_9_紡生 かららん♪ と扉を開いて、店の中へ _9_紡生 今日の服装は白いタートルネックのニットの上に薄いグレイのニットコートを羽織り、デニム地のミニスカートと膝まである明るいブラウンのブーツ。 _9_紡生 緩やかにウェーブがかかった髪を背中に流している。 _9_紡生 「こんばんは」ちょこんとお辞儀をしてみたり/ _9_紡生 てけてけと歩いて、入り口に近い席に腰かける _9_紡生 「フルーツパフェとココアお願いします。でっかいの」いつもの調子で注文。 _9_紡生 / _9_紡生 「ありがとうございます。いただきま〜す」注文の品を受け取って、早速スプーンを手にとる/ _9_紡生 「………」何かを考えつつ、パフェをぱくぱく/ __東護 静かにBARの扉を開き、中へと足を踏み入れる。 __東護 「こんばんは。おや、今日は先客が居るな」小さく笑って挨拶の後にそう言う。/ _9_紡生 「こんばんは…ええっと……」なぜか言葉に詰まる紡生さすがに長いこと会っていないと…/ __東護 「四ノ宮だ」おかしそうに目を細め、気分を害した様子も無く一つ席を空けた所に腰掛ける。「かなり、久し振りかな」/ _9_紡生 「あ、はい。四ノ宮さん。お久しぶりです」ぺこぺこ汗汗>東護/ _7_東護 「ジントニックを頼むよ」とマスターに注文を入れた後、横に目をやり。 _7_東護 「元気そうで何よりだよ」穏やかな口調で答えて、紡生の反応は追求しないでおく。/ _9_紡生 「あはは。ありがとうございます。四ノ宮さんもお元気そうですね」にこりと笑顔に戻って>東護/ _7_東護 「お陰様で。と言いたい所だが、少し前に怪我をしてね。今は問題無いが少々参ったよ」軽く肩を竦めて見せるが、表情は相変わらず穏やか>紡生/ _9_紡生 「えぇ? そうなんですか…あ…「仕事」ですか?」>東護/ _7_東護 「ああ。魔獣にばっさりね」マスターがカウンターに置いたグラスを受け取って会釈した後、再び視線を向けて頷く>紡生/ _9_紡生 「魔獣が相手だったんですか。治って良かったです…でも、大きな傷だったんでしょうね」無意識に左腕に手を添えながら。>東護/ _7_東護 「まぁ、実際は魔獣自体にやられた訳ではないが、影響下に居たので似た様な物かな」 _7_東護 グラスを傾け。「ここから」と左手で鎖骨辺りを示し「この辺りまでだね」と臍の辺りまで動かす。/ _9_紡生 「うわぁ…痛そう…」思わず眉を寄せて呟く/ _7_東護 「痛かったね」一つ頷き。「そういう事で、この話はここまでにするとしようか」微笑して続けた>紡生/ _9_紡生 「やっぱり、魔獣が相手だと、無傷にはすまないんですね」そう言うと、ココアを一口飲み _9_紡生 「あ、そうですね。ええっと…」はっとしてから笑い、天井の方に視線を彷徨わせて何かを思案 _9_紡生 「そういえば、四ノ宮さんは、普段なにをなさっているんですか?」と、尋ねた>東護/ _7_東護 「私は探偵と退魔士兼業だよ」ゆったりとグラスを傾けつつ答える>紡生/ _9_紡生 「探偵さんだったんですか。あ、でも、そんな雰囲気ありますね。四ノ宮さんって」少し驚いた風味>東護/ _7_東護 「そうかな」相手の返事に小さく笑い声を漏らす>紡生/ _9_紡生 「はい。ほら、なんていうか、『渋いおじさん』っていう感じが」悪気の無い笑顔で(ぇ>東護/ _7_東護 「ああ、そういう事は他の人にも言われたな」軽く首を傾げて、気にした様子は無く>紡生/ _9_紡生 「あ、そうなんですか。ですよね〜」うんうん、と納得して頷き _9_紡生 「探偵って、どんな仕事しているんですか? やっぱり難しい事件の解決とかしちゃうんですか?」好奇心で目が光っているかもしれない(ぉ>東護/ _7_東護 「いや、さすがにテレビドラマの様には行かないよ」反応を見ておかしそうに目を細め。 _7_東護 「基本的には人探しや浮気調査が主だからね。ただ、退魔士と兼業している関係で、調査後に退魔の方も手掛けたりもするな」 _7_東護 いつの間にか空けたグラスをカウンターに置き、くつろいだ様子で答える>紡生/ _9_紡生 「人探しや浮気調査…怪しい人を尾行したり張り込みしたりするんですね」なぜか握りこぶし>東護/ _7_東護 「必要ならね」マスターにジントニックをもう一杯注文しつつ。 _7_東護 「こういう仕事に興味でも?」>紡生/ _9_紡生 「あ、興味って言うか…探偵さんとかってあまり会う機会がないから、どんな事するのか気になったんです。」>東護/ _7_東護 「本来は、そうそう派手に動かない物だよ。と言うよりは、地味に動いてこそだろうね」>紡生/ _9_紡生 「コ○ンくんみたいにはいかないんですね」比較対照がこのへんだったりする(ぇ>東護/ _9_紡生 「あ、そういえば、探偵のお仕事から退魔になるようなお仕事も多いんですか?」/ _7_東護 「ああ、あれは……」出て来た名前に、思わず吹き出して低い笑い声を漏らし、「小さくなるのはともかく、本来なら有り得ないからね」 _7_東護 「たまに有るよ。頻繁にではないけれど」新しいグラスを受け取ると、言い終えてから一口飲む>紡生/ _9_紡生 「あはは、ああいうのはやっぱり無しですか。弟、好きなんですけどね」くすくす笑っている _9_紡生 ココアを一口飲んで、ちょっと間を置いて _9_紡生 「退魔の仕事は…私はトリスタンの仕事しか受けていないんですけど、どんなのがあるんですか?」ちょっとまじめになった>東護/ _7_東護 「フィクションだからこその楽しみだよ」穏やかに返し。 _7_東護 「人に害を成せば退けるし、お互いが困っているのなら仲介及び和解を勧めるね。問答無用に、と言うのは好きじゃあない」 _7_東護 時折グラスを傾けつつ、言う>紡生/ _9_紡生 「う〜ん、私が受けた仕事は、問答無用って言うのが多いですね…済し崩しにそうなっちゃうって言うか…」 _9_紡生 パフェをパクっと食べて _9_紡生 「退魔の仕事も、正直言って、よくわからないことが多いんです。私は死なないことが取り柄で、他の事はからっきしなので」>東護/ _7_東護 「トリスタンで受ける仕事は末期に入っている事が多いからね。そうなると、和解だ何だとは言っていられないよ。さすがに、誰かの命が掛かっているとなれば尚更だ _7_東護 」 _7_東護 「全てが一つの面で出来ている訳でもないし、どんな仕事でも、ある程度の揺れが有るのだと思うがね。退魔にしろ、何にしろ。しかし、死なないのが取り柄なら、こういう仕事にはとても向いているのではないかな」 _7_東護 目を細めて相手を見遣り>紡生/ _9_紡生 「荒事には向いているかもしれませんね…でも、他の人を守りきれなくて…逆に怪我させちゃうこともあって。自分が力不足だなってよく思うんです」真剣な表情で、わずかに俯きながら>東護/ _7_東護 「得手不得手を気にしているのかな。それとも、もっと力を伸ばしたいのか、工夫したいのか。人の為に、そして、自分の為に」問いかけるよりは、独白する様に言う>紡生/ _9_紡生 「えっと…自分が傷つかないだけじゃ、ダメなんです…それだと、力に振り回されているだけで…」 _9_紡生 「どうなりたいのかも、よくわからないんですけど」パクリとパフェを食べる>東護/ __クローズ 扉を開けて、地味な男がスーツケースを持って入ってくる __クローズ 店内を見渡して、微笑しつつ「こんばんは。織部さん、四宮さん。」>二人/ _9_紡生 「あ、黒須さん、こんばんは」ぺこりとお辞儀>クローズ/ __クローズ 訂正:四宮→四ノ宮 です/ _7_東護 「こんばんは。