_ルシア カラコロと小気味いい音を立ててドアが開く _ルシア 「Good Evening.今宵もお邪魔しますデスよ」お気楽な調子で、サッパリとしたビジネススーツ姿のルシアが現れる _ルシア いつもと違って、髪は伸ばしたまま _5_ルシア 「……お腹が空いたので、ペペロンチーニを大皿でお願いしますデス。あと、焙じ茶もお願いしますデスよ」注文をしながら、スツールに腰を下ろした/ _5_ルシア 普通なら10人前はするであろう、スパゲッティの山を目の前におかれ、それまでどこかボーッとしていたようなルシアは、スイッチが入ったように食べ始める _5_ルシア 「……辛さがいいデスね〜」モグモグと早いペースでスパゲッティを啜っていくルシア/ _5_ルシア 「……Master.御手洗団子をお願いしますデス。取り敢えず20本で」デザートを注文する/ 光司 「うぃーっす、また来ちゃいましたぁー」 光司 ドアを開けるやいなや、騒がしく店内に入ってくる。 光司 「外は風が強いのなんのって…、おろ、ルシアちゃん久しぶりー」軽く酔っていつもに増してテンション↑/ _5_ルシア 「Good Evening.Mr.源」表面上は間違いなくにこやかな笑顔で応対する>光司/ 光司 「失礼します、よ、っと」隣に腰掛け、マスターにビールをオーダー/ _6_光司 となりのお皿の串を見て「…うぉ、よく食うね」「団子好きなの?」ちょっと怪訝な顔/ _5_ルシア 「随分と御機嫌なようデスね、何かHappyな出来事でもありましたか?」にっこりと世間話「ああ、ワタクシにとっては、糖分は別物なので気にしないで下さいませ」/ _6_光司 「へ?あぁ、ちょっと友達とパチンコ行ったら勝っちゃって」「甘いモノは別腹、ってやつ?まぁよく食べる娘のほーが好きだけどさ、全部みたらし?」/ _5_ルシア 「それはそれは、おめでとうございます」楽しそうに答え、「Yes.ワタクシの場合は、例えではなくて事実なのデスけどね」少し意味ありげな笑みを見せてから、団子を口に運ぶ/ _6_光司 「まぁ全部飲み代に消えたけどね」ハハハと笑い「え、何、胃袋二つあんの?」/ _6_光司 「…にしても髪ほどいてるとまた違った感じで可愛いね」「仕事の時はそんな感じなの?」ビールを口に運びつつ/ _5_ルシア 「……まあ、それがワタクシにとっての『騎士である代償』とでも言いましょうか……どれだけ儲かったんですか?」最後の1本を口にしつつ _5_ルシア 「Businessで目上の人間と会うときはそうデスね……ふむ、変デスか?」ちょっと上目遣い気味に問いかける/ _6_光司 「(代償?何かよーわからんな)りょーかい。とりあえず甘いもの好き、ってことね」納得したようにうなづいてみせ「んー、50万ちょっとだっけ?」さらりと/ _6_光司 「いやいやいやいや。」「変じゃないです、ってかそのアングルヤバいっす」露骨に照れつつ/ _5_ルシア 「Tristanで依頼をこなすのとほぼ同額ですか……本当に強運なのデスね〜」驚いて見せてから「お世辞でも嬉しいデスよ」少し柔かな感じで笑う/ _6_光司 「えー、ツイてないよ」「今年もこのまま行ったら聖夜に独り身だし。。」うぅー、とわざとらしく泣く真似/ _6_光司 「でもルシアちゃんなら結構言われるでしょ?」「…割と慣れてそうな気がするなぁ」疑う目で見てみる/ _5_ルシア 「あらあら……」わざとらしく驚いて「でも、Mr.源のことデスから、きっと神は救いの手を差し伸べて下さると思いますデスよ」本気かどうか今一つ掴みにくい調子で _5_ルシア 「ワタクシの職場は、縦割りのPyramid構造で、余計な冗談でも言おうモノなら、上司に何を命令されることやら……」大袈裟に溜息/ _6_光司 「あー、無理だ。俺じゃそんな職場一秒と持たないわ」「…ところで。どっかの神より、此処におわす女神様が救ってくれないかなぁ」ソーっとルシアの手をとろうとする/ _5_ルシア するりと手を抜いて、「Master.Nikolaschkaをお願いします」と注文/ _6_光司 「(…ちっ、そう上手く行かないか)」ありゃー、と笑みは絶やさず。「で、今日はその堅苦しい職場帰りなの?」/ _5_ルシア 「ええ、すぐそこの……防衛省デスわ」にっこり。