_9_薫 (かららん)「こんばんは……」長袖だがチュニックモノトーンな格好にて入店。 _9_薫 「暑いですね…」などと挨拶しながら9の席へ。 _9_薫 「今日は…。そうですね、レモンシャーベットを」>マスター/ _9_薫 出された器を無人の席へ向け。しばし瞑目した後にスプーンを取り上げる。 _9_薫 「……ええ、新盆なんですよね。……お墓参りもしないことにしたので、ここで。」>マスター _9_薫 (雅綺くん、元気かな……)などと思いをめぐらしつつ。しょりしょり。 _9_薫 器が空になる。 _9_薫 「飲み物、ですか。…そうですね、霧亥さんがいつも飲んでいたのって…?じゃあ、それで」ブラッディメアリーらしい。/ _9_薫 レモンシャーベットと同じく無人の席に掲げ。黙祷した後に口をつける。/ _9_薫 無言でちびちびのみのみ。/ _9_薫 マドラー代わりにかき回していたセロリぽりぽりぽりぽり。/ _9_薫 「………」うっかり食べ過ぎたらしく、困っている/ _9_薫 しょうがないのでグラスを揺らしたりして中身を混ぜつつのみのみ/ _7_天音 白のタンクトップにデニム地のジーンズ、革のベルトポーチとスニーカーという出で立ちで、BARに入ってくる天音。 _7_天音 険のある表情で店内を見渡して「こんばんは」とそれほど大きくない声で挨拶し、スタスタと適当な席へ向かう。/ _7_天音 椅子に腰かけ、マスターにいつものように「濃茶とわらび餅を。」と、淡々とした口調で注文/ _9_薫 「…こんばんは」物思いに気を取られていたので、反応が少し遅れたらしい。/ _9_薫 (誰…?)見覚えがない。/ _7_天音 「どうも」と、声を返し、「初めてお会いしますね。真下天音と言います。よろしくお願いします。」と、お辞儀/ _9_薫 グラスを置くときちんと向き直る。「ご丁寧にありがとうございます。<星>の若槻薫と言います。こちらこそよろしくお願いします」とぺこり>あまねっち/ _7_天音 「<星>の若槻? あぁ、“戦乙女”の。」なにかに納得入った様子で小さく頷きながら>かおるん/ _9_薫 字名を言われて一瞬眉間に皺。「…一方的に知られているというのも不思議な感じですね」>あまねっち/ _7_天音 「失礼しました。本部の資料でお名前を目にしていたものですから。」と、頭を下げる>かおるん/ _9_薫 「あ、あの、気になさらないで下さい」頭を下げられてあたふた>あまねっち/ _7_天音 「………わかりました」少しの間困った様な表情をしてから、ぽつりと答えた<あたふた>かおるん/ _7_天音 すっとお茶を一口飲んで、わらび餅もぐもぐ/ _9_薫 アイスティを頼んで一息ついたところで。「え、えーと…。真下さんは、最近入団されたんですか?」>あまねっち/ _7_天音 「はい。この5月に入団しました。」淡々と言葉少なく答える>かおるん/ _9_薫 「…慣れましたか?いろいろな方がいらっしゃいますから、最初は大変だと思いますけど。」>あまねっち/ _7_天音 かすかに顔を左に向け、眉間のしわを深くして、左の人差し指をこめかみに当てながら口をへの字にする。 _7_天音 (確かに色々な人がいますね…)今までのBARでの遭遇が思い出される。 _7_天音 「いくつか依頼は受けましたが、魔獣との戦いは、まだ慣れたと言えるほどはこなしていません。」表情を悟られないように声だけで答えた>かおるん/ _9_薫 「そうですか…。確かに、魔獣との戦いは慣れるものではないですしね」魔獣戦が大変だったんだろうと思い込む!>あまねっち/ _7_天音 「それに、慣れたと慢心すれば、気が緩みますから。魔獣との戦いではそれが命取りになる。そうではありませんか?」と、顔を向けた。表情は相変わらずだ>かおるん/ _7_天音 「もっとも、魔獣に限らず、油断すれば命が無くなる。そういう世界ですけれど。」視線をカウンターに置かれたお茶碗に移して呟く/ _9_薫 「慣れるというのは、ある意味麻痺してしまっていることですしね…。被害者の数はただの数字ではないし、まったく同一の魔獣というものも存在しないわけですし」小さく頷く。 _9_薫 「……難しい、ですね。ここ(円卓の騎士団)にいることを選んだのは自分自身ですが、居続けることを選び続けるだけの理由がなければそれ(油断すれば命がなくなること)にはたちむかえない」>あまねっち/ _9_薫 アイスティをこくりとひとくち。/ _7_天音 わらび餅をもぐもぐして、お茶を一口/ _7_天音 「私とは違うのですね。」と、小さな声で呟く _7_天音 / _9_薫 「?違うとは?」怪訝そうに首傾げ>あまねっち/ _7_天音 「あなたは自分自身の内に理由を持ち、自分自身で選んでこの世界にいるのですね。」>かおるん/ _9_薫 ちょっと考えて。「最初は強制でしたよ。他に選択肢がないから、ここにいることしか選べなかった」 _9_薫 「…でも、今は…そうですね。『守りたい人がいるから』ここにいようと思うこともできる。」>あまねっち _9_薫 「真下さんは、ではなぜここに?なぜ、魔獣と戦おうと?」/>あまねっち/ _7_天音 「それは…」かすかに表情を曇らせた _7_天音 「そうですね……そうあるべきだからです。」言葉を区切り、一度小さく頷いてから、答えた<なぜ?>かおるん/ _9_薫 「そうあるべきと真下さんご自身が決めたのなら、それでいいのでは?」>あまねち/ _7_天音 「えぇ。」眉を寄せて短く答えて、お茶を一口飲んだ _7_天音 「それで何の問題もありません。」平坦な感情を思わせる声で>かおるん/ _9_薫 「…私は、『そうあるべき(魔獣と戦うのが当然の)存在』だと言われてました。…でも、私はそうではないと思いました。そう思いたかったのかもしれませんが」 _9_薫 「だから、与えられたのではない、『魔獣と戦う理由』が欲しくて。……ごめんなさい、余計なことを言いました」>あまねっち/ _7_天音 「いいえ、お気になさらずに。」変わらず平坦な声で _7_天音 「…」何かを言おうと口を開きかけて、しかし言葉は紡がずに _7_天音 その行動を取り繕うように、わらび餅を口に運んだ/ _9_薫 こくこく、とアイスティを飲み干して時計を見る。 _9_薫 「あぁ、もうこんな時間ですか…。」空のグラスをマスターへ返すと立ち上がり。 _9_薫 「それでは、お先に失礼します」とぺこり>あまねっち/ _7_天音 「…」顔を向けて、お辞儀だけで挨拶を返す>かおるん/ _9_薫 静かに退店/ _7_天音 「そうあるべき存在ではないと思った…やはり、私とは違いますね。」誰にも聞こえないような小声で呟く _7_天音 「お茶をもう一杯…薄茶でいただけますか」と、マスターに注文/ _7_天音 お茶を受け取り、一口ずつ味わって飲む/ _7_天音 お茶を飲み終えて器をカウンターに置き、 _7_天音 席を立ってから「ごちそうさまでした。それでは。」とマスターに一礼。スタスタと歩いて店を出て行った/