夜も更けた頃に登場かね」最後に小さく笑いつつグラスを掲げる>クローズ/ _7_東護 「確か……君の力は、君を護る様な形で展開しているのだったね。それが君の個性であり、君の悩み事か」>紡生/ __クローズ 微笑して「気まぐれに動いてますからね、まだここが閉まるまで余裕がありますので寄ってみたんですよ」>東護/ _7_東護 「少しの間立ち寄るのにも、良い場所だからね」>クローズ/ _9_紡生 「はい、いつも力に護られているみたいです…私も、本部の人から聞いただけで、わからないんですけど」>東護/ __クローズ 6番目の席を指して「お隣、よろしいですか?」>東護/ _7_東護 「傍に有り過ぎて分からない。か。君自身にもと言うのは確かに大変かな。ただ、無理に歩み寄ろうとして混乱するよりは、現状をしっかり把握するのを優先してみるのはどうだろう」と提案してみる>紡生/ _7_東護 「どうぞ。こちらはかなり寛いでいるよ」>クローズ/ _9_紡生 「現状を、ですか? でも、どうやったらいいのかわからないです。色々と試したりはしているんですけど」>東護/ __クローズ 「では、失礼しますね」>東護 と、言いつつ座る/ _7_東護 「そうでなくてね。力を有りの侭受け入れるという事だよ。人助けに使うのが難しいのなら、違う方向からアプローチを掛けてみる。と言う見方も出来ると思うが、どうだろう」>紡生/ _7_東護 「色気の無い隣席で申し訳ないがね」自分の奥に居る紡生をちらっと見た後、クローズに視線を移して片目を閉じる>クローズ/ _6_クローズ 笑いながら「いきなり若い方の隣に押しかけるのもどうかと思っただけですよ」>東護 _6_クローズ 「それはそうと、力の使い方議論ですか?」>二人/ _9_紡生 「……よくわからないです……」子猫に泣かれた犬のお巡りさんみたいな表情で>東護/ _8_紡生 話を振られたので、ちょこっと移動した/ _7_東護 「そういう遠慮は大事だね」自分も笑って>クローズ/ _7_東護 「自分の力は何に使えて、有効利用出来るか。かな」>二人/ _8_紡生 「あ、えーと…いつのまにか、力の話にしちゃってました。お仕事のお話だったのに」申し訳なさそうに呟く>2人に/ _7_東護 「私は構わないよ。話をするのは好きな方だからね」>紡生/ _6_クローズ 笑って「ふむ…私の増える能力だと、荷物を持つのには便利ですね。あとはオバケ屋敷要員ですか」>紡生/ _8_紡生 「すみません。この前、自分が役立たずって言われたのがショックで…つい…こういうこと相談できるのって、ここの人しかいないから」>東護/ _7_東護 「役立たずか。それはまたはっきりと言われた物だな」とさすがに苦笑して。「しかし、そういう事なら、私も荒事に関しては役立たずだがねぇ」>紡生/ _6_クローズ 「そういうのは適材適所でしょうね。正直、私だと術関係になるとどこまで役に立つか微妙ですし」>紡生/ _6_クローズ 笑いながら「でも、バケツリレーだと大活躍できるでしょうね」>紡生/ _8_紡生 「う…う〜ん。誰でも得手不得手はあるっていうことですか?」>2人に/ _7_東護 「そういう事だね。何事にもおいて万能と言うのも、面白くは無さそうだし」>紡生/ _6_クローズ 「だから、複数で魔獣に挑むわけですしね。一人でありとあらゆることができるなら、グループで行く意味がありません」>紡生/ _8_紡生 「それはわかるんですけど…」 _8_紡生 パフェを一口、スプーンを加えたまま黙り込んだ/ _7_東護 「まあ、個人的には悩める余裕が有るのは、良い事だ」>紡生/ _6_クローズ 「まず、自分が何をしたいのか。からはっきりさせた方がいいでしょうね。