暁 「こんばんわ」ゆっくりと扉が開き銀髪の高校生ぐらいの子が入ってくる。 暁 店内を見渡しマスターに挨拶をしながら席に着いた。 暁 「アールグレイをお願いします」/ かずみ からんころん かずみ 「……」 かずみ 小学生程の少女が入店 かずみ 二番の席にちょこんと、女の子座りする かずみ 「……そこの人、アップルジュースを所望するの」>マスター/ _1_暁 横に座ったかずみに気づき、微笑みなら「こんばんわ、お久しぶりです」と挨拶をします/ __かずみ 「……」チラッ __かずみ 「……こんばんわなの」 __かずみ かずみはマスターからアップルの入ったグラスを受け取ると、ストローを刺し込んで一気飲み/ __美冬 カランコロン _3_美冬 「あら。こんばんはお久しぶりですね。お二人とも元気でした?」3番の席に着く/ _1_暁 一気飲みにちょっと驚きながら、美冬に気づき「こんばんわ、お久しぶりです」 _1_暁 と微笑み「とりあえず、元気ですよ」/ _3_美冬 「それはよかったです」 _3_美冬 にっこり微笑み返し _3_美冬 「あ、マスター、カクテルのカーディナルとチーズをお願いします」/ 煉 からんころん、と鳴り響く音と共に扉が荒々しく開かれて 煉 普段と変わらぬ無表情に近いそれで中に押し入ったなら、店内を一瞥することもなくすたすたと席まで 煉 近づいていき、そのまま適当に引いた椅子に腰を降ろし。 _5_煉 「珈琲、」 と一言だけ発すると頬杖をついて外方、整然と並べられた瓶たちへと視線を投げ/ 九園 古めかしさの中に真新しさを感じさせる矛盾したような和服を着た白濁した目を持つ男が、ゆっくりと扉を開けてゆっくりとした動作で入店する 九園 そしてふらふらとした足取りで一番近くの席に付き「マスター、スピリタスとパンを」/ _1_暁 紅茶を飲みほし「美冬さんもお元気でしたか?」と微笑みながら問います。/ _3_美冬 「ええ、おかげさまで。げんきにやってます」/ _1_暁 「よかったです」と微笑み「マスター、レディーグレイをお願いします」といって、カバンから教科書とノートを取り出しページを開きます/ __かずみ 「……」なんとなく、開いたページを見てみる/ _1_暁 開いた教科書を物理の教科書で、ノートに問題文の回答を式をほとんど考える時間もなく、書いています/ __かずみ 「……」かずみは、きょとんと首を傾げる __かずみ そんな魔王様の頭の上にクエスチョンが見えるような気がする!/ _1_暁 「えっと…どうかしました?…かずみさん」とかずみの反応に気づき、手を止めかずみのほうをむきます/ __かずみ 「……」 __かずみ かずみは物理とか全く理解出来てないご様子 __かずみ 「……」じー/ _1_暁 「え、えっと…この内容がきになるんですか?」と教科書の数式と図と絵を指し示しながら問います/ __かずみ 「……」ふるふる __かずみ わりとどうでもよさげ __かずみ / _1_暁 困ったように頬を指でかきながら「えっと…何に興味があるんですか?」と問います/ _9_九園 パンを食べ終えると懐から古い本らしき物を取り出しスピリを飲みながら本を読み始める、表紙には『人形王』と書かれている/ __かずみ 「……興味……なの?」淡々と質問を質問で返す __かずみ / _1_暁 「えっと、興味ありげに見ていたように見えたので…違いました?」と首を軽くかしげながら再度問います/ __かずみ 「…………」さらに首を傾げ返す/ _1_暁 「あれ?」と同じようにさらに首を傾げ返します/ __かずみ 「……」お次は逆方向に首を傾げる/ _5_煉 差し出された珈琲を口に含みつつ、癖のようにココアシガレットを取り出すと口に咥えて、内ポケットから一枚の紙を取り出し。 _5_煉 その一枚を広げては、ひどく退屈そうな目付きで見据えて、ぐちゃりと握り潰し/ _1_暁 「?」つられて逆方向に首を傾げる/ __かずみ 「……」 __かずみ かずみは、マスターの方に視線を移す __かずみ 「……そこの人、ミックス・オレを所望するの」 __かずみ かずみのもとにミックスオレの入ったグラスが置かれる __かずみ かずみがストローをさそうとした、その瞬間……!! __かずみ グラスがあきら方向に倒れてしまう __かずみ 中身のミックスオレは、あきらの教科書やノートに向かって……/ _1_暁 「?!」首を傾げつつかずみの行動を見ていたので倒れてきたグラスを視界に捉えた刹那 __かずみ どうやら、かずみはミスして __かずみ ストローを刺す際に、グラスが手にあたってしまったご様子/ _1_暁 「?!」首を傾げつつかずみの行動を見ていたので倒れてきたグラスを視界に捉えた刹那 _1_暁 《対象を捕捉 身体能力制御 発動 運動速度を40倍、知覚速度60倍で定義 左腕部分加速80倍に定義》 _1_暁 80倍に加速されて左腕が倒れかけていたグラスを支えたため、ミックスジュースは一滴もこぼれることなく _1_暁 ノートも教科書も無事であった/ __かずみ 「……」かずみはそのまま、グラスのミックスオレを一気飲み __かずみ 抱いていたぬいぐるみをテーブルに置く/ _1_暁 ほっ、と息を吐いてから、激痛が走る左腕に少し顔をしかめ _1_暁 《左腕部負傷 痛覚遮断 治癒開始》 _1_暁 痛みがなくなったのを確認してから、再度ノートに書き込み作業を始める。/ _アリア 「こんばんはー…」と、玄関の鐘を鳴らして入店。盛況の店内を少し見回し、4番の席へ進む。 _アリア 「美冬さん、こんばんは」>美冬っち 「お隣よろしいですか?」>れん/ _3_美冬 「こんばんは、アリアさん」/ _5_煉 「……あァ、好きにしな」 _5_煉 握りつぶした紙を机に適当に放っては、腕を組んで適当に受け流し>アリア/ 有希 ……椅子の影が、ゆらり、と動いた。 有希 陰りはカタチを成し、 有希 悪意と成る 有希 「やぁやぁ」」 有希 「皆様お揃いでー♪」くふふ、と気味悪い笑いを漏らす/ _4_アリア 「?」放られた紙を目で追って「ごみはゴミ箱へ、ですよ?」と拾い上げる/ _3_美冬 この間の血のことを思い出して有希から視線を少しそらす/ 有希 物色するように?値踏みするように?じろじろと座っている騎士達を眺める/ __かずみ 「……」 __かずみ ぬいぐるみは自然にあきら方向に倒れる __かずみ / _5_煉 「……ハッ、」 拾いあげられたそれを見ることもなく、小さく鼻で笑うと _5_煉 「ゴミ―――…ねェ。」と嘲笑をもらして/ _1_暁 「?」手に触れたものに気づき、視線を向ければぬいぐるみが倒れて手に当たっていることに気づく。 _1_暁 かずみに視線をむけ「はい、たおれてきましたよ」とぬいぐるみをもとの姿勢にもどして微笑む。/ 有希 「みふゆん〜」「逸らさず見てくれよ?」いつの間にか背後に居り、美冬の髪を撫でながら 有希 「忘れたい過去も大事にするもんだぜ」 有希 「忘れたい味も♪」覗きこむように/ _4_アリア その態度にわざと放り投げたものと判断し、ちょっと首を傾げてから微笑んで紙を広げる。(素直じゃないなあ…)/ __かずみ 「……」 __かずみ ぬいぐるみは急に立ちあがり、歩き始める _3_美冬 「別に……忘れようとしてるわけじゃないです」/ __かずみ ぬいぐるみの中には、チェス駒(アンデッドではない)が入っていて、サイコキネンシスにより操れるようだ/ _1_暁 「ふえ?!」