_9_紡生 かららん♪とベルが揺れて扉が開く。 _9_紡生 「こんばんは」ひょこっと顔を覗かせてから、店の中へ。 _9_紡生 黒地に白の☆模様を散らしたワンピースに白のリボンつきサンダル。髪はゆるやかなロールをかけて流してある。 _9_紡生 白い帆布製のトートバッグを肩にかけて、てけてけと歩いて手ごろな席へ。/ _9_紡生 「あったかくなりましたね。今日は雨が降っていますけど」 _9_紡生 スツールに腰掛け、バッグを太ももの上に置く。中から手帳とペンを取り出して、バッグは足元へ。 _9_紡生 「ココアください。あったかいの」注文して、手帳を開いてなにやら書き込んだり/ __明人 ドアをゆっくりと開けて、店内に入る。今宵はデニム地のYシャツとジーンズという、ラフな出で立ちだ。 __明人 「こんばんは、お久しぶりです。やっと大学も春休みで、少し落ち着きました」カウンターまで来て頭を下げる>マスター、紡生/ _9_紡生 「こんばんは。…お久しぶりです」一瞬怪訝そうな表情をしたが、にこりと微笑んで挨拶>明人/ __明人 「織部さんとお会いすると、何だか南の島を思い出しますね…隣、宜しいですか?」>紡生/ _9_紡生 「あはははは…どうぞ。空いてますよ」ちょっと表情が硬い>明人/ _8_明人 「済みません、あまり思い出したくない事でしたよね」着席後気まずくて、頭を掻いて目を逸らす>紡生/ _9_紡生 「いえ、いいんです。あれもいい勉強になりましたから。はい」両手でココアのカップを持って、笑顔を作りながら最後のところで言い切った。/ _9_紡生 「あ、そーいえば雷堂さんも大学生なんですか?」ころりん>明人/ _8_明人 「ええ、これでも医大生ですよ。夢は動物園の獣医になることですが、道は険しいですね」カプチーノを頼みながら、苦笑する>紡生/ _9_紡生 「わぁ。すご〜い。雷堂さんも医大なんですね。みんな賢いなぁ」目を見開いて感心している>明人/ _8_明人 「まあ、今は全入学時代だし、どうなんだろう? そういえば俺以外にも、医大生の騎士かぁ…誰だろう?」知り合いのことを、あれこれ思い返している>紡生/ _9_紡生 「あ、まだ大学生じゃないんですけど。識嗣さんが大学受かったそうですよ」ココアを一口飲んで>明人/ _8_明人 「ああ、識嗣さんかぁ。今度、何か祝いを用意してあげないといけないなぁ」と、顔をほころばせる>紡生/ _9_紡生 「私もお祝い考えているんです。何がいいかなぁって」くすりと微笑んで>明人/ __秀貴 「オイーッス!」勢いよくドアを開けて中に入る。/ _8_明人 「万年筆はよく進学祝いに贈られたりするよね。あと、寮や下宿生活になるなら、食器類とか電動ポットとかがよいかも」>紡生/ _9_紡生 ビックリして振り向いた「……こ…こんばんは」>間宮/ __秀貴 そのまま席に移動する。/ _8_明人 「こんばんは、お久しぶりですね」落ち着いて向き直り、会釈>間宮/ __秀貴 「おう、久しぶりだな。元気か?」>二人/ _9_紡生 笑顔でお辞儀して答える<元気か>間宮/ _8_明人 「流石に実技込みの試験の後なんで、まだ本調子じゃありませんね。明日の昼から、北海道旅行でリフレッシュしてくるつもりですが」カプチーノを飲みながら微笑む<元気>間宮/」 _9_紡生 「うーん、そういう道具は揃っているみたいだし…やっぱり万年筆とかかなぁ」独り言っぽく<進学祝/ _8_明人 「識嗣さんなら、万年筆以外に、書道のセットでも違和感がないかも」<進学祝い>紡生/ _6_秀貴 「北海道か?いいな。俺は先週、中東から帰って来たばかりだ。」