/ ヒューガ 「いよっ」テンガロンハットに大鷲の刺繍の入った皮ジャン、破れたジーンズにウエスタンブーツのウエスタンスタイルな大柄のネイティブアメリカンが扉せましと入って来る。/ _5_東護 「あぁ、こんばんは」左手を下ろした所で入ってきた人物に気付き、穏やかに挨拶を返す/ _4_ヒューガ ガツッガツッという足音を立てながら席に座る「テキーラ、頼むぜマスター」 _4_ヒューガ 「調子はどうだい探偵さんよ?」>四ノ宮/ _T2_明人 「こんばんは。今夜も少しだけお邪魔します」ジーンズ履いてダウンジャケットを羽織った姿の、高校生ぐらいの少年が入ってくる/ _5_東護 「お陰様で調子は良いよ。仕事も消化しているしね」やはり穏やかに答えて頷いて見せる>ヒューガ/ _5_東護 「こんばんは」余り間を置かずに入って来た新しい客にも、挨拶を送る/ _T2_明人 「おや?ヒューガさんこんばんは。この間はお仕事、お疲れ様でした」>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「おう、そいつぁいいことだな」>四ノ宮 _T2_明人 「昨日の晩、初めてこちらに立ち寄らせて貰ったばかりの新米、雷堂明人と申します」>四ノ宮/ _4_ヒューガ 「おう、明人か!」>明人/ _5_東護 「私も、今年騎士になったばかりでね。<隠者>の四ノ宮東護と言う。宜しく頼むよ」微かに笑みを浮かべ、名乗りに答える>明人/ _T2_明人 「ここでお会いするのは、初めてですよね。学生ですから、入りづらいイメージがあったので」>ヒューガ/ _5_東護 「まぁ、最後の一週間は書類の整理に時間を使うから、もうすぐ仕事納めだがね」>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「まぁ突っ立てないで、座んな」>明人/ _T2_明人 「俺の方は、<恋人>ですけれども…実体が無くて、普段は姿が見えない“友達”でして」>四ノ宮/ _T2_明人 「じゃあ、明日から学校ですので長居できませんけど、少しだけお邪魔します」と言って、席に座る>ヒューガ/ _6_明人 「マスター、ミックスジュースお願いします」と注文して受け取る _5_東護 「ほう……それは興味深いな。共に依頼をこなす事が有れば見られるだろうか」僅かに目を細めて問うでも無く言う>明人/ _4_ヒューガ 「日本人は勤勉だな(笑)」>2人/ _5_東護 「そうかね?私は程々にやっているつもりだよ?」緩く首を傾げて見せる>ヒューガ/ _6_明人 「大阪の味、って言われてたけど、ここなら飲めるんですね」と、嬉しそうに口を付ける/ _5_東護 「結構、品揃えが良いからね。ここは」マスターを見遣って小さく笑い/ _6_明人 「普段お見せできるとしたら、TV渡河のモニターなんかを通じて…あるいは、“仕事”中でしたら、この体で」<友達>四ノ宮/ _4_ヒューガ 「ははっ、俺と比べちゃいけぇねぇか(笑)」<年中旅行者/ _5_東護 「この店にはテレビは無いから、仕事で見る事の方が早いかもしれないな」軽く頷いて>明人/ _5_東護 「そういえば、アラッドも結構旅に出ている様だったな…」ヒューガの言葉に、ふとそう言う/ _4_ヒューガ 「この前たしかアメリカに帰ったよな。もう帰ってきてるのか?」テキーラをキュっと一口飲み干し>アラッド/ _5_東護 「いや、私はあれからは会っていないな…と言うか、毎週ここに来る訳でも無いし」どうだろう。とグラスを傾けつつ答えて>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「それもそうだ(笑)。」