__アラッド …からん、と音を立て扉を開く。/ __アラッド 黄色に音符をあしらったデザインのTシャツ、Gパンというラフな格好、ナップザックを手に持っている。/ __アラッド 「・・・こんばんはマスター、暑くて死にそうだよ」微妙に疲れた顔。/ _7_アラッド 「トウキョウでうろつく位ならジャングルで野宿してたほうが幾分かマシだね、なんとも耐えられない」苦笑しつつ/ _7_アラッド 「マスター何か冷たいもの・・・そうだな、アイスクリームとか」/ _晃 …店内にベルの音が響かせ、薄緑色のポロシャツにジーンズ姿の晃が姿をあらわした _晃 「こんばんは。今日は本当に暑くて困った」/ _7_アラッド 「なんだよ、30前の男がアイス頼んじゃおかしいかい? アメリカ軍にアイスクリーム車がくっついていった話は嘘じゃないんだよ?」笑いながら。/ _7_アラッド 「っと、やぁ、こんばんは」入ってきた男に手を上げる/ _晃 声をかけられて、「おう」と軽く返事/ _7_アラッド 挨拶した事で満足したのか、マスターからバニラアイスを受け取り、小さいスプーンでもって突っつき始める/ _晃 「マスター、抹茶ミルクと…あとは冷やしぜんざいを」/ _7_アラッド (マッチャ・・・お茶の一種だったかな、でもゼンザイ? 洗剤・・・みたいなものか?)バニラつつきつつも、聞きなれない単語に頭を捻る。/ _6_晃 「…で、最近調子はどうだい?」>アラッド/ _7_アラッド 「ん? あぁ、ヒカル、だったかな」名前の確認をしながら。「悪くないよ、ちょっとした事件はあったけどね」笑いながら。>ヒカル/ _6_晃 「そっか。俺の方もぼちぼち、といったところだな」/ _7_アラッド 「この間ね、友人の一人が言ったんだよ、納豆、あれは人の食いモンじゃない、あんなもん食ってる日本人は人間じゃねぇ、ってさ」苦笑しながら語り始める/ _7_アラッド 「せっかく日本に居るんだから、と思ってね、思い切って作ってみたんだ」手振りで「図書館で本を読んでさ、大豆を知人に貰ってきて」/ _6_晃 「あー、そりゃきっと味覚がお子ちゃまなんだ。もっとも、クセのある食い物つーのは、産まれた時から身近にあって好きといえる食材だと聞いたことがあるがね」 _6_晃 抹茶ミルクを受け取りながら>アラッド/ _7_アラッド 「いやー、それがさ、いい具合に匂ってきたから。不安になってオオヤに見てもらったんだ、アパートの、そうしたら上手く出来てるって居るから、二人で食べてみたんだ」身震いしてみせ。 _7_アラッド 「・・・友人の言った言葉を身をもって実感したよ、口の中で潰れる触感といい、あの苦さといい、粘りと言い・・・まるでバタリアンにでもなった気分だった・・・」/ _6_晃 「「ま、まあ、日本人でも好みがはっきり分かれるからなー」>なっと _6_晃 冷やしぜんざいを受け取り、早速ひとくち/ _7_アラッド 思い出した食感を消そうとデモするかのように、口の中にアイスを運ぶ。/ _7_アラッド 「オオヤは喜んで食べてたんだ、僕が要らないっていったら全部持って行ってくれたよ、やっぱり日本人は人間じゃないね」笑いながら「僕も味覚がお子様らしい」肩をすくめる>ヒカル/ _6_晃 「そういや、アイスクリーム用の調味料があるのを知ってるかい?」アイスを食べてるところを見て/ _7_アラッド 「調味料? いや知らないな」>ヒカル/ _6_晃 「俺もバニラアイスにバルサミコ酢は聞いたことがあるが、アイス用のソースも実在するようだな」>アラッド/ _6_晃 「感覚としては塩入りのキャラメルと同じだろうが、俺の趣味ではないな」ぜんざいを口に運び、抹茶を流す/ _7_アラッド 「バルサミコス? 人の名前みたいだな、それ」苦笑しつつ「マスター、それ、あるかい?」と聞いてみる/ _7_アラッド マスターの持ってきてくれた調味料入りのバニラアイスを受け取り、突っついてみる。/ _7_アラッド 「お、美味しいじゃないか、これ」うれしそうに。 「いいこと教えてもらったよ、ありがとう」苦笑して 「惜しむらくは、アイスを自分で作るのは一苦労っだって事かな・・・」/ _6_晃 「それはなにより」嬉しそうに、ぜんざいの最後の1口/ _6_晃 抹茶ミルクをちゅるちゅるとすすると「さてと…時間も時間だし、撤収することにするか」/ _7_アラッド 「ん、そうかい?」まだアイスをつつきつつ 「お休み、また会おう」手を上げる/ _6_晃 「じゃ、また今度」>アラッド、マスター _6_晃 そういい残し、店の外へ/ _7_アラッド ぺろりとアイスを平らげ 「icecream,I scream・・・か」などと苦笑した後。/ _7_アラッド 「こんど料理の作り方を教えてくれ、マスター」立ち上がりながら「どうも、周りに料理が出来る人が居なくてね、流石にカラス焼き鳥は僕も飽きたんだ」/ _7_アラッド 「それじゃあ、又くるよ」笑って。「・・・さて、と」/ _7_アラッド ナップザックを拾い上げ、店を出る。 「おやすみ、マスター」/