_アリア カランカランとドアのベルを鳴らして入店。 _アリア 「こんばんは、今日は月が綺麗ですね」 _アリア と、いつもの席へ。 _アリア / _0_アリア 「マスター、炭酸水お願いします。はい、無糖で」今日は特に持ち物なし/ _0_アリア 出された炭酸水の泡とカウンターを照らすライトの具合に見入っている/ _0_アリア 「溶けて見えなくても、やはりそこにあって、生まれて輝いて、消えるように見えても元の世界に戻るだけ…」独り言/ _剣 がらんがらんと少し乱暴にドアが開く。入ってきたのは筋肉でむっちむちの黒Tにジーパンの2mの巨漢 _剣 「ここが、騎士ならただで飲み食いできるってBARか、仕事の本数が多くない俺にはありがたいねぇ」 _剣 そう呟きながら、出さないよう気をつけているのに、みしみしと足音を立てながら中に入った。/ _剣 0の席に座っているアリアに気づき _剣 「お、先客がいたか…… お隣いいかい?」/ _0_アリア 音に気づいて「こんばん…は。大きいですねー」素直に感想「どうぞ」にこやかに/ _T1_剣 「よく言われる。 よっと失礼するな。でかい図体でせまいかもしれないが勘弁してくれよ?商売道具なんでな」とにやりとしながら話す/ _T1_剣 いすがみしみしと音を立てた/ _0_アリア 「私は大丈夫ですけど、椅子さんが辛そうですね」くすっと笑って _0_アリア 「申し遅れました。<愚者>の騎士、アリアと申します。貴方は…先日魔獣と戦った?」続きを促すような問いかけ/ _1_剣 「お、しってんのか?恥ずかしいな、俺は情けなくもやられちまったしな……」と頭をかきながら話す _1_剣 「俺は、武田剣 剣って気楽によんでくれや、きれいなねーちゃんのアリア」 _1_剣 「マスター、とりあえずウイスキーロックで頼む」/ _1_剣 剣はウイスキーを受け取った/ _0_アリア 「よろしくお願いします、剣さん」ニッコリ/nick _0_アリア / _1_剣 (しかしアリアは、なんか落ち着く雰囲気があるな……勇気と少し似てるかね)/ _1_剣 一杯目のウイスキーをぐっと飲み干し二杯目を受け取りながら _1_剣 「アリアも騎士なんだろ?俺はつい最近なったばかりで勝手がよく分からないんだよな……なにか気をつけることとかあるか?」/ _0_アリア 「私は、実際に魔獣に出会ったことすらありませんから。むしろ、生きて帰れた剣さんの方がよくご存知では?」/ _1_剣 「そうなのか?にしても魔獣ってやつは格が違うな。俺は……(なにか考える顔で)、まぁ「前」の仕事柄、魔物とかの手合いとかとはよく相手をしていたんだが」 _1_剣 「こんなに力が通用しない相手は初めてだったぞ。化け物かあいつらは。……いや、普通のやつらからみれば俺も十分「化け物」……か」 _1_剣 目を伏せ、少し暗い声で/ _0_アリア 「何か思われるところがありそうですね…」母親のような笑顔で _0_アリア 「こちらのバーは初めてですか?」話題変え/ _1_剣 「あ、あぁ初めてだ。いや、(少し小声で口に手を当てて)ここだけの話、懐が厳しくてな……ここならただ食いができるってんで来たわけよ」/ _0_アリア 誰かを思い出してくすりと笑い「…そのような方は多いと思うので、気にすることないと思いますよ」/ _1_剣 「そうか、ならいいんだが…… いやな、恥ずかしい話、俺より一回りも下のやつのところに居候させてもらってる状態なんだ。」 _1_剣 「まぁ…………俺は分け合って普通の仕事ができなくてな、最近まで無一文で……前の仕事でやっと食い扶持がかせげるようになったのよ」 _1_剣 と少し顔を赤くしてほおをぽりぽりかく/ _0_アリア 「それは良かったですね」ニッコリ _0_アリア 「過去は今のためにあり、今が未来を創るんですよ…」と呟いて _0_アリア 「こちらのバーは、とても美しいカクテルがあるんです。初来店記念にいかがです?」/ _1_剣 「お?そうなのか。ならいただくとするかね。ゆう、ごほん、同居人が酒がだめなやつでなーあまり飲めなかったんだ」 _1_剣 「マスター、そのカクテルとやらを頼む。こちらのねーちゃんにも。