有希 珍しくつかつかと靴音を響かせ、BARの扉の前まで降りて来ると静かに入店する 有希 「なんだかそんな感じがしないけれど、大分来ていなかったわよね?」 有希 マスターと目が合うとそう言って微笑し、席につく。/ 有希 「マスター、ウィスキーを」コートを脱ぎつつ、注文。/ 飛鳥 場違いな制服姿で入店し、店の中に座る女性に向かって声をかける。 飛鳥 「隣、よろしいですか?」 飛鳥 / _6_有希 「…こんばんは」見慣れない顔を見て挨拶。「…あ、えぇ、どうぞ」まさか隣に座るとは思わず少し戸惑うもすぐに返答/ _6_有希 「初対面、で間違い無いわよね?…お名前をお聞かせ願えるかしら?」続けて/ 飛鳥 「はい。初めまして、<正義>の神田と申します」ぺこりとお辞儀 飛鳥 / _6_有希 「…神田、か」「琴音有希よ、よろしく。」余裕たっぷりに名を告げる/ 飛鳥 「ええ、こちらこそ宜しくお願いします。……ところで、琴音さんの位階をお尋ねしても?」/ _6_有希 「位階は<魔術師>ね。騎士団では“女王”の方で通っているけれど。」/ 飛鳥 「そう……ですか」がっくりと肩を落とし, 飛鳥 「ああ、紅茶か何かもらえませんか」とマスターに告げる/ _6_有希 落胆の色を見て「ん?何か気に障ることでも言ったかしら?」/ 飛鳥 「ああ、いえいえ。そういうわけでは無いんですが……その、<死>の位階の方に一度お話をお伺いしてみたいと思っていたので」/ _ルシア 「今晩は。お邪魔しますデスよ」微妙におかしい挨拶をしながら、ドアを開けて入ってくる。デニムのジャケットにミニスカート、赤と白のボーダーのニーソックス。 _6_有希 「…死霊魔術ねぇ。」ふむ、とちょっと考え込むような素振りをし「その内容を訊いてはいけないかしら?」/ _ルシア ひょこっと顔を出す、その髪は二本の尻尾が揺れている/ 飛鳥 「その……蘇生術に関して、詳しい方がいないかと思いまして」/ 飛鳥 「こんばん……は」外人の風貌を見て一瞬戸惑う<ルシア 飛鳥 / _6_有希 「…ん、こんばんは(見ない顔と続けて会うなんて最近なかなか無かったわね)」/ _ルシア 「……真剣なお話のようデスね。では、部外者は隅っこですねー」軽いステップで店の奥の方へ/ _6_有希 「別に私達もさっき会ったばかりだし、遠慮する必要は無いわよ?」通り過ぎるルシアに背中で声をかける/ _6_有希 「ねぇ?」飛鳥の方へ相槌を求め「彼女が<死>、の可能性もあるしね?」小さな声で飛鳥にだけ告げる/ _ルシア 「それは何より、袖摺りあうも多少の縁と言いますし、適当に座らせていただきますデス」>有希/ 飛鳥 「そうですね」<琴音/ _6_有希 「袖摺り合うも」 _6_有希 「袖摺り合うも…、か、そういう言葉もあるのね。異人なのにお詳しいのね?」「お名前を伺っても?」/ _4_ルシア 「マスター、BucketPuddingを一つ。あと、GreenTeaを」注文して「申し遅れました、ワタクシ、ルシア・クリスティア・西條と申します。今後ともヨロシクですよ」/ _6_有希 「琴音有希よ、こちらこそよろしく。」微笑して挨拶を返す/ 飛鳥 「<正義>の神田と申します。……それで、その、失礼ですがルシアさんの位階を伺っても?」/ _4_ルシア パーティー用の取り皿に乗った、自重で潰れないのがおかしいサイズのプリンと、申し訳程度に添えられた緑茶。出す方のマスターも一寸苦笑しつつ/ _6_有希 その光景にあ然とし「…マスター、いくら注文とはいえ、ある程度は断っても良いと思うわよ?」苦笑まじりで/ _4_ルシア 「イカイ?