光司 「うぃーっす。マスターまた来たよん」 光司 店内の静寂を打ち破り、騒がしい男が一人。 光司 「いやー、6月だねぇ」「もう五月病っていえねーんだよなぁ」 光司 とか何とか言いながら、席に座り、ビールと枝豆をオーダー。/ かずみ 天井より暗黒への扉(ポータル)が今、開かれる!! かずみ ポータルから出現したずみはすたっ、と地面にゆっくりと足をつける かずみ 「……五月蠅い病なの」 かずみ と、意味分からない事を発言して七番の席に座った/ _8_光司 「ん」いつのまにか横に座ってたかずみに気付く _8_光司 「あれ、おじょーちゃん何時からいたよ?」 _8_光司 「ま、いいや」 _8_光司 「コレ食う?」枝豆ひとつ摘んで、ん、と。/ _7_かずみ 「……」ちらっ _7_かずみ かずみは、手を差し出す/ _8_光司 「ほい」ひょい、とかずみの手の上に乗せ、自分ももぐもぐ。 _8_光司 「ビールはまだ早いけど、それならいーよな」 _8_光司 「旨いよ」「あー、ジュースには合わないかもしれないけど」 _8_光司 / _7_かずみ かずみは、割り箸を手に取り _7_かずみ また光司に手を伸ばす/ _8_光司 「ん、どーぞ」ペットに餌付けしてるよーだw _8_光司 「おじょーちゃんも食うならもう一皿頼もうかな」 _8_光司 追加でオーダーし「いちいち箸なんか使わないで、こう皮ごと加えてもぐもぐすんだよ」 _8_光司 ほら、とかずみに見せながら食べてる/ _8_光司 ↑ 加えて→咥えて/ _7_かずみ しかし、光司の食べている姿に興味など示してはなく、 _7_かずみ 「……輪ゴムなの」 _7_かずみ 要約:輪ゴムください _7_かずみ / _8_光司 「んー?何?輪ゴム?」 _8_光司 「割り箸で銃でも作るのか?」 _8_光司 「・・・・・・いや、持ってないけど」ジョッキを空け、追加オーダー。/ _8_光司 「ほら、割り箸なんかいじってないで、何か食べるなり、飲むなりしなよ」 _8_光司 「ここはご飯食べたり、お酒飲んだりする場所だよ」 _8_光司 ビールをぐびぐび飲んで、プハァー、と一息/ _7_かずみ 「……」こくり _7_かずみ 「……そこの人、いちごおれと輪ゴムを所望するの」 _7_かずみ かずみはいちごおれが入ったグラスと輪ゴムを受け取る _7_かずみ そして、ぬいぐるみをテーブルに置き、輪ゴムを使って割り箸を取りつけ、枝豆が発射出来るように改造された/ _8_光司 「こーら、食べ物で遊んじゃダメだぞ−」 _8_光司 ひょい、と弾丸になってる枝豆を取り上げようとする/ _7_かずみ 「……」 _7_かずみ 枝豆を取り上げられると、次はチェス駒を装填して、光司に向ける/ _8_光司 「それはさすがに輪ゴムじゃ飛ばないと思うぞー?」ふっ、 _8_光司 と笑って「ほら、拗ねんなって」 _8_光司 「プリンでも一緒に食べよっか、美味しんだよ?此処の」/ _7_かずみ 「……」こくこく _7_かずみ 頷きながら駒を放すと、輪ゴムの弾力で駒が飛んでいく _7_かずみ / _8_光司 「マスター、バケツプリン、ってあったろ?」 _8_光司 「あれちょーだいよ、この子と一緒に食べるからさ」 _8_光司 / _アリア からんからんと玄関のベルを鳴らして入店「こんばんは」と、先客に目を止める。(あら、初見かな…?)/ _8_光司 多分、物理法則通りに駒は光司まで届かずに床に落ちる _8_光司 異能が働いているのであっても、<愚者>の彼にとっては同じことだろう _8_光司 女性の声を聞き、入り口の方へ首を向ける/ _8_光司 目が合うなら、数瞬、彼の時間は止まっているだろうw/ _T3_アリア 目が合った男性に会釈して、「こんばんは、かずみちゃん。ええと、はじめまして」にっこりと笑顔を向ける/ _7_かずみ 「……こんばんわなの」 _7_かずみ 床に落ちた駒は、アリアの足元に転がる/ _8_光司 「(…うわー、うわー、マジでストライクだわ。この笑顔。天使か、天使だな)」とか何とかいろいろ思考が駆け巡る _8_光司 「…あ、あぁ」「はじめまして、源光司と申します」 _8_光司 「以後お見知りおきを。」