__彼方 「こんばんわー。」明るい声と共に<正義>の騎士、音羽彼方がBarに入店する。 __彼方 店内に自分以外の客がいないことを確認すると、真ん中に位置する席へと移動する。 _4_彼方 注文した特大抹茶パフェをマスターから受け取ると、パクパクとスプーンで山を崩し始めた。/ __秀貴 「おつかれーっす。」Tシャツにジーパン姿の男が入ってくる。/ _4_彼方 声に反応し、顔を上げるとそこには一人の青年が立っていた。 _4_彼方 「こんばんわ」スプーンをおき、笑顔で挨拶をする。/ _6_秀貴 「おう、おつかれ。」席に付き挨拶を返す/ _6_秀貴 「マスター、ジャックを頼む。」/ _4_彼方 青年の挨拶を確認すると、再び正面の特大抹茶パフェに取り掛かる。/ _6_秀貴 差し出された瓶の蓋を開け、氷の入ったグラスに酒注ぎ込む。/ _4_彼方 ふと、青年の方を横目で見ると、氷の入ったグラスになみなみと液体が注がれていく。 _4_彼方 彼方はスプーンを置くと、その光景をジッと見つめる。/ _6_秀貴 隣からの視線に気づき、その主の顔を見る。 _6_秀貴 「ん、お前も一緒にどうだ?」グラスを振りながら/ _4_彼方 青年と眼が合うと、自分が先に視線を向けたにもかかわらず、キョトンと不思議そうな顔をする。 _4_彼方 そのままの姿勢でしばらく間が空き「僕は高校生ですから。」と、苦笑気味に答えた。/ _6_秀貴 「はっはっはっ、そんな顔をするなよ、冗談だ。冗談。」少年の反応をみて笑う。/ _6_秀貴 「そう言えば、初めて見る顔だな。」 _6_秀貴 「<星>の間宮秀貴だ、以後ヨロシク。」ニッと笑う。/ _4_彼方 何故笑われたか分からないという顔で首を傾げ _4_彼方 「音羽彼方。<正義>の騎士です。」そう答えて、頭を下げた。/ _4_彼方 間宮への視線を下げることなく「間宮さん。それって・・・アルコールですよね?」と、質問を投げかける。/ _6_秀貴 「ああ、そうだが。どうした?」/ _4_彼方 「いえ、ここでそういうものを飲んでいる人って珍しいな・・・・って思ったんです。」/ _6_秀貴 「そうか?だって、ここはBARだろ?じゃあ、酒を飲むのが普通ってモンだろ。」/ _4_彼方 「へぇ、BARってそういうものなんですか?」ふむふむと抹茶パフェを食べながら、頷く。/ _6_秀貴 「ああ、そうとも。」 _6_秀貴 「だから、俺からすれば、パフェを食う方がよっぽど珍しいぜ。」ジャックを一口飲む/ _4_彼方 「え?そんなことないですよ?なんせ常識人さんの行動を真似ているんですから。」ニッコリと微笑むと、おかしな日本語をさも当たり前のように話す。/ __東護 「こんばんは」いつも通り静かにBARの扉を開き、滑り込む様にして中へと入って来る。/ _4_彼方 「こんばんわ」声に反応し、振り返ると反射のように挨拶をする。/ _6_秀貴 「おう、東護のおっさんか。おつかれっす。」ドアの方を向き挨拶をする。/ __東護 「やぁ」二人とも知った顔だったので微笑すると右手を軽く挙げ。 __東護 「どうも。君も元気そうで何よりだ」と秀貴には言う。/ _4_彼方 (確か・・・・・えっと・・・・あの人は・・・・・・・)頭を斜めに傾け、パフェを食べながら過去の記憶を辿る。/ _6_秀貴 「それは、お互い様ってヤツだ。」>東護/ __東護 「私はぼちぼち。と言う所だね」軽く肩を竦めてから、二人の座っている位置を確認し。