そうでないと、どのようにすればいいのかも分かりませんよ」>紡生/ _8_紡生 「わかりました…」クローズの言葉に、こくりと頷いてそのまま止まった/ _6_クローズ 笑いながら「では、実例を示してみましょうか。」 _6_クローズ 「私は今、甘い者が食べたいです。これが私の今したいことですね」 _6_クローズ 「そして、私の取れる行動として…マスターに声をかけて作ってもらう。です。」>紡生 _6_クローズ 「と、いうわけで…マスター。みたらし団子を一皿お願いします」>マスター _6_クローズ 微笑して「以上、実例でした」>紡生/ _6_クローズ 団子を食べながら _6_クローズ 「つまり、甘いものが食べたいと、自分自身でわかっていないとマスターに声をかけて作ってもらうことすら出来ないというわけですね」>紡生/ _8_紡生 「はぁ……」かしこくない紡生はよくわからないのでした(ぇ>クローズ/ _8_紡生 「ええっと…つまり…私がこの力で何をしたいかが大事、っていうことですか?」>クローズ/ _6_クローズ 「そういうことですね、そこが一番大事でしょう。」>紡生/ _7_東護 クローズの言葉に、グラスを傾けながら頷いている。/ _6_クローズ 「自分を守る場合、自分の周りを含めて守る場合。または、相手だけを攻撃する場合、周囲も含めて攻撃する場合…」 _6_クローズ 「目的によって、同じ力で使う方向性が変わってきますからね」>紡生 _6_クローズ と言いながら、ハグっと団子をほうばる/ _8_紡生 「そうか…私は、自分だけが護られているのが嫌なんです」ちょっと理解した>クローズ/ _6_クローズ 微笑して「では、自分だけが守られている状況をどうやって打開するか、ですね。それがわかってないとどうしようもなかったでしょう?」>紡生/ _7_東護 クローズに話は任せて、自分はのんびりジントニックを飲んでいる。/ _8_紡生 「はい…」 _8_紡生 「そこからスタートするべきなんですね」>クローズ/ _6_クローズ 微笑して「少しでも力に慣れたようで幸いです」>紡生/ _6_クローズ 「四ノ宮さんは、どうです?そういうことで戸惑ったことはありますか?」>東護/ _8_紡生 「そうかぁ…どのくらいで怪我するのかって試して屋上から飛び降りたりしていたけど、無駄なことしてたんだ」何か納得して頷いている(ぇ/ _8_紡生 「ありがとうございます。黒須さん、四ノ宮さん」2人にお辞儀を>2人/ _7_東護 「最初はさすがに」問い掛けられれば空になったグラスを置いて答える。「それまではそういう能力の事など全く知らなかったのでね」>クローズ/ _8_紡生 「自分が何をしたいか、もっと考えてみます。……えっと、すみません、今日はこれで。家で考えたいから」と、慌ただしく席を立つ>2人に/ _7_東護 「私は特に何もしていないが、君の心がすっきりしたのなら良かった」やはり穏やかに答えて。「ああ、良い夜を。お休み」>紡生/ _6_クローズ 微笑して「ええ。では、おやすみなさい」>紡生/ _8_紡生 「ありがとうございました。おやすみなさい」元気に挨拶をして、店を出て行った/ _6_クローズ 笑って「私の方は、覚えていないのが実情ですねぇ。自分が何歳だったのかも覚えていませんから。」>東護/ _7_東護 「まぁ、ここではそういう者が案外多いかもしれないな」そう言って笑い返すと、手元の腕時計に目をやり。 _7_東護 「さて…そろそろ私も帰る時間だ。お先に失礼するよ」と静かに席を立つ。>クローズ/ _6_クローズ 微笑して「では、おやすみなさい」>東護/ _7_東護 「君も、良い夜を」軽く右手を挙げて言った後、BARを後にする。/ _6_クローズ 「さて、それでは私も出ましょうか。マスター、お休みなさい」>マスター _6_クローズ と、マスターに挨拶してから、店から出て行く/