_9_薫 (からん)「こんばんわ…」いつもの黒ずくめに、慌ててしまいこんでいたのをまた引っ張り出してきたのか。厚手のベンチコートに桜色のストールで入店。 _9_薫 「顔が冷たい…。暖かい所に出るとすごくよくわかりますね」などと言いつつコート脱ぎ脱ぎ。/ _9_薫 端の席に座り。「何か、暖かい飲み物を」>マスター アバウトな注文だ。/ _9_薫 そう待つことなく、熱々のほうじ茶と、お茶請けに落雁が出てくる。 _9_薫 「すみません。いただきます」湯のみで指を温めている/ _9_薫 ほどよく飲み頃になったお茶を飲み飲み…/ _9_薫 落雁ぽりぽり。 _9_薫 / _9_薫 どことなくぼーっとした目で飲み飲みぽりぽり。/ _9_薫 空になった湯飲みを両手で抱えたまま目を閉じる/ __有希 ダウンジャケットにショートパンツ、ブーツという格好でドアを押し入ってくる。 __有希 「春とはいえまだまだ寒いわね…、…こんばんは」 __有希 手に息を吹きかけながら、店内を見渡す/ _9_薫 「あ。こんばんは」目を開いてぢょおうさまを見上げると、ぺこりと頭を下げる。/ __有希 「久しぶり、かしら。……隣に座っても?」見知った相手とわかり、微笑しながら/ _9_薫 「ええ、どうぞ」にこりと返す/ __有希 「マスター、コーヒーをひとつ」オーダーしながら席につく/ _8_有希 コーヒーを受け取ると、一口飲み、やっと口を開く _8_有希 「会話したことが無い、というわけでもないけれど、貴女とはまだゆっくり話したことがなかったわよね?」 _8_有希 / _9_薫 「…そういえば。ええ、たしか、キャメロットに入られたんでしたっけ?私も以前いましたから、接点がないわけではないんでしょうけど」と苦笑/ _8_有希 「あら、そうだったの。…騎士寮を出たのはお仕事の関係なの?」/ _9_薫 「いえ、と…鷹山透子さんに、家をお借りしてるんです」ふっとやわらかい笑みを浮かべ、湯飲みを取り上げる。…空である。/ _8_有希 「へぇ、透子の家に?それはまた…何と言うか意外な感じね。」ちょっと怪訝な顔をしつつ/ _9_薫 「あ、言葉が足りませんでしたね。透子さんの家と、東京を繋ぐ扉を置いてあるところに住まわせてもらってるんです」/ _9_薫 空になった湯飲みをマスターに返し。紅茶を注文。/ _8_有希 「…あー、ええ。…というよりは、私のイメージの問題ね。」苦笑しつつ _9_薫 「『管理人してくれへん?』と言われましたけど、名目 _9_薫 上のものですし」/ _8_有希 「貴女と透子の性格が大分違って感じるものだから、意外に思ったのよ」/ _9_薫 んー、としばらく考えこんでいたが。「性格が似ていなくても、仲良くなれないわけじゃないですよ?」/ _8_有希 「確かにそれは正論ね。」カップを傾けて、一息つき、「自分と性格が似ていたら飽きてしまうどころか、反発しそうだわ」と苦笑する/ _9_薫 つられて紅茶を口元に運び。「三人似た人が世の中にいるといいますけど。顔だけじゃなくて性格も似ていたらすごいですね。人間の話ですけど」くすんと笑う/ _8_有希 最後の言葉を聞いて、正体が知られているのだろうと判断し「魔族も人間も大差ないわよ?」と肩をすくめて軽くおどけてみせる/ _9_薫 「どちらでもない存在もありますし」表情は変わらず。/ _8_有希 ん?と暫く悩んでいたが、「…なるほど。そう言うまで全く気付かなかったけど?」と微笑して薫の顔を見る/ _9_薫 「それは…どうも」何と言うべきか迷った挙げ句の曖昧な言葉/ _8_有希 逡巡は見逃さず「 _8_有希 何?