イカイ……ああ、Classデスね。ワタクシのClassは<Strength>、<力>デスよ」>飛鳥/ 飛鳥 「そうですか……」紅茶を飲みながら、がっくし/ _4_ルシア 美味しそうにプリンの山を崩しつつ/ _6_有希 「騎士団に居れば会いたくなくてもそのうち会うわよ」がっくりしている飛鳥に笑いかける/ _5_飛鳥 「……ええ、期待して待ってます」苦笑い/ __夜真 (からころーん)「こんばんわマスター、今夜も冷えるな」ニット帽にマフラー、ジャケットというラフな格好で入店です。/ _4_ルシア 「待てば海路の日和アリですよ。果報は寝て待てデス」プリンを頬張りつつ>飛鳥/ _6_有希 「しかし、蘇生術ね。」「あまり軽々しく話すような話題じゃなさそうね?」と言いつつも言葉の調子は何気ない/ _5_飛鳥 「まあ、色々と」/ _4_ルシア 「いらっしゃませ」来客に気付き、声をかける>夜真/ _6_有希 入店してきた人物の方を見て「あら、こんばんは。随分と久しい顔ね」「噂をすれば…というけれど出来すぎだわ」笑って>夜真/ _5_飛鳥 「?」/ _4_ルシア 黙々とプリンと格闘中。緑茶の湯気で曇った眼鏡のレンズを拭き拭き/ _T2_夜真 「ふむ、琴音か。…久しいな。」見知った顔を見つけて近接。「…そちらの2人は、確か初めてだったか?」/ _5_飛鳥 「はい。<正義>の神田と申します」簡潔に述べ頭を下げる/ _4_ルシア 「……ふぁい?そうデスね。<力>の騎士、ルシア・クリスティア・西條と申します」/ _T2_夜真 「そうか、“霊刃”賽河夜真だ。よろしく頼む」マフラーと帽子をとって礼儀正しく会釈。>ルシア、神田/ _6_有希 「彼は貴女がお待ちかねの<死>だったはずよ。」どうせ自己紹介が始まるだろうと思っていたので、暫くしてから飛鳥に告げる/ _5_飛鳥 「ッ<死>の位階……あの、よろしければ貴方の死霊術について、詳しく話を聞いてもよろしいですか?」/ _3_ルシア 席をスッとずらす/ _6_有希 「(あらあら、随分と熱心なのね)…賽河、折角だし聞いてあげたら?」グラスを傾けつつ/ _T2_夜真 「……」一考し、膝を曲げて神田嬢の目線に合うよう腰を落とし、眼をじっと見ます/ _5_飛鳥 「自分の能力について無闇に他言したくないのは重々承知していますが……」と、思い出したように _5_飛鳥 「或いは、取引をしませんか?」/ _T2_夜真 「…何を失い、何を得る?」/ _6_有希 「(…ここまで執着していると、考えられるのは肉親や恋人ということになるのかしら)」自身はカウンターの方を向いたままぼんやり考える/ _3_ルシア 「……Orpheus……」ポソッと、聞こえるかどうかの呟き/ _5_飛鳥 「……無くしたのは、自分の居場所を。取り戻すものは、すべてを」/ _T2_夜真 「…」ルシアに手でサンクスのジェスチャーをしつつ4番席に「聞こう。まずはその『取引』について、話せ。」>神田嬢 「マスター、カフェオレミルク多めでな。」/ _5_飛鳥 「では、少し場所を移しませんか?」一番端っこの席を見る/ _T2_夜真 「…」無言で席を立ち _0_夜真 最奥の席に移動します。/ _4_ルシア 口を挟まないように離れる/ _1_飛鳥 後に続いて隣の席へ/ _6_有希 「西條さん?貴方とお話したいわ」 _6_有希 「折角だし、もっと近くに来たら?」意味ありげに目配せし/ _4_ルシア 「ワタクシですか?オールオッケーデスよ」>有希に応え、更に移動/ _1_飛鳥 「それで、取引の話なのでが……」ごそごそとポケットをまさぐり _6_有希 「名前からすると、混血なのかしら?」