レモンスライスをつまみ上げ、スッと口に運び、3口ほど噛んでからグラスのブランデーを喉に/ _6_光司 ビールを飲む途中で「防衛省」に驚き、むせる。「……え、あー、防衛省のPRで起用されたタレントさん?」ちょっとボケてみる/ _5_ルシア クスッと笑ってから「UniversalGuardianForce.技術開発部所属、ルシア・クリスティア・西條少尉デス。以後お見知りおきを」スーツの内ポケットから名刺を取り出す/ _6_光司 「あー、はい。どーもご丁寧に…」「…って、軍人さん!?イメージと違う…」ちょっと混乱気味に/ _5_ルシア 「あまり深く考えない方がいいデスよ」笑顔で「別に威張れることでもありませんし」/ _6_光司 「軍人さんにも可愛い子居んのなぁ・・・じゃなくて」「んーと、えーと、・・・ルシアちゃん、実は結構偉い人?」/ _5_ルシア 「さあ?」オーバーアクションで肩を竦めてから「ここではそんなもの関係ないデスし、このようなところまで仕事を持ち込むのはワタクシの趣味じゃありませんし」/ _6_光司 「まぁ、別にルシアちゃんはルシアちゃんだから態度変わんないけどさ」「へぇー、って結構驚いたよ。うん。」/ _5_ルシア 「まあ、普段は大学生してますから」ニッコリ/ _6_光司 「なにそれー、なんちゃって大学生にも程があるでしょーよ」笑いつつ「なに?何歳でもなれちゃうの?」/ _5_ルシア 「誤解されてるようデスが」少し考え「ワタクシは20歳デス。Statesでは大学卒業していますが、勉強の為に日本の大学に通っています。でも、職業はUN軍の軍人で研究者なのデスよ」自分で言ってることがちょっとあやしいかもと思いつつ/ _6_光司 「あー、アメリカとかって飛び級出来ちゃうんだっけ?」「そっか、んじゃルシアちゃんすげー頭いいんじゃん」/ _5_ルシア 「Statesに限らず、先進国と言われている国では割とある制度デスけどね。頭がいいと言いましても……それでここにいますから」ニッコリ/ _6_光司 「えー。だって俺、頭良くないけど此処に居るし、他に知ってる人もそんなに頭よさそ〜には見えなかったけどなぁ」/ _6_光司 「ルシアちゃんが居るのは、あの丸っこい機械がすげーのかと思ってたよ」/ _5_ルシア クックッと喉を鳴らすように笑ってから「違いますよ。ワタクシの<位階>はStrength……<力>デス。常人を上回る肉体的能力を持つ騎士デス。ワタクシの場合、ここが普通と違うんデスよ」自分の頭を指で突っつきながら/ _6_光司 「あー、位階ってそんな意味あんのか…。そーいやランスロットがそんな事言ってたな」後半独り言っぽく/ _6_光司 「…確かになぁ<力>って言って、ルシアちゃんがパワーファイターだったらヤダなぁ」ハハハッと自分で言って笑ってる/ _5_ルシア 「ワタクシは魔獣とClosedRangeでBattleできるような力も技術もありませんよ」ニコニコと焙じ茶をすすりつつ/ _6_光司 「まぁ、その身体でバケモノと取っ組み合いされちゃ困るけどね」/ _5_ルシア 「そう言うMr.源も、見た目ではInfighterには見えませんね。まあ、騎士など、みな人の常識の外にいる者デスから、ここでの所作など判断の役に立ちませんが」/ _6_光司 「(そういや俺の愚者の売り、って何なんだっけ?)」「え、あぁ、肉弾戦はちょっとなぁ。プロのボクサーとかには流石に勝てないよ」 _6_光司 / _5_ルシア 「……さて、ワタクシはそろそろ失礼いたします。LastOrderにはまだ若干ありますが……おやすみなさいませ、Master、Mr.源」スッと席を立つと、颯爽とドアを潜って店の外へ/ _6_光司 「おろ、もう帰っちゃうのか」「んじゃ、またね」手をふりふり/ _6_光司 「…ルシアちゃんだって、戦ってんだよな」 _6_光司 「俺に出来ること、なんて無いような気がするけど、女の子を戦わせるわけにはいかねぇよなぁ」 _6_光司 「……って、なんちゃってー。そんなキャラじゃないよねー。」「マスター、今の忘れてくれよ」笑いながらビールを飲む。 _6_光司 「しっかし、雰囲気はイイんだけど女の子居ないと楽しくないなぁ」「あ、いや、マスターのせいじゃないけどさ」 _6_光司 「ってことで、暇してる女の子探してくるわ」残ってるビールを飲み干し「んじゃ、また今度ー」ふらっとお店を出て行く/