芝居がかった仕草でお辞儀し、騎士が君主に忠誠を誓うポーズw/ _T3_アリア 駒を拾い上げた際にぬいぐるみを見て、珍しいなとちょっと眉をあげる「はい、大事なものでしょう?」と渡して _T3_アリア 仰々しい挨拶に笑ってスカートの裾をつまみ、「<愚者>の騎士、アリアと申します。こちらこそ、宜しくお願い致します。」と、ぺこり/ _7_かずみ 「……ありがとなの」駒を受け取る _7_かずみ そして再び、クマさんのぬいぐるみを抱こうとしたが、割り箸が邪魔だったので外した/ _8_光司 「アリアさんかぁ〜、いい響きだね」 _8_光司 「隣、良かったら座ったら?」9番卓を勧め、自分も席に座り直す/ _T3_アリア 促されるまま、9番へ着席「ありがとうございます」と、小首をかしげてにっこり/ _9_アリア 「…それ、バケツですか?」カウンターを陣取ってる大きなバケツを目に止めて/ _8_光司 「…可愛いなぁ」コウジさん、だだ漏れです アリアをほわーっとした表情で眺めつつ _8_光司 「んぉ、きたきた、おじょーちゃん、プリン」 _8_光司 よっとバケツを手元に引き寄せ、かずみに向けて見せる _8_光司 「中身はプリンだよ」「美味しいんだよ、此処の。」>アリア/ _7_かずみ かずみはオーナーからながいストローを受け取ると、プリンに突き刺す _7_かずみ そして、もの凄いペースで吸い始めた/ _8_光司 「ぬっ」「通な食い方するなぁ」かずみの行動に笑いつつ _8_光司 「アリアさんもひとくちどーお?」プリンをスプーンで掬って、あーん/ _9_アリア 「うわあ…」バケツという入れ物と、みるみるうちになくなるプリンに感嘆して、 _9_アリア さしだされたスプーンに一瞬躊躇するものの、パクリ。 _9_アリア 「……やっぱりちょっと甘いなあ…」と呟く/ _8_光司 「あれ、あんまり好みじゃなかった?」あちゃー、といった表情をしながらも _8_光司 「(間接キスktkr!)」アリアに食べさせたスプーンでプリンを掬おうとする/ _9_アリア こーじの行動を全く厭う事なく「んー、砂糖と牛乳でなければ…はちみつと豆乳使ってるほうが好きなんですよ」/ _7_かずみ かずみは、バケツの中のプリンを全て吸い尽しましたとさ _7_かずみ 「……」 _7_かずみ しかし、かずみは全く表情を変えずにストローから口を離し、ハンカチを取り出して口元を拭く/ _8_光司 「確かに後味すっきりした甘みのほうが俺も好きかもなぁ」 _8_光司 アリアへの返答は上の空、彼の思考は完全に別の場所にあった _8_光司 ・・・が、スプーンが何時まで経っても手応えを返さない _8_光司 「………」「って、もう食べ終わってるじゃん!?」 _8_光司 「(スプーンだけ口に運ぶというのはイロイロと問題が・・・)」あたふた/ _9_アリア 「かずみちゃん、さすがにお腹いっぱいかな?」様子を伺って「マスター、普通サイズで良いので豆乳と蜂蜜でできますか?…すぐに?流石ですね」少し驚きつつニコニコ _9_アリア 「コージさんも食べたかったんですね。今いただけるそうですよ?」と、ちょっとwktkしながら待ってる/ _7_かずみ 「……お腹いっぱいなの」無表情に、わりと満足気/ _8_光司 満足気なかずみを見ると、ほんわかした気分になりつつも _8_光司 「(あぁ…、俺の間接キスがぁ)」がっくし _8_光司 「・・・ん、あぁ、プリン?」「・・・いいよ、俺、そこまで食べたいわけじゃなかったし」何故かちょっと拗ねてる/ _9_アリア 魔法で出てきたかのようなプリンと一緒についてきた新しいスプーンで、プリンをひとつ掬うと「はい、さっきのお返しです」あーん?と促す/ _8_光司 「ん?」「ん!?」 _8_光司 顔を上げると、彼にとっては夢の光景が。 _8_光司 「…あーん」気を落としていたのは何処へやら、満面の笑みで口を開く/ _9_アリア 「美味しいですか?」「かずみちゃんも食べる?」使い回しは気にしない/ _7_かずみ 「……」ちらっ _7_かずみ かずみは、バケツプリンで満足気のご様子 _7_かずみ 「……」ふるふる/ _8_光司 「・・・いや、正直、アリアさんにあーんしてもらったのが幸せ過ぎて、味がよくわかりません」 _8_光司 腑抜けた顔して何いってんだか/ _9_アリア 「そうですか?それは残念ですねー。