真昼 (からからん)「こんばんわ。少しずつ暖かくなってきましたね。」いつも以上に微笑みながら入店。服装は仕事などで使っている漆黒のスーツ姿/ _5_真昼 「ビーフジャーキーとビール、お願いします。大学の後すぐ仕事で疲れちゃって」>マスター/ 有希 店の前に急に気配。 有希 静かにドアを開けて入店。「…こんばんは」服装は喪服というわけではなく、普通の私服だ/ _5_真昼 ビールを一口飲み、その後ビーフジャーキーを少しかじりつつ「あ、こんばんわ〜」>有希/ 有希 真昼を見ると少し目を細め。「…こんばんは」思うところはあっても言葉に出すことはせず/ _3_有希 いつものようにウィスキーを受け取ると一口飲み。ふぅ〜、っと長い溜息をつく/ _5_真昼 ビーフジャーキーを口にくわえたまま、シャーペンとメモ帳を取り出し、何やら書き始める。時折、(親権…裁判…)等といった小さい声が聞こえてきたりする。/ _3_有希 落ち着いたところで真昼に声をかける「…何を書いているの?」「(予想が当たっているとすれば、余程のお節介焼きね)」なんて考えつつ/ _5_真昼 有希の方を、首だけむいてニコニコ笑いながら「雅綺くんのこれからについて、です。葬式の時に話をしたあの老人たち、どうも引っかかるのでね。」>有希/ _3_有希 苦いものを噛んだような顔をして「…気のせいかしら。親権がどーとか聞こえたけれど」「まさか織部の家に本気で首突っ込むつもりなの?」>まひるん/ 薫 (かららん)「こんばんは…」全身黒づくめの上にトレンチコートで入店/ 薫 目があった二人にぺこりと会釈。どこに座ろうかと迷った挙げ句、真ん中へ。 _3_有希 「…こんばんは」薫だと分かると、またも目を軽く細め。挨拶をするとすぐにカウンターに顔を戻す/ _5_真昼 「まさか、“裏”や“闇”の世界ならともかく、“表”の世界に面と向かって手を出すほど子供でも無いですから」ニコニコ>有希 _5_真昼 「こんばんわ」ニコニコニコニコ>薫/ _4_薫 「何のお話しですか?」どちらともなしに聞きながら椅子に座る。化粧気がないのでいっそう白っぽい顔色だったりする。/ _3_有希 「…面と向かってではなく『裏から』ならやる、なんて屁理屈は止めなさいよ」釘をさし。真昼の笑顔に段々イライラしてくる/ _3_有希 「織部の家の話よ。」「…もっといえば弟君の事。」>かおるん/ _4_薫 「雅綺くんなら、今日もちょっとお話ししました。なんだか、あんまり良く眠れてないみたいなのが心配ですけど」>ぢょおうさま/ _5_真昼 「そんなズルを一々しなければならない程の問題では無いでしょう。彼のお姉さんのいた会社は結構いい会社ですから、有能な弁護人を雇うでしょうし、周りにはある程度事情を知っている大人もいる。僕としては唯の雅綺君の友達として、やれる事をするだけです。」くすり>有希/ _4_薫 「ARWもですけど、野木さん、なんだか大変そうですね…。私も、も少し体調が戻っていればいいのですけど」手助けができない自分がいらただしい/ _3_有希 ちょっと困った顔をしつつも「…まぁ、正常な反応だわ」<眠れていない _3_有希 / _3_有希 「そう、なら杞憂なようで良かったわ」イライラが蓄積してきて、短く言葉を切るw>まひるん/ _5_真昼 「今は寂しい思いをさせない事が一番いいですよ。寝泊まりに関しては若槻さんに押しつけてるような感じがして少し悪い気もしますが」/ _4_薫 「いえ…、私ができるのはそんなことぐらいですから。」<悪い気 「それより心配なのは、雅綺くんがいたずらをしようとはしないことなんですけどね…」/ _4_薫 無言でマスターが出してくれた紅茶に目で会釈を返すと口をつける/ _3_有希 二人から顔を背け、グラスを揺らして氷をカラコロ鳴らしている/ _5_真昼 ビールをぐいっと飲みつつ「お姉さんが亡くなったばかりですから、そこは仕方がないですよ。」二本目のビールを注文「長く見積もって1カ月…それくらいは落ち着いて見ましょう」>薫/ _3_有希 「・・・まるで保護者ね」顔を背けたまま、ぼそっと呟く/ _4_薫 「野木さんは、以前紡生ちゃんたちがお世話になった方のところへ、雅綺くんを連れてく予定みたいです…」お茶をひとくち。