歩き出したぬいぐるみに驚いてから、内部はどんな機械構造なのだろうか、と興味深々に見つめます。 _1_暁 完全に勉強の手は止まってます。/ 有希 「なぁんだ」「てっきり痴態を晒したことが恥ずかしかったのかと思ってたよ」 有希 「杞憂だったね」「良かった良かった」 有希 「じゃ、これからも覚えててね?」 有希 「私の事見るたびさ」 有希 くすくす笑い、空いてる席へ歩を進める/ _5_煉 その紙には、あまりにも典型的な果たし状の旨が。 _5_煉 「下らねえよなァ。あァ、下らねェ……」 _5_煉 最初は吐き捨てるように、そしてそれをもう一度繰り返したなら珈琲を煽り/ _9_九園 本を読み終わったのかパタンと本を閉じると懐に戻し、そして懐から別の本を取り出す『百花繚乱・封』と書かれたその本の表紙には色とりどりの花が描かれている _9_九園 その本の中身は“本物の花”であり、一頁毎に本物の花がその姿を見せる/ __かずみ 黒いクマさんのぬいぐるみは、テーブルの上で謎にダンスを始める __かずみ そしてぬいぐるみの周囲に、チェス駒が浮遊する/ _4_アリア 「あ、マスター。私も同じコーヒーいただけますか?はい、何も入れずに」 _4_アリア くしゃくしゃの紙に昨日夕方の日付が記されているのを見て、「それでも律儀ですね。ちゃんと相手するなんて」と微笑みながら熱いコーヒーを受け取る。/ _1_暁 「わぁw」目を好奇心でキラキラさせながらぬいぐるみとチェス駒を見つめます。 _1_暁 頭のなかではどういう原理で成り立っているのか、森羅がフル回転で視界情報から解析をおこなってます/ _5_煉 「気になんだろォが。」 _5_煉 その言葉に、やはり不躾な口調で _5_煉 「どォいうクソみてえな感情で、オレに吹っかけて来るか。」 _5_煉 「…所詮、興味はねェが。」/ _7_有希 「なぁに〜?れんれん?」「今日も殺って来たのかぃ?」 _7_有希 「自習がデキる子で、せんせー嬉しいな☆」 _7_有希 ニヤニヤしながら、席につく/ _5_煉 「…また手前か」 _5_煉 どこか見慣れてしまった笑みを一瞥し、面倒くさげに/ _3_美冬 有希にからかわれて少しかおを赤くしたあと、次の対象になったらしいレンの方を見ながらチーズを食べている/ _7_有希 「あ、仙人さん」「どーもどーも」 _4_アリア 興味ないと言いつつ気になっているという矛盾に(素直じゃない子何だなあ…)とニコニコしつつ _4_アリア 「私には…相手を殺してきたようには見えないんですけどね」ポツリとつぶやいてコーヒーをすする/ _7_有希 「今日も馬鹿みたいなお酒飲んでるねぇ」>九園/ __かずみ 「……」 __かずみ 周囲の駒はぬいぐるみの右手に集まり、連結して剣のような形になる __かずみ そして今度は、ぬいぐるみは剣舞を始める __かずみ 「……戦闘人形なの」/ _5_煉 残されたココアシガレットをまた一つ、口に咥えたなら _5_煉 カリ、とその先端を砕き。アリアの微笑みに表情を歪めたなら、そちらから顔を逸らして/ _1_暁 「すごいっ!」ぬいぐるみの剣舞を見つめながら _1_暁 《情報不足 外部デバイスによる情報収集を開始 デバイスとの接続不可 解析不可》 _1_暁 解析不可能ということにちょっと落胆したため、すこし冷静になったためかずみの言葉をひろい _1_暁 「…えっと…それってどういう意味でしょうか?」とちょっと困ったように言葉を紡ぎます/ _4_アリア 「貴方からは神聖な気を感じるんです。