_静 「こんばんは〜」といつも通りの軽い調子で来店。白いジャケットとTシャツ、スラックス姿/ _3_静 適当な席に着き、注文 _3_静 「麦焼酎をロックで。あと、何か適当にお腹が膨れるモノを」/ _3_静 氷の入ったグラスとハムの様な加工品をカットしたモノが出てくる/ _3_静 「スパムかぁ。いや〜、ここんとこコレばっかりだなぁ」とスパムを口に運びながら焼酎を喉に流し込む/ _3_静 「え?コレばっかりって何でかって?ああ、昨日まで沖縄に行ってたんですよ」もぐもぐとスパムを口に運ぶ/ 痣凪 「ちーっす」軽薄で、よれよれのスーツ姿のチンピラが入店してきます/ _3_静 「こんばんは〜」と気楽に来客に挨拶/ 痣凪 「あれ、静さんじゃないっすかー。ちわー」愛想良く挨拶を返します/ _2_痣凪 「隣、失礼するっすよー」 _2_痣凪 マスターにミルクを頼みます/ _3_静 「どぞー」と軽く応答/ _2_痣凪 「あの、静さん。ちょっと質問いいっすか?」ミルクを飲み終え、気さくに話しかけます/ _3_静 「ん?何?」グラスを空けつつ/ _2_痣凪 「ものっ凄くしつこいストーカーを諦めさせる方法ってなんっすかね?」やや困り顔で/ _3_静 「……普通に考えれば、警察に訴えるのが良いと思うけど、普通じゃないのね」/ _2_痣凪 「警察じゃ、多分捕まえられないっすよ。騎士には届かなくても、凄腕の術者っすから」/ _3_静 「んー、バッサリ消すわけにはいかないの?」物騒なことを淡々と/ _2_痣凪 「一応、相手は中学生でしかも女の子っすからねー。三流悪党なんで、子供には弱いんっすよ」肩をすくめて/ _3_静 「じゃあ、徹底的に力の差を教えるしかないんじゃない?話し合いが通用しないなら、最後は力ずくしか無いでしょ」キッパリサッパリと言い笑顔で答える/ _2_痣凪 「んー、暴力は嫌いなんっすけどねー。というか、下手したら殺されるし」/ _3_静 「会話が通用しないなら実力行使ってのは交渉の基本でしょ」間違った認識を平気で押しつけ/ _2_痣凪 「まぁ、あっちは俺を殺す事が存在意義って所があるっすから。説得は難しいっすよねぇ」と、頬を掻きつつ _2_痣凪 「でも、とりあえず殺されるまでは説得してみるっすよ。殺すよりはマシだろうし」/ _3_静 「……最終手段としては、騎士団本部に泣きつくってのもあると思うけどね。騎士を失うより貼って程度には手を貸してくれるんじゃないかな」/ _2_痣凪 「そーっすね。とりあえず、俺を殺さないように誰か洗脳してくれないっすかねぇ」ため息を吐きつつ/ _3_静 「まあ、迷惑だなんて言ってられるうちはまだ余裕があるって事よ」笑いながらグラスを空ける/ _2_痣凪 「かもですねぇ」ははは、と軽く笑いながら _2_痣凪 「じゃ、今日は質問に応えてくれてありがとうっすよ。また、機会があったらよろしくっす」 _2_痣凪 と席を立って店を出て行きます/ _3_静 「あい、おやすみ〜」と軽い挨拶を/ _3_静 「しかし、最初からインドまで足を伸ばせば良かったなぁ……」懐から写真を出して苦笑する/ _3_静 「結局、雲が晴れなかったからなぁ……」何枚もある写真をめくりながらグラスを一口/ _3_静 「ま、また撮る機会もあるでしょ」トントンとまとめ直し、写真を懐へいれ「マスター、蕎麦焼酎をロックで」と注文/ _3_静 「何の写真かって?ああ、こないだの日蝕のですよ」マスターにさりげなく尋ねられ、グラスを受け取りつつ答える/ _3_静 「さて、そろそろ失礼しますよ」軽い足取りで席を立つ _3_静 「おやすみなさい、マスター」マスターに声を掛け、軽やかに店を出る/