_静 カラコロとドアベルを鳴らして来店。バーガンティのダウンジャケットにスリムジーンズ、肩から大きなバッグを提げて「こんばんは〜」と軽い調子で/ _2_静 奥まった方へ行き、スツールに腰を預けてバッグを下ろすと注文 _2_静 「マスター、今年も季節モノの時期ねぇ。ボジョレー・ヴィラージュ、ボジョレー・ロゼ、マコン・ヴィラージュを一杯ずつ」/ _2_静 目の前に出された三色のグラスを前に、頬が弛むのを隠さずに。赤いグラスを手に取って、軽く香りを味わってから喉へ流し込む/ _2_静 ピンク、白とグラスを空け、ようやく人心地着いた風情で「やっと飲めたよ……今年も解禁日は見てるだけでねぇ……」溜息一つ/ _2_静 「さて、お約束も終わったし……マスター、スレッジ・ハンマーに抓みでスモークチーズとサラミをお願いします」本腰を入れて飲み始める準備万端/ _2_静 カクテルをちびちびと飲みながら、サラミとチーズを囓る/ _2_静 「お次は……パーフェクト・マティーニを」グラスを返しながら次の注文/ 有希 冷たい風とともに、店内へ。 有希 服装はだぼっとしたダウンジャケットにマフラーもして、完全防備。 有希 「…こんばんは。」暖かい室内に一息つき、カウンターの方へ歩を進める/ _2_静 「おや、こんばんは〜」来店者に目を細めて、軽い挨拶を返す>有希/ 有希 「…あら、お久しぶりかしら?」「隣、座っても?」ジャケットを脱ぎながら微笑を向け/ _2_静 「どーぞ」お気楽な返事/ 有希 「マスター、ウィスキーを。」席についていつものように注文をし。「変わりは……無さそうね。」横目に見ながら>静/ _2_静 「まったくもって変わりありませんわ〜」苦笑を浮かべつつ答える>有希/ _3_有希 つられて苦笑しつつ「…まぁ、仕事柄、変わらなくて何よりね。」「あんまり好い方に変わることは無いでしょう?」/ _2_静 「毎度毎度死にかけてますよ……運良く生き残ってますがね。マスター、ターキーをストレートで」>前半を有希へ/ _3_有希 「あら、貴女に運良く、なんて謙遜されたら困るわね」クスクス笑いながら、冗談っぽく/ _2_静 「ま、結局私は私、それ以上でもそれ以下でもないってことですわ」笑いながら/ _3_有希 グラスを傾けつつ「そう。それなら、引き続き期待させてもらっても良さそうね」しれっと/ _2_静 「お手柔らかにお願いしますよ」軽い口調でグラスを傾ける/ _3_有希 「…あら、別にいつも通り、お願いするだけよ?」悪戯っぽく笑い _3_有希 「…そういえば結構な数共闘していることになるのかしら。」思い出したように呟く/ _2_静 「そうですねぇ……最初の時、今年の5月と9月……都合3回ですねぇ」携帯のメモを確認しつつ/ _3_有希 「…誰であろうと手の内は見せるものではない、なーんて言われたものだけれど、そんな贅沢も言ってられないわねぇ」自嘲気味に/ _2_静 「手を拱いて後悔しながらくたばるよりはマシじゃないですかね」ニヤリと笑いながら/ _3_有希 「まぁそうなんだけれど」肩をすくめ「まぁ貴女に私を狩るような仕事がまわって来ない事を祈っておくわ」ウィスキーに手を伸ばす/ _2_静 「私はただのカメラマンです。魔獣と戦うのはまた別ですけどね」グラスを空にする/ _3_有希 「何処に、『只の』カメラマンが魔獣と肉弾戦できるのよ」笑いながらつっこむ/ _2_静 「ま、そこはそう言うことで……さて、そろそろ失礼します。おやすみなさい」軽い調子で席を立ち、下に置いたバッグを担いで店の外へ/ _3_有希 「おやすみなさい。」挨拶を返し _3_有希 「そろそろ閉店時間か」グラスの残りを飲み干すと、またジャケットを着込み。 _3_有希 「えぇ、あんまりにも寒いのは困るわね」マスターと一言二言挨拶を交わすと、その場から消える _3_有希 遅れて数秒後、忘れられたマフラーも追う様に消える/