>ルシア/ _1_飛鳥 「ここに、私の能力の要になっている『十拳剣』を溶かした血があります」アンプルに入った血を見せる「……これがお代ではいかがですか?」/ _5_ルシア 「そーですよ。日系のクォーターです」>有希/ _6_有希 「最近騎士団に入った方よね?」ちょくちょく資料は見に行くが記憶に無い/ _5_ルシア 「Yes.今月からお世話になってますデスよ」>有希/ _0_夜真 「いや、要らんぞそんなモノ。それより俺の能力の話だったな。メモの準備は出来たか?忘れない自信があるならいいが」カフェオレを飲みつつ>神田/ _1_飛鳥 「いえ、大丈夫です」>メモ/ _6_有希 「裏の世界で力のある者は大半が日本に集中していると聞いたことがあって。」「その話からすると珍しい例かと思っていたのよ」/ _5_ルシア 「That's Right.ワタクシの場合、人工的なモノですから」大したことでも無さそうに答え、プリンを消費/ _0_夜真 「…難しいな。」聞こえない様ぽつりと言ったのち「基本的に、霊と言葉を交わし、場合によっては操るといったシンプルなものだ。その他に、物質を媒体として実体化させる技等々があるな。何か聞きたい事は?」>神田/ _1_飛鳥 「霊は……成仏している霊でも大丈夫なんですか?」>夜真/ _0_夜真 「出来るぞ。呼ばれる者の望むと望まぬとに関わらず、だが」>神田/ _6_有希 「へぇ<力>なのに、人工的ね…。」「…それにしても細い身体で良く食べるわね」消費していく様を半ば呆れつつ見ている/ _5_ルシア 「糖分は必要なのですよ。ようやく薬で維持しなくて済むんですから、それに、ワタクシは何故か太りにくい体質なのですよ」もぐもぐ/ _1_飛鳥 「例えば遺体を媒体にしたとして、その後、術者に頼ることなく自立して生きることは?」/ _6_有希 「まぁ、そこには同意するけど。」「ほら、過ぎたるは猶及ばざるが如し、じゃないのかしら?」ゆっくりウィスキーのグラスを空ける/ _5_ルシア 「まあ、今日はお祝いみたいなモノです。MemorialDayの記念ですね」そろそろ無くなりそう/ _6_有希 「ん、何か良い事でも?」>ルシア/ _5_ルシア 「今日は、『聖地』アキハバラに初めて行きました。明日は遠出して、日本橋に行く予定です」ニコニコ/ _0_夜真 「それは無理だな。」きっぱり「当人の遺骸であれば肉体との相性が良く、腐敗処置や生理現象についても多少複雑な術式も組めるだろうが、何十年かのち、俺が老衰か病気か何かで死んでしまえば、そこで終りだ。」 _0_夜真 「それに、俺が死んでも当人が“死”を望むまで実体化をとどまらせる事も出来るが…成仏した霊というのは大抵、この世に残ろうとする意識が薄い例が多い。実体化させた瞬間、また死ぬなどということにもなるぞ。」>神田/ _6_有希 「(秋葉原に、何か宗教の総本山でもあったかしら…?何か違うような気もするけれど、彼女の方が私より日本に詳しいかもしれないわよね)」 _6_有希 とかなんとかぐるぐる思考を巡らせつつ「まぁ、念願叶ったなら何よりだわ」/ _1_飛鳥 「それでも……それでもきっと……その術の行使法、教えてはもらえないんでしょうか?」/ _5_ルシア 「Yes なので今日はOverPaceなのデスよ」プリン終了、緑茶をすする/ _0_夜真 「ならば取引だ。条件が二つある」>神田/ _1_飛鳥 「なんでしょうか?」/ _6_有希 「ふーん。…ということは今まで日本に来た経験はなかったのかしら?」