色々と複雑な事情があるみたいですけど、ね」特に振り向くこともなく、コーヒーをすすり「…このコーヒー、美味しいですね?」とだけは振り向いて伝える。/ __かずみ 「……戦場に送り込まれて殺戮の限りをつくす人形、つまり駒なの」/ _9_九園 紫陽花の頁を開いたまま有希の方を向き「これはこれは有希さん、こんばんは」 _9_九園 手元のスピリタスを持ち上げ「お酒は私の少ない愉悦の一つですから」と微笑む/ _7_有希 「綺麗な毒の華だねぇ」覗きこむように見 _7_有希 「酔いもしないのに愉悦とはこは如何に」くすくす/ _1_暁 「?!」こわばった表情でかずみを見つめます。そして、ゆっくり息を吐いてから _1_暁 「人形でも、こんなに綺麗に舞えるものなんでしょうか…」と呟きます。/ __かずみ 「……」こくこく __かずみ / _5_煉 その言葉に、横目で視線だけを投げ掛ける。 _5_煉 「……これがなかったら来てねェかもなァ?」 そう、適当に嘯いたなら、視線は再び外方へ。/ _1_暁 「そう、ですか…」と弱弱しいというより少し悲しげに笑みを小さく浮かべながら、ぬいぐるみを見つめます。 _1_暁 (人形だから、綺麗に、形どおりに、プログラムが計算したように、綺麗に動ける…そこに感情は、ないの、かな…)/ _7_有希 「殺しを楽しんだ後に、静かなところで噛み締めるのかぁ」 _7_有希 「なかなかオツだねぇ、れんれんは」「私とは違うけど、それもいいかもねぇ」 _7_有希 聞いているのかいないのか、後ろを向けたままペラペラと/ __かずみ 「……重要なのは人形である事でもないの。どれだけ、舞う事が出来る実力があるかなの」/ _4_アリア れんに向けられているチョッカイに眉をあげて小さくため息をつくも「美冬さんもいかがです?」と、コーヒーを勧める>美冬/ _5_煉 「ハ。」「手前と一緒にすンじゃねェよ、whole.」 _5_煉 後ろを向いたまま、自分を刺激するような言葉を投げ掛けてくる相手に、同じく視線は向けないままに _5_煉 言葉を返して/ _9_九園 紫陽花を眺め「ふふふ、毒ですか、有希さんの好みだとこちらの花はどうでしょうか?」と言い深紅に染まった血のような薔薇を開いて見せる _9_九園 そして空になったスピリを眺めつつ「もしかしたら私はお酒が好きなのではなく私の体が純粋にアルコール中毒なだけかもしれません」ふふふと笑う/ _3_美冬 「じゃあ、たまにはノンアルコールをのんでみようかしら、マスター私にもコーヒーお願いします」/ _1_暁 「実力…か…」ぬいぐるみを見つめながら _1_暁 (人形を舞うためのプログラムや人形自身のスペックがそれだけの実力があればいい、ってことかな) _1_暁 と苦笑します/ _3_美冬 渡されたカップに口をつける _3_美冬 「あ、おいしい」 _3_美冬 「…そか、いつもはインスタントだから」/ _7_有希 「一緒なわけないだろ?」「同じ穴のムジナさ」くふ、と漏らしながら>煉 _7_有希 「紫陽花も良いし、薔薇も良いね」「お花は好きだよ、大抵。」>九園/ _7_有希 「長い生だとガタがくるのかな〜?」「大概にしときなよ〜?おじいちゃん♪」>九園/ _4_アリア 「……苦いのを求めるのは、人間だからでしょうね」呟いて、飲み干す/ _5_煉 「……貉は喰らい合う生き物だぜ、」 _5_煉 「…それとも、蛇からしたら、大差ねェってか?」 _5_煉 / __かずみ 「……」ちらっ __かずみ 「……実力がなくただの役立たずだったら、駒としての価値すらもなくなるの」 __かずみ 「……良くて、捨て駒として使われるの」/ _7_有希 「いやいや、それで合ってるよー?」 _7_有希 「…」 _7_有希 「喰らい合う」「だろ?」