_静 軽やかにドアベルを鳴らして入店。「ちょっと早いけど、今晩は……流石に人いないわよね」苦笑混じりにマスターに軽く手を上げて挨拶し、やや奥の方へ/ _3_静 「さて、まずはフローズン・ダイキリを……ミントかな」注文しつつ、肩のバッグをスツールの下に。 _3_静 白いハットを脱ぎ、膝の上へ/ マスター マスター「かしこまりました」カクテルをつくりながら マスター マスター「今日は早いですねえ」/ _3_静 「たまにはそう言う日もあるってことで」氷を砕く音を聞きながら、白いジャケットを脱いで、黒いシャツの襟を弛める/ マスター マスター「最近は雨が酷いですね」/ _3_静 「そうねぇ……ま、降らなきゃそれはそれで困りものだけど……私のテーマは天気変わっても気にならないけど、仕事だと悩むこともあるわね」緑色のかき氷を受け取り、太めのストローで軽く啜る/ マスター マスター「魔獣戦ではどうですか、たしか氷室様は……」/ _3_静 「今のところ、雨に降られてそっちの仕事したこと無いからなんとも……まあ、その時になればそこで考えるだけですよ」シャリシャリと口の奧で氷を囓りながら/ マスター マスター「なるほど、肝が据わっていますね。さすが聖騎士といったところですかね」/ _3_静 「そんなことありませんって。現場はままならないもの、ってのは私の場合表も裏も変わりませんし」シャクシャクと氷を噛み締めつつ/ マスター マスター「その心構えがどんな時も大切なのかもしれませんねー」/ ユート ドアベルが鳴った。銀髪長身の男が店の中に入ってきて「お、先客か」と、少し驚いたような声をした/ _3_静 「むしろ、出たとこ任せ、かな?自分を見失わなければ、何とでもなりますって」と返事したところで来客に気付き「いらっしゃい」/ マスター 「いらっしゃいませ」/ ユート 「マスター、ウォッカで頼む」と言いながら席に座る/ _3_静 「マスター、ウォッカ・アイスバーグを。あと、カットフルーツをお摘みで」/ _4_ユート 「飲み比べか?」/ _3_静 「まさかまさか。こっちは割ってるんだから」笑いながら、グラスを揺らして氷を鳴らす/ _4_ユート 「ま、確かにウォッカなんて度数が高い物をいきなり頼む奴はおかしいな」ハッハと笑いながら一気にウォッカを煽る/ _4_ユート 「マスター、ニシンの塩漬けとたまねぎの盛り合わせを頼む」/ _3_静 カットされたメロンを囓りながら、グラスを傾ける/ _聖実 ベルの音が鳴り、Tシャツにショートパンツ姿の聖実が来店。 _聖実 「こんばんはー」>ALL/ _3_静 「いらっしゃ〜い」来客に挨拶/ _4_ユート 「こんばんわっと」/ _1_聖実 「マスター、何かさっぱりしたものあります?」 _1_聖実 適当な席に座り、早速注文/ _3_静 グラスを空け、注文「マスター、ギムレットを……あ、そうだ。『長いお別れ』のレシピで一つ、普通ので一つお願いします」/ _1_聖実 アイスクリームを乗せたアイスティーが聖実の目の前に置かれた。 _1_聖実 「♪」アイスティーを一口。 _1_聖実 (あ、炭酸が入ってる)ティーパンチだったことに気がつき、再びちゅーちゅー/ _3_静 先に出てきた方を一口「……甘……」後から出てきた方を一口「……うん、私はこっちの方が好みだな」と言いつつ、交互にどっちも飲む/ _4_ユート いつの間にかウォッカをおかわりしててゆっくりと飲んでいる。恐ろしいほどに顔色が変わってない/ _1_聖実 (…すごいなあ、二人とも)先客達の飲みっぷりに感心してみる/ _3_静 飲み比べしている内に二つのカクテルグラスを空ける。「マスター、アースクエーク」次を注文/ _4_ユート 「マスター、今度は吟醸酒。種類は任せる」/ _3_静 出てきたカクテルグラスを見て「あ、しまった……マスター、テキーラの方をお願いします。あ、これはこれで飲んじゃうので」苦笑しつつ/ _3_静 改めて出てきた真っ赤なかき氷をシャリシャリ囓りながら、先に出てきたカクテルを飲む/ _1_聖実 半分ほどアイスを食べ進めたところで、残りをティーパンチに溶かしごくごく/ _3_静 チラッと聖実の方を見て「……まだ酸っぱいモノはいらないのかな?」呟く/ _1_聖実 ティーパンチを飲み干した後、「マスター、レモネードを。…レモンたっぷりで、蜂蜜じゃなくてメープルシロップ味で」/ _3_静 「マスター、アレキサンダーを」格闘していたアイスを食べ終え、次の注文/ _1_聖実 新たに出されたレモネードを普通にごくごく/ _1_聖実 (疲れてるときって、どうしてレモンが美味しいんだろ)少々ぽややんとしながら/ _3_静 「マスター、Turkeyをストレートで。