/ _5_ルシア 「そーですよ。今までは病院と施設の往復しかしたこと無かったですし」にこやかに/ _0_夜真 「ひとつ。霊を呼び出したら、必ず実体化を施す前にその許可を本人にとれ。複数いるのならば、1人1人、1人1人、1人1人、全てにだ。一度成仏した者をこの世に引きずり出すのだからな。」/ _6_有希 「病院と施設?」「それだけ聞くと変な感じね。医療研究者か何かだったの?」/ _1_飛鳥 「……はい」/ _5_ルシア 「NonNon 被検体兼開発者ですから。病人にして技術者ですよ」/ _6_有希 「あぁ被験体の方ね。…なんだか怪しい実験の香りがするわね」軽々と、笑みを浮かべつつ/ _0_夜真 「そしてもう一つ」血のアンプルを持った手を掴み、「・・・・・・自分の血を売り物にするなど、そんな事は・・・もうするな。」ほんの一瞬、その淡々とした口調にウェットなものが混じった>神田/ _5_ルシア 「生きているからAll OK なのデスよ」眼鏡がずれたのでちょっと直しつつ/ _1_飛鳥 「……? はい」口調と、その考え方に疑問を覚えつつも頷く/ _6_有希 「えぇ、勿論。貴女は此処に居るのだから研究としては成功例なのでしょうね」/ _0_夜真 「…そうか。」と言いつつ、片手に持ったカフェオレに気付く「…む、冷めたな」>神田/ _5_ルシア 「さあ?それはどうでしょうね。今後も維持できれば成功かもしれないし、ワタクシ以外に出来なかったら、ワンオフの失敗作とレッテルを貼られるかもしれませんし」/ _1_飛鳥 「…………」返答に迷い、場繋ぎの小道具にチビチビと紅茶を飲む/ _6_有希 「継続的に騎士レベルが生産できるとするなら、それこそ私なんて必要も無くなるのでしょうけど。」ふっと笑い/ _0_夜真 「…そういえば、名前、まだ聞いていなかったな。」>神田/ _0_夜真 「苗字の方でなく、な」/ _1_飛鳥 「あ、えと……飛鳥、神田飛鳥です」/ _6_有希 「例えワンオフだろうと、この域に達する者には一種の敬意を覚えるわ。」/ _5_ルシア 「……そうですね。まあ、そうじゃなきゃ、今頃死体でしょうけど」アッケラカンと/ _0_夜真 「あすか…そうか。居なくなった人は、今でも矢張り、好きか?」>飛鳥/ _1_飛鳥 「はい」真正面から見返して/ _0_夜真 「そうだな、会いたいと思うのは当然だな。つまらん話をしたな、すまん」>飛鳥/ _1_飛鳥 いえ、と首を振り、またチビチビと紅茶を/ _6_有希 言葉とは対照的な口調と表情を見て、微笑み。席を立つ。「今日は質問攻めに突き合わせて悪かったわね、また機会があれば」>ルシア/ _0_夜真 「と、そろそろ時間か。帰り道は1人で大丈夫か?」>飛鳥/ _1_飛鳥 「ああ、はい。大丈夫です。後、これ私の連絡先です」携帯を見ながら番号をメモ/ _5_ルシア 「いーえ。楽しかったですよ。では、そろそろ失礼いたしますデス。皆様、Good Night 良い夢を」軽やかに席を立つ/ _0_夜真 「貰っておこう。こちらの番号はこれだ」同じく携帯の番号を赤外線通信で飛ばそうとする>飛鳥/ _6_有希 マスターに挨拶をし、珍しくドアを開けて外へ出て行く/ _1_飛鳥 「赤外線……ええと、ええと、確か前に……あ、あった」赤外線通信をやりとり/ _1_飛鳥 「では、今日のところはこれで失礼します」深く頭を下げて店を出て行く/ _5_ルシア 「SeeYouAgain」手を振りつつドアの外へ/ _0_夜真 「む、良い夜を。」と言い、「では、俺も失礼しよう」/