>四ノ宮 _4_ヒューガ 「にしても故郷…か…。いいもんだな…」/ _5_東護 「まぁ、機会が有れば会えるだろうさ」そこ迄言うと、相手の呟きを黙って聞く>ヒューガ/ _6_明人 「うちも小さな頃は大阪にいましたけど、今はこっちですしね…」しみじみと呟く<故郷/ _5_東護 「私は帰る事が出来るが、年末年始は大変でねぇ」苦笑混じりに言ってグラスのカクテルを飲み干し、新しい一杯を頼んでおく/ _4_ヒューガ 「俺はよ、ある目的を果たすために騎士になった…。それまでは故郷には帰れねぇんだな」/ _5_東護 「誓いを立てているのかね」>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「そんなたいしたもんじゃねぇさ。だが、そいつを果たせないことには俺は前に進めねぇってわけさ(苦笑)」>二ノ宮/ _4_ヒューガ 「こう見えても、刑事を目指してたんだぜ(笑)」/ _5_東護 「ほう…しかし、その心意気はきっと君の力になるのだろうな。それにしても、刑事か。人情派になりそうな気がするよ」新しいグラスを受け取りつつ、笑み混じりに言う>ヒューガ/ _6_明人 「まるで、ハリウッド映画の刑事さんになりそうですよね」と、微笑んで返す>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「ははっ、人情派にハリウッドか!いいぜそれ(笑)」>2人/ _6_明人 「両方ミックスしたら良い感じかな?」>ヒューガ/ _5_東護 「そういう君も見てみたかったな」>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「2人とも、家族は?ああ、ノーコメントなら云ってくれ」>2人/ _5_東護 「私は有難い事に両親兄弟とも健在だよ」>ヒューガ/ _6_明人 「今は親父だけですね。お袋は…半年近く前に」その目に、僅かだが怒りや憎しみ、悲しみ等の感情が見て取れる<家族>ヒューガ/ _6_明人 「仇を討ち果たしても、亡くなった命は戻ってこない…理屈は分かってるんですけどね…」 _6_明人 「それでも、それ以上自分と同じ目に遭う人達は、増やしたくないな…って」と、微笑む>ヒューガ/ _5_東護 (前向きなのは良い事だ)と明人の言葉に目を細め、静かにグラスを傾ける/ _4_ヒューガ 明人の言葉を聴きながら何かを思いつつ「そっか…。えれぇな若いのに…」>明人/ _4_ヒューガ 「俺はよ孤児だったから肉親はいえねぇが、俺を育ててくれたおばさんが一人いる。俺のわがままのせいで一人にさせちまってるけどよ…(苦笑)」/ _5_東護 「繋がりの有る人が居るのは大切だと思うがね。ここでこうして話している事であれ、離れた所に居る人であれ。ただ、たまには連絡しないと、寂しがるのではないかね?」穏やかに声を掛ける>ヒューガ/ _6_明人 「でも…いざって時には、気持ちが先走ることが有って、失敗やらかしたりしてますから」と、苦笑して返す>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「手紙は一応送ってるんだけどな、なかなか旨いことかけねぇ(苦笑)」>四ノ宮/ _4_ヒューガ 「それも若さだろ?」 _4_ヒューガ >明人/ _5_東護 「上手く書けなくても、気持ちは伝わる物だよ」左手で軽く相手の肩を叩いておく>ヒューガ/ _4_ヒューガ 「ああ、そう・・・だな」>四ノ宮/ _6_明人 「では、明日から学校ですので。今夜はそろそろ失礼しますね」立ち上がって頭を下げる>二人/ _5_東護 「私は放っておかれているから、そういう交流も良さそうだと思うし」口元を吊り上げ、少し冗談めかして答える>ヒューガ/ _5_東護 「あぁ。