>明人/ _8_明人 「中東ってことは、民族紛争ですか?」恐る恐る訊ねてみる>間宮/ _6_秀貴 「マスター、ジャックのボトルを出してくれ。」/ _9_紡生 「書道のセットですか。そうですね…似合うかも」思案しながら答える>明人/ _6_秀貴 「ん、ああ、いや。そんなきな臭い事じゃない。」>明人/ _9_紡生 手帳を開いて、なにやら書き込んでいる/ _6_秀貴 「施設とかの警護だよ。何でも向こうで、胡散臭い遺跡が見つかったらしいんでな。」マスターからボトルと氷を受け取る _6_秀貴 「それを調査する奴らの警備をしてた。」/ _6_秀貴 グラスに氷と酒を注ぎ、一口飲む。/ _8_明人 「遺跡ですか。表の社会に、厄介事を持ち込むような代物はあんまり掘り出して欲しくないんですけれども…」溜息を吐く _8_明人 「人は宝箱を見つけたら開けたくなるモノですからねぇ」>間宮/ _6_秀貴 「たしかに。まっ、今回は何もそれらしいモノは見つからなかったみたいだ。」酒を一口 _9_紡生 (………)隣の話をちらちら見ながら、手帳に何かを書き込み中/ _6_秀貴 「だが、あまり厄介事が無くなると、俺の飯が食いっぱぐれることになるからよ。」笑う>明人/ _8_明人 「まあ、カタギの人が巻き込まれないように配慮して欲しいものですね。」 _8_明人 「とはいえ、中東情勢で石油市場を中心に、世界中へ影響が及んだりするんで…多分、無理そうですが」溜息が漏れる>間宮/ _9_紡生 「あ、ラストオーダーですか…どうしようかな…」ちょっと考え込み _9_紡生 「えーっと、今日はこれでいいです。まだありますし」>マスター/ _8_明人 「じゃあ、俺は最後にオレンジペコーをお願いします」>マスター/ _6_秀貴 「おいおい、若い奴が溜息なんて吐くな。それに石油とか何とかは俺たちが考えたってしょうがないさ。」>明人/ _6_秀貴 一気に飲み干し _6_秀貴 「さて、お先に失礼するわ。」席を立つ/ _9_紡生 「あ、おやすみなさい」ぺこりとお辞儀>間宮/ _8_明人 「はい、おやすみなさい。お体を大事に」と頭を下げる>間宮/ _6_秀貴 「じゃあな、お二人さん。おやすみー。」>二人/ _6_秀貴 そのまま、外へ出る。/ _9_紡生 間宮氏が店を出て行ってから、おずおずと明人君に声をかける。 _9_紡生 「雷堂さん…今の方は、ええっと、どなたなんですか? あ、南の島で会ったことは覚えているんですけど、あの時声をかけたりできなくて」小声小声>明人/ _8_明人 「あの人は間宮秀貴さん、職業軍人さんだけど気のいい人だよ」>紡生/ _9_紡生 「軍人さんなんですか。ま・み・や・さん、と……ありがとうございます」手帳にメモをしてから、にこりと笑顔でお礼>明人/ _8_明人 「結構こまめにメモしてるんだ。(時々危なっかしく見えるけれど、)しっかりしてるんだね」と、釣られて微笑んでしまう>紡生/ _9_紡生 「そんなことないですよ。仕事とか忘れちゃうこと多くて。でも、ありがとうございます」笑顔のままで小さく首を傾げる。 _9_紡生 「あ、そろそろ閉まる時間ですね。」ふと時計を見て、バッグに荷物を片付け始める/ _8_明人 「おっと、もうそんな時間か…マスター、ご馳走様でした」と頭を下げる _8_明人 「織部さんも、仕事と学業共々頑張ってね。おやすみなさい」と微笑んで頭を下げる>紡生/ _8_明人 二人に挨拶を済ませてから、先に店を出ていく/ _9_紡生 「おやすみなさい。雷堂さんも獣医さんになれるようがんばって(^^」 _9_紡生 「それじゃぁ。ごちそうさまでした」>マスター _9_紡生 そしててけてけと店を出て行く/