_静 カランコロンとドアベルを鳴らして、ライトグレーのスーツに身を包んで来店。今日は仕事用の大きなバッグを肩から提げて。 _静 「こんばんは〜。っと、今日は人気無しですか……」といいつつ、奥の方へスタスタと/ _0_静 「んーと、ボンベイにしようかな……ロックで」注文すると、明るいブルーの瓶と、氷の入ったグラスが置かれる/ _0_静 「うーん、何か食べようかな……スモークチーズあります?」マスターに尋ねると、何も言わずにスッとカットされたスモークチーズが出てくる/ _0_静 店内に流れるジャズの音色に気分を委ねて、ゆったりとチーズを囓りながらジンを飲む/ 有希 「…こんばんは」 有希 涼しげな夜の風と共にドアを押して入店。 有希 服装は上下黒で、夜とはいえ少し暑そうだ。/ _0_静 ドアの方を向き、入店してきた人物を確認する/ 有希 静と目が合い、苦笑いを口元に浮かべる 有希 「こんばんは、…よく会うわね。」そのまま静の隣に向かう/ _0_静 「こんばんは〜」いつも通りの軽い口調で答える/ _1_有希 席について「マスター、ウィスキーを。…ロックで。」と注文/ _0_静 「マスター、ターキーをロックで」隣を見て、軽く頷いてから注文/ _1_有希 「…貴女は何時も変わらないように、『見える』わね」飲み物を受け取って口に含んだ後、唐突に。 _1_有希 後半部はあえて語調を強く/ _0_静 「見たまんまのバカに見えるんなら、そうなんじゃないですかね〜」と全く気に留めず/ _1_有希 「別に貶している訳ではないのよ。」一息置いて「私がなかなかそう出来ないものだから、ね」/ _0_静 「そこは人それぞれですよ」ロックで口を湿らせ「外見が変わったって、芯がブレてなきゃ、いいんじゃないですか?」/ _1_有希 「…芯ねぇ」ぼーっと虚空を見つめながら、言葉を咀嚼している/ _0_静 「まぁ、私みたいに芯の抜けた根無し草みたいなのもいますけどね〜」ニヘラっと笑いながら/ _1_有希 「謙遜も度が過ぎれば、卑屈と変わらないわよ。」「魔獣との戦いに身を置くなら、貴女の言う芯、というのはあるのでしょう?」/ _0_静 「そうですねぇ……特に無いかな?ただ、魔獣を倒す、だけしか考えてませんしねぇ」軽く首を捻りつつ/ 痣凪 「ちぃーっす」呑気な声と共に、チンピラが来店。 痣凪 よれよれのスーツを来て、薄ら笑いを浮かべている/ _1_有希 「だから、どうして魔獣を倒しているのよ?」ちょっと声が大きくなる _1_有希 「まぁ、私はどんな理由だろうと協力者がいればいいのだけれど」「信念もなくやる仕事にしてはリスクが大き過ぎるでしょう?」/ _0_静 「こんばんは〜」と来客に返答>あざなぎん「だって、滅ぼさなきゃいけないんでしょ?結論が先に来てるだけで、其処に至る経緯は必要無い……と思いますよ。それに理由を付けろというなら、生存本能、ですかね?」>有希/ _1_有希 グラスを口に運んだあと、「こんばんは」と新たな来店者に挨拶/ 痣凪 「お二方、お久しぶりっすー……タイミング、悪かったっすかねぇ?」二人の会話に冷や汗を掻きつつ/ _0_静 「お互い相容れない存在なんだから、潰せばそれで良いんじゃないですかねぇ?」>有希/ _1_有希 「…いえ、驚かせてごめんなさい」静への言葉を飲み込み、一息ついて痣凪に/ __真昼 (からからん)「こんばんわ。」紺の作務衣姿で入店。とても上機嫌そうな表情/ 痣凪 「いえいえ、真剣に話が出来る人がいるのはいい事っすから」愛想笑いを浮かべて席に座ります/ _0_静 「こんばんは〜」と来客に軽く対応>まひるん/ _1_有希 「こんばんは」来訪者を横目に見て、挨拶のみ返す/ _1_有希 「……かかる火の粉を振り払っているだけ、ということかしら?」