俺のおごりで(どやぁ)」/ _0_アリア 知った上で「ふふっ ご馳走様です」/ マスター_3 「どうぞ、モードレッドです」 マスター_3 http://www.trpg.net/online/majyuu/bar/drink.html マスター_3 / _0_アリア 「…綺麗ですよね…」青い揺らめきを眺めて/ _1_剣 カクテルをうけとって「確かにな……今までみたことのない酒だな どれどれ」といってぐっと一気に飲み干した _1_剣 「ふむ、甘めだが、味はいいな……う!」 _1_剣 1d6+1d6 dice2< _1_Turugi: 5(1D6: 5)+5(1D6: 5) = 10 _1_剣  / _0_アリア 「では、私もいただきます」 _0_アリア 1d6+1d6 dice2< _0_Aria: 4(1D6: 4)+5(1D6: 5) = 9 _1_剣 「んーなんだか片方が空席だとおちつかないな。アリア席かわってもらってもいいか?」と椅子から立ち上がる/ _0_アリア 「いいですよ?」と、立ち上がって、「…もうちょっと下がってもらえると動けそうなんですが」笑顔で/ _1_剣 「お、すまんすまん」といって後ろに下がる/ _0_アリア 「どうぞ」と立つ/ _T1_剣 「よっこいしょっと、 すまねえな。突然どうでもいいことで席から立たせたりして」と片手をあげて謝る _T1_剣 椅子がみしみしと音を立てた/ _0_アリア 「いえいえ」 _かずみ かずみが駒を周囲に漂わせながら入店 _1_アリア / _かずみ / _かずみ そのまま、二番の椅子に女の子座りします/ _1_アリア 「ところで剣さん、人はなぜ死にたがるんでしょう?」*酔ってます _1_アリア 「こんばんは、かずみさん」声かけるけどまた剣に向き直って _1_アリア 「私はどうにも、望んで生まれてくる人間たちが、生き急ぐのか理解できません...」/ _2_かずみ 「……」ちらっ _2_かずみ 「……こんばんわなの」/ _0_剣 アリアが声をかけた方向を見て、座高が高すぎてかずみが見えず _0_剣 「??アリアだれもいねえぞ?」 _0_剣 (問いかけにはかずみと挨拶した後で答えるつもりなので少しお待ちを)/ _2_かずみ 「……」しかし、返事がない/ _0_剣 「なんだ?幽霊か?おどかすなよアリア」と酒を飲みながら続ける/ _1_アリア 「ん?ちゃーんといますよ?魔王のかずみちゃん」ひょいと背を反らせて見えるように紹介/ _2_かずみ かずみは、いつものようにテーブルにチェスボードを置いて駒を並べ始める/ _0_剣 「ん?(目線を下に) おぉすまん!見えなくて気づかなかった。 かずみといったか。俺は武田 剣。気楽に剣ってよんでくれや」とかずみの頭にぽんぽんと手を乗せてなでる/ _2_かずみ 「……」ちらっ _2_かずみ 「……わたしは、魔王かずみなの」/ _0_剣 「死にたがる……か。アリアには、俺たちがそう見えるのか?」 _0_剣 とアリアを真っ直ぐにみつめながら言う _0_剣 (つーかその口ぶりだとアリアが人じゃねーみたいだな)/ _1_アリア 「いいえ、騎士の方々はそんなことはありませんよ」 _1_アリア 「普通の…普通というのも違うのですが…表の世界で生きている人達、ですね」 _1_アリア / _0_剣 「…………」 _0_剣 とある顔を思い浮かべながら _0_剣 「ユ――あいつらはな、生きるのに必死なんだ。もがいて、苦しんで、あがいて……それが見方によっては生き急いでいるようにみえるのかもな」 _0_剣 と遠くを見るような顔をしながらつぶやく/ _1_アリア 「そう、自分で何とかしようとする人達は、生きたがっている… _1_アリア 「けど、自分で手を出さないどころか、手を差し伸べられるのを待っている、そんな人が予定…予想以上に多くて。 _1_アリア 「自分達が自ら崩壊の道を選択して、けれどそれを誰かのせいにしたり、自分のせいにしたり、…」結構酔ってる/ _0_剣 「……アリア、それは違う。俺はそう思うぞ」 _0_剣 「確かに、世の中には自分本位で身勝手なやつはいっぱいいる。だがそれだけじゃないのはお前も言ってるだろ?」 _0_剣 「あいつらは……あいつは、なにもできず力もないが、懸命に……!懸命に生きようと……!