悠人 ドアベルを鳴らして、バーへ入ってくる人物一人「…こんばんは」相変わらず両手は擬似ドラエモンハンド状態/ 悠人 店内を横切り、席につく/ _3_悠人 「マスター、一口サイズのコロッケ下さい、カラッと揚げたてで」と、注文を/ _3_悠人 もぐもぐもぐもぐ……/ _3_悠人 「もぐもぐ…ん、マスター、おにぎり下さい、100個程」と、新たな注文を/ _広司 こういう店は初めてなので、おそるおそるドアを開けて中を覗き込む。「こんばんは……」 _広司 悠人の姿を見付け、ほっとしたようにそちらへ近づく。 _広司 「あ、佐山さん。この間はどうも。……腕の方はいかがですか?」/ _3_悠人 「…」もぐもぐと食べつつ、やってきたのを見れば一寸目線を向け会釈をし「…行きつけの医者に いっそ切断してきなさい! とか言われました…」 _3_悠人 と、ギブスで固められた上に鉄板で腕を保護された擬似ドラエモンハンドを見せて言って、食事を再開する。/ _広司 ごっつい鉄板を見て(まだ解かない方がいいのかなあ…)と思いつつ、 _広司 「……えらい言われようですね……。まあ医者の冗談はともかく、この前、禁呪を掛けっ放しだったので、 _広司 解除しなきゃと思ってたんです」/ _3_悠人 「いえ、本気かと」と、言いつつ「―――されてましたっけ…?」食事しつつ一寸首をかしげ、相手を潰す事に集中していたので、今ひとつ覚えていない/ _広司 「じゃあ、ちょっと失礼して、痛覚を禁じたのを解除します」と言って解除終了。 _広司 「……痛覚が無いと、通り魔に後ろから刺されても気が付きませんから…」 _広司 懸案事項が片付いたので、ちょっと一安心。/ _3_悠人 「――ああ、なるほど、道理で落ち着いても痛くないと思ったら」得心が言ったように頷き「ありがとうございます」と、例を言いつつ、また食事を始める/ _3_悠人 「ああ、マスター、具のないスープをお願いします、コップに入れてストローつけて」と、皿に注文を/ _5_広司 悠人の食事につられて腰を下ろして注文。「えーと、ザッハトルテとホットチョコレートをお願いします」/ _5_広司 (んんん、美味い〜!)とケーキの甘さにしみじみ感動。/ _3_悠人 出されたスープをストローで飲みつつ/ _5_広司 それを横目で眺めながら(あんまり話しかけると食事できないだろうし…)と、ケーキのおかわりをモグモグ。/ _3_悠人 そしてスープを飲み終えると、わずかに思案し「今宵はこのへんにするか…」呟くと席を立ち「…おやすみなさい」と、マスターとこうじに軽く会釈して挨拶すると、退店する/ _5_広司 こちらも会釈を返し、更におかわりを平らげ「ごちそうさまでしたー」と店を出る。/