マスター ***騎士たちの宴*** マスター 【開催日】 マスター  第1夜 29日(金曜日)23:00〜 マスター  第2夜 30日(土曜日)23:00〜 マスター   マスター 【テーマ】 マスター  今月のテーマは、「今年を振り返る」 マスター  多数のご来店をお待ちしています。 マスター ということでよろしくです。 _晃 ドアのベルを鳴らし、ジーンズにフライトジャケットを着た男が、店に入って来た。 _晃 「今晩はマスター、元気そうで何より」/ マスター 「いらっしゃいませ、もう少しお客様がきていただけると、やる気が出るんですけどね」/ _晃 「月曜日から12月だからな。いろいろ事情があるんだろう。それより…」 _晃 ホットチャイと、マシュマロサンドを注文>マスター/ マスター 「かしいこまりました、そうですね、もう12月ですからね」/ _静 カラコロとドアベルを鳴らして、フラリとオリーブ色のダウンジャケットを来た静が入ってくる。 _静 「こんばんは〜」/ マスター 「いらっしゃいませ」/ _晃 「おう」新たなお客に軽く挨拶>静/ _静 「綾羅木さん、こんばんは〜」先客に挨拶しつつ、席を物色/ _7_静 「あ、今日は軽くアイリッシュ・コーヒーとトーストを〜」注文しながら席に着く/ _5_晃 ごそごそとジャケットを脱ぎ脱ぎ「しかし、振り返ってみると魔獣討伐と仕事が重なった時は、ろくなことがなかったな…(とおいめ)」/ _7_静 「そりゃまた、難儀なことですねぇ」>晃/ _5_晃 「どこぞの掲示板に「綾羅木晃の法則」とかってネタにされてたらたまらんな〜」 _5_晃 「2回目の時は、出演舞台の劇場がやられて、最近は討伐した後に監督が不祥事おこすわ…(ぶつぶつ)」>静&マスター/ _7_静 「私は仕事明けだったからなぁ……ご愁傷様です」手を合わせて拝む>晃/ マスター 「芸能界は、創るドラマいじょうにドラマチックなところなんですね」/ _5_晃 「ドラマチックか〜。確かに『事実は小説より奇なり』を地で行く世界ではあるな」/ _7_静 「……そういや、もうそろそろ年始の準備ですねぇ」トーストを囓りながらポツリと/ _5_晃 出されたチャイを啜り、マシュマロサンドをもぐもぐ _5_晃 「年末年始くらいはゆっくりしたいが…、正月明けから仕事だからなあ。ま、自分から進んでこの世界に入ったようなものだから、不満は無いけどな」/ _7_静 「もう、年始のスチール撮影とかほとんど終わってますよね〜。まぁ、季節に関係ない写真はまだ撮らないとですが」/ マスター 「いろいろ季節感がずれますね」/ _7_静 「撮影して、現像して、写植して、印刷して、運送する……となると、やっぱり一月前には終わってないとね〜」苦笑しながら/ _5_晃 「大変だな。…ま、どの業界もそうか」チャイを1口/ _7_静 「年末進行ですからね〜」アイリッシュ・コーヒーを一口/ _5_晃 「でも、今年は悪いことばかりでもなかったな。夏には海外の映画祭にも招かれたし」/ _7_静 「人生七転び八起き、良いことも有れば悪いことも有る……そんなもんなんですねぇ」/ _5_晃 「思えば、よく出来てる物だな」>人生/ _7_静 「人生は即興劇の様なものだと聞いたこともありますしねぇ……マスター、カフェ・ロワイヤルを」/ マスター 「かしこまりました。しかし、みなさなは、かなり波乱万丈な人生ですね」/ _7_静 「人生山あり谷あり……どっちかというと小山有り断崖絶壁有りかなぁ?」/ _5_晃 「広く浅く…時々海溝があったり、干潟があったり…まあ、円卓の騎士で順風満帆な人生だったというのはまだ聞いたことがないな」/ _7_静 「そうなんですか?そりゃ困ったなぁ……」専用スプーンの上で燃える角砂糖を見ながら/ マスター 「たしかに。最近、よくお亡くなりになっていますしね」/ _5_晃 「ああ。一度全滅しかけた作戦もあったし、前に参加した魔獣討伐だって運が俺たちに傾いた結果みたいなものだった」/ _7_静 「怖いなぁ……うん、怖い」どこか別のことを見ている様な口振りで/ _5_晃 残りのマシュマロサンドをチャイで流し、「マスター、ごちそうさま。さて、そろそろ帰るとするか」椅子にかけていたジャケットに袖を通す/ _7_静 「ああ、もうこんな時間なんだ……私も帰りますかね」まだ熱いコーヒーを一気に飲み干す/ _5_晃 「じゃ、お先」>ALL そして退店/ _7_静 「それじゃマスター、おやすみなさい。また来ますね」一声掛けて店を出て行く/