_ルシア ドアベルを鳴らしながらドアを開ける。ハーフコートをタンクトップに引っかけた、露出の多い格好 _ルシア 「Good Evening、Master.ちょっと時期が早いデスが、かき氷などいただけるとありがたいデス」/ マスター 「かしこまりました」 マスター 「しかし、かき氷とは確かに時期が早いですね」 マスター 「たしかに今日は暑かったですが」/ _6_ルシア 「まあ、今年は経費削減が厳しくて……去年より冷房が効かせられないのデス。研究所も、学校も」オーバーリアクションで肩を竦める/ マスター 「なるほど、確かに震災は大きな傷跡を残していますからね」 マスター 「清水さんも大変だと零していましたよ」 マスター / _6_ルシア 「どこも一緒なのデスねぇ……研究資金自体は変わらないのが救いデスねぇ、ワタクシとしては」溜息一つ/ マスター 「研究の成果はどうなのですか?」/ _6_ルシア 「可もなく不可もなく……もともと、表の世界に出せる技術ではありませんし」バロールを一つ取り出してお手玉/ マスター 「そのようですね」 マスター 「私のようなアナログな人間にはよくわからない世界ですね」 マスター 「魔術も似たようなものですが」(苦笑)/ _6_ルシア 「……今更詮無いことなのデスが、これの有効半径が今の3倍……いえ、Sealingがまだまだ不足していますね。放射能耐久Testはそう簡単に出来ませんしね」バロールをカウンターに置くと、氷をシャリシャリ/ マスター 「まだまだ道半ばですか・・・」/ _6_ルシア 「研究というのはそう言うモノデスから。日々此精進、デスよ」かき氷の冷たさにこめかみを抑えつつ、苦笑しながら語る/ マスター 「カクテルもそうですね、終わりがない、日々これ精進ですねえ」/ _6_ルシア 「……モードレッドデスか?それともさらなる新作?」訝る表情/ マスター 「いえいえ、たとえばマティーニでも、その時の気温や湿度、そしてお客様の状態、嗜好を考えて調整しなくてはなりません」 マスター 「それを考えると、まだまだ私の腕では……」/ _6_ルシア 「そんなこと無いと思いますデスよ。そうやって、常にそれを心掛けることが大事だと思うのデス」/ マスター 「そういっていただけると嬉しいですが。はたしていつになる事やら」(苦笑) マスター / _6_ルシア 「道半ば、まだ果てしなく……されど、諦めなければ何時か届く、デスかね」/ マスター 「まあ、私の腕が未熟でもお客様に美味しいといっていただければいいのですけどね」/ _6_ルシア 「それでしたら、間違いなく美味しいデスよ。ワタクシが保証しますデス」にっこり/ マスター 「ありがとうございます」 マスター 「なにか飲まれますか?」/ _6_ルシア 「今日はMasterにお任せしますデス。何を出していただけるか楽しみデスね」/ マスター 「そうですか」 マスター 「では」 マスター といって、薄茶色のカクテルを作ります。 マスター 「かつて世界を統一しようとし、その半ばで倒れた王の名にちなんだカクテル」 マスター 「アレクサンダーです」 マスター Wikipedia:アレクサンダー_(カクテル) [キーワード一覧:アレクサンダー] マスター / __クローズ 扉を開けて、スーツ姿の地味な男が入ってくる __クローズ 店内を見て、微笑し「こんばんは」/ マスター 「いらっしゃいませ」/ _6_ルシア 「……甘いデス。ちょっと苦味もあって、それが味を引き立てますね。それに、Brandyの香りが香しい……ありがとうございます、Master」と、来客に気付き「Good Evening、Mr.黒須」/ __クローズ 7番席を示して「お隣、よろしいですか?」>ルシア/ _6_ルシア 「どうぞ」にこやかに>クローズ/ _7_クローズ 「そろそろ、梅雨に入りましたね」 _7_クローズ 「ここのところ、雨が増えていますし」>マスター、ルシア/ _6_ルシア 「特に日本は長く続きますからね。