気にしている事だったかしら、御免なさいね」と悪びれた様子もなく/ _9_薫 「いえ…。口に出したのは私ですし。……ただ、考えるだけです」/ _8_有希 「何を、と訊いても良いかしら?」<考える カップを口に運ぶ/ _9_薫 「人は神をあがめ、神に救いを求めます。魔族も…ええ、洗礼を受けた魔族が以前、騎士に名を連ねていたと聞きます」 _9_薫 「では、人に作られたモノに神の救いは及ぶのでしょうか、と」口元には苦笑/ 奥貫 「こんばんは」静かに扉を押し開き、足音無くBARへと入って来ると、店内の人に挨拶を送る。/ _9_薫 一瞬鏡眼起動。ぬっきーに気がついて「「こんばんは」と挨拶を送る/ _8_有希 薫の問いに暫く考えていると、奥貫が入って来たことに気付いて挨拶をする「…こんばんは」/ 奥貫 二人の挨拶に穏やかに微笑むと、ゆっくり頭を下げてから適当な席に腰掛ける。いつもよりも何か微妙な感じ。かも/ _静 「こんばんは〜」と軽い調子で参上。黒いハーフコートとスラックス、胸元に小さな四角い物体をぶら下げて/ _8_有希 ふぅ、と一息つき「私は神を信じていないから、貴女の望むような救い、というのはわからないけれど」 _6_奥貫 「こんばんは。あ、どうも」入って来た人物が先週お世話になった人だったのに気付くと、ぺこりと頭を下げつつ挨拶する>静/ _8_有希 「今の貴女を見ている限り、それで救いが無い、何て言ってたら罰当たりね」と悪戯っぽく笑う/ _静 話の邪魔にならない様に大人しく奥の席へ _3_静 「マスター、桜ミルク」と注文だけして/ _聖実 ドアが開き、コート姿の聖実が姿を表す。しかし、その表情は何処か翳りを帯びていた _8_有希 残りのコーヒーを飲み干し、静に手を振って挨拶/ _9_薫 「こんばんわ」>静/ _聖実 「…こんばんはー…」先客達に気がつき、ご挨拶/ _6_奥貫 「コーヒー、アメリカンでお願いします」マスターに注文入れ。新たな客には顔を向け、「こんばんは」と挨拶を送る>聖実/ _3_静 入口側に手を振って返答の替りに>有希、薫/ _9_薫 虚を突かれたような表情になる。「……なるほど、確かにそうともいえますね…」/ _聖実 「こんばんは、お久しぶりです」>静 _聖実 とりあえず適当な席を見つけて着席ー/ _9_薫 徐々に笑みから苦さが抜けていく、ふときよみんに気づいて「あ、、こんばんわ」と挨拶を送る/ _3_静 「こんばんは」とお返しをしつつ、ピンク色のカクテルを口に>きよみん/ _8_有希 「こんばんは。…続々と来たわね」>聖実 後半は独り言っぽく/ _6_奥貫 マスターから受け取ったコーヒーを静かに口に運び、ゆったりと飲んでいます。/ _5_聖実 「あ、こんばんは」ぬっきーに気が付いてご挨拶。 _5_聖実 「…ますたー、何かあったかいのー…」というと、そのままテーブルの上にぺとっと伏せる/ _6_奥貫 「はい。こんばんは」カップ片手ににこりと笑って挨拶を返す。「……大丈夫ですか?」>聖実/ _5_聖実 「…うん、ちょっと…。これでも大分良くなった方ですよー」>ぬっきー/ _6_奥貫 「病気か何かですか?体力が落ちている様に見受けましたが」カップを置くと、心配そうに隣を見やる>聖実/ _3_静 様子見に終始しつつカクテルをクィッと/ _9_薫 なんだかとても嬉しそうな様子になって、ケーキと紅茶のおかわりを注文する/ _5_聖実 マスターからカフェモカを受け取り、「ちょっと、昔あった嫌なことを思い出しちゃって…(乾いた笑い)」>ぬっきー/ _3_静 胸元に下げたトイカメラをチェックしながら、「マスター、味噌田楽」/ _8_有希 「マスター。