_2_天音 かららん、とベルを鳴らして扉が開き、グレーのTシャツにジーンズという格好の天音が入ってくる。 _2_天音 「こんばんは。今日も暑いですね。」 _2_天音 と、眉を寄せた不機嫌そうな表情で挨拶すると、奥の席へすたすたと歩き静かに腰を下ろす。 _2_天音 「濃茶とわらび餅を」淡々とした口調で注文した。/ _2_天音 お茶を待つ間、腰に付けた革のポーチからスマートフォンを取り出し、操作を始める/ _2_天音 画面に指を滑らせ、叩き、時々口の端をピクリとさせながら、操作を続ける/ _2_天音 「あ、ありがとうございます」お礼を言って差し出されたお茶とわらび餅を受け取り、スマートフォンをカウンタに置く。/ _2_天音 「いただきます」と一礼してから、まず、わらび餅を口に運んだ/ _ルシア 「Good Evening.お邪魔しますデスよ」異様なほどに明るい調子で店にふらりと入ってくる _ルシア 「Master.BucketPuddingを一つ下さいな」注文してふらりと真ん中辺へ移動/ _2_天音 「こんばん……こんばんは」挨拶をしかけたところで言ったん言葉が止まり、トーンを幾分落として言いなおした。なぜか眉間のしわが深い>ルシア/ _9_薫 (からん)「…こんばんは」入店してみると、人が思ったより多いのに目をしばたきながら挨拶。濃紺のシャツワンピっぽいチュニック姿。 _9_薫 奥の二人にも目礼すると、一番端っこの席へ。/ _2_天音 遠いので頭を下げて挨拶>薫/ _9_薫 「え〜っと、フローズンワインクーラーをお願いします」ビールは嫌い。>マスター/ _5_ルシア 目の前に置かれたバケツサイズの自立するプリンらしき物体を、スプーンで切り取って咀嚼する/ _9_薫 ロゼ色の半固体を盛ったグラスを受け取り。早速しゃくしゃく/ __真昼 (からころーん)「こんばんわ。あっついですね〜」以前、有希嬢に貰った扇子をぱたぱたさせながら入店。 __真昼 服装は黒のスーツ姿。流石に上着は脱いでいる/ _5_ルシア 目礼だけして、手と口はプリンに集中/ _2_天音 「………」押し黙ったままお茶をいただき、わらび餅をパクリ…視線が時々右の方へ動いてる/ _晃 ベルを鳴らして、ジーンズに珍しくノースリーブシャツを着た、日に焼けて真っ黒けの晃が入店。 _9_薫 しゃく、と口に運んだところでもぐもぐ。ごくん。「お久しぶりです」>まひるん&ひかるん/ _8_真昼 「お久しぶりです」たまには入口付近に座ろう>薫/ _晃 「今晩はマスター。今日は大入りだな」店内を見渡して/ _8_真昼 「マスター、かき氷お願いします。シロップは抹茶で」/ _5_ルシア 唐突にバッグから黒いボールが這い出してきて、ルシアの頭の上に鎮座する/ _2_天音 2人に頭を下げて挨拶>真昼、晃/ デュベル ( デュベル 白い厚手のトレーナーとジーンズで来店)/ _晃 適当なところに着席して、クリームみつまめを注文/ _8_真昼 「お久しぶりですねー。まだ大学でしたっけ?」>薫 かき氷をしゃくしゃくと食べ始める。とても美味しそうだ/ _9_薫 「いえ、院なんですよ。識嗣さんはお元気でした……?」などと声をかけてるところでルシア嬢の脳天の黒い物体に目が行ってたり。/ デュベル 「皆様、初めまして、先々月より此処に登録させて頂いた、Duvel Prostelと言います、以後お見知りおきを…」(深々とお辞儀)/ _5_ルシア 右手でスプーンを扱いながら、左手でK-Phoneを操作。ただし、画面は直視していない _5_ルシア 「ハイ、宜しくデス」と軽い返事をしつつ、データベースチェック>デュベル/ _晃 「ん、久しぶり」>かおるん 「ん、君は…」>あまねっち _9_薫 声をかけられて会釈を返す。「初めまして。<星>の若槻薫と申します。こちらこそ、よろしくお願いします」ぺこり>デュベル/ _8_真昼 「こっちはようやく臨床やら何やら、実習に入りましたね。