__斐桜 からーんと。アメコミ柄のロンTにスキニーデニム、千鳥格子のドレストレンチ、きらきらグリッターのバレエシューズで。 __斐桜 「こんばんはーっと!」/ __斐桜 「まぁすたー。ちょー久しぶり!」手近な椅子に座りましょう/ _8_斐桜 「いちごパフェにコーヒー!」手を上げて注文/ _8_斐桜 出てきたおっきなパフェに歓声をあげて拍手を。「きゃー!!さいっこーだよマスター!」/ _8_斐桜 「はいっ。受験しゅーりょーおめでとー!!ってことで。いっただっきまーぁす!!」/ _8_斐桜 「しーあーわーせーーーぇ!」スプーン振り回してじたばたと。満面の笑顔!!/ _8_斐桜 「え?受験?うん、もぉねー、死ぬかと思った!だってなんだってこんなに勉強嫌いなあたしが一日12時間も勉強してんの?って」/ _8_斐桜 「知恵熱出そうだよね。でもねぇ、終わっちゃったらあんなに必死こいて覚えたことぜんっぶ忘れちゃたぁ♪もー語呂合わせ一個も覚えてないの!」けらけらと/ _8_斐桜 「おいしかったー♪ _8_斐桜 」満足そうにスプーンを置く。/ _8_斐桜 「ん、これからはちょくちょく来れると思うよ。うん、魔獣のほうもやらなきゃね。」コーヒー飲みながら/ _8_斐桜 「・・・うん。続けるよ。やめることも考えたけど・・・。でもやっぱ続ける。だってそうじゃなきゃあたしの能力って役立たずじゃん?」 _8_斐桜 「こんな能力、まともな世界じゃ忌み嫌われるだけだよ。ただの醜い畸形でしかない。だけどここにいれば必要とされるから。」/ _8_斐桜 「ずっとね、世界中に、こんな能力持ってるのなんてあたし一人きりなんだと思ってた。自分だけが異常で、自分だけが外れてて、だから自分はこの世界にいちゃいけないんだって、そんな風に思ってた。」 _8_斐桜 「それがさぁ、あっはは。馬鹿みたい。あたしより変な奴等がいっぱいいるんだもん。なんかすごい・・・嬉しかった。」へらっと笑う/ _8_斐桜 「それからね、うちらを見ても全く驚かないマスターのことも大好きだよ。」にこっとウインクをして/ _8_斐桜 立ち上がってコートを着ながら「さってと、マスターにコクっちゃったところで帰るかなー♪」/ _8_斐桜 扉を開けてから振り返り「じゃね。ごちそぉさま♪」軽く手を振って出てゆく/