じゃあ、あといただきまーす」ニコニコしながらパクリ。 _9_アリア 「ぅわあ…美味しい……」うっとり/ _8_光司 「残念じゃなくて幸運ですよ」「…って、そうじゃなくてー」 _8_光司 何やら色々言いかけるもプリンにご満悦なアリアを見て _8_光司 ふっと柔らかい笑みになり「まぁ、いいか」/ _9_アリア 「…あげませんよ?」わざと警戒するようにプリン持つパフォーマンスをして、 _9_アリア 「こうやって皆さんでプリン囲むのも楽しいですね」とニッコリ。/ _7_かずみ 「……楽しい、なの?」/ _8_光司 「いや、取らないって」ふっ、と笑って _8_光司 「アリアさん、見た目より天然キャラだなぁ」 _8_光司 「ん。それは同意。」<楽しい ビールをまた飲み始める/ _9_アリア 「楽しいですよ?」ニコニコしながら「天然、ですか?…んー、それは喜んでおく事にします」 _9_アリア ニコニコしながらプリンを綺麗に空に/ _8_光司 「楽しいし、幸せだろ?」な、とかずみの頭にぽんと手を乗せて/ _7_かずみ 「……そう。これがあなた達の、楽しい、なの」 _7_かずみ かずみは、空にあげているプリンを見詰める/ _9_アリア 「ごちそうさまでした」と、掌をキッチリ合わせて目を閉じ合掌。 _9_アリア 「みんなで同じ空間を…雰囲気に同調すると、気持ちがいいでしょう?>かずみ/ _8_光司 「そーそー」 _8_光司 「おじょーちゃんと一緒にプリン食って楽しいし、」 _8_光司 「プリン気に入ってくれたんなら嬉しいし」 _8_光司 「アリアさんもいて、さらに嬉しいし」 _8_光司 「あーんしてもらえて幸せだし」 _8_光司 「ついでにBARの雰囲気も好きだし」 _8_光司 「なんってったって、可愛い女の子ふたりと酒があるし」 _8_光司 「楽しい、以外にないなぁ」/ _7_かずみ 「……」 _7_かずみ かずみは、茫然と二人を眺めて _7_かずみ チェス盤に駒を並べ出す _7_かずみ そして、盤上に視線を落とした _7_かずみ 「……みんな(駒)で同じ空間(チェス盤)を、雰囲気に同調、これで気持ちが良いの?」 _7_かずみ そして、駒はかずみの手に触れずに勝手に動きだし、チェックメイトまで迎える _7_かずみ / _8_光司 「おじょーちゃんも好きなゲームがそばにあって楽しいんじゃないの?」 _8_光司 「多分そいつらもおじょーちゃんに楽しく遊んでもらえたら嬉しいと思うぞ」 _8_光司 チェスが繰り広げる不思議な光景は目に入っていないw/ _9_アリア 「駒と人は違うけれど。……きっと、頭で考えないようになればわかると思うわ」優しげに微笑んで _9_アリア 「さて、今日はそろそろお暇しますね。マスター、ごちそうさまでした」「コージさん、ありがとう」ニッコリと笑って _9_アリア 「かずみちゃん、おやすみなさい」軽く手を振って、退店します/ _7_かずみ 「……おやすみなの」 _7_かずみ 「……駒に楽しい、嬉しいと思ってもらって、わたしに何のメリットがあるの?」/ _8_光司 「?ありがとう?」アリアに手を振りながら _8_光司 「・・・んー?」<メリット _8_光司 「メリットとかデメリットとか、そんなことちっちゃい頃から考えなくていーんだよ」 _8_光司 「・・・俺だってあんま考えてないし」苦笑し _8_光司 「自分が好きなものが嬉しいと、自分も嬉しい、って、そんだけ」 _8_光司 「そろそろ閉店だし、かえろーぜ」/ _7_かずみ 「……」こくこく _7_かずみ かずみは、床に駒を落とす _7_かずみ そこに、暗黒に輝くポータルが出現した _7_かずみ 「……そこにのると、希望の場所に転移する事が出来るの」 _7_かずみ そう言いながら、かずみはポータルの上に立った/ _8_光司 「ぅお、魔女っ子かよ」 _8_光司 「・・・んじゃー、歌舞伎町で飲み直そうかなぁ」 _8_光司 「新宿の」 _8_光司 / _7_かずみ 「……そう」 _7_かずみ かずみは、歌舞伎町に近い位置にポータルを作成した _7_かずみ / _8_光司 「ここに乗ればいーのな?」「んじゃ、マスター。ごちそーさん」 _8_光司 / _7_かずみ 「……」 _7_かずみ かずみもそのままどこかに転移した/