「邪魔させて貰おうかな」と言って二人の間に残った席に腰掛ける>秀貴/ _5_東護 「ジントニックを」マスターにそう注文を入れる/ _4_彼方 「あっ!!」新たに入ってきた青年が隣に座ると、突然素っ頓狂な声を上げる。 _4_彼方 「恋人の方ですね。」と、またしてもおかしな日本語を脳から直接吐き出す。/ _5_東護 「ん?」隣から聞こえた唐突過ぎる言葉に顔を向け。「何がかね?」と問い掛ける>彼方/ _4_彼方 「あっと、すいません。女性の騎士の方といたイメージが強かったもので・・・」流石に自分の発した言葉が可笑しかったことに気付き、苦笑いを浮かべる。/ _5_東護 「あぁ、薫君の事か」女性の騎士と聞いて軽く顎を引き。「残念ながら、恋人ではないね。ただ、ここで良く顔を合わせるのである程度親しいとは言えるかもしれないが」>彼方/ _4_彼方 「えぇ、そうです。四ノ宮さん・・・でしたか、ごめんなさい。ごめんなさい、僕こういったことに疎くて、つい」笑顔は崩さないが、謝罪するように頭を下げる。/ _5_東護 「いや、私は構わないが、薫君に言ったら大変かもしれないな」言葉の割に何処か楽しげな表情を作り、マスターがカウンターに置いたジントニックのグラスを受け取る。>彼方/ _4_彼方 「??」東護の言葉の意味がうまく掴めなかったが、そういうものなんだろうと理解し、パフェを切り崩す手を進めた。/ _5_東護 相手の反応に、何となく状態を察し。「女性と言うのはね、自分が想像もしていない事を言われると非常に混乱する物なのだよ。基本的には。だが。まぁ、だから、迂闊な発言はなるべく控えて」 _5_東護 「まぁ、取りあえず迂闊な発言は控えた方が良い、と私は思うよ」>彼方/ _4_彼方 「なるほど・・・・。」東護の言葉に感じ入るものがあったのか、感心したよう何度も頷く _4_彼方 「迂闊な発言」というものが具体的に何なのかは彼方には分からなかったが、空中を仰ぎまた賢くなったと言わんばかりにニッコリと微笑む。/ _5_東護 (どうも、微妙にずれている様だな)と彼方の反応を見て思いつつ、グラスを口へと運ぶ。/ __楓 (相変わらず盛況だな…)と思いつつ、遠慮がちにドアを開ける。 __楓 全員見知った顔なので、「どーもー」とゆるい挨拶をしつつ中に入る/ _5_東護 「こんばんは」入って来た人物に軽くグラスを掲げつつ挨拶を返す>楓/ _4_彼方 「あ、どうも。先日はお世話になりました。」入店してきた楓を確認すると、頭を下げて挨拶をする。/>楓 _6_秀貴 「うおっす。」ドアの方を向く/ __楓 「こちらこそ。この前はお疲れ様」と挨拶して隣に座る>彼方/ _6_秀貴 「さてと、そろそろ帰るか。」グラスを空けて席を立つ _6_秀貴 「それじゃ、また何時か。」全員に挨拶してドアの方へ行き退出する/ _5_東護 「今日は早いのだね」小さく笑って隣を見遣り、軽くグラスを掲げ「お休み。良い夜を」と穏やかな声音で告げる>秀貴/ _4_彼方 「おやすみなさい、間宮さん。」立ち上がった間宮に視線を向けると、挨拶とともに一つ頭を下げた。/ _3_楓 「おやすみなさい」と笑顔で間宮に挨拶をした後、 _3_楓 「マスター、林檎ジュースお願いします」と注文/ _4_彼方 「ごちそう様です。」特大抹茶パフェを平らげると、一度楓の方に視線を向け _4_彼方 「僕も同じものを。」と、マスターに新たな注文をした。/ _5_東護 ゆったりとグラスを傾けて久しぶりのアルコールを楽しんでいる。