__東護 BARの扉を静かに開いて中へと入り、「こんばんは」とマスターに挨拶する。 __東護 「やれやれ。今日は春一番だったそうだが、こう風が強いと色々な物が飛び交っていけないね」 __東護 そんな事を苦笑混じりに言いながらコートを脱ぎ、適当な席に腰掛ける。/ _7_東護 「ジントニックを」 _7_東護 いつもの注文をすると、右手で少々乱れた髪を後ろに撫で付け、ようやく落ち着いたとばかりに一息つく。/ _7_東護 マスターがジントニックのグラスを自分の前に置くのに軽く会釈を返し、右手で一度手元に引き寄せてからゆっくりと持ち上げ口へと運ぶ。/ __彼方 「こんばんわー」入店と共に挨拶。 __彼方 「四ノ宮さん、お久しぶりです。」先客に挨拶しながらいつもの席に着席。/ _7_東護 「こんばんは。久し振りだね」穏やかに挨拶を返すと、軽くグラスを掲げて見せる>彼方/ _5_彼方 「マスター、オレンジジュース。ストロー付きでお願いします。」 _5_彼方 テーブルに出されたジュースをストローを使ってゆっくりと飲み始める。/ _7_東護 寛いでいる様子でグラスを傾けつつ、「そういえば、そうやってストロローを使うのはこだわりかな」と問い掛ける>彼方/ _5_彼方 「・・・。」少し首を傾げて考えた後、「初めてこれを飲んでた人が使っていたからです。」>東護/ _7_東護 「成程。そういう事か」ふむ。と頷いて。「優雅に見えるね」と続けた>彼方/ _5_彼方 「優雅・・・?なるほど、お金持ちっぽいですか。」優雅=お金持ちという解釈らしい。/ _9_薫 (からころん)髪の毛を抑えながら入店。「こんばんわ」 _7_東護 「お金持ちと言うか、気品が有る。と言うべきかな。ストローを使って音を立てる飲み方だと、下品になるがね」>彼方/ _7_東護 「こんばんは。今日は風が強いから大変だね」と挨拶する>薫/ _9_薫 黒のベンチコートをぬぎぬぎしつつ「お久しぶりです」とぺこり>二人/ _5_彼方 「こんばんわ。若槻さん。」>薫/ _9_薫 「そうですね。さすがに鉄骨が降ってくるとは思いませんでした」>とーごさん _9_薫 「あ、甘めのお酒をお願いします」>マスター/ _7_東護 「おや、それは災難だな」と平然と答えた>薫/ _9_薫 キールとチップスディップが出てくるのにぺこりと会釈/ _9_薫 「ちょっとあれはびっくりしました…」へにょんとカウンターにつっぷす。袖口に白いガーゼ様のものがちらりと見えるやも/ _7_東護 袖口から覗いた物を視界に入れたが、特に反応はせず。「自分の身体も大切にしたまえよ」とだけ穏やかに言っておく>薫/ _9_薫 「…善処はします」と苦笑>とーごさん _7_東護 「まあ、見えないが痛い物。と言うのも有るがね。しないにこした事はないさ」と空になったグラスを置きつつ言う>薫/ _9_薫 「…難しいですね」と笑いながらキールをのみのみ。 _7_東護 「もう一杯頼むよ」とグラスを指で押し出しつつマスターに頼み。 _7_東護 「君は、あえて怪我をしそうだ」>薫 _7_東護 「そして、こっちの君は怪我をして考えてみたそうだな」と視線を向けてみたり>彼方/ _9_薫 「……」図星っぽく沈黙。/ _5_彼方 オレンジジュースを飲むのを止め首を傾げて東護に「なんのこと?」といわんばかりに視線を送る。>東護/ _9_薫 もそもそとチップスを食し中… _9_薫 / _7_東護 「君は」と視線を薫に移し「怪我で確認したい」>薫 _7_東護 そう言うと今度は彼方に視線を戻し「君の場合は、怪我と言う現象を確認してみたい。かな」>彼方 _7_東護 そこまで言うと新しいグラスをマスターから受け取り。「私の勝手な考えだからね。気にしなくて良いよ」と二人に。/ _5_彼方 「ふふ、僕は「あえて怪我」なんて怖くて出来ませんよ。」 _9_薫 「……」むう、と押し黙る。/ _5_彼方 「人間って難しいですよね、「あえて怪我」なんて」薫の方を見て笑う。/ _7_東護 「さすがに、そんな事はお勧めしないが、万が一したとしたら、貴重な経験だとは思うだろう?」と微かに口角を上げて答える>彼方/ _5_彼方 「そうですね。あまり自分では経験したくないですけど、自分でやらなければ分からないこともありますからね。」ふむふむと、頷きながら思考>東護/ _7_東護 「痛みと言うのは、不便だが便利でも有るのだよ。色々なモノを認識出来るし、何より、それ自体がある種の存在だ」時折グラスを傾けつつ、口調は変わらずのんびりと>彼方/ _9_薫 「よいことよりも悪いことの方が多い気がしますけどね…」/ _7_東護 「だから、怪我をしないに越した事は無い。