_2_哀 (カランコロン)「こんばんは……。」/ _2_哀 「ふぅ、果物の軽いカクテル下さい。」>マスター/ __クローズ 扉を開けて、スーツ姿の地味な男がアルミ製のスーツケースを片手に入ってくる。 __クローズ 店内を見渡して「おや、こんばんは。神原さん…でしたよね?」>哀 __クローズ と、思い出した振りをして/ _2_哀 「ええと……クローズさん!」/ __クローズ 微笑して「はい、正解です。この国ではカタカナの名前は変に目立ってしまうので黒須と名乗ることもありますが」>哀 __クローズ 3番席を指して「お隣、よろしいですか?」>哀/ _2_哀 「どうぞどうぞ。」/ _2_哀 「涼しくて、楽になりましたね。今日の雨はめんどくさいけど。」天気は話題の基本です。>クローズさん/ _3_クローズ 席に座りながら「スーツが濡れるのはいただけませんね。」>哀 _3_クローズ 笑いながら「安物ばかりなのでまだいいのですが、これが高級スーツの人だと大変でしょう」>哀/ _2_哀 「スーツは、安くても高いじゃないですか。クリーニングだって馬鹿になんないし、……雨だと靴も駄目になるんですよね……。」設定のせいで貧乏性。<雨/ _3_クローズ 「狙い目は、たまにある8割引の品ですね。ちなみに、私の部屋にはスーツが20着以上ありますよ」>哀 _3_クローズ 「少しのほつれ程度なら、自分で修繕しますしね。勿体無いことはしません」>哀/ _2_哀 「は、八割……!!」/ _2_哀 「それ、○山とかコ○カよりも、ずっと安そうですね。」 _2_哀 「二着目1円とか、買ってみたいんですけどねぇ。」/ _3_クローズ 「季節が変わるときの売り尽くしセールが狙い目です。その中でも売れ残ると、値段が下がりますからね」>哀/ _2_哀 「来年以降は、それで買わないと。」/ _3_クローズ 「1着を使いまわすよりも、数着用意して使う方が長持ちしますよ。酷使しないですからね」>哀/ _2_哀 「らしいですよね。ついつい着たきりすずめで着潰しちゃって。いや、まだスーツは大丈夫なんですけど。」/ _3_クローズ 「ということは、靴の方をダメにしてしまいましたか?」>哀 _3_クローズ 「おっと、ラストオーダーの前に…紅茶をお願いします。ミルクティーで砂糖は普通、銘柄は問いません」>マスター/ _2_哀 「ちょっと、きついです。まだ履いてますけど、あんまりよそ行きには出来なさそうなんです……。」/ _3_クローズ 受け取ったミルクティーを飲みつつ「もともと革靴は慣れるまで動きにくいですからね。慣れないうちは傷めるのも早いでしょう」>哀/ _2_哀 「草履だったらいくらでもイケるんですけどねぇ。」<革靴/ _3_クローズ 「草履ですか…ということは革靴ではない、スニーカーなどの靴も履いていないようですねぇ…」>哀/ _2_哀 「スニーカーは大丈夫ですよ! いや、基本はそっちですから。」ほらほら、と足を見せる。今日はカジュアルだからスニーカー。/ _3_クローズ 笑いながら「なるほど、これは失礼しました」>哀 _3_クローズ 言った後、くいっとミルクティーを飲む/ _2_哀 「うわ、これも駄目かなぁ。ううん、まだ行けますよね!」お洒落としては薄汚れている。<スニーカー/ _3_クローズ 微笑して「行く場所にもよりますけどね。ノーネクタイ禁止のようなお高い場所は断られるでしょうが…」 _3_クローズ 「少なくとも、普通のところを行く分には文句は言われないでしょうし」 _3_クローズ >哀/ _2_哀 「秋冬物も、そろそろ買わないとまずいよね、私が大丈夫でも、周りには寒そうとか言われちゃうし……。」ぶつぶつ←通称『雪女』/ _3_クローズ ちょっと考えながら「ああ、私も周りに合わせることが多いですね。」 _3_クローズ 「私のような闇の者としては、特に気にはしないんですが…寒くなる季節ではコートの着用を心がけています」>哀/ _2_哀 「折角涼しくなったのに、なんで厚着をしなきゃいけないの! ただでさえ、最近は夏が暑くて辛いのに!!」/ _3_クローズ 「基準が違うというのも、困ったものです。私の場合は目立ちたくないので、そうしてはいますが…」 _3_クローズ 「暑がりというも大変ですね。これも基準の違い、でしょうか?」>哀/ _2_哀 「なんて言いましたっけ、クオリア?」たしか『主観的感覚の違い』みたいな意味だったと思う。PLもPCも聞きかじり。/ _3_クローズ 「なんでしたっけね…意識体験や感覚質。といいましたか」>哀/ _2_哀 「とりあえず、コンクリートの上を歩いてるだけで倒れそうになる季節が終わって、ホッとしてます。」言い終わったら、席を立つ。/ _3_クローズ 席を立ったのを見て「そういえば、そろそろ閉店時間ですね」>哀/ _2_哀 「ごちそうさまでした。」>マスター/ _3_クローズ 残ったミルクティーを飲み干して「さて、私も失礼しますね。」 _3_クローズ 「神原さん、マスター。それではお休みなさい」>哀、マスター _3_クローズ と言って、店から出て行きます/ _2_哀 「それでは、また。」>クローズさん _2_哀 出ていきます。/