ウィスキーを」注文し、暫く沈黙していたが「まぁ、貴女の事はそんなに知らないけれど、ね」と思い出したように付け加え、苦笑する/ _6_奥貫 「嫌な事ですか」僅かに首傾げ「忘れたい様な事ですか?」と今度は問いかけの形に言葉を締める>聖実/ _9_薫 「いえ、一つ、単純な事に気がついただけですよ。私は恵まれているということに」にこりと返す>ぢょおうさま/ _5_聖実 考えて、「なんて言えばいいのかな…『柳瀬聖実』としては忘れたいけど… _5_聖実 」 _9_薫 嬉しそうにフォークを取る。淡紅色のケーキは何やら同色のモノを入れたゼリーで覆われており…/ _5_聖実 急に声のトーンが低くなり、「『円卓の騎士』としては絶対に忘れてはいけない記憶…とでもしておこうか」>ぬっきー/ _3_静 串に刺さった豆腐をもぐもぐ、ピンク色のカクテルを一口/ _6_奥貫 うんうん。と頷きながら聞いていたが、途中でトーンが変わったのにんん?と首を傾げつつも、相手を見たまま。「それなら、忘れる訳には行かないですね。ちょっと、面倒そうな感じにも思えますが」>聖実/ _6_奥貫 「……僕にも、そういう記憶は有りますよ」と付け足しておく。/ _9_薫 ぱく、とほおばった一瞬動きが止まる。(…桜…)/ _9_薫 ゆっくりと、いとおしむように桜の花びらで覆われたケーキを食べていく/ _3_静 「これで、大丈夫、かな?」とカチャカチャとレバーや絞りを軽く動かす/ _8_有希 「あら、やっぱりさっきまで罰当たりだったのかしらね」ふふ、と笑い、グラスを傾ける。横目で珍しいケーキに興味津々w/ _5_聖実 「…昔、不幸なことがあってね…私は何とかしようとしたが…」<言葉を選ぶように>ぬっきー/ _3_静 「……このカメラは私に撮られたくないみたいだなぁ……」今一つちゃんと動いてくれないトイカメラにポツリと/ _6_奥貫 「不幸な事ですか……。あちこちに、たくさん有りますね。今も昔も」カップを持ち上げて一口飲んで間を置いてから、そう言って目を細め。 _6_奥貫 「それを何とか出来なかったから、辛いですか?」>聖実/ _9_薫 「そうかも、しれませんね」軽く苦笑<罰当たり 「……同じケーキ、琴音さんも頼んでみますか?美味しいですよ」>ぢょおうさま/ _5_聖実 カフェモカを1口すすり、ぬっきーの問いかけにこくこく頷く。 _5_聖実 「…だから、何も落ち度の無い人々が…そして、私…も…」目から涙が/ _3_静 「まあ、いいか……もうちょっと借りておくとしましょう」とトイカメラをいじるのを止めて、カクテルを喉に流し込む/ _8_有希 「ええ、注文してみようかしら。…色が綺麗で面白いケーキね」と言って、マスターに声をかける/ _6_奥貫 涙が零れたのを見てちょっと目を丸くしたが、ジャケットの左ポケットからシンプル一直線の綿の白いハンカチを出し、無言で、はい。とばかりにそっと差し出す>聖実/ _5_聖実 「あ、すみません」ぬっきーからハンカチを受け取り、涙をぬぐい。何時の間にか声のトーンは元に戻ってます/ _8_有希 出てきたケーキを一口。「…美味しい。本当に此処は何でもでてきそうだわ。」期待以上だったらしく嬉しそう/ _9_薫 ゆっくりと食べ終わり。紅茶を飲み飲み、嬉しそうなぢょおうさまを見てにこにこしている/ _6_奥貫 いえいえ。と口には出さずにただ穏やかに笑い。「えーと……楽しい話じゃないんですが、ちょっと僕の昔話を聞いてみませんか」>聖実/ _3_静 空になったグラスを戻し、注文「マスター、C.C.