だよ」グラスを揺らして微かに音を鳴らし。「しかし、したがる者も居る訳だ」>薫/ _5_彼方 「あー、知ってますよ。それって変態の亜種の・・・えーと、なんていったかなー。」こめかみの辺りを押さえながら、記憶を辿る。/ _9_薫 「したくて、してるわけじゃないですよ」微妙すねながらチップスをがじがじ…/ _7_東護 「多分、私が言いたいのとは違うから、思い出さなくても良いよ」冷静に止めておく>彼方/ _7_東護 「でも、確かめたい訳だね」いつも通りの穏やかさに、何処となく優しさを込めて言う>薫/ _5_彼方 「ん、そうですか?」そういうとあっさりと思考停止。/ _9_薫 「そんな深い意味はないですよ。…これは単なる返り討ちの跡ですから」グラスを空にする>とーごさん/ _7_東護 「多分。だがね」軽く肩を竦めて。「こういう事を考えてみてはどうかな。怪我をすると動きが制約される場合が有るが、逆に痛みを感じる事によって、自分が生きていると言う状態に気付く場合も有ると」>彼方/ _7_東護 「そうやって君は自分を確認しているのかな。返り討ちとは、悔しい結果ではあるのだろうが」言い終えるとグラスの中身を飲み干す>薫/ _9_薫 「ふりかかった火の粉を払っただけなんですけどね…」苦笑しかけて思い出し。握ったチップスが粉になる(爆>とーごさん/ _5_彼方 「なるほど、そんな考え方も出来るんですね。でも・・・」片手で銃を握るようにしながら _7_東護 まじまじと薫の手元を見つめ、マスターからお絞り貰って彼女の手元にそっと置く。「苦い経験だが、それも糧になると思っておけば」 _5_彼方 「僕が僕じゃなくなってもきっと生きてるという感覚は残ってますよ、僕が生きていると感じなくなるのは・・・戦えなくなったときだけです。」ニッコリと笑いながら、銃を撃つ仕草をする。>東護/ _7_東護 「苦い経験だが、それも糧になると思っておけば、少しは気が紛れるのではないかな」>薫/ _9_薫 「ええ、そう思いたいですね」おしぼりもらったのに一礼して手をふきふき。/ _7_東護 「君は戦いそのものが糧の様だな」微かに笑み返し>彼方/ _9_薫 最後のチップスをもぐもぐすると時計を見る。「もう、こんな時間なんですね。そろそろお先に失礼します」/ _5_彼方 「おやすみなさい」薫に手を振ります。/ _7_東護 「ずっと足踏みしている様に見えて、案外横ではなく上に移動していたりする物さ」空になったグラスを再び指で押し出しつつ言う。「お休み。良い夜を」と穏やかに挨拶を送る>薫/ _9_薫 「あ、…と、そうそう」紙袋を取り出す。「遅くなりましたが、よろしければどうぞ」とかなたんととーごさんに渡す/ _7_東護 「ん?ああ、有難う」と受け取る/ _9_薫 「それでは、お休みなさい」とぺこり。ベンチコートを羽織ると退店。. _5_彼方 「???」と首を傾げながら受け取ります。/ __クローズ 扉を開けて、スーツ姿の地味な男がコートを片手に入ってくる __クローズ 微笑して「こんばんは」>全員/ _5_彼方 「こんばんわ、クローズさん」/ _9_薫 「っと、こんばんわ」急に開いたドアをなんとか回避。/ _7_東護 「こんばんは」やはり穏やかに挨拶返し>黒須/ __クローズ 扉にぶつけそうになったので「おっと…失礼しました。大丈夫ですか?」>薫/ _9_薫 「おひさしぶりです。あ、クローズさんもよろしければどうぞ」と紙袋を取り出し。/ _5_彼方 「ははは、まさか。戦いなんて出来ればしたくありませんよ・・・うん、でもそうやってでしか得られないものがあるなら、やる価値があると思いませんか?」>東護/ _9_薫 「あ、はい。すみません。それじゃ、おやすみなさい」とぺこり。そして退店>クローズ/ _7_東護 「確かに、価値は有るだろうな。死ぬのは御免だがね」言い終えるとにやりと笑う>彼方/ __クローズ 紙袋を受け取って「ありがとうございます、いただきますね。それではお休みなさい」>薫 __クローズ 4番席をさして「お隣、よろしいですか?」>彼方/ _5_彼方 東護の最後の問いには答えず、ニッコリと笑顔で帰すとオレンジジュースを飲み始めます。>東護 _5_彼方 「えぇ、もちろん。」>クローズ/ _7_東護 こちらも無言で軽く頷くだけに留める>彼方/ _4_クローズ 「マスター。ライムジュースをお願いします」>マスター/ _5_彼方 「そういえば、クローズさんって人間じゃないんですよね?」