気を付けて。お休み」自分も軽く会釈を返すと、グラスを持った右手を掲げて>明人/ _6_明人 「マスター、ご馳走様でした」と、ドアの前でもう一度頭を下げてから、店を出る _4_ヒューガ 「おう、またな!」>明人/ __龍樹 殆ど音を立てず、扉を静かに開けて入店。無意識にか足音は殺している。服装はいつもの通りの黒いロングコート姿に革手袋。/ _5_東護 「おや、こんばんは」冷たい空気が入って来た事で来客に気付き、顔を上げて挨拶する>龍樹/ _4_ヒューガ 「いよう」>龍樹/ __龍樹 「…こんばんは、東護さんにヒューガさん。それにマスター」声をかけられて、一瞬間が空くが笑って挨拶を返す>東護、ヒューガ/ _5_東護 「寒くなって来たね」穏やかに声をかけつつ、間が空いたのは気にせず>龍樹/ _6_龍樹 「えぇ…もう12月も半ばに近づいてますし、どんどん寒くなるばかりでしょうか」丁度良さそうなので6の席へ。「お隣、失礼しますね」一応断ってから座る。>東護/ _5_東護 「あぁ、どうぞ。これからしばらくは沖縄にでもいかない限り、寒くなる一方だろうな」軽く頷き掛けて>龍樹/ _4_ヒューガ 「そういや沖縄は一回行ったきりだな。またいってみてぇぜ」/ _5_東護 「暖かい所が好きかね?」>ヒューガ/ _6_龍樹 「沖縄は一桁になる方が珍しい話でしょうね。夏は暑すぎるくらいですし」微笑。>東護、ヒューガ/ _4_ヒューガ 「まぁ育ちががそうだからな(笑)」>暖かい場所好き/ _5_東護 「沖縄でそんな事になったら、住人が大変だ。何せ、今私達が着ている様な服が無い」自分のコートをちらりと見遣り、自分も笑みを浮かべる>龍樹/ _5_東護 「では、これからの季節は辛いな」>ヒューガ/ _6_龍樹 「向こうの人は20度切ると長袖になるって聞きますよ…冬服は持ってても、使わないでしょうしねぇ」タンスの肥やしにしておく人も少ないんでしょうね、と笑い>東護/ _4_ヒューガ 「まぁ、少しは慣れたが、やっぱり夏の方が好きだな」>四ノ宮/ _4_ヒューガ 「おっと、今夜はそろそろ行くとするぜ」/ _6_龍樹 「アラッドさんも、寒さが苦手だとは言ってましたね…彼の場合は住宅の事情もあるのでしょうけど」/ _5_東護 「北海道の人間が、ちょうど0度で暖かいなどと言うのと一緒だな…身体のつくりが違うのかもしれない」微かな笑い声を零して>龍樹/ _4_ヒューガ 「アラッドの住宅事情?なんか気になるな(笑)」/ _4_ヒューガ 「それはまた聞くとして、んじゃ、行くぜ。またな!」>2人/ _5_東護 「では、風邪を引かない様に注意しないとな」そこ迄言うと、相手が帰る様子に再び口を開く「そうか。では良い夜を」軽くグラスを掲げて応じる>ヒューガ/ _6_龍樹 「あぁ、もう0時を過ぎますね…良い夜を、ヒューガさん。住宅事情は、顔を合わせた時に聞いてみると良いかも知れませんよ」>ヒューガ/ _5_東護 ヒューガを見送ると、龍樹の言葉に目を細め「この時期でも、まだ野宿を続けるのだろうかね…彼は」とアラッドを思い出しつつ呟いた/ _6_龍樹 「慣れもあるのでしょう。北海道の人間でも、沖縄に少し暮らすと寒さに弱くなるそうで」マスターにブランデー入りの紅茶を頼みつつ/ _5_東護 「徐々にではあるが、身体が適応して行くのだろうな」自分はジントニックを飲みながら/ _6_龍樹 「…流石に、部屋を片づけて中で暮らすのではないでしょうか…アラッドさんといえど人間ですし」東護の呟きにちょっと苦笑。