“仕事”の方も躓きなくナントカこなせてます」笑いながら>薫/ _晃 「俺は綾羅木晃。一応役者をやっている」簡単に自己紹介>デュベル/ _2_天音 怪訝な表情になるが、頭を下げて挨拶>デュベル/ _9_薫 「臨床って…えーと、医学部、でしたけ?」と首かしげつつ>まひるん/ _8_真昼 「初めまして。“那咤”の識嗣真昼です。以後お見知りおきを」>デュベル/ _3_デュベル 「隣に失礼しますね」>あまね/ _8_真昼 (…んー?)/ _8_真昼 「はい、産婦人科の方で」<医学部? 「若槻さんの方は…」/ _2_天音 「<教皇>の位階に属する、真下天音です。よろしくお願いします。」と、いつもの表情で自己紹介>デュベル、晃/ _2_天音 「どうぞ」そっけなく答えた<隣に>デュベル/ _9_薫 「地面と格闘してますね」と苦笑。「そろそろ論文も構成の目鼻ぐらいはつけないといけないんですけど」>まひるん/ _8_真昼 「あ、考古学の方ですか、それとも地質学?」>薫/ _3_デュベル 「では、お言葉に甘えて、真下さんは、此処に勤められて長いのですか?」>あまね/ _2_天音 カウンターに置いた自分のスマートフォンをそっと持ち上げると、丁寧に革のポーチに戻した/ _5_ルシア (Star・・・Tool or Artifact User ですか……ふむ、Valkyrie……Paradinですね。それにNATAKU……Empress.これはまた珍しいことで)画面情報を頭に入れつつプリンを食べ続け/ _9_薫 「考古学です。…確かに、地質学と関係は深いですけど」苦笑。ナウマン博士の部屋に行ったら、とからかわれたこともあるので>まひるん/ _2_天音 「いいえ。今年の5月からです。」視線だけ向けて答えた。>デュベル/ _8_真昼 とっさにK−PHONEをこっそりネットにつないで、ナウマン博士でぐぐる _3_デュベル 「では、一月ちょっと先輩ですね、戦果はどうです?」>あまね/ _8_真昼 「…化石とかも見つけてるんですねー、確かに研究のフィールドが似てるから混同する事もあるんですかね」>薫/ _2_天音 「魔獣は一体。あとは、退魔の仕事を少々…デュベルさんは?」>デュベル/ _6_晃 冷たいみつまめを幸せそうにほおばる/ _2_天音 時々視線を右の方へ走らせる…口元を幾分引き締めて/ _5_ルシア (……他にEmpress綾羅木晃、Starデュベル・プロシュテル……あと、Hierophant真下天音……よし、記憶しました)プリンを半分ほど平らげて一息、焙じ茶を啜る/ _3_デュベル 「先月に、氷室さんとお話した位ですね、こんなに沢山の同業者ははじめてみましたよ」>あまね/ _9_薫 「う〜ん、化石というか…生活の瘢痕は出てきますね。同じ大地の中に埋まってるものですから。よく間違えられます」>まひるん/ _8_真昼 「昔の文明とかを探されてるんですか?」生活、というワードに>薫/ _2_天音 「この店がここまで賑わっているのは珍しいですね…」軽く溜息をついた>デュベル/ _9_薫 「化石と違うのは…」以下専門的な説明をつらつらとw「う〜ん、日本国内ですと縄文文化がせいぜいですね。それ以上以前の『文明』となると、日本が現在の列島の形になる前の時代まで遡る必要もありますから」そして、「文化」と「文明」の違いについても少々w>まひるん/ _2_天音 「出てくるものは最高なんですけど…」と、小声で呟いた/ _5_ルシア 頭の上でボールがくるくる回っている。ルシアは全く気にせず、目の前のプリンを崩すことに集中……しているように見える/ _3_デュベル 「あの、スイマセン。頭の上の物体は何ですか?」>るしあ/ _6_晃 日に焼けた腕をさすり、「ああ、ちょっと仕事で小笠原まで行ってきたから」>マスター/ _5_ルシア 「What?