だが、そんなあいつを、あいつを!」 _0_剣 と、途中で話が変わっているのに気づかず、剣は激昂して机をたたく。机がぎしぎしと音をたてた _0_剣 「はぁはぁ……すまねぇ話がかわっちまったな……」/ _1_アリア 「……いえ、お陰で酔いが覚めました。私も勝手な事を言ってごめんなさい」けれどにこやかに/ _2_かずみ 剣が机を叩いた衝撃で駒が一斉に倒れたので、また並べ直す/ _0_剣 かずみが駒を並べるのをぶっとい指で手伝いながら _0_剣 「かずみ、すまんな……」/ _2_かずみ 「……別に構わないの」/ _0_剣 「チェス……好きなのか?」>かずみ/ _2_かずみ 「……」こくこく/ _0_剣 「そうか……ふふ。俺はチェスをやったことがないんだ。教えてくれないか?かずみ」 _0_剣 だれかの小さい頃を思い出して、微笑みながら/ _2_かずみ 「……」ちらっ _2_かずみ かずみは、剣のおっさんを凝視する _2_かずみ 「……」こくり _2_かずみ / _1_アリア やりとりを微笑みながら見ている/ _0_剣 「ありがとな、かずみ」 _0_剣 といってぶっとい指で駒をなんとか動かしながら、あくせくしてチェスの基本ルールを教わる _0_剣 「え、えーとこれがあーなって……ナイトはこう動くからあれがとれて……む、難しいぞ……かずみ」/ _2_かずみ 「……駒の動きが一通り分かったなら、実際に指してみるといいの」 _2_かずみ 「……最初は、そんなに難しく考えなくてもいいの」 _2_かずみ そう言いながら、かずみは各駒の動き方など、最低限のマニュアルを分かりやすく簡潔に紙に記して、剣のおっさんに手渡す _2_かずみ そして、駒を並べる/ _0_剣 かずみからのマニュアルによって剣は能力(−1)程度のチェス技能をみにつけた!(たらららー) _0_剣 「おぉ分かりやすいぞ、ちっこいのにすごいなかずみは!チェスのことなら世界一だぞ!」といってかずみの頭を(女の子なので)優しくなでる/ _2_かずみ 「……」 _2_かずみ 撫でられたのには、全く反応しなかった _2_かずみ 「……それでは、実際に指してみるといいの」 _2_かずみ かずみは、“魔王”の盤上をコントロールする力により、剣のおっさんに実力をあわせる/ _0_剣 「よーし負けんぞ!」と意気揚々とチェスを差し始めた _0_剣 しかし、かずみの見事なチェス裁き(手加減じてくれたうえでの)についていくのがやっとでぼろ負けするのであった _0_剣 「……負けた……」といってがっくしと頭を下げる剣/ _1_アリア 気が抜けかけた炭酸水を飲みながらただ観戦(勝負事、か…)/ _2_かずみ 「……初めてにしては、かなり良い線いっているの」/ _0_剣 「そ、そうか うれしいぞ!」と少し照れ照れ _0_剣 「だが……くそー……負けたままで終わるのは気分が悪いな……よし!アリア!俺とチェスをしろ!かずみは無理そうだが、お前ならいけるかもしれん!」とがたっと立ち上がる _0_剣  / _1_アリア 「私ですか?んー、勝負事に興味ないのでどうにも…」ルールすら覚える気がない/ _2_かずみ かずみは、初心者にありがちなミスを剣に教えました/ マスター_1 「そろそろ閉店です」/ _0_剣 がっくしとアリアの様子に拍子抜けをする剣 _0_剣 「そ、そうか……やる気がないなら仕方ないな……ちくしょーなんであれ負けるのは悔しいな……」 _0_剣  / _1_アリア 「…さて、そろそろお暇しますね。マスター、ご馳走様でした。皆様、良い夜を」店を出ます/ _2_かずみ かずみは立ちあがるついでに、剣のおっさんにまた一枚紙を渡す _2_かずみ 「……これ、チェスのオープニングゲームにおける定石の数々なの」 _2_かずみ / _0_剣 「おぉありがとな!家でもチェスをやってみるぞ!けっこう楽しかったからな」 _0_剣 (とりあえず勇気を任してみるか……) _0_剣 任す>負かす _0_剣 「おっともうこんな時間か、かずみ、今日は楽しかったぞ。またチェス教えてくれよ じゃあな」 _0_剣 といってかずみの頭を最後にもう一回優しくなでるとドアをがらんがらんと開けてでていくのであった/ _2_かずみ かずみは、BARを後にした/