ぐるり、と首を180度回し、にやりと笑ってみせる/ _1_暁 「そう、ですね…」ぬいぐるみを見つめたまま小さく肯定を示します。 _1_暁 古いプログラムはアップデートされるけど、元から劣るプログラムはデリートされるのが普通。 _1_暁 ハードだって、性能がいいものだけがいきのこる。何も間違ってはいない。いない、けど、それは機械だから…)/ _3_美冬 「アリアさんが言うと意味深ですね、私はカフェイン目当ての時が多いんですけど」/ _5_煉 「頭から丸呑みでもすンのか?」 _5_煉 「…蛇か。尾を喰っても逃げられるなら――」 _5_煉 「いっそ、その首ィ。失くしちまった方が、さぞかし早いんだろォな。」 _5_煉 慄く様子もなく、声音はあくまで冷ややかに、淡々と。/ _9_九園 「では私からの細やかな贈り物です」そういうと頁をぱらぱらとめくり、ある頁に腕を突っ込み花を引っ張り出す _9_九園 その手には紫とも赤とも言えぬ存在しない色を持つ、この世ならざる花が握られている _9_九園 「この花は名前すら無い、空間の狭間にある薫り高い異形の花です」と言いながら手渡す _9_九園 そして「お体の心配有難う御座います」と頭を下げ _9_九園 すっと立ち上がると「それでは今日は御暇します、また今度お会いしましょう」 _9_九園 そう言うと扉の前まで静かに歩いて行き、空間が揺らぎ店を後にした/ _4_アリア 「甘いものが美味しいって思うのは本能から来てるんですけどね。苦みを求めるのは、まあ、人間が生きる道と一緒なんだろうなあって」>美冬/ _7_有希 「やったー。ありがとー。」両手を挙げて喜び、九園を見送る _7_有希 「この世にないもの。」 _7_有希 「……でも、枯れちゃうんだね」 _7_有希 有希が握るそばから枯れて、塵と消える/ _3_美冬 「んー」ミルクと砂糖を手に取りコーヒーにいれてのむ _3_美冬 「だったら私にはこのぐらいのほうがいいです」/ _7_有希 「なーんか勘違いしてるようだけどさ」くるくる〜と椅子を回して煉の方へ向き直り _7_有希 「この子は私の呼び名のひとつであって」手のひらから取り出したるは黒蛇 _7_有希 「私じゃないんだぜ?」ぐしゃり、と叩き潰す/ _4_アリア ちょっと首をかしげて「何も入れない方が美味しいですよ〜?」と言うだけ言ってみる。/ __かずみ 「……」 __かずみ 今度は、駒を連結させたフラフープをつくりだして、ぬいぐるみの腰を使って回転させる/ _7_有希 刹那。手刀で自らの首を切り落とす。 _7_有希 もう片方の手で首のあった部分を押さえつけ。 _7_有希 落ちた首から声がする _7_有希 「落としたところで」「悪意の声はなくなりゃしないよ」 _7_有希 / _1_暁 「うわwこういうこともできるんですね」ぬいぐるみの動きを見つめながら _1_暁 「可愛いですね」と小さく笑みを浮かべます。 _1_暁 (人は、機械じゃない…機械のように簡単じゃない。だから、僕は…人として死にたい)/ _4_アリア ぼとりという音にそちらを見て、さすがにびっくりする/ _3_美冬 「人生苦いだけより、甘いこともあったほうがいいですよ。胃にも少しやさしいです」 _5_煉 「……いいねェ。」 _3_美冬 (…あいかわらすだなぁあっちは)/ __かずみ 「……可愛い、なの?」