_2_黒羽 扉の外から微かに羽音が。かりかりと何かをひっかくような音がしてから、ノブが動き、僅かに扉が開く。/ _2_黒羽 ぬ、とその隙間から黒い嘴がのぞき、強引にぐりぐり入り込んでくる黒い大きな鴉。/ _2_黒羽 乱れた羽毛を身震いして直すと、カウンターの中にいるマスターに一礼。「久し振りだな、マスター。壮健であったか」そして奥にてくてくと歩いていく。/ _2_黒羽 扉は自然に閉まるに任せて、ぴょい、と2番席に飛び乗る。「おれか。おれは特に変わりない。少々ごたついてはいたがな。…何か飲物を貰えるか、出来ればアルコールがいい」注文して、赤い目を細めた。/ _2_黒羽 皿に入って出てきた透明な液体に、礼のように頭を下げてから嘴を付け。「時間が経ったな。新しい騎士は増えたか。……そうか」雑談しつつ、酒を飲んでいる。/ _2_黒羽 「魔獣との戦いもまだまだ続くか。我らにとっても瞬き1つとは言えんようになったなぁ」/ __クローズ カランと扉を開けて、スーツ姿でスーツケースを持った地味な男が入ってくる __クローズ 店内を見渡して __クローズ (烏…ですか?)「こんばんは、マスター」 _2_黒羽 2番席に妙に大きい鴉が一羽。扉が開く音に反応して、くりんと首を回し。赤い目でそちらを見る。>クローズ/ __クローズ 「初めまして。<悪魔>の騎士でクローズと申します。騎士の方でよろしいですよね?」>黒羽/ _2_黒羽 愉快そうに目を細め、かぁと鳴いた。「その通り、初見だな。おれは同じく<悪魔>の黒羽だ」軽く羽を広げ、礼のような動作を。>クローズ/ _2_黒羽 「見たまま、鴉でな。よく惑う子らもいる。…お主は……」じいっとクローズを見る。「人型だな _2_黒羽 」/ __クローズ 微笑して「ええ、人型で闇の者です。」>黒羽 __クローズ 1番席を指して「お隣、よろしいですか?」>黒羽/ __リリィ 「どうも、こんばんわ」涼しい顔して入店。服装は赤いレトロ柄のワンピースに黒いボレロ、髪型はアップにしてまとめてる/ _2_黒羽 「ほう。否定もせず素直に答えるか」首を傾げて「構わん」尋ねられると、頷いた。>クローズ/ __クローズ 入ってきたリリィの方を見て、微笑しつつ「おや、こんばんは。ゆりこさん」>リリィ __リリィ 「……何だか不思議な生き物がいるわねぇ?」立ち止まって、黒羽のことをじーっと見つめる/ __クローズ 黒羽のほうを向きなおして、笑いながら「どうせ、否定してもばれちゃいますからね。素直に白状することにしています」>黒羽/ _2_黒羽 見やり、挨拶しようとしたが「……珍しくもなかろう、鴉だ」見つめられると居心地悪そうにもぞもぞする。>リリィ/ __リリィ 「あら、名前を覚えてくれるなんて嬉しいわ。お久しぶりね?」ゆりこって名前を聞いて、してやったりな顔で一瞬だけ笑う(笑)>クローズ/ __リリィ 「……まぁ、おいしそう……」わざと意味ありげに微笑み「……なんていったら、アナタはどう反応するかしら?」くすくすと笑う>黒羽/ _2_黒羽 「肝の太い事だ、いや、肝と言っていいものかわかりはせんが」かちかちと嘴を鳴らして笑い。>クローズ/ _2_黒羽 嘴を上に向けて。首の羽毛を逆立てた「鴉は処理せねば美味くなかろう。手を出されれば抵抗はするだろうが、何もせん」何もしないとは言いつつ口答え。>リリィ/ __クローズ 笑って「ちゃんと内臓は付いてますよ、人間とは生命力が違いますが」>黒羽/ _3_リリィ 「さて、お隣失礼するわ」断りを入れる前に座りだす「冗談よ?私にそんな趣味はないもの……お腹壊したら大変じゃない?」くすっと微笑む>黒羽/ _2_黒羽 「なるほど、形こそ似ているが丈夫な方か。前線に立つものであろうかな」>クローズ/ __クローズ 「基本的には接近戦が多いですね。昨日もそうでしたし」>黒羽 __クローズ 笑いながら「(お腹が)壊れそうにも無い人がいっても説得力が無いですよ」>リリィ/ _2_黒羽 答える前に座った相手に、かぁ、と。「趣味はなかろうが面白がっておるだろう、人がやる分には」>リリィ/ _3_リリィ 「ああ……貴方が昨日戦ったのね」頬杖をつきながら聞いていたり「失礼ね。レディーは繊細な生き物なのよ?」ふぅっとわざとらしくため息をつき、悪戯っぽく笑う>クローズ/ _2_黒羽 「基本的には、とは他も出来るのだな。