……ああ、コレはワタクシのToolで……」デュベルに言われて気付いたように頭の上から肩に乗せ「バロールという情報収集用端末デスよ」ニッコリ/ _9_薫 滔々と語っているうちにワインクーラーが溶けて、ただのワインっぽく見えるようになったので慌てて飲み飲み _8_真昼 「ああ、それ以前は大陸の方までいっちゃいますからねー。」<縄文〜 「日本から外の文明についてはフィールド外?」>薫/ _3_デュベル 「触っても大丈夫ですか?」>バロール<るしあ/ _5_ルシア 「どうぞどうぞ」そう言うと、バロール自体がふよふよと/ _2_天音 デュベルの言葉に、顔を右に向けた「また、ですか…」とぼそり/ _9_薫 「そうですね、「一応」は。弥生文化期の地層から、インドから渡来してきた物が発見されたこともあるんですよ」←これは本当の実話>まひるん/ _3_デュベル (かぷっ)(バロールに噛みつく)/ _5_ルシア 「食べても美味しくないですよ」クスクスと笑いつつ/ _3_デュベル (ほむほむ。コレは食べれない、収集系のセンサーぽいものが沢山ついてて…ほむほむ)/ _8_真昼 「中国から渡来してきたんですかね?もしくは船が難破して、その品だけが流れたとか。」/ _6_晃 (っぷ) 隣人?の意外な行動に寒天吹きそうに/ _2_天音 さして驚く風もなく隣人の奇行を黙って見ている/ _9_薫 「想像はいろいろとできますよね。日本国内でもヒスイや琥珀、黒曜石というものが産出地から離れたところで発見されることもあるんですよ」専門なのでそこはかとなく目がきらきらしてるw>まひるん/ _3_デュベル 「ご馳走様でした、凄いですね、最近の技術というのは…」>るしあ/ _5_ルシア 「NonNon.コレはまだSecret……秘匿技術なのデスよ。実用化まではまだまだ開発の余地がたくさん残っていますデス」/ _8_真昼 「へえ、当時の貢物か、報償品か何かで送られたんですかねー」とてもうれしそうなのでその話をしばらくさせてみようw>薫 _8_真昼 / _2_天音 お茶を飲み飲み/ _3_デュベル 「改良されたら、また見せて下さいね。」/ _5_ルシア 「All right.分かりましたデス」ニッコリ/ _9_薫 「交易で運ばれたという話もありますね。そうそう、東北地方には琥珀が発見される遺跡が多くてですね、『アンバー・ロ−ド』と言われてまして」以下延々。止まらんぞw>まひるん/ _6_晃 いつの間にか、みつ豆完食/ _5_ルシア 「Master.次はChocolate SundaeをHuge Sizeでお願いします」にこやかに注文/ _3_デュベル 「ジャパニーズアニメの”ふぁんねる”みたいで格好いいですね、外部出力系が若干弱そうですけど」>るしあ/ _8_真昼 にこにこと笑いつつ「本当に好きなんですね、考古学」>薫/ _2_天音 驚きの表情でルシアを見て、すぐに視線を戻す。表情も(何/ _2_天音 口をへの字にまげて手元のわらび餅を見やり、パクリと一つ放り込んだ/ _5_ルシア 「Funnelデスか。Off Course、その要素も無いわけではありませんデスよ」/ _2_天音 ちらっと右側を見やり、それから再びスマートフォンを取り出すと、何やら操作を始めた/ _9_薫 「え、あ…」我に返って赤面。「…そうですね、『今、自分がここにいること』に、どれだけの人の暮らしや、産業や、社会構造が関わっていたか。それを繙いていくのって、おもしろいですよ」>まひるん]/ _3_デュベル 「!!…やっぱり、あの技術はあるんですね…私のメモリーにはサイコフレームの情報がないので半信半疑だったのに(うんうん)」>ばろーる/ _5_ルシア プリンを食べ終わって、特大サイズのチョコレートパフェを崩しにかかる/ _6_晃 となりのチョコレートパフェをチラ見して何か考える/ _9_薫 ごまかすようにグラスの中身こくこく。