「親しんでいた環境で、すこし落ち着けるといいんですけど」>まひるん/ _5_真昼 「権兵衛さんですか、それはいいですね。雅綺君、あの人の事とても好きなようでしたし」>薫/ _4_薫 「…どんな方なんでしょう。紡生ちゃんが送ってくれた写メぐらいでしかよく知らないんですけど」<ごんべーさん>まひるん/ _5_真昼 「んー、そうですね。一言でいうと『森のくまさん』でしょうか」(何)>薫/ _3_有希 一杯目を空けて、二杯目を注文する。疲れからか、いつもよりペースが早いのか顔はほんのり上気している/ _5_真昼 「お水、少し飲んだ方がいいんじゃないですか?」微笑みながら>有希/ _4_薫 「『森のくまさん』…」何やら黄色い着ぐるみすがたのごんべーさんが思い浮かんだらしい/ _3_有希 「…あら、最近飲み始めた坊やに言われたくないわ」>まひるん/ _3_有希 「それだけ無骨で大柄ってことよ」<熊 何かイメージが外れてそうなので付け加える>かおるん/ _4_薫 「ああ。そういうことですか」苦笑する<クマさん>ぢょおうさま/ _5_真昼 「自分のペース配分を見失うような飲み方はするつもり無いですから」苦笑>有希/ _5_真昼 「口数は少ないですし、あまり話せてないですが、雅綺君の事も、お姉さんの事も、とても大事にしていましたよ。」>薫/ _4_薫 「そうですか…。迎えてくれる人がいるのは雅綺くんにはありがたいことですね」>真昼/ _3_有希 「あら、それは残念だわ」「一度くらい潰れてみれば良いのに」冗談か本気か分からないのが怖いw<自分のペース〜 / _4_薫 「さて…。あんまり雅綺くんをほっといても困りますし。そろそろお先に失礼します」>二人 _5_真昼 「ええ、お休みなさい。雅綺君にもよろしくです」>薫/ _4_薫 「お二人とも、ほどほどにしてくださいね」<お酒 などと言いつつ退店/ _3_有希 「私は弟君より、貴女が心配よ。」「早く治しなさい」顔は向けずに>かおるん/ _5_真昼 「女の子の前ではそれは叶いませんね。カッコだけはつけておきたいですし」ニコニコ笑う<潰れる>有希/ _3_有希 「心配しなくても私は貴方の言う『女の子』には入らないわよ」呆れたように/ _5_真昼 「すいません、もう入っちゃってますから取り消し効かないんですよ」ケタケタ>有希 _5_真昼 ビール3杯目。ビーフジャーキーを追加注文して一気にブチリと噛み切る/ _3_有希 「…貴方、織部と付き合いが長いんじゃなかったの?」/ _5_真昼 「そうですけど、それがどうかしましたか?」きょとんとした表情で答える>有希/ _3_有希 お手上げだ、というように両手を軽くあげてみせ「いいわ、単刀直入に訊きましょう」 _3_有希 「何でさっきからそんなにヘラヘラ笑ってるのよ?」「こうやって話すときに織部の事を『お姉さん』なんて他人行儀に呼ぶのは前から?」 _3_有希 できるだけ淡々と言うようにしているが、感情が混じる/ _5_真昼 ニコニコと笑いながら「ん?ああ、もう亡くなりましたからね。この顔は只の素です。」<『お姉さん』呼びwhy?>有希/ _3_有希 ちょっと収まっていた苛立ちが勢いを増して燃え上がり「…友人が死んで、…それで、その覚めたような態度が素だというなら」 _3_有希 「今まで大分貴方を買い被っていたわ」/ _5_真昼 「なら、泣けば帰ってきますか?怒れば時間は戻りますか?」苦笑しつつ _5_真昼 「彼女は死にました。既にここにはいません。いない人間より、今生きている雅綺君の為に時間も、感情も、体力も割くのは当然でしょう?」反対に此方の表情は冷えていく。顔から感情が読めない位に/ _3_有希 「……。」ぐっ、と正論に言葉が詰まり。暫し時を置いてから「…感情まで全て生きている者に捧げなければならないのかしら」 _3_有希 真昼に対して訊くようでもあり、自分自身で問い直すようでもあり/ _5_真昼 「Mustではありませんが、死者に対してただかけるだけで何も行動しなければ、無駄だと考えています」<感情まで生きている者に〜/ _3_有希 「ドライね。