/ _3_楓 受け取った林檎ジュースを、ストローで本当にゆっくり、ほんの少しずつ飲んでいる/ _4_彼方 マスターから黄色い飲み物を受け取ると、楓を横目で見ながら模倣するように、ストローでゆっくりとその液体を飲み込んでいく。/ _5_東護 「そういえば、さっき耳に入ったのだが君達は一緒に仕事をしたのかね?」と空になったグラスをマスターの方へと置き、もう一杯頼んでおいてから二人に問い掛ける>彼方、楓/ _3_楓 「そうなんですよ。先週でしたけど、彼が大活躍してくれたお陰で無事こなせました」と笑顔で彼方をたてる>東護/ _4_彼方 「えぇ、海の方に。」東護の方へ向き直ると、右手で銃の形をして撃つような仕草をしてみせる。/>東護 _5_東護 「海で、か。退魔仕事かな」二人の言葉を総合してそう言う。「君達の様子を見ていると、無事に終わった様で何よりだよ」と穏やかに続けた>彼方、楓/ _4_彼方 「はは、そんなことはないですよ高森君がいなかったら、力が出し切れませんでしたから。」右手で作った銃を、少し忌々しげに崩しながら笑いかける>楓、東護/ _3_楓 「でも実際に活躍したのは彼方くんなので」と若干彼方のほうを向いて話した後、 _3_楓 「まぁ、お互いうまく協力して倒せたのでよかったと思ってます」と東護の方を向いて/ _5_東護 「魔獣と戦う時は多少大っぴらに戦っても問題無いが、退魔仕事となると一般人の存在に注意しなければならないからね。銃の使い手はタイミングが難しいだろうな。しかし、戦力的には貴重だと思うよ」やはり穏やかに答える>彼方/ _4_彼方 「はは、そう言ってもらえると助かります。」東護の言葉を褒められたモノだと受け取り、素直に笑顔で返す。 _5_東護 「私達は本来は集って仕事をする仲ではない。とは言え、円卓の騎士ではそれを求められるし、協力する事で越えられる壁も有る。その仕事で、協力によって仕事が成せたのなら僥倖だな」こちらにも穏やかな声音で言い。「私も助けられたしね」と続けた>楓/ _5_東護 「別の仕事で一緒になる事が有れば、宜しく頼むよ」微笑みと共に答える>彼方/ _4_彼方 「はは、足手纏いにならないように頑張ります。」>東護/ _3_楓 「いえ、そんな…とはいえ本来は、探知などのサポートが自分の役割なので」と笑顔で返事を>東護/ _5_東護 「それはこちらの台詞だな」冗談っぽく言うと軽く肩を竦めて見せる>彼方/ _5_東護 「あぁ、それは大変だな。私のする事がなくなってしまう」何処かおかしげに目を細める>楓/ _5_東護 マスターから新しいグラスを受け取り、今度はゆったりながら一息で半分程中身を飲んでしまう/ _4_彼方 「四ノ宮さんは長いんですか、この仕事?」東護の年齢を見て取って沸いた疑問を口に出す。>東護/ _5_東護 「騎士としてはまだ新人に近いかもしれないな。本職の方は長いのだが」>彼方/ _3_楓 「使える場面も限定的ですし、四ノ宮さんには及びません」>東護/ _4_彼方 「本職?騎士以外にもなにかやってるんですか?」>東護 _4_彼方 / _5_東護 「何事も適時に際して適した力を使う事。それが出来れば限定的な力でも発揮出来ると思うよ」>楓/ _5_東護 「私は元々探偵だよ」>彼方/ _4_彼方 「探偵・・・・?」記憶と知識を辿ってみるが、どうやら彼方のデータベースに一致するものはなく、首を傾けるにとどまった。/ _5_東護 彼方の反応を見て、少し考え「…探し物や失せ物を」 _5_東護 (途中から)「……を見つける仕事だよ。