>クローズ/ _4_クローズ 「はい。人間ではないですよ」>彼方/ _7_東護 「ソルティドッグを頼むよ」(結構話したな)と思いつつ、新しいカクテルをマスターに注文しておく。/ _5_彼方 「普段・・・仕事は何をしてるんですか?」>クローズ/ _4_クローズ 「戸籍の請求をしてませんからね。普通の職には付いてはいないですね」 _4_クローズ 「魔獣戦の報酬で問題なく生活してますし…私は複数いますからね。色々と社会をうろついていることが多いですよ」>彼方/ _5_彼方 「ふむ・・・裏のお仕事とかはやっているんですか?」>クローズ/ _4_クローズ 「面倒ごとには自分から関わらないことにしていますからね。探せば見つかるかもしれませんが、裏の仕事はしていないでしょうね」 _4_クローズ 「トリスタンを除けば、ですが。」>彼方/ _5_彼方 「ふむ、四ノ宮さんは・・・探偵でしたっけ?」>東護/ _7_東護 ソルティドッグのグラスを受け取った所で話を振られ。「そうだよ。退魔士が本業ではあるがね」>彼方/ _5_彼方 「ふむふむ。」と何やら考えながら、オレンジジュースを飲み干す。/ _4_クローズ 少し考えてから「何か裏がらみの仕事でも、やりたいということですか?」>彼方/ _5_彼方 「いや、お二人と違って僕はお金が掛かるもんで」頭を掻きながら答える。>クローズ/ _7_東護 こちらはのんびりソルティドッグ飲んでます/ _4_クローズ 「確かに、私は家賃以外ほぼ出費はゼロですけどねぇ…」 _4_クローズ 「お金を節約する方法なら、私よりも四ノ宮さんの話のほうが参考になると思いますよ」>彼方/ _7_東護 「私も、武器は使わないし、探偵業も上手く行っているからね」>彼方/ _5_彼方 「それは是非お聞きしたいんですが・・・。」と時計に目をやり。 _5_彼方 「そろそろ睡眠を取る時間なので、また今度に」>二人/ _5_彼方 「お先に失礼しますね」/ _7_東護 「ああ、そういえば大分遅くなったな。お休み、良い夜を」>彼方/ _4_クローズ 微笑して「それでは、おやすみなさい」>彼方/ _5_彼方 二人に手を振ると、店を出ます。/ _4_クローズ 隣の席に移動して _5_クローズ 「自分の武器を使うと出費が激しいというのも大変ですよねぇ」>東護/ _7_東護 「そうだな。武器が有るのは便利かもしれないが、維持費が掛かる様な物の場合は厄介だ」>クローズ/ _5_クローズ 「使った分は本部が支払ってくれる魔獣戦だと、そういう心配もないでしょうが…普段が大変でしょうね」>東護/ _7_東護 「普段の生活迄は保証してくれないからな。当然では有るのだが」小さく笑って言う>クローズ/ _5_クローズ 「そこまで自分の面倒を見られないような相手を、自分の組織に入れたいとは考えないと思いますけどね」 _5_クローズ 「自制が足りない者は、大体の場合揉め事を起こしますし」>東護/ _7_東護 「さて?この場合は、余程のもめ事でない限りは放って置きそうだがね。総帥殿は、その辺も頭に入れていそうだ」ゆっくりとソルティドッグを飲みつつ笑みを深める>クローズ/ _5_クローズ 笑って「本部による修繕費の最大金額、今までどれぐらいの金額だったのか気にはなりますね」>東護/ _7_東護 「確かに、興味はそそられる。教えてくれなさそうだがね」笑み混じりに答えるとグラスの中身を飲み干して>クローズ/ _5_クローズ 残ったライムジュースを飲み干して「とりあえず…総帥は朝1杯しかコーヒーを飲むことを認められていない、とは聞いていますね」>東護/ _7_東護 「結構涙ぐましい経営努力をしているのかな。私はやる事をやって報酬を貰えれば良いだけではあるのだが」>クローズ _7_東護 「さてと…ご馳走様。そろそろ帰るとするかな」空のグラスをカウンターに置き、そう言って静かに立ち上がる。/ _5_クローズ 「では、私も出ることにしましょうか。そろそろ時間ですし。」 _5_クローズ 席から立ち上がる/ _7_東護 「又、来させて貰うよ」コートを着てからマスターに軽く右手を挙げて挨拶し。 _7_東護 「次に会うのはここでか依頼でかは分からないが、君も又な。お休み、良い夜を」とクローズにも挨拶を送ってから、先にBARから立ち去る。/ _5_クローズ 「ええ、それではおやすみなさい」>東護 _5_クローズ 「それでは、マスターも。おやすみなさい」>マスター _5_クローズ コートを着直して、店から出て行く/