__アラッド からん・・・と扉を押し開け、入店。/ __アラッド いつもどおりの格好・・・ではない。 __アラッド Gパン、黒の柄の無いTシャツこれはいつもどおりだが。 __アラッド 白地に青のチェック柄のシャツを上に着ている。/ __アラッド 見たところ、普通の観光旅行にやってきた青年といった風貌である。/ __アラッド 「ん? この格好かい?」軽く手を上げて微笑む。/ __アラッド 「ちょっと旅行に出ようと思ってね、南の方に行って見ようかなと。」/ _7_アラッド 座ると、いつもどおりにコーヒーを注文。/ _7_アラッド 「理由? ・・・ふむ。」マスターに聞かれ考え始める。/ _7_アラッド 「しいて言えば・・・・ひとつ方が付いたからかなぁ。」ぽつりと、本当に直接の理由は無いらしい。/ _7_アラッド コーヒーをすすると、「何か土産でもいるかい?」笑って。/ _7_アラッド 「お金・・・・まぁ、多少はね。」苦笑。/ _7_アラッド 「最近、消費物以外に使い道が無いからね、少し余裕があるんだ。」/ _7_アラッド 「こんな時間か・・・。」 _7_アラッド 「一人でぼぉっとしてるのも何だし、そろそろ帰るよ。」 _7_アラッド 「準備もあるしね」笑って出て行く。/