_0_天音 黒のTシャツに黒のジーンズ、革のベルトポーチとスニーカーという出で立ち。首にはiPh○neを下げている。 _0_天音 しばらく扉の前で止まり、店内の様子をうかがった後で、そっとドアを開けて入ってきた。 _0_天音 眉を寄せた険のある表情で「こんばんは」と挨拶し、スタスタと奥の席へ向かう。/ _0_天音 椅子に腰かけ、そわそわと何か落ち着かない様子。/ _0_天音 やがて、意を決したようにひとつ息を吸い込み _0_天音 「すみません、盛り蕎麦をください」と、注文した/ _0_天音 しきりに扉を気にしながら、マスターが戻ってくるのを待っている。 _0_天音 そして待つこと数分、蕎麦を手にマスターがやってきて、天音の前にそれを置いた/ _0_天音 「ありがとうございます」とお礼を言い、いただきますとお辞儀して、 _0_天音 猪口に汁を注いでから、箸の先をそれに浸して口に運ぶ。 _0_天音 「引き締まったいい味ですね。藪系ですか。お蕎麦もつやがあって角がはっきりしていて…」 _0_天音 すっと箸を蕎麦に伸ばして取り、猪口の汁に蕎麦の端をちょん、とつけて口に手繰りこむ _0_天音 数回かみしめて飲み込み、天音は笑顔を浮かべて呟いた。 _0_天音 「美味しい…これは期待以上の味です…」/ _0_天音 そして無言で蕎麦を食べ続ける天音。すでに周りは見えていない。/ _0_天音 自分が笑顔を浮かべていることも、気にはしていない様子だ/ _0_天音 奥から蕎麦湯を持ってくるマスター。ちょうどその時、天音は最後の一口を口に運んだところだった _0_天音 朗らかな笑顔のままで礼を言うと、蕎麦湯を猪口に注ぎ、くいーっと飲み干す。/ _0_天音 そして猪口に汁を継ぎ、蕎麦湯も注いで、もう一杯/ _0_天音 蕎麦湯を飲み終えて、ごちそうさまでした、とお辞儀。 _0_天音 「デザートに薄茶とわらび餅をお願いします」と、注文。/ 白杜 「マスターご無沙汰〜」(珍しくスーツ姿)/ _0_天音 注文の品を受け取ったところで白杜氏に気づき、表情を引き締めてからお辞儀/ _2_白杜 「マスター、ビールを大ジョッキで」/ _0_天音 薄茶を一口飲み、しばし思案/ _2_白杜 「見かけない顔だな、新入りか?」(ビールの一気のみ)/ _0_天音 「そうですね。はじめまして。<教皇>の騎士、真下天音と言います。よろしくお願いします。」いつもの表情で自己紹介<新入り?>白杜/ _2_白杜 「おぅそうか、浦霞だ、よろしくな。マスタービール追加で」/ _0_天音 「浦霞? 警視庁の浦霞白杜?」独り言のように呟いた/ _2_白杜 「新人さんにも名前が知られてるとは、こりゃぁ地道な活動が実を結び始めたか?(笑)」/ _2_白杜 「出来る事なら、もう少し年上の女性が良いんだけどな(笑)、マスタービールを〜」/ _0_天音 「お噂はかねがね伺っています。凄まじい腕前だと。」 _0_天音 ピクリと眉を吊り上げて _0_天音 「この業界、実力があれば年齢は関係ないと思いますが。」ちょっと勘違い(ぇ/ _2_白杜 「腕前ねぇ…此処以外でなら自慢できるが、此処だと宴会芸にもならんさ(笑)」 _2_白杜 「さて、喉も落ち着いたし…マスター、白州をボトルで」 _2_白杜 「この業界が何かは知らんが、お前も騎士なら対等だろ、まぁ…個人的にはあと十年ちょっと、と言った感じだがな(笑)」(天音を一見して)/ _0_天音 「個人的には? あぁ、そういう意味ですか。」半眼で溜息をつき、カウンターに向き直ってお茶をいただく _0_天音 「期待外れでご愁傷様です」わらび餅もぐもぐ/ _2_白杜 「全くだ(笑)、ここに来れば、かなりの確率で絶世の美女達に逢えるからな…今日は残念なひかもしれん」 _2_白杜 「マスター、チェイサーと氷を〜」/ _0_天音 「下手に言い寄られるよりはマシですね」そっと小声で呟く。/ _0_天音 そしてお茶を飲みながらわらび餅をもぐもぐ/ _2_白杜 「マスター、此処はエアコンが効いて快適だよな、本庁でもこれ位エアコンきかせろってな」 _2_白杜 「偶に本庁に呼ばれれば予算会議やら、協力機関との関係についての会議だとか…めんどくさい事ばっかりだ(笑)」/ _0_天音 「それでは、『外れ』は帰ります。おやすみなさい。」眉間にしわを寄せたままそっけなく言い、席を立った/ _2_白杜 「おぅ、オツカレ気を付けて帰れよ、知り合いに美人さんが居たら紹介してくれ(笑)」 _2_白杜 / _0_天音 白杜を一瞥してから、ごちそうさまでした、とマスターにお辞儀して、スタスタと店の外へ/ _2_白杜 「マスター、今日はもぅ誰もか無いし看板か?(笑)」 _2_白杜 「さて、顔つなぎに行ってくる、ご馳走さん」/