他の地域では時期も量も集中するのが多いデスから、余計に気になりますね」/ _7_クローズ 「湿気が多いと建物なども痛みが激しくなりますし、大変ですよね」/ _6_ルシア 「逆に言えば、同じ様な気候で安定しやすいとも言えますが……蒸し暑いのだけは慣れませんデスよ」/ _7_クローズ 「私としては、書籍類が痛んでしまうことが一番気にかかりますね」 _7_クローズ 「不快指数が高いですよね。熱帯のジャングルなども大変ですよ、あそこは人間には危ない生き物も多いですからねえ」/ _6_ルシア 「……そうデスねぇ……まあ、一人で行くことはないと思うので、多少は安心できますが」溜息/ _7_クローズ 「ああいうところに行く時は、私が人間よりも頑丈な生き物であることに感謝しますね」 _7_クローズ 笑いながら「スコールが降ってくるが大変なのは変わりませんけどね」/ _6_ルシア 「地上で生きている以上、地球には敵わない、デスかね」苦笑する/ _7_クローズ 「そればかりは仕方ありませんね」 _7_クローズ 「いっそ、宇宙怪獣にでもなることができれば、変わるのかも知れませんが」と、笑う/ _6_ルシア 「宇宙人はそう言うことをどう考えているのでしょうかね?いるとして、デスが」/ _7_クローズ 「地球だけを見ているよりは、大きな視点で物事を考えるようにはなると思いますが…」 _7_クローズ 「もし、そういった方々に接触できれば…ぜひ話をしてみたいですね」/ _6_ルシア 「そうデスねぇ……まあ、今はいないわけデスし、考えても仕方ないデスかねー」/ _7_クローズ 「アメリカでは、都市伝説でやたらと宇宙人の話が出ますけどねぇ」/ _6_ルシア 「証拠が無い以上、存在しないのと一緒デス……表向きは。実際にいたとして、それとどう向き合うか決まらないうちは……真相は全て闇の中、デスね」にっこり/ _7_クローズ 「私みたいな闇の者も、表向きには存在しないことになってますけど…」 _7_クローズ 「少し裏側に関われば、宇宙人と違って証拠がたくさんありますね」/ _6_ルシア 「そうデスねぇ。まあ、どちらにせよ、目の前に現れれば、ワタクシ達としては受け入れざるを得ないわけで……その上で、どうにかしろと言われるのデスが」苦笑/ _7_クローズ 「上の命令に従う立場も大変ですねぇ」 _7_クローズ 「かといって、上からの保護が無いフリーの立場(自分のことも含めている)もそれはそれで大変なこともありますが」/ _6_ルシア 「どちらも大変と言うことデス」カクテルを飲み干しながら/ _7_クローズ 微笑して「どちらも大変なら、結局は楽しんだ方が得ということになりますかねえ…」/ _6_ルシア 「デスね〜。人生楽しく、精一杯生きていければ、それで充分なのだと思いますデスよ」/ _7_クローズ 「そうですねえ…私もときおり人間至上主義者の退魔士に追いかけられたりしますけど、なんとかうまくやってますし」 _7_クローズ 「騎士団の関係でも、色々と変わったことが起こりますからねえ…」/ _6_ルシア 「まあ、お互い、長生きしましょう。これが結論デスかね」苦笑しつつ/ _7_クローズ 笑って「その結論に『楽しく』という単語を付け加えておいてください」/ _6_ルシア 「確かに……では、『お互い楽しく長生きしましょう』と言うことで」にっこり/ _7_クローズ 微笑して「ええ。まったくの賛成です」/ _7_クローズ 「そういえば飲み物を頼んでいませんでしたね。冷たい緑茶をいただけますか?」>マスター/ _6_ルシア 「……さて、結構遅くなってしまいましたし、ワタクシはそろそろ失礼いたします。Mr.黒須、Master、Good Night.お休みなさいませ」カウンターの上においてあったバロールをお手玉にして、楽しそうに店の外へ/ _7_クローズ 微笑のまま「それではお休みなさい、西條さん」>ルシア/ _7_クローズ そして、もらった緑茶を一息に飲み干して _7_クローズ 「私も帰るとしましょう。それではマスター、おやすみなさい」>マスター _7_クローズ 店から出て行きます/