氷も無しでいいです」空いたグラスを返しながら/ デュベル 「初めまして、お邪魔させて頂きます」/ _3_静 新たな来客にグラスを上げて挨拶だけ>デュベル/ _1_聖実 「こんばんは」新たなお客に挨拶>デュベル/ _6_デュベル 「初めまして、お世話になっております」>ALl/ _1_聖実 レモネードを飲み干し、「ご馳走様マスター。また今度来ますね」 _1_聖実 「それではお先に失礼しますね」店内の客にそう告げると、店の外へ/ _3_静 「おつかれ〜。彼氏にヨロシクね〜」>聖実/ _6_デュベル 「お疲れ様でした、またの興しをお待ちしております」/ _4_ユート 「じゃ、俺も帰るかな」といい、席を立つ _3_静 「おつかれさま〜」ふと考える「……そう言えば、名前聞かなかったな。ま、一緒に組むことが有れば分かるか」クィッとグラスを傾ける/ _6_デュベル 「申し遅れました、Duvel Prostel(デュベル・プロシュテル)と呼ばれております」/ _4_静 「はい、よろしく〜。<運命の輪>の騎士、氷室静です」席を一つずらして/ _6_デュベル 「此処は何時もこの様に閑散とされているのでしょうか?」/ _4_静 「……マスターには悪いけど、基本そんな感じかな〜。私は静かな方が好きだからあんまり気にしないけど」/ _6_デュベル 「此処は同業者の交流の場所と聞いているのですが、つまりは同業者同士の交流が今は、それほど盛んではないと?」/ _4_静 「うーん……来る人数は少ないけど、同じ顔が揃うことは少ないから、それなりに交流は出来ると思うけど。勿論、それには自分がまず来ないとダメだけどね」/ _6_デュベル 「飲食代が掛からないらしいので、せっぱ詰まった方々がもっといらっしゃると思っていました。残念です…」/ _4_静 「……まあ、今日はそう言う人いないみたいだけどね」苦笑しつつ/ _6_デュベル 「先程も居られましたが、同業者の方は女性の比率が高いのですか?」/ _4_静 「そんな事は無いと思うけどねぇ……まあ、少なくとも自分が知る限りはそんなに差が無い……はず」ちょっと自信なさげ/ _6_デュベル 「入れ替わりが激しい見たいですからね…男女比率は曖昧ですか。なるほど」/ _4_静 「まあ、やってることが事だし、急に音沙汰無くなるのも無い訳じゃないしね」/ _6_デュベル 「やってる事と言えば、結局此処は何する団体なのですか?」/ _4_静 「世界を守るセイギノミカタってヤツでしょ。魔獣を倒したり、人の依頼で害を為す異形を倒したり……まあ、そこんところも人によって解釈は違うかもね」/ _6_デュベル 「セイギノミカタ?取りあえず、魔獣を倒す、異形を倒す、団体なんですね?」/ _4_静 「概ね、そんな認識でいいんじゃないかしら?それ以上は自分で納得しないといけないことだし」/ _6_デュベル 「私達に納得とか言った概念は存在しませんよ。使用者が願い、望む事をするだけですから、それ以上でも以下でもないです」/ _4_静 「じゃあ、わざわざ確認する必要も無いんじゃない?」/ _6_デュベル 「作業内容が判らないんですよ」/ _4_静 「それこそ、望まれる通りにするだけじゃないの?自分の意志を挟む必要が無いんなら、使われる通りにすればいい。違う?」 _4_静 グラスを戻して/ _6_デュベル 「そうですね、その場で使用して頂けると助かるのですが、なかなか難しい見たいです」/ _4_静 「なら、何も考えずにすればいい。それで充分。それじゃダメだと思うことがあったら、その時にまた考えればいいんじゃない?」/ _6_デュベル 「そもそも、私達は考える事が得意では無いのです」/ _6_デュベル 「これがゆとり世代?」/ _4_静 「私だって考えるのは得意じゃないけどね。だからって、ルーティンワークで出来ることばかりじゃないし……ま、その時になれば分かると思うけど……世の中理不尽な事の方が多いのさ」/ _6_デュベル 「全くです」 _6_デュベル 「今日は色々有り難うございました。今晩はこの辺で休ませて頂きます。」/ _6_デュベル (一礼して店の外へ) _4_静 「そう?おつかれさま〜」/ _4_静 「……またすっきりしちゃったわね〜。マスター、ブラック・レインを」/ _4_静 黒いカクテルをチビチビと……「今日も以外と色々あったわね」/ _4_静 「……とは言え、らしくないことも言ったし……どうも、まだ本調子じゃないのかなぁ」クッと一気にカクテルを飲み干し _4_静 「さて、それじゃ今夜は失礼します。おやすみなさい、マスター」さらりと席を立ち、店の外へ/