/ _5_煉 ほんのわずかに、括目したその目が薄く細められて _5_煉 「そうあるべきだよなァ……、“荒ぶれるモノ”ってのはよォ」/ _1_暁 「可愛いですよ」と微笑みをかずみに向けてから、再度ぬいぐるみに視線をもどします/ __かずみ 「……そう」 __かずみ そして、かずみはミスってチェス駒フラフープが飛んでいき、その勢い刃となってノートを切り裂こうとしている/ _4_アリア 「甘い夢ばかり…見てもいられないみたいですけどね」少し肩をすくめて、マスターに炭酸水をオーダーして、れんの様子を伺う/ _7_有希 髪を掴んで落ちた首を拾い上げ、まるで漫画のようにぐりぐりと首を押し付け。 _7_有希 しかし、漫画のように綺麗にはならず、首からは血が溢れているが _7_有希 「でしょ〜?」 _7_有希 「それにさ、丸呑み、そんなに好きじゃないんだよねぇ」 _7_有希 「私って、グルメだからさ」 _7_有希 「煮たり焼いたり、揚げたり蒸したり」 _7_有希 「色々した方が好きかなぁ、って」表情は何事もなかったかのように、笑う/ _1_暁 《攻撃を認識 右腕部分加速40倍に設定》 _1_暁 条件反射的に駒を認識するより先に40倍に加速した手が跳ね上がり _1_暁 シャーペンで駒を全て弾き、打ち上げ、広げた左手の平に全て落とした。 _1_暁 「…可愛いですけど、ちょっと危ないですね」と苦笑しながら左手の駒をかずみの前におきます/ _4_アリア 「今日は…お先にお暇しますね」有希の行為に苦笑しつつ退席。 _4_アリア 「おやすみなさい」誰にともなく呟いて、退店/ _5_煉 「グルメ……随分な美食家がいたモンだ」 _5_煉 「いや、代物が代物だったなァ。悪食家…ってところかねェ。」 _5_煉 瞳に揺れはなく、そう吐き捨てたなら、傍らにいた女性が立ち去る気配に _5_煉 ほんの一瞬だけ視線をくれるものの、直ぐに逸らしてしまい/ _7_有希 血塗られた手を振りながら、アリアを見送る/ _3_美冬 「おやすみなさい」>アリア/ _4_有希 消えたかと思いきや、別の席に現れ _4_有希 「すぐにでも晩餐に招待してあげるよ」くすくすと耳打ちするように>煉 _4_有希 / __かずみ 再び駒が宙に浮き、今度は連結して鞭となり、ぬいぐるみが振り回す/ _1_暁 「わぁ、何だかサーカスみたいですね」とぬいぐるみを見ながら微笑みます/ _5_煉 「御免被るね。前に言っただろォが、独りでやってろ―――ってなァ」/ _4_有希 「コーヒー美味しい?みふゆん?」いつの間にか綺麗な茶器を持ち、その中には黒の液体が/ _3_美冬 「え、ええ。おいしいわ」/ _4_有希 「…じきに饗宴になる予感がするからさ」 _4_有希 「キミが嫌でも何でも、同じ食卓につくことになると思うんだよね〜」 _4_有希 くすくす、と笑うもその目はすっ、と細くなり/ __かずみ 「……」一指し指をひょい __かずみ テーブルの上に小さなポータルが開き、騎士の銅像(一応ナイトの駒)が出現する __かずみ そして、その騎士の銅像が動き出して駒の鞭を持つぬいぐるみと戦闘を開始した/ _3_美冬 「……それと、そのコーヒーに見えるものは関係が?」/ _5_煉 「……毒を喰らわば皿まで」 _5_煉 「それだけだ。」 _5_煉 僅かに相手へと動いた視線もまた、空になったマグに向けられ。その底に残った痕を見据えて/ _1_暁 「わっ…サーカスじゃなくて、闘技場…ですか」 _1_暁 騎士とぬいぐるみの戦闘に少し驚いてから、綺麗な戦闘光景に関心します/ _4_有希 「気になる〜?」「みふゆんが飲んでたのと同じのが飲みたい」 _4_有希 「ってだけの、ただの乙女心だよ☆」 _4_有希 「疑心、疑念、不安、」 _4_有希 「良いモノ飼ってるね?みふゆん?」くすくす/ __かずみ 戦いのさ中、騎士の銅像が鞭により吹き飛ばされ、凄い勢いでノートに直撃しようとする __かずみ このままでは、ノートが破れてしまう!!