「…あ、もうこんな時間ですね」と帰り支度を始める/ _5_ルシア 誤解しているのを、面白そうに放置することに決定、パフェに集中しつつバロールは周辺を見続けている/ _8_真昼 「『自分の起源』か……」「っと、お疲れ様です」>薫/ _9_薫 「もし興味があったら…」と何冊か入門書ちっくなおすすめ本を紹介してみる。>まひるん 「それじゃ、おやすみなさい」>ALL/ _3_デュベル 「お疲れ様でした」>薫/ _9_薫 ぺこりとお辞儀して、退店/ _2_天音 挨拶の声に反応して顔を上げ、お辞儀>薫/ _8_真昼 「おやすみなさいませー」手を振り/ _6_晃 「ああ、おやすみ」>かおるん/ _3_デュベル 「そう言えば、以前何処かで、お会いした事がありませんか?」>あまね/ _6_晃 あ、水無月さん。 _2_天音 「?」きょとん、とした表情で右を向いた _2_天音 「会ったことはないと思いますが。」と、いつもの表情に戻って答える>デュベル/ _7_真昼 「ふむ」隣へ移動し「お久しぶりです。新しいお仕事の方は軌道に乗りました?」>晃/ _6_晃 「いや、まだまだ。団員の半分以上は若手だからな。まあ、これからだな」<新しい仕事>まひるん/ _7_真昼 「若いの育成するのって、大変ですねー」>晃/ _3_デュベル 「前に、山崎って元騎士の結婚祝いらしい時の一揉めに力を貸してくれた方ですか?」(言い方を変えてみた)>あまね/ _6_晃 「その代わり、皆やる気とガッツがある奴ばかりだから、こっちも安心して劇団を引っ張っていける。ありがたいことだ」>まひるん/ _2_天音 「山崎さんという方には心当たりはありませんが…結婚祝い…ですか…」訝しげな表情だ>デュベル/ _2_天音 「そう言えば引退した聖騎士の中にそんな名前があったような…」と、誰にともなく呟いた/ _7_真昼 「やる気はホント大事ですよねー。」ちょっとぐだっている>晃/ _3_デュベル 「では、私の思い違いですね。山崎響さんと山崎かのかさんの結婚イベントだったらしいですが…」/ _2_天音 「ちょっと待ってください。そう言えば6月に、駒ケ岳かのかと言う方と仕事で会いましたが…そう言えば結婚式がどうこうと言っていたような…」眉間に右手の指を当てて思い出す>デュベル/ _3_デュベル 「駒ヶ岳?では、違いますね本人は山崎と名乗ってますし、ただ、山崎響さんは、山崎かのかさんを、”コマ”と呼んで居ますが…」>あまね/ _2_天音 「えーと……元々山崎さんだったのは旦那様でしょうか?」なんか眉間のしわが深くなったぞ>デュベル/ _3_デュベル 「元々とはどう言った意味なのでしょうか?、取りあえず、現在は夫婦そろって山崎さんですが??」>あまね/ _6_晃 「ああ、全くだ」冷やし茶を飲んで<ヤル気は大事>まひるん/ _2_天音 「そうでした…人ではないのだから、常識が通じないのも当然ですね…」カウンターに顔を向けて口元を手で押さえ、小声で呟き/ _6_晃 「さて、と」「マスター、ごちそうさま」/ _6_晃 「それじゃ、俺はこの辺で失礼するよ」他の客に別れを告げると、店の外へ/ _3_デュベル 「お疲れ様でした」/ _2_天音 顔を向けてお辞儀した>晃/ _3_デュベル 「そろそろ。閉店の時間ですね、真下さん。ルシアさん、お世話になりました。またよろしくお願いします」/ _7_真昼 「お疲れ様ですー」>晃/ _3_デュベル (そう言って、椅子を戻して店の外へ)/ _2_天音 「おやすみなさい…」微妙な表情で見送った>デュベル/ _2_天音 「ふう…」一息ついて、 _2_天音 「すみません、薄茶を一杯いただけますか」と、マスターに話しかけた/ _5_ルシア 「……さて、急に静かになったようデスが、ワタクシもここで失礼いたします。それでは皆様、またの出会いを」パフェを平らげて席を立つと、軽やかな足取りで出て行った/ _3_真昼 首をこきこきさせながらお隣に「お疲れー。何か山崎さんって聞こえたんだけど?」