器用な事だ」翼を畳み直し「おれも前線で戦うのが主な仕事だ」>クローズ/ _3_リリィ 「私が面白そうに見えるとでもいうのかしら、貴方の目では?」わざと伏せ目がちになり>黒羽/ _2_黒羽 「……レディは冗談でも鴉に美味しそうと言うものであったかな」ぼそっと。そして相手の態度に困ったようにくわぁ、と。>リリィ/ _1_クローズ 「私から見たら十分面白そうですよ、ゆりこさんも」>リリィ/ _3_リリィ 「あら?最近のレディは、ちょっぴりスパイシーなのよ」伏せ目のまま流し目のように相手を見て、微笑む>黒羽/ _3_リリィ 「そっくりそのまま貴方に返すわ」手を払いのけるジェスチャーでにっこりと>クローズ/ _1_クローズ 前線で戦うのが〜〜に対して「妙なところで共通項がありますね」>黒羽 (このサイズで接近戦…何か特殊な能力がありそうですね) _1_クローズ 「おや、そうきますか」>リリィ と、笑う。なにやら受けているらしい/ _2_黒羽 「おれが最近のレディに疎いのか、それともすぱいしーの定義が変わったのか。どっちだ」美女の流し目に、何だかおろおろしつつ目を逸らした。>リリィ/ _3_リリィ 「だって貴方も面白そうじゃない?」くすくすと笑い声が思わず漏れる>クローズ/ _2_黒羽 「お互い丈夫だという事だろうよ」首を傾けながら。面白そうのやりとりに、リリィとクローズを交互に見た。>クローズ/ _3_リリィ 「そうねぇ……もう少し、レディというものを勉強したらいいんじゃないかしら?……ね」ぽむぽむと黒羽の頭をたたき、そして楽しそうに微笑む>黒羽/ _2_黒羽 「勉強も何も縁がなかろうに」頭を叩かれて、かーと鳴いた。「人間観察も趣味ではないぞ」>リリィ/ _1_クローズ 勉強+人間観察に反応して「では、私は大丈夫ですね」>黒羽/ _3_リリィ 「そう……ならば、エスコートしてさしあげましょうか…?」妖しく悪戯っぽい笑みを浮かべる愉快犯(笑)>黒羽/ _1_クローズ にこやかに「樹海にエスコートしてはいけませんよ」>リリィ/ _2_黒羽 瞬きしてクローズを見た「お主、勉強と人間観察が趣味か」驚いた訳ではなく単に尋ねただけの様子。>クローズ/ _1_クローズ 「ええ。長年の間、人間社会に紛れ込んで観察してますから」>黒羽/ _3_リリィ 「……あら、残念」残念そうな顔を浮かべる。それはそれは楽しさがにじみ出ている<樹海エスコート>クローズ/ _2_黒羽 「………いや、遠慮しておこう」そろーっと笑みから目を逸らして。言葉を重ねようとして、樹海発言に動きが止まった。「そんな場所へ連れて行ってもおれのリアクションは面白くなかろうに!」>リリィ、クローズ/ _3_リリィ 「いえ、十分楽しそうだと思うけれども……ね?」楽しそうな顔で微笑みながら、後半はクローズに目配らせ>二人/ _2_黒羽 「ほう。必要半分好奇心半分といったところかな。おれも昔は良く人を眺めておったが、今はそうでもないな、むしろ鴉を見る事が多い」<人間観察>クローズ _1_クローズ にこやかなまま「そうですか?本でも読んでいるほうがマシだと思いますよ」>リリィ _2_黒羽 ぶわっと羽毛が逆立った。体の大きさが羽毛の分でかくなったような状態 _3_リリィ 「ふぅ、つれない人……」ため息をつき、首を振る>クローズ/ _2_黒羽 「一体何を企んでおるのだお主はっ、悪質な冗談はよせ」>リリィ/ _1_クローズ 時計を見て _2_黒羽 クローズの言葉に平静を取り戻したか、かちかち嘴を鳴らしつつも羽毛が寝る。/ _1_クローズ 「おや、残念ながらそろそろ時間ですね。」 _1_クローズ 「では、そろそろ失礼しますね。おやすみなさい」>黒羽、マスター、リリィ _3_リリィ 「あら?ただのお茶目な冗談のつもりだったのだけど……気を悪くさせてしまったかしら?」平然とした態度で>黒羽/ _1_クローズ といって、店から出て行きます/ _2_黒羽 「ぬ。そうか、もう閉店の時間か。また会おう、クローズ」片翼を上げて。>クローズ/ _3_リリィ 「時間、経つの早いわね。ならば私も帰るわ……御機嫌よう。今宵もよい噂を……」にこりと微笑みお辞儀をして、店を出る/ _2_黒羽 「主の冗談は判別がつかん」かぶりを振り。リリィに続いて「ご馳走様だ、マスター」店を出ていった。/