/ _3_美冬 「いつものことなんだから、疑心じゃなくて確信じゃ?」/ _4_有希 「ひど〜い」首を切った痕跡はまだ生々しく、服を徐々に赤く染めつつも _4_有希 「仲良くしたいだけなのになー」ニコニコと美冬に笑顔を近づける/ _1_暁 《攻撃を認識 右腕部分加速40倍に設定》 _1_暁 再度条件反射のように自身が認識するより早く40倍に加速した右手が騎士とノートの間に壁を作るように _1_暁 動かされる。そして _1_暁 《回避不可 攻撃直撃》 _1_暁 右腕に騎士が突き刺さった/ _3_美冬 「…そう」とりあえず有希のされるままにしておく/ __かずみ 「……」 __かずみ ぬいぐるみが持っている鞭を騎士の銅像に巻き付けて、結構無理にひっこぬこうとする/ _4_有希 「そーだよ?」「れんれんもそーだけど、みふゆんも」 _4_有希 「ほら、仲間だし?」「ね?」 _4_有希 無垢な少女のような笑顔 _4_有希 だが、血は薫り、服を薔薇色に染め/ _5_煉 「……く、」 _5_煉 小さく漏れ出たのは、喉を鳴らすような笑い声。 _5_煉 目前で繰り広げられる光景とは不似合いな笑みを浮かべれば、その椅子より立ち上がり _5_煉 「……Sheesh... 玩具の間違いだろうが。」 _5_煉 吐き出すようにスラングを。そして、指先で滴る赤黒い血を掬い取る仕草を見せ、 _5_煉 小さく鼻で笑うと、そのまま足を出口へと進め、店を出て/ _1_暁 《右腕部負傷 神経及び骨に損傷 外部よりの影響を認識 損傷率増加 危険》 _1_暁 引っこ抜こうとする影響で走る激痛に顔を一瞬しかめ _1_暁 《痛覚遮断》 _1_暁 左手で鞭に巻きつかれた銅像をつかみ _1_暁 《『森羅』制御文法 SHINRA Restrain-Protcol _1_暁 抑制機構一・二・三番解除 Restraint 1.2.3 Unlock _1_暁 仮想骨格を形成》 _1_暁 勢いよく右腕から引き抜いた/ _1_暁 傷跡からは血は一切流れておらず、何の違和感もなく右手をうごかし _1_暁 「やっぱりちょっと危ないですね」と苦笑をする/ _3_美冬 「そうね、仲良くしましょ」手を伸ばしてポンポンと有希の頭を撫でる/ _4_有希 「それはそれ、これはこれ。」「遊び心で、何でも玩具になるんだよ?」煉に言葉を投げかけ _4_有希 撫で易いように頭をかがめてあげようw「どーも♪」 _4_有希 いつのまにか、首を切った痕跡は消え去り _4_有希 店内の血も洋服のシミすら、なくなる _4_有希 「れんれんってばー、つまみ食いする気かなぁ」くすくす _4_有希 そのまま、その場から消え去る/ _1_暁 引き抜いた銅像についた血をポケットから出したハンカチでふき取り、かずみの前におきます/ __かずみ 「……」 __かずみ かずみは、あきらの異常な体内構造を銅像を通じて認識する __かずみ 「……あなたもまた、戦闘人形なの」 __かずみ 急に天井にポータルが開き、そこから数万のチェス駒が出現してかずみを囲む __かずみ 数秒かずみを取り囲んだチェス駒は、今度は一斉にBARを後にする __かずみ そして、あきらの隣にはかずみの姿はなかった……/ _3_美冬 「さてそろそろ時間ですね、マスターごちそうさまでした」といって退店/ _1_暁 かずみがいた席を見つめながら _1_暁 「そうです。でも《今の僕》は上杉暁という人間です」 _1_暁 かずみにかえすというより、自身に言い聞かせるように言葉を小さく紡ぐと _1_暁 小さく頭をさげて挨拶をして「ご馳走様でした。おいしかったです」といってゆっくりした歩みで扉から出て行きます。/