>静/ _2_痣凪 「こんばんわっす、新入りの痣凪っす」深々と礼をします>まひるさん/ _0_静 「うーん、と言うよりは……災害対策みたいなもんじゃないですかねぇ?突発的で簡単には止められないけど、そのままにしてもおけない」>有希/ _T1_真昼 「ああ、“那托”の識嗣真昼です。はじめまして」にこりとしながら会釈>真/ _0_静 「マスター、おかわり〜」とグラスに琥珀色の液体が注がれるのを楽しそうに眺め、スモークチーズを囓る/ _1_有希 「……」しばらく考え込んだ後、「やらなければならないから、義務であるから…ね。」呟いて、また考え込む/ _T1_真昼 静と有希の話を断片断片で聞き取りつつ「お二人、魔獣の話ですか?」とのんびりした口調で話しかける/ _0_静 「生きていて、何とか出来る力がある……なら、死んだ人や出来ない人の代わりをするのは、それを義務と言うならそうなんでしょうね」美味しそうにターキーのロックを飲みながら>有希 _0_静 「うん、そうかな」>真昼/ _2_痣凪 「あ、マスター。ミルクお願いするっすよ」こそこそと飲み物を注文しています/ _1_有希 「えぇ、そうよ。」>真昼 _1_有希 「…貴女も人が悪いというか、誤解を受け易いというか。…それならば理解できるのだけど。」>静/ _0_静 「私は別に何とも思っていない。でも、それを人がどう見るかは自由ですよ。私は魔獣を排除出来るならそれで良いんですから」>有希 そう言ってから、もぐもぐとチーズを囓る/ _2_痣凪 ちびちびと、先輩たちの迫力に怯えながらミルクを飲んでいます/ _T1_真昼 「まあ、戦わなければいけないのは難儀ですね。仲良く共存できればそれに越したことは無いんですけど」苦笑しつつ<魔獣/ _T1_真昼 「あ、そういえばまだお名前聞いていませんでしたね」>真/ _1_有希 「無念のまま死んでいった知り合いか誰かが居た、ということなのでしょう?」<死んだ〜代わり>静 _1_有希 「私には…正直、結果のみで動ける程の力は無いわよ」肩をすくめる/ _2_痣凪 「ん、そうっしたね。真、痣凪真って言ます。よろしくお願いするっすよ、真昼先輩」>まひるさん/ _0_静 「本当は、誰も他の人の代わりなんて出来ない。でも、生きているなら、出来る事はしなきゃいけない。私には、他に出来ることが無いから、魔獣を壊すんですよ」口は笑っているけど、眼は寧ろ冷め切った感じで>有希/ _0_静 すぐに、いつも通りの心底ふぬけた笑顔でターキーを口に運ぶ/ _T1_真昼 「あはは、先輩って言われると悪い気はしないですね。」ケタケタと笑いつつ、「今後とも宜しくお願いします」 _T1_真昼 膝を曲げ、視線を同じ所に合わせつつ握手を求めます>真/ _2_痣凪 「こちらこそ」笑顔で握手を返します>まひるさん/ _1_有希 「解かるわよ。…でも、貴女の話を聞くと、随分客観的な見方だと思ってしまうのよ。」>静/ _T1_真昼 「痣凪さん、スーツ着られてますけど何かご職業に?」>真/ _2_痣凪 「ははは、しがない探偵っすよー」>まひるさん/ _T1_真昼 「ああ、それは心強い。仕事でご一緒する時は頼りにさせてもらいますね」笑いつつ>真/ _1_有希 「マスター。同じものをもう一杯」グラスを返して、それまでカウンターを向いて話していたが、静の方を向く/ _0_静 「客観的ですか……なんでだろうなぁ?」自分でも良く分かってない素振りで/ _2_痣凪 「いやいや、俺は大した能力もないっすから。先輩の足手まといにならないように気をつけますよ」肩をすくめて>まひるさん/ _0_静 「痣凪さんは凄いですよ。禁呪でしたっけ?相手の能力を阻害する……その位階だったはず」思い出したように>真昼/ _1_有希 「騎士である以上、謙遜は不要よ、痣凪。」真面目な顔で/ _1_有希 そうね、と呟いた後、ちょっと考え「…達観的、と言った方が良いのかしら?」