物は人だったり物体だったり、たまに動物だったりもするね」>彼方/ _3_楓 「そうですね。うまく能力を生かせるように頑張ります」>東護/ _4_彼方 「へぇ・・・・世界には色んな仕事があるんですねぇ。」興味深そうに、東護の話に耳を傾けては、グラスの中の林檎ジュースをチョビチョビの飲み進める。/ _5_東護 「まぁ、私も頑張らないといけないな。この前の様な事態はなるべく避けたい物だ」>楓/ _5_東護 (どうやら、少しばかり知識の偏りが有る様だな)と彼方の反応に思い。「結構、あちこちに有る仕事ではあるね」>彼方/ _4_彼方 「この前の事態?」東護の言葉を耳聡く聞きつけると、楓の方に疑問の視線を向ける。/ _3_楓 「この前はなかなか大変でしたね」と東護にこたえつつ、「魔獣退治の仕事をご一緒したんだ」と彼方に/ _5_東護 「こちらが迂闊だったので、ばっさり斬られてね。久し振りに痛い目に遭ったよ」遭った事の割にさらっと言う>彼方/ _4_彼方 「お二人とも、もう魔獣と戦ったんですかー。」少し驚いたような表情をする _4_彼方 すると、殺気と似たようなものが一瞬だけ彼方から生じる _4_彼方 しかし、殺気といような悪気ではなくむしろ、それは純粋な意志の具現ですらある。 _4_彼方 / _3_楓 「自分が未熟で足を引っ張っちゃってすみません」と頭をさげる>東護 _3_楓 苦手な話題にうつってきたので「さて、そろそろ僕は帰ります。おやすみなさい」と2人に言ってそそくさと退散する/ _5_東護 隣から発せられた気の質に僅かに目を細めるが、それが何処にも向けられてはいないらしき事に気が付くと、それには黙っておく。「私は何度か戦っているよ」>彼方/ _4_彼方 「あ、おやすみなさい。」立ち上がった楓に、挨拶とともに一礼を向ける。/ _5_東護 「どちらかと言うと、私が足を引っ張った気がするなぁ」何処かのんびりと答えた所で、相手が急いで帰る様子に、小さく笑う「お休み、良い夜を」>楓/ _4_彼方 「やっぱり、強いんですか?」と、少し逡巡した後に尋ねてみる。>東護 _4_彼方 / _5_東護 「魔獣なら強いよ。三人がかりでようやく。だね。まぁ、上手く立ち回れば有利に戦えるとは思うが、そうそう思い通りにはならない」>彼方/ _4_彼方 「騎士でも・・・・そう、なんですか。」怯えとも武者震いとも違う震えが僅かに彼方の体を奔る。/ _5_東護 「騎士だから三人だけで戦える。とも言えるよ。騎士でなければ、おそらく束になっても無理だ」相変わらず声音は穏やかに、ゆっくりと答える。いつの間にかグラスは空に/ _4_彼方 「よかった。」その言葉は果たして何に向けたものなのか、彼方自身にもハッキリとは分からなかった。 _4_彼方 すると、スッと立ち上がり東護に一礼し _4_彼方 「今日は色々とありがとうございました。僕はこれで帰ります。」そう言うと扉まで行き、今度は店全体に向かって一礼してBARをあとにした。/ _5_東護 よかった。と聞けば僅かに顎を引き。「大した事はしていないがね。お休み、良い夜を」空になったグラスを軽く掲げた後、静かに見送り。 _5_東護 「騎士だからこそ戦わなければと思うのか、騎士だからこそ戦えると思うのか……さて、皆どちらなのかな」そう呟くとグラスをカウンターに置いて。 _5_東護 「マスター、ご馳走様。又近い内に寄らせて貰うよ」席から立ち上がるとマスターにそう声を掛け、右手を挙げて挨拶するとBARから立ち去った。/