マスター 静かなBAR マスター 一人静かに新聞を読むマスター マスター 「やれやれ、最近は物騒な事件が多いですね」 マスター http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/sasebo_shooting_incident/  / (保存版:http://majuusensenaroe.web.fc2.com/BAR/2007/12/news_nagasakihapou.htm) __クローズ 扉を開けて、スーツ姿の地味な男が、アルミ製のスーツケースを片手に入ってくる __クローズ 「こんばんは、マスター」>マスター/ マスター 「いらっしゃいませ、急尾は マスター 「いらっしゃいませ、今日は一段と寒いようですね」/ __クローズ 微笑して「急に寒くなりましたね、幸いにも都心部で大雪とまではいかないようですが」>マスター/ マスター 「雪が降ると交通がマヒしますからね、お飲み物は何になさいます」/ __クローズ 「そうですねぇ…銘柄などは特に問いませんが、暖かいコーヒーをお願いできますか?」>マスター/ マスター 「かしこまりました」マスターがコーヒーを入れている。 マスター カウンターに置かれた新聞には、長崎の事件の記事が載っている/ __クローズ 「おや、ここで新聞を読んでいるとは珍しいですね。私が気付いていなかっただけかもしれませんが」>マスター __クローズ 「ふむ、長崎の事件に興味がおありで?」>マスター/ マスター 「まあ、今日はお客様もいらっしゃらなかったので、ちょっと読んでいたのですが」 マスター 「表の世界でもこんなに物騒な事が起きるようになったのですね」 マスター 「どうぞ、コーヒーです」カップを渡す/ __クローズ コーヒーを受け取り「どうも」>マスター と、微笑する __クローズ 「しかし、腕のいい人間がこのような犯罪を犯していれば、数人死亡程度の被害ではすまなかったでしょうね。やや不謹慎な言い方ですが」>マスター __クローズ 苦笑しながら「ここに来る人たち(騎士)が本気で犯罪行為に手を出せばどうなることやら…」>マスター/ マスター 「確かに。もしも、の話ですが。そうなったら、誰にも止められませんからね」 マスター 「ただ、この記事が正しいのなら、(騎士が行うのなら)殺される理由もなく死ぬ人もいなくなるのでしょうけどね」 マスター / __クローズ 「被害の規模だけで考えると…魔獣や、テロ行為などの方が重要なのでしょうが」 __クローズ 「こういう規模の小さな事件をきっちり封じることが、犯罪の火種を摘むことにつながりますからね。おろそかには出来ないでしょう」>マスター __クローズ と、いいながらコーヒーを飲んでいる/ マスター 「そうですね、あなたたち騎士からすれば、魔獣との戦いも、長崎の事件も一緒なのでしょうが」 マスター 「私にみれば、魔獣なんてものは天災にしか思えませんね」/ __クローズ 「対処ができるか出来ないかの違い、かもしれませんが…一人で魔獣に遭遇すれば、できるかぎり逃げますよ。」>マスター __クローズ 「騎士であっても、一人で対処できるものではないですからね。」>マスター/ _4_クローズ いい加減に座席に座ることにして、4番席に座る/ マスター 「そんなもんなんですね。レベルが違いすぎて私には逆にぴんときませんね」/ _4_クローズ 「そういえば、ここ(BAR)も魔獣の被害にあったことがあるそうですね。なんでも大変な目に合われた、とか」>マスター/ マスター 「ええ、あの時はいきなりでびっくりしましたよ」 マスター 「地震が起きたとしかその瞬間がわからなかったですしね」/ _4_クローズ 「ふむ…その後、自身に対する備えを強化したりしましたか?知らぬ間に、総帥がどうにかしてくれたのかもしれませんが…」>マスター/ マスター 「いえ、運がよかっただけのようですね」/ _4_クローズ 「しかし…年代物のお酒が、一気にやられたりすると大変でしょうね。」 _4_クローズ くすっと笑いながら「きっと、清水さんがクラクラする羽目になると思いますよ。」>マスター/ マスター 「そうでしょうねえ、BARが流行っていたときは困った顔をしていましたし」かすかに笑う/ _4_クローズ 笑いながら「流行らなければ設置した意味がなく、流行りすぎれば資金が困る…バランスが難しいですね」>マスター/ マスター 「まったくです。もう少し来客が多いほうがうれしいですね。それと、欲をいえばもう少しお酒を嗜む人が増えるとうれしいですね」/ _4_クローズ 「おや。それでは、私が遠慮して高級なものを避ける必要はなかったですか?」 _4_クローズ 「本部の状況を何度も見ているので…できる限りは、高すぎるものはやめておこうかと思っていたのですが」>マスター/ マスター 「私は構いませんよ。清水さんのほうは知りませんが」/ _4_クローズ 笑いながら「その言葉はちゃんと覚えておきますよ。」 _4_クローズ 「とはいえ、あまり流行っていない時はあまり気にしない、流行っているようなら遠慮する、ぐらいにしておきますけどね。」>マスター/ マスター 「では、流行っていないから、何か呑まれますか?」/ _4_クローズ 「そうですね…高級なものよりも、色物に魅力を感じるので…」 _4_クローズ 少し笑って「シードル、できれば密造で作ったような家庭的な粗悪品があれば、そちらでお願いします」>マスター _4_クローズ / マスター 「さすがに密造はないですね、こういうのはどうですか?」 マスター Wikipedia:カルヴァドス [キーワード一覧:カルヴァドス] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%89%E3%82%B9 マスター 「カルヴァドスです」/ _4_クローズ 「カルヴァドスですか、ではありがたくいただきましょう。」 _4_クローズ 「しかし、世界各地のほとんどでお酒はありますねぇ」>マスター/ マスター 「お酒は飲みすぎることさえなければ、人の心を癒す百薬の長ですからね」/ _4_クローズ 「娯楽のほとんどない時代では、お酒が唯一の楽しみという人間も居たでしょうねぇ。今でさえ、居るぐらいですし」>マスター/ マスター 「そうですね、禁酒時代のアメリカは凄かったらしいですしね」/ _4_クローズ 「暇になった人間は、何をするか分かったものでは有りませんね。」 _4_クローズ 「そういう意味では、ラジオとテレビの人類への貢献は大きいといえるのかもしれないですね。」 _4_クローズ 「もっとも…扇動や印象操作など、負の影響力も強いですが」>マスター/ マスター 「そうですね、過去も今も、扇動されてさまざまな愚行が行われていますからね」/ _4_クローズ 「どう考えても、主張が矛盾しているようなものでも。ひっかかる人間はいますしね。」 _4_クローズ 「どうせなら、少しでも考えて人類の発展に貢献して欲しいものですが」>マスター/ マスター 「 マスター 「いや、まったくです」/ _4_クローズ 「私は人類の発展を、横から眺めるのが面白くて好きなんですがねぇ…」 _4_クローズ 残ったカルヴァドスを飲み干して「さて、そろそろ時間ですし…これで失礼しますね」 _4_クローズ 微笑して「それではマスター、お休みなさい」>マスター _4_クローズ と言って、店から出て行きます/