サクラを」/ _5_聖実 きょとん(・ω・)とした顔でぬっきーの方を見ています。「昔…話?」>奥貫/ _6_奥貫 「はい。昔話です」カップ片手に頷き。「僕はね。一歳にならない頃に、交通事故で両親を亡くしているんです。その後も、引き取られた施設で火事が有って僕以外の人が全員亡くなったり……」口調は穏やかだが、苦笑らしき表情>聖実/ _9_薫 カップをことりと置くと、そっと立ち上がる。 _9_薫 「それじゃ。お先に失礼します」ぺこりと誰ともなしに頭を下げると、退店/ _6_奥貫 「あ、お休みなさい」話一旦切った所で、短く挨拶を返す>薫/ _3_静 「おやすみなさい」と入口に向けて>薫/ _8_有希 「あら、おやすみなさい」手を振って見送る>薫/ _5_聖実 「お休みなさい」手を振る>薫/ _3_静 グラスを動かした時にカランと氷が音を立てる。それを見つめてる/ _5_聖実 「ぱ…(げふんげふん)ご両親も…」目をまん丸にして聞いてます>奥貫/ _8_有希 ケーキも食べ終わって、一息。丁度静と同じようにウィスキーのグラスをぼーっと見つめている。/ _6_奥貫 「僕は、自分にのみ幸運の力が働くらしいです。だから、今迄起きた様々な事で、僕だけが助かって周りの人達はたくさん亡くなりました」>聖実 _6_奥貫 「……魔獣と戦う事を決めたのも、勤めていた会社が魔獣によって壊滅されたからなんですよ。だからね、僕も、貴方とは違うでしょうけれど、記憶していない事も、記憶している事も、多くの思い出を抱えているんです」>聖実/ _3_静 「……忘れたいことは忘れりゃ良いし、大事だと思ったら覚えてればいい……記憶ってそんなもんじゃないかなー」と呟いて、カクテルを一口/ _6_奥貫 「でも、忘れたいと思った事は無いですよ。やっぱり、今迄の記憶が有るから、ここに居るんですからね。……貴方の心配事を、楽にする様な話ではなかったとは思いますが、こういう人間も居るので、良かったらこれは覚えておいて下さい」言い終えると、残っていたコーヒーを飲み干す>聖実/ _5_聖実 「…ありがと」>奥貫 _5_聖実 入店時に比べ、若干すっきりした表情に/ _8_有希 奥貫の昔話はちゃっかり聴いていて、口元に笑みを浮かべている _8_有希 「(よくありそうな話、ではあるけれど、本当に真っ直ぐで好感が持てるわね)」 _8_有希 席を立つ。何時の間にかグラスは空。 _8_有希 「おやすみなさい」3人の方を向いて挨拶し、BARを出る。/ _6_奥貫 「僕は、自分の事を勝手に話しただけですから」緩く首を横に振ると、にこりと笑う>聖実/ _3_静 「おやすみなさい」と入口に/ _6_奥貫 「あ。お休みなさい」軽く会釈と挨拶を送る>有希/ _5_聖実 「おやすみなさい」(よかった。腕はなんともないみたい)ほっとしています>琴音/ _6_奥貫 「さてと……では、僕もそろそろ帰ります。ハンカチはお任せしますから、好きにして下さいね」席を立ってから聖実ちゃんに言うと、二人にお辞儀をしてから静かにBARを後にする。/ _5_聖実 カフェモカを飲み干し、「でも、話を聞いてもらえただけでもうれしかったです」(ぺこり)>奥貫/ _6_奥貫 「お話なら、いつでも聞かせて貰いますよー……」と声を残し……>聖実/ _3_静 「……さて、こっちも撤収しますかね」奥貫が出て行ったのを見送りつつ、立ち上がる/ _5_聖実 「あ、もうこんな時間。…あたしも帰りますね」といい、立ち上がる/ _3_静 「それじゃ、おやすみなさい」と軽い調子で声を掛けて外へ/ _5_聖実 「こんな時間じゃ流石に怒るかなー…マスター、お休みなさい」そう言い残し、店の外へ/