見事な程に。」皮肉さは微塵もなく、ただ淡々と/ _5_真昼 「ええ、自分でも驚いています。付き合いは長かったですし、多少は情で何かおかしい事を考えるかと思いましたが、気味が悪いくらい、特に何も感じる事はありませんでした」>有希/ _3_有希 「私は霊魂の類を感知できないけれど、完全に『死んだもの』と割り切って歩む事は出来ないわ。」「…それで別に何が出来るというわけではないし、むしろ邪魔だけれど」 _3_有希 「それでも捨てたいとは思わないし、それが無い貴方が信じられない」今度は感情的ではなく、淡々と吐露する/ _5_真昼 「……彼女の事、とても大切に思ってらっしゃったんですね。少なくとも僕よりはずっと」にこりと笑い、 _5_真昼 「感情が理屈を超えて思考や行動に影響を与える事を、僕は否定しません。むしろそれが人間としては理想的な形態でしょう。僕はまぁ、ずれてるんでしょうね」/ _3_有希 声を荒らげ「何故そんな事を言うの?…違うでしょう!?」そして寂しそうに「…貴方の彼女への思いは、充分に見えていたわよ。」 _3_有希 「それが上辺だけのものだというなら、私の眼は節穴だわ。」「…死んだ彼女が聞いていることなんて無いけれど、それは言わないで」/ _5_真昼 「…………?」一転、困ったように首をかしげる「何を言ってるんですか?その悲しみ様からしても、どう見たって琴音さんの方が彼女の事を思えてますよね?」 _5_真昼 「僕は…」4杯めのビールを飲み干す「僕は、彼女が死んだと聞いた時、彼女の遺体を見た時、彼女が送られていった時、何も、何も感じる事が出来ませんでした。」 _5_真昼 「思い出はたくさんあるはずなのに、泣こうとか、悲しもうとか、そう思う事すらありませんでした。一度もです。」/ _5_真昼 更に、続けて5杯目を飲む/ _5_真昼 「…お酒、飲めば何か出てくると思ったんですけどね……思ったんだけどなあ…」/ _5_真昼 「……何ででしょうね、泣きまねも出来ないなんて」/ _3_有希 「っ!…この、人間はっ。」近づいて胸ぐらを掴み _3_有希 「識嗣真昼!」 _3_有希 「さぁ泣いてみせろ、彼女のために。…出来るでしょう!?」何故か目には涙が溢れる/ _5_真昼 「…何で、泣いてるんですか。そこは怒る所でしょう…?」/ _3_有希 「……馬鹿者が。」指摘されてさらに涙が溢れ、掴んだまま顔を伏せる。「…何で織部だけじゃなく。…何でお前のために涙を流さないといけないのよ。」/ _5_真昼 「…涙は流さない。流す力は彼を癒すために使う。」相変わらず眼は冷めたまま _5_真昼 「…嗚咽は漏らさない。吐きだす声は彼に与える明るい言葉となる。」淡々と口は動く _5_真昼 「…悲しむ事は元々無い。騎士として戦う時点で予測はしていた。予測に対して心が動くことなどやはり無い」 _5_真昼 「有用な時間は、全て前に進むために使うべし。それが彼女の……いた…世界を…守る事に繋がる」一瞬、目じりが僅かに潤み、一筋と言えないくらいの細い何かを落として、消えた。/ _3_有希 「このっ。…く、……ちを、塞げ!」淡々と動く口をダメだとわかりながらも手で塞ごうとし _3_有希 「…お前の精神は騎士として立派だ、私が目指す位置に居る。」「でも」 _3_有希 「世界を護るために力を注ぎ、お前が泣くことに力を使えないというのなら。」「私がその分を補ってやる!」 _3_有希 腕を放し涙を拭い。「お前が休む暇くらい、すぐに作ってやるから」「次までにはちゃんと泣けるようにしておきなさい」 _3_有希 そう言い残し、その場から消える。/ _5_真昼 「…何だよ、それ…」 _5_真昼 「…っと、そろそろ時間ですね。マスター、お休みなさい。」と言って席を立ち、ドアから出ようとするところで、急に足ががくがくと震え始める。 _5_真昼 「……ペース配分、間違えたのか……駄目だなあこんなんじゃ。こういう挙動が心配させるんだろうな…うん、きっとそうだ」 _5_真昼 能力で無理やり身体の調子を整え、出ていきます/