_2_紡生 かららん♪と扉を開いて店に入る。「こんばんは。ちょっと寒いですね」とご挨拶。 _2_紡生 ふわふわのホワイトニットのワンピースとブーツにピンクのバッグ。 _2_紡生 ウェーブのかかった髪は頭の後ろで無造作っぽくまとめてある。/ _2_紡生 てけてけと歩いて、いつもより奥の席へ _2_紡生 椅子に腰掛けて、「ココアとフルーツパフェお願いします」といつもの注文をすると、 _2_紡生 バッグからノートと数本の色鉛筆を取り出し _2_紡生 右手で鉛筆を弄りながら、ノートを眺めている/ _2_紡生 「あ、ありがとうございます」パフェとココアが出てきたところで、ノートを閉じ、 _2_紡生 まずはココアを一口。そして片肘をついて、天井に視線を彷徨わせながらなにやら思案/ _2_紡生 パフェをつっついて切り崩し、口に運んでから _2_紡生 何かに気付いたように、ノートを開いて、色を加える。/ _2_紡生 「はい? これですか?」マスターに問われて、ノートを指差す _2_紡生 「ええっと、編物のデザイン考えていたんですけど、なんだかしっくりこなくて」頭をポリポリしながら照れくさそうに目線を落とす _2_紡生 「ここに来れば、違った気分でアイデア出せるかなって。それで持ってきたんですけど」 _2_紡生 「すみません、食べながらって、お行儀悪いですよね」ぺこりと頭を下げてからノートを閉じ、パフェ攻略再開/ _2_紡生 思案しながらもパフェを食べたりココア飲んだり/ __真一 (カランコロン)「ぃーっす。」/ __真一 (一人か。)>紡生ちゃん/ _2_紡生 くるりと顔を扉に向けてから数瞬の間、真一を見つめ「えーと…こんばんは」なにやら自信なさげに挨拶した>真一/ _3_真一 「こんばんは。」>紡生ちゃん/ _3_真一 「『とりあえずビール』。」>マスター _3_真一 / _3_真一 「え〜と、会ったことあるな……。」>紡生ちゃん/ _2_紡生 「ええっと、お久しぶりです」ノートとかを片付けながら、おずおずと声をかける>真一 _3_真一 「久しぶり。邪魔したかな?」/ _2_紡生 「はい……飯島さんですよね?」 _2_紡生 「あ、いいえ、そんなことないですよ。ちょうど切り上げるところだったんです」<邪魔?>真一/ _3_真一 「そう。飯島真一。そっちは、……ツムギ。織って、紡ぐ、だったよな……。」姓を考える。/ _2_紡生 「はい。紡生です。織部紡生。<世界>の騎士で女子大生やってます」ほっとした様子で答える>真一/ _3_真一 「大学か、いいなぁ……。」社会人は楽じゃない。らしい。/ _3_真一 「そうだな、ピザでも。小さい奴でいいです。愚はお任せしますよ。」>マスター/ _3_真一 愚→具/ _3_真一 「今何年生?」>紡生ちゃん/ _2_紡生 「まだ1年です。飯島さんは…もう大学卒業したんですか?」>真一/ _3_真一 「社会人の二年生。一年かぁ。いいなぁ。」/ _3_真一 「ちゃんと遊んでる?」/ _2_紡生 「それなりには遊んでますね。忙しいですけど」眉を寄せつつ笑みを作る>真一/ _3_真一 「サークルとかやっときなよ? 社会人になったら出来ないこと。」←裏設定云々の関係で、ダウナーな大学生活しか送れなかった奴/ _2_紡生 「う…うーん。そうですね。」歯切れが悪い<サークルとか _2_紡生 「飯島さんは、何かしてました? サークルって」>真一/ _3_真一 「ああ、勉強するなら止めはしないよ。それも、学生のうちしか出来ないことなんだし。こっちで動いてると忙しいかもしれないし。」/ _3_真一 「あんまりやってなかった。後悔してる。」/ _3_真一 「ああ、剣道部やらサークルやらの助っ人とか?」/ _2_紡生 「あう。ごめんなさい」ぺこり<後悔してる _2_紡生 「ええと、勉強しているって言うわけでもないんですよね。バイトというか、仕事というか、けっこう忙しくて」ポリポリと頭をかいてる/ _3_真一 「大丈夫。人間、後悔しない生き方をしてる奴の方が少ないんだよ。世の中には。」<ごめんなさい/ _3_真一 「ああ、やっぱりこっち関係?」カウンターをこんこん叩いて。<仕事/ _2_紡生 「いえ、「普通の」仕事です。服飾の会社で働いているので」<仕事/ _3_真一 「それはいい。」満足そうというか、嬉しそうというか。/ _2_紡生 「よくないですよー。仕事はいっぱいあるし、社長にはこき使われるし、毎日掃除しなきゃひどいことになるし」ふーっと溜息をついた/ _3_真一 「ま、社会人の走りみたいなことをやらされてるのかもしれないけど。」/ _3_真一 「女の子は騎士としてバリバリ働いてるっていうより、そうやって平和に服屋さんで働いてるっていうほうが、なんてか、嬉しい。」/ _2_紡生 「そうですか…うーん」腕組みして、何か考え込んでる _3_真一 「時代遅れのジェンダー論かもしれんがね。」/ _2_紡生 「こういう体質に生まれたんだし、有効利用しないともったいないと思うんですけど…」 _2_紡生 「そうですね。」<ジェンダー _2_紡生 「私も一応、戦えますから」 _2_紡生 「でも、みんなには戦いから離れていて欲しいっていうのは、わかりますよ」にこりと笑って/ _3_真一 笑ってみる。上手く笑えたかといえば……イマイチ。/ _3_真一 「ごちそうさんでした。」>マスター/ _3_真一 席を立つ。/ _2_紡生 「あ、時間ですね…じゃぁ、私も」 _2_紡生 バッグを片手に席を立つ/ _3_真一 食べ物を触っていない方の左手を(笑)、ポンと紡生の頭に置いてから、出ていきます。/ _2_紡生 真一が出て行くのを見送って _2_紡生 ほんの少しの間、何かを考え _2_紡生 「あ、マスターさん、ごちそうさまでした」と挨拶をすると _2_紡生 快活な足どりで、店を出て行った/