>天音/ _3_真昼 「ああ、おやすみ」>ルシア/ _2_天音 「……」何か言いたげだったが、お辞儀して挨拶>ルシア/ _2_天音 「あぁ…デュベルさんは、元聖騎士の、山崎響さんと縁があるようです。」>真昼/ _3_真昼 「あー、こないだの事件のあの人か。挨拶しておけば良かったかなあ」/ _2_天音 「つかぬことをお聞きしますが、山崎響さんの奥さん…かのかさんと言うそうですけど、元騎士の駒ケ岳かのかさんでしょうか。」いつもの表情で問いかける/ _3_真昼 「ああかのかちゃん?確かにそうだね。確か山崎さんのお弟子さんで…そののち結婚、だったな」>天音/ _2_天音 「やはりそうですか…これで話が繋がりました。ありがとうございます。デュベルさんは、あの事件のことを言っていたんですね。」一礼し、納得した様子で頷く/ _2_天音 「しかし、彼女(デュベル)には覚えが無い…あの事件で人ではないものには会わなかったはず…」視線をカウンターに落として小声でつぶやく/ _3_真昼 「やー、騎士のデータって能力以外殆ど管理されてないから、世代違うと知らないよね。K−PHONE出てから調べるの大分楽になったけど、以前は本部に態々行かないと分からなかったし」>天音/ _2_天音 「さすがに何年も前に引退した方のことは…聖騎士だったので名前は覚えていましたが。」>真昼 _2_天音 / _3_真昼 「聖騎士って便利だよホント」けたけた笑いながら _3_真昼 「そういや、8月中は何やってたの?」>天音/ _2_天音 「いつかは字名を得てみせます……。えーと、8月中と言われても…普段と同じですね。仕事ばかりでした。」一瞬不敵な表情に。でもまたいつもの顔>真昼/ _2_天音 「この業界、夏場は面倒事に事欠きませんから」ちょっと呆れた感じの声で呟いて、お茶を飲んだ/ _3_真昼 「仕事無くてあぶれるよりマシだけどねー。不況できつい所は本当にきついみたいだし。」腕組みつつ、「ああ、頑張ってくれ。初回でトドメをさせた子は結構な確率で聖騎士になってるし、真面目にお勤めしていれば見込みはあるんじゃないかな?」>天音/ _2_天音 「途中で死ななければ、ですね。死ぬつもりはありませんが」<見込みは>真昼/ _3_真昼 「・・・・・・」一瞬シリアスな顔で沈黙<途中で死ななければ〜 「ああ、そうだな。死なない方が良い。生きて、生きて、生き残って、魔獣が滅んだ後も生きる事だ。」/ _2_天音 「心に留めておきます」真昼の表情の変化から何を見たのか、短く応える/ _3_真昼 「さて、と」ガタっと席を立ち、「そろそろ僕は帰るとするかねー」/ _2_天音 そのまま黙って、お茶を飲み _2_天音 「お帰りですか。おやすみなさい」と声をかける>真昼/ _3_真昼 「おやすみなさい、良い夜を」店を出ます/ _2_天音 「静かになりましたね…」と、幾分リラックスした口調で呟き、お茶を一口 _2_天音 スマートフォンの画面を見やって、かすかに目を細め _2_天音 「メールが2件…また仕事ですね」と、画面に指を滑らせる _2_天音 「急ぎの仕事ではないし、10分くらい遅れてもいいでしょう」一人呟き、スマートフォンを大切そうにポーチにしまう _2_天音 瞑想するかのように眼を半ば閉じ、姿勢を正して沈黙。 _2_天音 時々、手にしたお茶の器を口に運ぶ。 _2_天音 息は静かで整ったリズムを刻み、見れば、店内の曲に合わせてかすかに指先が動いている。 _2_天音 表情は穏やかで、かすかに笑みを浮かべているようでもあり、無表情のようでもあり。 _2_天音 そして、一度きつく目を閉じるといつもの表情に戻り、 _2_天音 「ごちそうさまでした。それでは、これで」とマスターに挨拶して、席を立つ _2_天音 「誰かを喪うというのは、辛いもの……あれほど苛烈な者であっても変わり無しか」 _2_天音 小声で呟きを残しつつ、店を後にした _2_天音 /