>東護/ _5_東護 「人間が入れるスペースが有れば良いのだがねぇ」かなり真顔でそう言うと、小さく笑う>龍樹/ _6_龍樹 「世界中に分布してる生き物ですからね…寒いところに生まれても寒いのが好きとは限りませんが」<適応 「相当埋まってるって話ですが…荷物との戦いですかね」気がかりそうに言うが、まぁだいじょうぶですよねと笑い。/ _5_東護 「確かに。たまには、そういう人間も出るだろうな…。しかし、相当埋まっているとは難儀だな。とりあえず凍死しない内にどうにか出来る事を祈るとしよう」ひょいと肩を竦めて見せる/ _6_龍樹 紅茶を受け取って、手を暖めながら「私は北の方の生まれですが、寒いのは苦手ですよ。…彼の荷物はそうそう預けたり出来ないのが余計に難儀そうです。多分、何とかするのでしょうけど…」微苦笑>東護/ _5_東護 「そうか。私は寒いのは結構好きだな。アラッドの荷物か……確かに、危険物だし一般の目には晒せない物ばかりだ。穏便に片付けられれば良いな…」自分も苦笑すると目を細める/ _6_龍樹 「雪は好きなんですけどね。寒いとどうも調子が出ない。」困ったように笑い「彼は彼なりに、何か方法があるとは思うのですが…大丈夫かな、本当に」/ _5_東護 「ふむ……君のその服なら、埋もれてもすぐに発見出来るな」と、そこは冗談めかして言って「どうしても、寒いと筋肉が委縮するし、感覚的な物も有るのだろう。しかし、或る意味切羽詰まっているアラッドよりは良いかもしれないなぁ…」最後はしみじみと呟いた/ _6_龍樹 「ははは、これが白だったら埋まってそのままの可能性もありますね」可笑しそうに笑う。「寒くても、動いた後はあまり変わりませんしねぇ。…アラッドさん、無事に冬を越えられると良いのですが」一瞬、祈るように視線を上げ。/ _5_東護 「そうなったら、私が探そう。こういう時は便利だ」軽く左手を振って見せ、微笑む「そうだな。…絶対に無事。と素直に思えないのが何だが」/ _6_龍樹 「埋まっていても、全ての痕跡は消えないものと。…頼もしい限りです」頷いて、微笑する。「北国よりは、厳しい冬ではないですし…辛うじてですが。どうしても駄目となれば、対処はありますよ、きっと。」/ _5_東護 「生体反応やら、質量で走査もしやすそうだ。その時がもし来たら、任せたまえ」笑みを深めて言う「雪が積もらない事を…。まぁ、いざとなれば組織に相談すれば良いかとは思うよ」言い終えると、残っていたカクテルを飲み干す/ _6_龍樹 「えぇ…雪よりも、身体の方がきっと重いでしょうし。もしも埋まってしまったら、頼みます」冗談交じりの、嬉しそうな笑みで答え。紅茶を飲んで「ですね…少なくとも魔獣を倒せるうちは、円卓の騎士団の力を多少は借りれそうですし」/ _5_東護 「あぁ。任せてくれ」小さく笑い声を漏らし「ずっと、は無理かもしれないが、一時的に保管して貰う事は出来そうだな。…さてと、私はそろそろ帰るとしよう」空になったグラスを置くと、そう言って静かに立ち上がる/ _6_龍樹 「流石に、本部には置けなさそうですけどね…既にあるものでも大変そうですから。ん、そうですか…良い夜を、東護さん」グラスを置いたのを見て、会釈。/ _5_東護 [] _5_東護 「仮置き場を提供して貰うのが、一番有り得るかね…」苦笑しつつ呟いて、コートの裾を軽く払い「有難う。君も良い夜を。お休み」相手の肩を軽く二度叩いてからひらりと振り。そしてBARを後にした/ _6_龍樹 「お休みなさい。」微笑んで見送り「良い夜を…か。うだうだ燻ってるのは、良いとは言えなさそうです」ふと苦笑いして、カップの中身を空にする。/ _6_龍樹 「さて…そろそろ、私もお暇するとします」カップを置くと立ち上がり「マスターも、良い夜を」出口で一礼すると、店を出ていく。/