__クローズ 扉を開けて、スーツケースを持った地味な男が入ってくる __クローズ 店内を見渡して __クローズ 「おや、今日は私だけのようですね。こんばんは、マスター」>マスター _5_クローズ 席に座り「そうですね…とりあえずエスプレッソを一つお願いします」>マスター/ _5_クローズ コーヒーを少しずつ飲んでいる/ __秀貴 「こんばんわーっと。」勢いよくドアが開き、黒のジャケットに灰色のカーゴパンツ姿の男が入ってくる。/ _5_クローズ 入ってきた人物を確認して、微笑「おや、こんばんは。間宮さん」>秀貴/ __秀貴 「おーっす、黒須じゃねぇか。久しいな。」>クローズ __秀貴 そのまま、隣に移動する/ _5_クローズ 「どうですか?仕事の調子は」>秀貴 _5_クローズ と、いいつつ、マスターに「すいません、トーストを一つお願いしますね」>マスター/ _4_秀貴 「ああ、かなり繁盛してるぜ。」 _4_秀貴 「まっ、俺らの商売が繁盛してるって事は、あまり良くないんだがな。」>クローズ/ _4_秀貴 「マスター、コロナを宜しく。」/ _5_クローズ 「なるほど。とは言えご無事でなによりですよ」>秀貴 と、微笑 _5_クローズ 「私の方は、この前に少しアパートを借り始めましてね。荷物置き場に活用してますね」 _5_クローズ 「いわく付きの物件だったので、値段も安かったですし」>秀貴 _5_クローズ と、いいつつ、トーストをかじる/ _4_秀貴 「いわく付きって言うと、あれか。・・・出るのか?」>クローズ/ _5_クローズ 「幸い、駆除できましたがでましたね。ギャンブル漬けの借金漬けで首をくくった幽霊でした」 _5_クローズ 「念のため、塩はまいておきましたよ」>秀貴/ _5_クローズ そして、トーストを最後まで食べきる/ _4_秀貴 「まぁ俺から言わせれば、お前が借りてるって事の方が“いわく”だと思うが。」微笑してコロナをグイッと流し込む。/ _5_クローズ 笑いながら「ただの荷物置き場としてしか使っていない場所で、特になにもしませんって」/ _5_クローズ ふと思い出したように「この前、トリスタンの仕事に行ったとき…ジェイソンに襲われましてね」 _5_クローズ 笑いながら「もう少しで、手持ちのスーツが全部ずたずたにされてしまうところで、けっこう危なかったんですよ」 _5_クローズ 「ですので、スーツを大量において置く場所として有効活用することにしましてね」/ _4_秀貴 「そうか?・・・って言うか、お前の荷物って言うとソレしか思いつかないが。他にあるのか?」スーツケースに視線を送る。/ _5_クローズ 「とりあえず、このケースに入れているものはスーツだけなんですけどね」 _5_クローズ スーツケースをポンポンと叩きながら「手持ちの物が全て破られた時に、もし夜だと店がしまっていたりして緊急時に困るんですよ。変質者扱いはされたくありませんし」/ _4_秀貴 「あーーね。」 _4_秀貴 「・・・って、今ジェイソンに襲われたって言ったか?」/ _5_クローズ 「ええ、ジェイソンの格好をしてましたよ。キャンプ場でしたが何人かすでに襲われていたので緊急で現場に直行と言う珍しい依頼でしたね」/ _4_秀貴 「なにぃーー、なんて面白そうな仕事だ。」/ _5_クローズ 「不意打ちで1回スーツを駄目にして、さらに何回も斧にやられて2着めも駄目にして…」 _5_クローズ 「そのときの報酬と手持ちの商品券で補填はしましたが…散々でしたよ」と、苦笑しつつ _5_クローズ 「間宮さんは、こういう仕事のほうがいいです?」/ _5_クローズ (そういえば…変な仕事ばかりと前にあったとき愚痴を言っていましたっけねぇ?)と、思い出している/ _4_秀貴 「おうよ。」 _4_秀貴 「野菜に始まり烏、餅・・・ああ、同じ退魔なのに相手に偏りがありすぎるぜ。」/ _5_クローズ 「烏はともかくとして…野菜と餅ですか?」/ _4_秀貴 「おう、最近は食い物まで牙を剥き出したり正義を語るんだぜ。」 _4_秀貴 「俺も、そんな奴らとヤリあいたいってもんだ。」一気にコロナのビンを空ける/ _5_クローズ 「随分フラストレーションがたまってそうですねぇ」と、苦笑しつつ _5_クローズ 「なんといいますか、大変な相手でしたね」/ _4_秀貴 「まぁ、もう過ぎた事なんだがな。」 _4_秀貴 「マスター。コロナ、もう一つ。」/ _5_クローズ すっかり冷めたコーヒーを飲み干して _5_クローズ 「他には、まともな仕事はありましたか?」/ _4_秀貴 「いや、後は表の仕事ばかりでよ。まともって言えばまともだが、全然面白くもなんともねぇな。」/ _5_クローズ 「裏側の方は、一風変わった内容の物が多いですからね。面白いと言えば面白いですね、私もそれが目当てでトリスタンに参加していますし」/ _4_秀貴 「へぇー、お前はそれが目当てか・・・」/ _5_クローズ 「変な仕事が多いですからね、強盗をするサンタクロースや人魚と戦ったときもありましたし」 _5_クローズ 「普通ではないことばかりですしね」/ _4_秀貴 「はっはっはっ、確かに。」 _4_秀貴 「だが、ここにいるおかげで普通でない物が普通に思えてきたぜ。」/ _5_クローズ 「とても一般人とは程遠いところですからねぇ、ここは。」 _5_クローズ 「仕事だけじゃなくて、同僚まで普通じゃないですしね」 _5_クローズ と、いいつつ「マスター。カフェオレを一杯お願いします」>マスター/ _4_秀貴 「おいおい、お前が言うな。」 _4_秀貴 「お前に比べりゃ、俺は善良な一般人だ。」笑うと、コロナを一口/ _5_クローズ 笑いながら「確かに人のことは言えませんね」 _5_クローズ 「増えたりする時点で普通じゃありませんし」/ _4_秀貴 「ああ、全くだ。」/ _5_クローズ 「とはいえ、私から見ても変わった人たちが多いんですけどね、ここだと」と、笑う/ _5_クローズ カフェオレを飲み干し中/ _4_秀貴 「まぁ、お互い人の事は言えないって事だな。」/ _5_クローズ 「とりあえず、普通だと騎士は勤まりませんからね」 _5_クローズ 「お互い様ということにしておきましょう」と、笑う/ _5_クローズ 「さて、今日はそろそろ出るとしますね」 _5_クローズ 微笑して「では、マスターも間宮さんも、おやすみなさい」 _5_クローズ と言って、店から出ていきます/ _4_秀貴 「おう、またな。」/ _4_秀貴 「さて、俺も帰るか・・・」コロナを飲み干す。 _4_秀貴 「マスター、お休み。」 _4_秀貴 挨拶すると、店を出る。/