「魔獣を屠るのが使命と考えることは出来る。でも、そこに全く私情を挟まないで戦えるのか?と。」>静/ _T1_真昼 「(うーん、お約束だ)」小さくぼそっと呟きつつ「油断ならないタイプだって、覚えておきますね?」今度は真に聞こえる程度に、ニッコリ、ニッコリと/ _2_痣凪 「はははは、謙遜なんかじゃないっすよ。俺は多少蟲が扱えるだけで……誰も守れやしない」後半は、自分にも聞き取れないくらい小さく呟く/ _0_静 「そう言われても……『壊すモノ』相手に何を考えれば?どうせ『壊す』だけなんですし」>有希/ _3_真昼 「マスター、チョコパフェと緑茶お願いしまーす」/ _3_真昼 「へえ、蟲ですか。騎士では珍しいですよね。どんな虫です?」>真/ _0_静 「マスター、もう一杯お願いします」とターキーのロックを更に注文/ _1_有希 「その『壊すモノ』はどうだって良いわよ。…何が理由で『壊す』?…『壊す』ことで、貴女は何の利益を得ているの?」>静/ _2_痣凪 「まぁ、どんな蟲かと言われると、こんな蟲っすね」自分の掌の上に、動く文字のようなものが出現します>まひるさん/ _3_真昼 「む、これはこれで意外。もっとベルトにくっついたり身に纏ったりするのを想像してました」>真/ _0_静 「?……魔獣が居なくなれば、人が死なないじゃないですか。それ以上の理由なんてあります?」心底不思議そうに>有希/ _3_真昼 出てきたパフェにぱくっとくいつく/ _2_痣凪 「一応、視界の内なら、どこにでも出せるんっすよ。その代わり視界が利かない所じゃ役立たずっす」>まひるさん/ _3_真昼 「へえ、視界内だったら、テレビの中継先とかにも出せるんですか?」>真/ _1_有希 返答を聞いて苦笑する「そこが神のように『客観的』だと言いたいのよ」>静/ _2_痣凪 「いや、多分無理っすね。試してみたけど、なんか出来なかったんっすよ」ぽりぽりと頭を掻いて>まひるさん/ _0_静 「私は人間ですよ。ちっぽけな人間です。だから、せめて目に見える範囲くらいは守りたい……薄っぺらい正義感かも知れませんけどね」のほほんと笑みを浮かべつつ>有希/ _3_真昼 「んー、生テレビのリアルタイム感想出せたら便利だったんですけど、無理ですかあ」冗談なのか本気なのかつかみかねる発言しつつ、「でも、形が特徴的ですよねー。百足っぽくもありますが…何か名前とかあるんですか?」<蟲>真/ _2_痣凪 「さぁ? よくわかんないっすね。俺は適当に呪文蟲って呼んでるっすけど」>まひるさん/ _1_有希 「逆ね、随分な正義感よ。……貴女自身の命を安く扱っているように思ってしまうわ。」皮肉交じりだが、寂しそうに笑う>静/ _0_静 「あはは、そうかも知れませんねぇ」お気楽そうにターキーを呑み、チーズを囓る/ _3_真昼 「何か呼びかけたら、色々言ってくるかもしれないですね。その『よくわからない』所も分かってくるかも。ペットってコミュニケーションとり続けると良いらしいですし」くすりと笑いつつ、蟲にデコピン/ _1_有希 「そうかもしれない、じゃないわよ。全く…」呆れてイライラした口調ながらも、緩んだ空気感で/ _2_痣凪 「ペットっすか……くくっ、もしかしたら逆かもしれないっすねぇ」デコピンされた蟲はうねって、消えていきます。 _2_痣凪 「俺が、蟲に使われているのかも」皮肉げな笑みを浮かべます/ _3_真昼 「へえ、何か思い当たる節でも?」<使われる/ _1_有希 ふぅ、と一息つき、グラスに半分以上残っているウィスキーを一気に飲み干す/ _2_痣凪 「……」曖昧に微笑んで、ミルクを飲み干そうとするが、誤ってコップを倒してしまう。 _2_痣凪 「っ、マスターすみません」/ _0_静 チーズを美味しそうにもぐもぐ/ _3_真昼 「…マスター、雑巾お願いします」/ _1_有希 「あぁ、要らないわよ」いつの間にかこぼれたミルクが消えている _1_有希 「新しいもの、頼んだら?」コップを痣凪に渡しながら/ _3_真昼 「服、濡れてないですか?」>真/ _2_痣凪 「……いえ、今日はもう遅いですしこれで帰ろうと思います。あの、ありがとうございました」>有希さん _3_真昼 「便利ですねえ、何処に捨てたのか興味はありますが…」感心しつつ>有希/ _2_痣凪 「ま、袖に少し掛かったっすけど。元々安物っすからー」愛想笑いを浮かべて、袖を捲ります/ _0_静 「人生気楽に、肩の力を抜いて。ノンビリいこうよ」誰に言うともなく/ _3_真昼 「クリーニング代です、どうぞ」と二千円札を一枚「お帰りになられるようなら、最後に一言よろしいですか?」>真/ _1_有希 「別に何でも無いわよ。…服にかかったのはどうしようも無いしね。」/ _2_痣凪 「あ、ありがとうございます……世話をかけますね、先輩」お金を受け取りつつ、言葉を待つ>まひるさん/ _3_真昼 「あらゆるものには価値があり、意味があります。貴方が例え、その蟲に使われているのだとしても、それでも痣凪真という一個の人間の言葉と、行動には、価値があるのだと、僕は思います。」 _3_真昼 「ま、あんまり卑下する事も無いですよ。人生楽しく、真面目に生きましょう」クスッと笑い。/ _2_痣凪 「はは、本当の先輩みたいなことを言いますね……感謝するっすよ、真昼先輩」穏やかな笑みを浮かべて _2_痣凪 「じゃ、皆さん、俺はこれで。いい夜を」捲ったほうの腕を軽く振りながら店を出て行きます。 _2_痣凪 蟲にたかられているように、無数の文字が書き込まれている腕を振りながら/ _0_静 「気を付けてね〜」と軽い調子で見送ります>あざなぎん/ _3_真昼 「お休みなさい。またね」>真/ _1_有希 「おやすみなさい」軽く手を振りながら/ _1_有希 見送った後「……二人とも優しいわね。」フフ、と笑いながら/ _2_真昼 「どの二人ですか」苦笑しつつ、声を聞くためにちょっと席ずれる>有希さん/ _0_静 「け・せら〜せら〜ってね」ノンビリとターキーの残りを片付けながら、鼻歌交じりに/ _1_有希 「静と識嗣に決まっているでしょう」まだ笑っている/ _2_真昼 「僕は単に、高望みしていないだけですよ。生きてるだけで幸せの選択肢は無限大って考えですから」苦笑しつつ _2_真昼 「それが痣凪さんや他の人と合ってるかどうかなんてわからないですし、わかろうって気もありません。カウンセラーは門外ですから」緑茶を飲み終える>有希/ _0_静 「何事も、一歩引いて構えるのが良いんですよ〜」お気楽そうな口振りで/ _1_有希 「励ましでも無ければ、急にあんな事言わないでしょう?照れなくても良いのよ」明らかにからかっているよう(ぉ/ _0_静 「先輩ねぇ」ニヤニヤ/ _2_真昼 「はっはっは。まあ先輩って言われるからには格好よく決めておきたかったって事にして置いて下さい」カウンターに突っ伏しながら>有希、静/ _2_真昼 「っと、そろそろ時間か…」席を立つ/ _0_静 「さて、私はここで失礼しますかね」とスツールから降りて肩に荷物を担ぐ/ _1_有希 「あら、残念だわ。このままもう少し識嗣と話したかったけれど」にやりと笑いながら同じく席を立とう/ _2_真昼 くすっと笑いつつ「それはまた、別の機会という事で」>有希 _2_真昼 「じゃあ、おやすみなさい。よい夜を」店を出ましょう/ _0_静 「それじゃ、マスター、お騒がせしました」とマスターに声を掛け「では、おやすみなさい」と言い残して店の外へ/ _1_有希 「ちょっと五月蝿かったかしら…、ごめんなさいね。」「また来させてもらうわ」マスターに笑顔で手を振り、退店/